世話焼き男子とガールズバンド 作:れれれれ
マ田力様、評価ありがとうございます!
「暑いわボケァ!!引っ込めや太陽テメェ!!」
「どしたの急に」
春です(n回目)。
やっぱり春になるとジワジワと湿度と気温が上がっていって、次第にムカつく気候になってくる。本当にクソがつくほど鬱陶しい。夏とかじっとしてるだけで汗かくの理不尽すぎんだろマジで。
んでそれに合わせて俺は数ヵ月に渡り放置していた髪をバッサリ行ったわけ。5ヵ月くらいは放置してたおかげで大変に伸び放題だった。
それがまあまあ目にもかかってきていて、たぶん傍から見たらド陰キャだったと思う。その立ち姿は馬糞レベルと言っても過言ではない。いや過言だわボケ、過言すぎて過言の滝になった。
「あの、俺って馬糞みたいに醜かったりしますかね」
「本当にどうしたの…?んー、今までの昌太も良かったけど。今の昌太はより一層カッコよくなったから大丈夫だよ☆」
「わっほい」
Wow、ウインクかわいい。
まあそれはともかく、デビッド・○ッカムみたいなソフトモヒカンをキメた俺はウルトラスーパーデラックスギガンティック陽キャへの転生を果たしたのだ。
何というかスゲー頭が涼しいし、視界もクリア。生まれ変わったような気分だ。
は?別にハゲとらんわ。ソフトモヒカンつっとるやろ。
もう察しはついてるかもしれんけど、なぜか今俺は制服姿のリサ姉と一緒に駅前にいる。
個人的にリサ姉っていつも湊さんと一緒にいるイメージがあるから、単独行動してるとこに出くわしたときは目を剥いた。
さっきは案の定俺が何を思ったのかバレ、ジト目のリサ姉に「今何か失礼なこと考えなかった〜?」って言われながら肋骨の溝ツツーッってやられて変な声を出してしまったのだがそれはそれとして。
「リサ姉は買い物にでも来たんです?」
「そうそう。本当は友希那も引っ張ってきたかったんだけど…」
「予定が合わなかったと」
「そそ。すごい残念そうにしてたなぁ…」
「なんか想像つきますね」
「でもちょっと前の友希那はあんな反応してくれなかったし、嬉しくもあったんだよね〜。あはは、変だよね?断られたのに嬉しいって」
「えっ、あの湊さんが?」
「あれっ、言ってなかったっけ」
そもそもRoseliaの過去の事情はよく知らない。俺が知り合った頃にはもうほとんど終わってたし。
こないだのアレといい湊さんは表情が固いのに表情豊かとかいう不思議な人ってイメージがついてしまったのだが。
意外そうに問うたリサ姉にとりあえず首肯しておく。
「そっか。友希那はね、こないだまでは『歌しかない』って言うくらいにはボーカルに固執してたんだ」
「…へぇ?」
「意外って顔してるね〜?でも本当だよ。歌以外には興味がなくて、全部を冷たくあしらってたの。…アタシもね」
「…」
嘘だろ、全く想像つか…なくはないか。この間もそうだが、少なくとも音楽に関して湊さんは寸分の妥協も許さない。
それを考えると今の彼女はめちゃくちゃ丸くなってたんだな。
かつては目標に関してひどく揺れていたようだし、少なからずそれが関係していそうではあるが。
今更それを聞いたところでどうにもならんし、傷口を抉ることにもなりかねんからな。俺でもそこまで踏みこもうとは思わない。
「でも最近の友希那は昔みたいに丸くなって、余裕ができてきたんだ。誰かさんのおかげでね」
「…そうなんですか。猫と戯れてるときとかもはや別人じゃないですかアレ」
「あはは、かもね。でも可愛いでしょ?」
「普段の湊さんしか知らない人からすりゃヤバいとおもいます」
「でしょ〜?ほら、この写真とか。ほっぺ緩みまくっててすごい可愛いん──あっ昌太、ネクタイ緩んでるよ」
「えっ、おぉ…ありがとうございます」
「いいのいいの☆…んんー、形崩れちゃうなあ。ごめん、ちょっと結び直すね」
目ざとく制服のネクタイが緩んでいることに気付いたリサ姉は、俺に対面して綺麗にネクタイを結び直してくれた。
これ距離が近いな、フワッとシトラス系のいい匂いがした。
一応ここ駅前のど真ん中だし、リサ姉美少女だし、嫉妬の目線の一つや二つ飛んでくるかと思ったけど思ってたより生ぬるい。
前も言った気がするけど違うんです。
初対面のときからなんとなく感じてはいたが、やっぱりリサ姉はバリバリに人がいい。
こうしてなんの打算もなく人に気遣いできるあたり、もしかしたら俺と波長が合う人なんじゃないかなと思ってる。
容姿だけで言うならファッショナブルな美少女、所謂「ギャル」というやつだが。聞くところによると手先は器用だし、家事も万能とかいう超家庭的な人らしい。
このコミュ力や気回しの上手さもあって隙がない。Roseliaにこの人いなかったらヤバかったんじゃないかな…。
「つーかエラい慣れてますね。他人のネクタイ結ぶのって感覚違ってくると思うんすけど」
「あー、これは友希那のをいつも結んでるから…」
「は?マジすか。えぇー…」
「…友希那って音楽以外のことになると結構お茶目さんなんだよね」
そのお茶目さんって「ユニークな部屋だね(笑)」みたいなもんですよね。波風立てずにやり過ごしたいときの「ユニークですね(笑)」とニュアンス同じですよね。ね?
いや、普段のポンコツさを相殺できるレベルで音楽におけるカリスマ性がすごいんだ。そういうことにしておこう。ポジティブシンキングで心を整える(長○部)。
目下でふわふわなびくリサ姉の髪を眺める。油っ気もなく、つやつやと流れるさまはまさしく絹糸のようだった。
くるくると巻かれた綺麗な髪を見て、ふと気になる。
「はい、オッケー☆バッチリだよ」
「ありがとうございます。気になったんですけど、女の人って髪切るんすか」
「ん?そうだねえ…二ヶ月に一回くらいかな?ほら、やっぱり毛先はどうしても傷んじゃうからさ。一回傷むと戻らないし、その辺はちょくちょく切らないとね」
「ほー…聞いたことはあったんすけど、やっぱりその綺麗な髪を維持するのも大変なんですね」
「あはは、ありがと☆洗うときのシャンプーとかトリートメントとかもそうだけど、水気を飛ばすときもいろいろ気を使うからねー。日焼けもするし、女の子は大変だよ」
「…俺男で良かったですわ。そこまでできる気がしませんもん」
「昌太は特に何もしてないの?」
「全然ですね。シャンプーとか適当ですし、日焼けとかも放置してます」
「そうなんだ…。でも髪なんかはそんなにゴワゴワしてる感じないんだけど…髪質かなぁ…」
俺が何もしてないと言うとリサ姉がブツブツ独り言を始めてしまった。なんなのか知らないけど側頭部サワサワするのやめてください、くすぐったいです。
とりあえず話題を変えるためこのあとの予定を聞くことにする。
「このあとって予定あります?俺本屋にでも行こうかと思ってるんですけど」
「んっ?あぁ、いいよ☆参考書とか買うの?」
「そうですね、進行ペースが本当に頭おかしいんで…」
このへんの本屋つったら前に初めて香澄を見かけたあそこか。アレ駅前界隈の店だしちょうどいいわ。まぁそのために駅前来たんだけど。
あれこれ考えているとリサ姉が唐突に声を上げた。
「あっ、友希那〜!」
◇◆◇
薄暮、というよりはもう夜。わずかに日光の残滓が見えるがほとんど落ちてしまい、ジワジワと気温が下がってきた。
春になり気温が上がってきたとはいえ、夜になるとまだまだ肌寒い。寒気を感じ少し腕を擦る。
これならブレザーを家に置いてくるんじゃなかった。昼に少し汗をかいてしまったためなおさら肌寒い。
「…くちゅんっ」
「湊さん?寒いんすか?ほらこれ着てちゃんと暖かくしといてくださいよ、この時期気温差激しくて風邪引きやすいんですから」
「そうだよ〜?それにボーカリストにとって喉は資本なんでしょ?ほらこれ飲んで身体温めなよ☆」
「………わかってるわよ。ありがとう」
──さっきからこれである。まるでリサがもう一人増えたような気分ね。別に心配するほどでもないのに…。
放課後私はリサに買い物に行かないかと誘われたのだが、今日はすでにスタジオの予約を取ってしまっていたため断腸の思いで断った。
そのときのリサの残念そうな顔がどうしても頭から離れなくて、練習を終えてからすぐにリサに合流しようと駅前に来たのだけど。
私が見たのは、たまたま会ったらしい昌太と何やら話し込んでいるところだった。聞くと二人は本屋に行こうとしていたらしい。
もちろんそれに私は同行して、今はその帰り。昌太は私たちを送っていってくれるらしい。本当に世話焼きね。
「私は大丈夫よ。そこまで心配されるほどじゃない」
「いや、風邪ってマジで怖いんですよ?今は健康体でもいつ表に出てくるかわからんし、人間なら誰もが罹るヤバい病気なんです。油断してたら足もと掬われますよ」
「うんうん。というか友希那、今日ブレザー着てたよね?」
「…家に置いてきたわ」
確かに音楽以外のこととなると私はどこか抜けている。それは否定しない。
しかしこれは流石に過保護すぎやしないだろうか。まるで要介護者を扱っているかのようだ。
両隣にリサと昌太がいて、ことあるごとに世話を焼かれる経験、あなたにはあるかしら?私にはある、現在進行形で。
ブレザーを家に置いてきてしまった私は、昌太の着ていたブレザーを羽織っている。私のと比べてもやっぱり大っきい。
「薄々感じてはいたけど、やっぱりあなたたち息ピッタリね。世話焼き同士相性がいいのかしら」
「それはないっすよ」
「それはないよ」
「…ほら」
「え?いやそもそも俺世話焼きでもないですし、それならリサ姉のほうがよっぽど気回るでしょ」
「そう?さっきのブレザー渡すのとかすごい自然だったけどなー。そもそもアタシは人の悩みなんてそんな綺麗に解決できないし。それで一体どれだけの娘を落としてきたのかなー?んー?」
「いやいやいや、それこそありえないっすよ」
「いやいやいや」
「……」
…隙がなくて全然話に入れない。
傍から見てれば二人が世話焼きで、相性がいいことなんてすぐわかる。岡目八目ってやつかしら。
リサは基本的に人当たりがいいが、ここまで息ピッタリな相手は私でも見たことがない。今だってすごくニヨニヨしている、とても楽しそうだ。なんとなく嫉妬しちゃうわね。
「まぁ確かにウマが合う気はしますね。世話焼きではないですけど」
「うん、それは同感かな。でも昌太は世話焼きだよ、誰がどう見ても」
「は?いやリサ姉のほうが」
「それに関してはひとまず置いておきましょう。安心して、二人とも世話焼きよ」
「「いや違う」」
なんでそんな頑なに認めないのかしら…。別に悪い意味ではないはずなのだけど。
そんな二人の様子に少し首を傾げながら、ふとずっと感じていた違和感に気づいた。
「…今更だけど髪切ったのね、昌太。いろいろあって言い損ねてたわ」
「本当に今更ですね」
「スッキリしたよねー。アタシ的には短髪のほうがサッパリしてて好きかなー☆」
「髪?髪ですよね?髪の話ですよね?」
「ん〜??今どう思ったのかな〜?お姉ちゃんに話してごらん☆」
「え、嫌だ。嫌ですけどツンツンするのやめてください」
…またじゃれ合い始めた。本当に知り合って一ヶ月くらいなのよね?私とそう変わらないはずよね?
それなのにやたら距離が近いのは何なのかしら。お互い初見であそこまで距離を縮めに行ける性格ではないはずだと思っていたのだが。
昌太はわからないが、リサは誰とでも話せるくらいのコミュ力はあっても流石にそこまでパーソナルスペースが狭いわけではない。よほど相性がいいのだろう。
「んん〜〜??」
「あの」
「…」
「ニコニコしてても可愛いだけですよ」
「んむっ!?なっ、何おうっ」
「ウェ〜イ意趣返し〜」
「む〜〜っ!!」
「あぁだっ痛え!痛えですちょっと鳩尾入ったッ!すいませんすいません!」
やり取りを傍観していると、攻守が逆転して今度はリサがいじられ始めた。
せっかくだし私も乗っておこうかしら。ずっと放っておかれてちょっとむくれてるとかではない。嫉妬でもない、決して。
「気づくのが遅いわよ、昌太」
「…友希那?」
「リサが可愛いなんて、周知の事実じゃない」
「ゆーきーなー!」
「ぶわっはは、違いない」
ドヤ顔でそう言い放つと、元々赤かったリサの顔が更に紅潮した。ふふっ、トマトみたいね。
こんな軽口の応酬なんていつぶりかしら。普段の私じゃ考えられないことだけど、さっきはごく自然にイジることができた。
慣れないけれど、なんとなくこういうのも悪くないと感じる。
「はー、笑った。ところで湊さんって髪切るんですか?」
「私?そうね、気になったときに少し。と言っても特に私自身身だしなみに頓着していないし、本当に稀なことね」
「…頓着していない?マジで言ってる?」
「聞き捨てならないわね。それはどういうことかしら」
「えっ、聞こえて──いや、その割に普段の身だしなみのセンスいいなぁと」
「…そう。いつもの装いはただの好みだし、たまたまだわ」
「友希那は基本的に何を着ても絵になるからねー。羨ましいよ…」
「それはリサだって同じでしょう」
「それはリサ姉だって同じでしょ」
「うぐっ…またそうやって…っ」
不意打ちを食らったリサは、また紅潮した顔を両手で覆い隠す。…初心ね。私が言えたことではないけれど。
新学期に入ってから、リサは「もっと女の子らしさを磨け」と言って身だしなみに関するあれこれを強く推してくるようになった。
元からその奔流はあったけれど、私が自分自身を見つめ直してからは特にそれが増えた形ね。
今でも頓着のなさは変わらない。流石に清潔感くらいは気にしているが、それだけである。
それでもリサに言われるがままにアクセサリーなんかを吟味するのは、意外と楽しかったりする。こんな私にも女の子らしい一面があったんだと少し安心したのは内緒よ。
「友希那、ちゃんとトリートメントとかコンディショナーとかつけてる?サボってないよね?」
「……………やってるわよ」
「「ダウト」」
「えっ、てかお手入れあんましてないのにそれって…。湊さんってメチャクチャ髪質よくないですか?チートじゃないですかそれ」
「本当だよ〜。これでちゃんとお手入れしたら鬼に金棒だと思うんだけどなぁ…」
これ、遠回しに「髪が綺麗だ」って言われてるのよね…。
容姿に特に拘りがないとはいえ、ストレートに褒められては流石に私も恥ずかしい。少し顔が赤くなっているかもしれない。
お手入れをちょくちょくやらないのは、単に面倒だからというわけではない。断じてない。
リサに言われて身だしなみに気を使い始めてから、妙に街中で見ず知らずの男に声をかけられる回数が増えたのだ。いわゆるナンパ。
あしらうこと自体は簡単なことだけど、声をかけられるというだけでも割とストレスだし、おまけに歯が浮くような台詞を並べ立てられるのだから堪らない。
かつては「孤高の歌姫」という二つ名が先行していたおかげかそんなことはなかったのだが、何故か最近はそれも薄れてきたらしい。
そんなこともあって、男に褒められても大抵は少なからず不快な気分になってしまうのだ。
…そう考えると、さっき昌太に褒められたときに何とも思わないどころか恥ずかしくなったのは不思議ね。なぜかしら。
「おー、湊さんが赤面してる。可愛い」
「うるさい」
「Oops」
というか今の私、昌太のブレザーを着てるのよね…。
…そう考えると更に恥ずかしく──っ!ブレザーの香りが鋭敏にっ…考えるな、考えちゃダメ!
「…」
「ありゃ、ブレザーで顔隠しちゃった。こんな友希那初めて見た」
「えぇ…突然どうしたんですか湊さん」
「話しかけないで」
「Oops」
「ふふっ。友希那かわいー…あっ、そろそろ家だよ」
チラッと隙間から外を覗くと、確かに家だ。今更だがリサと私の家は隣同士で、幼い頃から付き合いがあった。
だからお互いがお互いのことをよく知っている。
家の前に来たところで、リサは先に家に入るようだ。私と昌太に言う。
「それじゃアタシはお先に。送ってくれてありがとねっ、昌太☆帰りは気をつけるんだよ?」
「言われなくてもわかってますよ。それでは」
「ん。友希那、また明日ね」
「えぇ、また明日」
リサが帰宅し、今は私と昌太だけ。
正直今昌太とサシで話すのは恥ずかしいけれど、このブレザーの感謝はしないといけない。
…普段ならここまで狼狽しないのに。本当にどうしたのだろう。
「…昌太。これ、ありがとう。助かったわ」
「いえ、役に立ったんなら何より」
そう言いながら、彼は目の前でブレザーを羽織った。
至極当たり前な動作のはずなのに、やっぱり恥ずかしい。何でって…今の彼のブレザーには、私の匂いが…
「それじゃ、俺はこれで。失礼します」
「…っ!え、えぇ。また今度」
柄にもなくビクッとしてしまった。当然世話焼きな彼にはバレていて、苦笑しながらも会釈をして去っていく。
ふと、さっきまでのリサと昌太のやり取りを思い出す。会話には私も参加していたが、昌太とはリサほど距離は近くなかった。
それがなんとなくもどかしくて、つい私は昌太を呼び止めてしまった。
「ちょっと待って」
「? はい」
「…名前よ」
「名前…?なんです?」
「私のことは、名前で呼びなさい」
「えっ」
彼はリサをリサ姉と呼び、リサは昌太と名前呼び。後者に関しては私も同じだが、彼からの私の呼び方だけは名字だ。
…別に寂しかったわけではない。ただの気まぐれだ。そう、気まぐれ。
「…なんですか、寂しかったんですか」
「なっ…!別に、気まぐれよ」
「冗談ですよ。それじゃあ
「…!えぇ、また」
筑波昌太。やっぱり彼は、不思議だ。
私はその背中が見えなくなるまで、ボーッと後ろ姿を見つめていた。
まずは、知らないうちにお気に入り400件突破していました。ありがとうございます。
そしてしれっとアンケを締め切りました。ご協力ありがとうございました。日常、強。
これからはなるべく緩く、マイルドに行こうと思います。よろしければお付き合いください。
よく考えたらおかしいところがあったのでサイレント修正しました。脊髄執筆するにはまだ早かった。
これからはどっちが見たいですか
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いつものゆるい日常
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シリアス
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その他(宜しければ感想などに)