Memory of the starlit sky   作:ワッタン2906

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宝生永夢ゥ!
何故私がハロハピにあまり関係ない、Roseliaのイベントをやったのか。
何故リサさんをサブヒロインにしたのか。
何故この小説を描き始めたのかぁ!
その答えはただ一つ…。ハァ…。
宝生永夢ゥ!
それは、全てはこの話.......最後のヒロインを出す為だぁ―――っははははははっ!
はぁーはははは!!




すみませんでした。
どうも、ワッタンです。上の茶番?の通り、今回は最初からヒロイン予定だった子が出ます。
最後のヒロインは誰なのか?考えながらご覧下さい。

それでは、第十四話をどうぞ!!



第十四話 その少女は星空の下で

「ドルオタ」なる言葉を知っているだろうか。

ドルオタ.....通称、アイドルオタク。しかし、ひとえに言っても「ドルオタ」も色々な種類がある。

 

.......だが、色々な種類があるにしても、思っていることはただ一つ、

 

「推しが幸せならそれだけで、十分です.......」

 

と、昼の休憩時間に、そのアイドルバンドが特集された雑誌を見せながら、力説しているのは、俺の友達、「榊原集(さかきばらしゅう)」だ。

 

リサさんが作り置きしてくれた筑前煮を口へと運び、榊原に向かって尋ねた。

 

「で、その話を俺達にして、どうする気だ?」

 

「亮から聞いたぞ連音。お前、「CiRCLE」でバイトしてるんだよな」

 

その声を聞いた瞬間、亮の方を見る。

亮はというと、こちらとはあらぬ方向を見ながら、いちご牛乳を飲んでいた。

 

(.......後で、ジュース奢ってもらおう)

 

「.......はあ、まあ一応バイトしてるな」

 

榊原の方に目線を戻すと、そう答える。

答えると、榊原がずいっというような効果音が出そうな勢いで近づいてきた。

 

「単刀直入に言う!!Pastel*Palettesのライブの時のチケットは俺にくれ!!」

 

なるほど、つまり目の前にいるコイツは、自分の推しのアイドルのライブのチケットを、どうにか俺に入手してもらいたい.......と。

 

結論から言おう。

 

「無理」

 

「即答かよ!!」

 

「当たり前だろ、そもそも俺はただのアルバイトだから、チケットなんて貰えるわけないだろ。.......チケットが当選している事を祈っといてやるよ」

 

「それ、絶対祈ってないだろ!!」

 

「「当たり前だ」」

 

「亮まで!?」

 

とまあ、こいつとのこういうやり取りは日常茶飯事だ。

大抵、コイツが何かよからぬことを話し始め、それを俺と亮がツッコミ、辛辣な言葉を返す。

 

.......でもこいつのために言っておくと、いつもこんな感じでは無い。しっかりしてる時は、こいつはしっかりとしているし、人望も生徒、教師問わず、しっかりとしている。ただ、ONとOFFの差が激しいだけだ。

 

「ああ、俺のイヴたんがぁー」

 

集が、そんなことを言いながら崩れ落ちる。

おそらく、口にした「イヴたん」というのは、彼の推しであるアイドルの名称だろう。

 

筑前煮を全て食べきり、手を合わせ、

弁当の空き箱を鞄へとしまう。

 

「あっ、そうだ!!」

 

と俺が、弁当箱を仕舞うと同時に、集が何か思いついたように、

声を上げる。

 

「今度はどした?」

 

亮が集へと尋ねる。

 

「いい案思いついたぜ。俺が「CiRCLE」にアルバイトすれば.......」

 

「「それは無理」」

 

「今度も即答かよ!!というかこれに関しては、やってみないと分かんねぇだろ!!」

 

集の言う通りなのだが.......。

まあ、間の悪いことで。

 

「いや、その言い難いんだが.....お前が来る前に、亮の事を紹介しちゃった」

 

「あー、ごめんな。集」

 

「ウゾダドンドコドーン!」

 

こうして、ちょっとやかましい野郎三人組の昼休憩は過ぎてゆく。

 

──────────────────────

 

場所は変わって「CiRCLE」。

本日もアルバイトです。

 

今日は「ハロハピ」のメンバーが、「CiRCLE」へと練習しに来ていた。

何故か、来る前に美咲は凄い疲れた様子だったが.......。

 

「ぐでー」と、そんな効果音が聞こえそうになるほど、目の前に座っているハロハピの練習を終えた美咲は机へと突っ伏していた。

そんな美咲の目の前に、自販機で勝ってきたスポドリを置き、美咲の隣に座っている、松原さんへと尋ねる。

 

「なあ、松原さん。今日は何かいつも以上に、こいつぐったりと、してますけど、今日何かあったんですか?」

 

「えーと、実は.......」

 

──五分後──

 

「つまり要約すると、別のガールズバンドにこころやはぐみみたいな、元気いっぱいな人がいて、その人とこころが出会っちゃって、散々振り回され、ああなったと」

 

「うん、そんな感じかな」

 

と二人で会話してる間も、美咲は机に突っ伏して、ピクリとも動かない。

.......そろそろ心配になってきたぞ。

 

「おーい、美咲大丈夫か?」

 

「.......大丈夫に見える?」

 

「ごめん、全然見えない」

 

正直に答える。

すると、美咲はようやく体を机から起こし、俺の買ったスポドリを飲んだ。

 

「.......ふぅ。まさか花咲川にもう一人、こころみたいな人が居るとは.......盲点だった」

 

「.......ほんとにいつもお疲れ様です」

 

「あはは.......」

 

いやほんとうに、お疲れ様です。

今度またなにか奢ってあげるとしよう.......駅前のパンケーキ以外で。

 

と、比較的呑気に考えていた俺だったが、遠くない未来に、俺も色々と.......その例のバンドメンバーや他のバンドメンバーに振り回されることになるのだが、この時の俺はまだ知らない。

 

──────────────────────

 

「お疲れ様でしたー」

 

「お疲れー、連音君」

 

今日のアルバイト業務を終え、まりなさんに挨拶をすると、

「CiRCLE」を後にする。

 

(さてと、今日も終わった、終わった。晩飯どうすっかなー)

 

そんなことを考えながら歩いていると、ファストフード店の前を通り、そこで一旦立ち止まる。

 

「.......よし、今日の晩飯は外で食べよう」

 

そう呟き、店内へと入る。

中へと入ると、そこは時間も時間なので、人でごった返していた。

 

(うわっ、人多いな)

 

とりあえず、すぐにレジへと並ぶ。

意外にも、お客の数に対し、レジの回転率は早く、すぐにチーズバーガーのセットを頼めた。

 

(さてと、無事に頼めたけど.......どこかに空いてる席は?)

 

と、自分の頼んだ物をお盆に乗せ、店の中を歩く。

すると、ボックスの席に一人の女性が座っていた。というか、この人見覚えが.......。

 

「.......あれ、紗夜さん?」

 

「....!!な、鳴宮さん!?」

 

ボックス席に座っていたのは、Roseliaのギター担当、「氷川紗夜」さんだった。そんな紗夜さんのお盆には、山盛りのポテトが乗せられていた。

 

 

 

「えーと、ポテト好きなんですか?」

 

紗夜さんに相席の許可を貰い、一緒のボックス席に座る。

と、座ったのはいいのだが、目の前にいる紗夜さんがそれはもう、幸せそうにポテトを食べていたので、そう尋ねってしまった。

 

「ち、違います!!これは、.......そう、たまたまポテトのクーポンが余ってたので仕方なくですね」

 

と紗夜さんはそう俺に行ってる間も、ポテトを食べる手を止めていはいない。

 

「あー、分かりました。そういうことにしておきます」

 

俺はそう言うと、チーズバーガーを一口頬張る。

うん、美味い。久しぶりに食べたが、たまにはこういう風にジャンクフードを食べるのもいい。

と、俺が久しぶりのハンバーガーを味わって食べていると、

 

「.......あの、鳴宮さん、少し尋ねてもいいでしょうか?」

 

と、紗夜さんが何やら難しい顔で話し掛けてくる。

 

「え、はい。いいですけど.......?」

 

「ありがとうございます.......、仮定の話何ですけれど、もしあなたよりギターの才能がある人が、あなたを目標にして.......そして、その才能のある人に追い抜かれそうになったら、あなたはギターを続けられますか?」

 

「.......」

 

少し考える。俺より才能がある人が俺を追いかけ.......目標にし、ギターの演奏を越えられたら.......、まあ、考えるまでもない。

 

「答えは.......俺だったら続けます」

 

「.......理由をお聞きしても?」

 

「まあ、簡単ですよ。俺を目標にしてギターを始めてくれたら嬉しいですし、.......追い抜かれそうになっても、俺は俺ですから。ギターの音色は人それぞれです、どんなに自分の音色を目標や真似しようしても、絶対真似出来ないですから」

 

俺の自分なりの答えを、紗夜さんへと告げる。

「そうですか.......」と紗夜さんは、そう呟き何かを考える。

そんな紗夜さんが一言、呟く。

 

「.......自分の音色.......」

 

「紗夜さん?」

 

「......!!すみません、ちょっと考え事してました」

 

そう言われ、紗夜さんは頭を下げる。

 

「えーと、それは気にしてないですけど.......俺の話は、何か参考になりました?」

 

「ええ、参考になりました。ありがとうございます」

 

そう言った紗夜さんは、尋ねてきた顔の時より、腫れ物が落ちたようなどこか、清々しい顔だった。

 

 

 

──────────────────────

 

ギターを背負い、公園へと向かう。

今日の月は満月。

今この時期は、しし座やふたご座、おとめ座などの星座がよく見える。

さらには、今年のゴールデンウィークの初め頃には、みずがめ座流星群がよく見えるそうだ。

 

(流星群の日はここじゃなくて、山にでも行こうか.......)

 

そんなことを思っているうちに、公園の前へと辿り着く。

ただ今日は、公園の前に車が一台止まっていた。

 

(珍しいな)

 

だが特に気にすることもなく、公園の中へと入り、

いつもの広場へと辿り着く。

そこには.......、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一人の少女が居た。

 

 

 

少女は、俺に背後を向けている為、顔は見えなかった。

そしてその少女は、熱心に星空を眺めていた。

だがその佇まいは、先程会っていた人に似ていて.....。

 

「.......紗夜さん?」

 

 

紗夜さんにそっくりで、思わずそうつぶや.......「違うよ」。

と、俺の声は相手に届いていたようだ。

少女が星空から目線を下ろし、ゆっくりこちらへと、振り向く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すごく綺麗だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

それが少女を初めて見た感想だった、

アイスグリーンの髪色は、月明かりに照らせれ、夜風になびいていて、それだけで絵になりそうなくらい、その場所だけ神秘的な雰囲気だった。

夜風でなびく髪を耳にかけ、少女が呟く。

 

「.......氷川紗夜はあたしの、おねーちゃんなんだ」

 

「おねーちゃん?」

 

「うん、あたしは.......」

 

知らなかった。

紗夜さんに、妹が居るなんて.......。

そして自称、紗夜さんの妹は、自己紹介をする。

 

「あたしは、氷川日菜!! よろしくね〜!!」

 

これが、俺と氷川日菜の出会いだった。

美咲との出会いが俺の物語のプロローグとするなら、

 

 

 

 

 

氷川日菜との出会いも、俺の物語のプロローグとも言えるだろう。

 

 

「.......何かるんっ♪って来た!!」




はい、答えは日菜でした!!
多分、勘のいい人なら気づいてたかもしれませがどうだったでしょうか?

何故日菜をヒロインにしたのかというと.......特に理由はありません!!
ただ振り回すヒロインが書きたかったからです。
それで何はともあれ、これで役者は全員揃いました。
これからもこの小説をよろしくお願い致します。

それでは、次の話でお会いしましょう!!
それでは!!

(剣盾一周年なんで、今からポケモンしてきます)

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