Memory of the starlit sky   作:ワッタン2906

12 / 39
どうも、ワッタンです。

祝え!!
十月三十日からの「おジャ魔女」コラボを!!

はい、まさかのコラボですね。
しかも、コラボバンドはハロハピというね。
これは美咲は絶対ゲットしないといけないかな。

それでは、第11話をどうぞ!!
(今日は後書きまで見てね)



第十一話 パンケーキは1枚大体235kcal

平日水曜日の放課後。

俺は学校終わった後、自転車を漕いで駅前へと行き、美咲を待っていた。

理由は勿論、この前約束した駅前の全てにおいて規格外の(値段含む)パンケーキを奢る為だ。

 

一人暮らしにとって、外で何かを食べることや何か買うというのは結構な痛手になるのだが、.......美咲が居なかったら、Roseliaがどうなってたかは分からないので、まあ、ここは潔く奢るとしよう。

 

......ちなみにあともう一つ奢る理由があったりする。それは.......

 

そう考えていると、件の待ち人が花咲川の方面からやって来た。

しかしその姿は一人ではなく.......、

 

「ごめん、連音。待たせた」

 

「こ、こんにちは、連音君」

 

何故か美咲だけではなく松原さんも居た。

 

──────────────────────

 

「お持たせしました、こちらパンケーキになります。」

 

「.......うへぇ」

 

やって来たパンケーキを見てそんな言葉を口に出す。

いざ実物を見ると、店頭で食品サンプルとして置かれている物よりさらに圧倒的なボリュームを感じる。パンケーキ五枚が積み重なり、クリームと色とりどりのフルーツが乗っていて、その更に上からシロップなどのソースが.......、もし、これを食べたら1ヶ月は甘い物は食べたく無くなるだろう。

 

そして、俺は別の意味で恐怖を感じていた。その理由は店の外のチラシに書いてあり、その内容は今日奢るパンケーキが明日から期間限定で、ボリュームが倍になり、更に値段が諭吉さんが二枚必要となる値段にはね上がる事が書いてあった。

 

(本当に今日で良かった.......美咲がこのチラシを見た時、ちょっと悔しそうな顔をしていたのは、きっと気のせいだろう、うん)

 

「あ、きたきた。それじゃあ連音、ゴチになりまーす」

 

「.......おー、食え食え。どうぞ召し上がってくださーい.......」

 

美咲がそう言ってきたので、

俺はもうヤケクソになりながらそう返した。

 

ちなみに俺はコーヒーを、美咲はパンケーキ(俺のお金)、松原さんはイチゴのショートケーキと、紅茶を頼んでいた。

 

ちなみに何故、松原さんが居るのかというと、ホントは別の友達と今日お茶をする予定だったらしい。しかし、その友達が用事で今日来れなくなりどうしようかと悩んでいた時に、ちょうど美咲に声をかけられ、現在に至る。

 

「そういえば今日、こころ達は?」

 

パンケーキを幸せそうに(俺の金で)、幸せそうな笑顔で頬張る美咲へと話し掛ける。

というか、カロリーとか大丈夫なのか?まあ、美咲はミッシェルの中で激しく動いてるから、大丈夫だと思うが.......

美咲は口の中のパンケーキを飲み込むと俺の質問には松原さんと一緒にと答えた。

 

「んー?.......ああ、薫さんは演劇部の練習で、こころはいつも通り、楽しいことを探しに行って.......」

 

「はぐみちゃんは、ソフトボールの集まりがあるって言ってたよ」

 

「ふーん、そうなのか.......というか思ってたんだけど、バンド活動の他の活動やってるなんてスゲーな.......二人は何かやってるの?」

 

ちなみに俺は部活には入る気はない.......というか、一人暮らしなのでアルバイトをしないと、生活がキツくなるので(といっても仕送りは毎月して貰っている)、部活には入っていない。

 

「私は、茶道部に入ってるよ」

 

「あたしは、テニス部に入ってるよ」

 

「へぇー。二人共、部活に入ってるんですね」

 

俺の質問に、二人が答えてくれる。というか、美咲はパンケーキをもう半分程食べていた。まだパンケーキが来てから、五分程しか経っていないのだが.......。

 

そんなことを思っていると、今度は美咲が尋ねてくる。

 

「連音は、部活とか入らないの?」

 

「あー、入っては見たいけど、バイトで忙しいからなぁ、今は入る気ないかなぁ」

 

「へぇー、そうなんだ」

 

「うん、まあ入るなら、運動部じゃなくて、文化部かなぁー」

 

そう話していると、松原さんが話に入ってくる。

 

「あ、じゃあ、バンドは?」

 

「バンドですか.......」

 

「あ、いいじゃないですかそれ。連音はギター弾けるんだし」

 

「いやいや、ギター弾けると言っても、エレキとアコギだと弾き方は違うからね、弾くんだったらすぐには弾けねーよ。」

 

アコギを弾いていた人がエレキを弾くとなるのを、簡単に表すと、「テニスの経験者が卓球をする」という感じで、弾くのは似ているようで根本的に似ていないという感じなのだ。

 

「そうなの?」

 

「うん、......まあ、でもバンドは関係無しにエレキギターは弾いてみたいけどな.......ギター買わないといけないけど」

 

そこまで喋ると、コーヒーを口につけ渇きを潤す。

 

実在エレキギターを弾いてみたいのは本心だ。

この前弾いた「Catch the Moment」は、アコギで弾くよりエレキで弾いた方が数段カッコイイし、エレキはその性質上、ギターの音を変えられるので、これまでアコギで弾けなかった曲を弾けることが出来るようになる。

 

だから、エレキを弾くことはそこまで抵抗は無い。何ならいつかエレキギターを買いたいと思っている。でも自分の性格上、本当に気に入ったギターを使いたいのと、父さんからの言葉等があるので、買うのは先になるのだろうが.......。

 

 

「ま、俺のことを気にするより、二人はバンド活動に専念して下さいな、美咲も松原さんも、応援してるんで」

 

「うん、ありがとう。連音君。」

 

「.......あたしは、こころがバンドを飽きるまでだけどね.......。まあ、ありがとね」

 

美咲は照れ隠しの為か、俺から目線を逸らしながらそう言った。

 

──────────────────────

 

これが美咲にパンケーキを奢ったもう一の理由、ホントは何とかいちゃもんをつけて普通のパンケーキを奢ろうとしてたのだが、この事があったので辞めておいた。

 

一昨日、美咲から連絡が来て、内容はハロハピの活動を続けるということだった。理由は教えてくれなかったが、まあ最近の美咲の様子を見ていれば、何となく分かった。

 

美咲は、この前も思ったが、口では「嫌だー」とか言いながら、何やかんやで元からバンドには肯定的な気持ちがあって、それがこころ達と関わっていくうちに、(ほだ)されていき、バンド活動を続けることに踏み切ったのだろう。まあ、この事を本人に言ったら、奢るパンケーキが増えそうなので黙っておく。

 

それに何というか、皆の為に.......ハロハピの為に頑張る美咲をもっと見たかったのもある。理由は分からないが.......。

 

というような理由で、美咲がバンドを続ける記念というわけで、

結果七千円のパンケーキを奢ることになったのだ。

 

──────────────────────

 

「.......さて、そろそろいい時間だし、帰りましょうか」

 

「そうだな」

 

「うん、そうしようか」

 

美咲がそう言うと、三人共荷物を纏め席を立ち、レジへと向かった。

あの後、美咲がパンケーキを食べ終え、時間も忘れ談笑をしていた。

それぞれの学校生活や、他のガールズバンドの話を聞いたりしたり、とても楽しかった。

そんな中、ふと外を見ると、空の色が赤から夜の色へと染まりつつあったので、そろそろ帰る事にした。

 

ちなみに会計に関しては、ちゃんと美咲の分も払った。

勿論破格的な値段(八千円弱)だった。

 

懐が軽くなった財布と共に、店の外へと出る。

 

「パンケーキ、ご馳走様。連音」

 

「.......どーいたしまして」

 

「連音君、大丈夫?」

 

「あはは.......大丈夫ですよ、松原さん。ただちょっと明日から食事が次の仕送りまで、質素になるだけですから.......」

 

「ホントに大丈夫?」

 

「.......んー、ちょっと悪いことしたかな?」

 

松原さんと美咲に心配される会話をしつつ、店の前で二人と別れた。

 

──────────────────────

 

帰り道、自転車を漕いでいると、俺のLI○Eへとメッセージを受信した通知が入った。

 

自転車を道横に止め、スマホを取り出し画面を見ると、勿論さっきのは二人からで、それぞれ今日はありがとうの旨のメッセージが入っていた。俺は、その二人にメッセージを返すと、自転車を思い切り漕ぎながら、家へと帰った。

 

(今日は「空色デイズ」でも弾くか!!)

 

そんなことを思いながら.......。

真上には、この後の夜空を、煌びやかに照らす前準備として、一番星が輝いていた。




本当はポケモンをしてて、今週は投稿できないかなぁと思ってたんですけど、ちょっと事情が変わりました。なんとですね.......


この小説「Memory of the starlit sky」が十月二十日を持って、
評価バーに色が着きました!!本当にありがとうございます!!
まさか、色が着くなんて思ってなかったらびっくりしました。

なのでこの場でお礼を。
評価を下さった皆様、お気に入り登録をして下さった皆様、そして、この度評価報告をTwitterでした時に、フォローしてくださった皆様、
本当にありがとうございます!!
バンドリ小説の投稿者としてはまだまだ未熟ですが、これからもこの小説をよろしくお願い致します。

それでは次のお話でお会いしましょう!!

↓(リクエスト箱設置したので覗いてみてね)
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=248837&uid=278469










次回「Afterglow回」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。