Memory of the starlit sky   作:ワッタン2906

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どうもワッタンです。

さてまずはすみませんでしたぁぁぁ。
二週間振りの更新をお許し下さい。
仕方がなかったんや、疲れてたんです。許してください。

さて、今回は作者初の前後編物であり、イベントストーリーを基にしてます。

それでは、第十七話をどうぞ!!



第十七話 星降る夜に 前編

日菜と話した次の日、ゴールデンウィーク初日。

駅前は色々な人でごった返していた。

キャリーバッグを引きながら駅構内へと向かう人、スマホをいじりながら駅の柱へと寄りかかって誰かを待っている人、家族連れで歩いてる人。

 

そんな中、俺は駅前のコンビニにで立ち読みしていた。

そんな俺の荷物は、泊り込みと聞いていたので一日分の着替え等、せっかく流星群が見れるので、それを撮る割とお高めのカメラ。

そして自分の肩にはギターケースがかかっている。

これは日菜から、

 

(「連音君のギター、あたしも聞きたいなあ.......ねえ、明日聞かせてよ!!」)

 

と言われ、ギターを持参していた。

まあ、はなから俺は持ってくる気満々だったので、二つ返事で了承した。

というか、天体観測にギターを持ってくるのは俺ぐらいしか居ないと思う。

 

読んでいた週刊誌を本棚へと収め、カフェオレを買ってからコンビニへと出ると腕時計で時間を確認する。

表示されている時間は、日菜と約束した時間を十分は過ぎていた。

 

「遅いな.......」

 

何かトラブルでもあったのだろうか?

そういえば日菜から、「明日はもう一人連れてくるね」と言ってたから、

その人を迎えにでも行ってるのかもしれない。

 

「.......ま、気長に待ちますかね」

 

そう言って、先程見かけた人のように駅前の柱へと寄りかかって待つことに決め、柱のある方へと向かおうとしたその時。

 

駅前のロータリーにテレビとかでよく見る、一台の高級車──ベンツが入って来た。心做しか駅前に居る人達がそのベンツへと目線を向けている気がした。

 

(ベ、ベンツだと.......!?)

 

そしてそのまま俺の傍で止まり後部座席の窓が開かれそこに乗っていたのは.......。

 

「おはよー!! 連音君!!」

 

「待たせたわね、レオン!!」

 

「日菜!? こころ!?」

 

天体観測の約束していたアイドルと、無邪気のお嬢様でした。

 

──────────────────────

 

駅前を出発してから数十分、黒服さんが運転する車に揺られていると、窓からの景色が都会のビル群から緑色へと変わり始めていた。こころによると、向かっている場所は山の上にある別荘だそうだ。

 

「.......というか、日菜が連れてくる相手ってこころだったんだな、驚いたよ」

 

「うん、そだよー。でもあたしも驚いたよ〜、連音君とこころちゃんが知り合いだったなんて〜」

 

日菜から聞いたのだが、なぜこころが居るのかというと元々二人で天体観測に行くという計画を立てていたらしい。

そしてその流れで俺も誘われたという訳だ。

 

それと、二人が天体観測に行く理由が「新しい星」を探すという理由を聞かされた時は、俺の思考は停止した。

 

「あたしも驚いたわ!!.......ところでレオン、ずっと気になっていたのだけれど.......」

 

こころはそう言うと俺の膝の上に置かれているギターケースを指さす。

 

「それってギターよね!!」

 

そう言いながらキラキラした目で見てくる。

そうか、こころの前では弾いたこと無かったけ?

 

「ああ、ギターだよ。日菜が俺のギター聞きたいって言うからさ」

 

「うんそうそう!!あたしが頼んだんだ〜」

 

「そうなのね!!ねえ、レオン。あたしもあなたのギター聞きたいわ!!」

 

「りょーかい、.......なら、今から弾くか!!」

 

「「おおっ!!」」

 

俺はそう言うと、ギターをケースから取り出す。

そしてギターのセッティングをすると、どんな曲を弾くか少し考える。

俺が考えている時も日菜とこころはワクワクという感じの眼でこちらを見ている。

 

(うーん、.......よし、あれを弾くか!!)

 

そして、ある曲を思いつきこころに声をかける。

 

「なあ、こころ」

 

「うん? 何かしら?」

 

「今から弾く曲、歌ってくれよな」

 

そしてこころの返事を聞かずに最初の伴奏を奏で始める。

俺が最初に弾いた曲は...........「えがおのオーケストラっ!」。

「ハロハピ」の初めての曲であり、作曲を初めて手伝った曲。

 

「?」

 

「.......!!この曲は.......」

 

「さ、こころ!!」

 

弾きながらこころに声を掛ける。

 

「.....!! ええ、分かったわレオン!! それじゃあ行くわ!! ──────」

 

結局この後、別荘に着くまで「えがおのオーケストラ!」だけではなく、日菜とこころから色々なリクエストを受け曲を弾く.......ちょっとしたライブ会場となった。

 

──────────────────────

 

車での移動を終え、こころの別荘へと着いた。

別荘は、正直こころのことだから豪邸みたいなものを想像していたのだが、普通のコテージだった。と言っても、一般的なコテージよりかは大きかったのだが。

 

「さあ、入りましょ!!」

 

こころにそう言われコテージの中へと入る。

だが、コテージに入って思わず「うへぇ.......」と俺は思わず呟いた。

中に入って見渡すとがまず目の前に居間があり、そしてその奥に外の景色を一望できるバルコニーが存在した。

 

だが驚いたのはそれではない。居間の奥.......そこにはテレビの中でしか見た事がない、すごく高そうな暖炉が置いてあった。

 

「わあ、暖炉だ〜!!」

 

そしてすぐに日菜が暖炉へと駆け寄っていた。

居間へ突っ立って、その様子を見ていたらいつもの黒服さんが現れた。

 

「鳴宮様、氷川様、お二人のお部屋とご案内致します」

 

「あ、すいません。ありがとうございます」

 

「ありがとう、黒服さん」

 

黒服さんがそう言うと、日菜がすぐにこちらへと戻ってきて黒服さんにお礼の言葉を言った。

そして、黒服さんに二階の客室へと案内される。

二階を上がってのすぐの部屋が俺、奥の部屋が日菜とこころの部屋だそうだ。

 

客室の扉を開ける。

部屋の大きさは勿論俺の自室より大きかった。

そして中には、すごく寝心地の良さそうなベット、クローゼット、少し小さめなデスク、そして驚いたことに窓を開けるとここにも小さなバルコニーがあった。

 

持ってきたキャリーバッグとカメラをベットの傍へと置き、ギターケースを肩から外し、ベットの上へと下ろす。

そしてバルコニーへと通じる窓を開ける。

 

窓を開けて飛び込んできたのは、見渡す限り山々の緑だった。そして遠くの方に山の透き通った空に野鳥が飛んでいた。

決して都会では見ることが出来ない景色。

そしてその景色は、俺に懐かしさを確かに感じさせていた。

 

「.......キレイだなぁ」

 

「んー?そう?」

 

「うん、こう懐かしさを感じるというか、自然の雄大さ.......って日菜!?」

 

バルコニーから外を見ていると、いつの間にか日菜が俺の隣に居た。

 

「わ、びっくりした」

 

「いや、俺もびっくりしたんだけど.......いつから居たの?」

 

「うーん、連音君がバルコニーに出た辺りから?」

 

「そんな最初から!?」

 

とりあえず日菜と一緒に部屋の中へと入る。

俺が最後にバルコニーから中へと入り窓を閉める。

窓を閉め振り返ると日菜はベットの端にちょこんと座り、俺のギターケースを眺めていた。

 

「.......ギター触ってみる?」

 

「え、いいの!?」

 

「うんいいよ、なんか触りたそうな感じしてたから」

 

日菜にそう言ってギターケースからギターを取り出し日菜に手渡した。

 

「ほい、日菜」

 

「ありがと、.......っと、大きいねこのギター」

 

「あー、そうかもな」

 

俺のギターは普通のアコースティックギター、逆にバンドとかで使うエレキギターは、アコースティックギターと比べて厚さが違う。エレキギターはアンプなど繋いで音を出す為厚さは薄い。逆にアコースティックギターは、弦での振動をボディの空洞で増幅させ音を出す為ギターは厚い。

 

そんなことを思っている間も、日菜は俺のアコースティックギターを色々と触っていた。

 

「.......ねえ、連音君」

 

「んー、どしたの日菜?」

 

「このギター.......」

 

と話掛けてきたが、その言葉が言い終わる前に、部屋の扉が開け放たれた。

 

「日菜、レオン!! 二人共、お昼ご飯にしましょ!!」

 

部屋に入って来たのはこころだった。

今の時刻は大体お昼すぎと言われる時間帯だった。

そしてこころは降りてこない俺達を呼びに来てくれたらしい。

 

「おー、分かった。すぐ降りる」

 

「ええ、早くして頂戴ね」

 

そう言うと、こころは部屋から出て行った。

 

「.......じゃあ降りるか、日菜」

 

「うん、そだねー。あたし、お腹ぺこぺこだよー.......あ、連音君ギター返すね」

 

「どういたしまして」

 

そう言うと日菜は俺にギターを返し、先に1階へと降りて行った。

俺は降りる前にギターケースをギターに収めた。

 

「.......日菜、何て言おうとしたのかな?」

 

一人そう呟くと、俺も先に降りて行った二人を追いかけた。

ちなみに昼飯は一階のバルコニーでのバーベキューでした。

予想通りお肉は最高級でした。

美味しかったです。




読んでもらったら分かったと思いますように、この話は「星を探しに」を基になってます。
ということは、あと三キャラほどバンドリのキャラが出ますんで、お楽しみにー。
後、これを執筆している時にAfterglowのライブ配信見てて語彙力を失いました。次はPastel*Palettes楽しみですねー。

それでは、次の話でお会いしましょう!!

(今から、ボックスガチャ周回してきます)
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