Memory of the starlit sky   作:ワッタン2906

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どうも、2週連続土曜出勤でへとへとになっていたワッタンです。
おかげで、執筆する時間が削られてすごく大変でした.......。
でも、何とか完成したので投稿します。

それでは、祝二十話目をどうぞ!!
した


第二十話 報連相はしっかりと

「おお!! よく撮れてるな」

 

「だろ?」

 

亮が、先日俺が撮った流星群の写真を見ながら感嘆の声を漏らす。

現在は月曜の午前中、だが今世間はゴールデンウィークの真っ最中、俺達の居る場所はCiRCLEの受付.......つまりアルバイト中だ。

 

今日の仕事内容は主に受付業務で、この前CiRCLEのアルバイトに入ったばっかの亮と一緒に業務をこなしていた。だが、休日にしては比較的、客の入りが少ないためこうやって、亮と話している。

それともうひとつ、ここに居るのは亮だけではなく.......。

 

「どれどれ?俺にも見せてくれよ」

 

なぜだか、集も居た。

 

「なんで居るんだよ.......」

ため息をしながらそう呟く。

 

「いやー、この後ちょっと早めのバイト何だけどそれまでお前らに冷やかしを.......」

 

「「帰れ、さっさとバイト行け」」

 

集が言い終わらぬうちに、亮と二人で言葉を言い放つ。

 

「酷っ!! しかも二人揃って.......」

 

「いや、当たり前だろ。誰が好き好んで冷やかしの客を相手しないといけないんだよ」

 

亮が集に言葉を返す。

全く持ってど正論である。

それを聞いた集がバツの悪そうな顔をする。

 

「それは、.......まあ、そうだな。というか冷やかしに来たわけじゃなくて、.......ライブハウスってどういう所かなぁって思って、バイトの前にちょっと来てみたわけさ、ちょうどお前らが働いてるし.......」

 

「ライブハウスが気になる? なんでまた?」

 

ライブハウスが気になると答えた集に、思わず聞き返す。

 

何故、ライブハウスなんか気になるのだろうか?

という俺の疑問は、次の集の言葉によって解決した。

 

「いやぁ、知り合いがバンドやってるんだけどさ。 しかも話題のガールズバンドとやらでよ、まぁそれでどういうとこで演奏するのかなって気になった訳で.......」

 

「ガールズバンドの知り合い.......ああ」

 

(ああ、あの人達(Afterglow)か)

 

なるほどな、と心の中で納得する。

流星群の翌日、つぐみに頼まれて集に連絡をして確認した所、どうやら本当に集はつぐみと知り合いだったようだ。

 

つぐみに頼まれた集の連絡先を渡し、そして今、集は「羽沢珈琲店」.......つまり、つぐみの実家でアルバイトとして働いている。

集曰く、「頼まれたから」と言う理由で働いているそうだ。

 

「ふーん、なるほど。 お前にそんな知り合いが居るとはな」

 

亮が集の理由を聞いてそう呟く。

 

「まあ、色々あったんだよ、.......と、もうこんな時間か、俺もう行くわ。 どうやら今日新人の子が来るらしいんだけど......つぐみは用事があるみたいで、新人の子に色々と、つぐみの代わりに教えてあげないといけなくて、早めに行かないとさ」

 

そう言うと集は、受付の前から離れ背後の自動ドアへと歩き出した。

その後ろ姿に俺は声を掛ける。

 

「つぐみに、迷惑掛けるなよー」

 

「おうー」

 

そのような返答が帰ってくると、集は自動ドアの向こうへと消えてった。

 

ちなみに、その新人の子がPastel*Palettesのキーボード担当であり、集の推しアイドルの「若宮 イヴ」だということは、また別のお話。

 

──────────────────────

 

現在時刻は午後2時。

今日は、午前9時からシフトに入っているので、もうそろそろアルバイト終了の時間だ。

 

「しっかし、今日そんなに客来なかったな」

 

「ああ、そうだな.......いつもこんな感じなのか?」

 

「いやぁ、本来ならもうちょっとお客さん居るんだけど......まあ、ゴールデンウイークだからみんなどこかに、行ってるのかもな」

 

「そんもんか.......じゃあ、お先にお疲れ」

 

「おう、お疲れー」

 

そう言うと、亮は先に事務所へと姿を消した。

 

(さて、俺もそろそろ引継ぎしないと......)

 

次のシフトの人の為に色々と準備していると、CiRCLE入口のドアが開く。

お客さんに挨拶をしようと入口の方に目線へと移す。

 

「ついたわ!! ......って、今日はレオンが居るわ」

 

「あ、ホントだ。 久しぶり、レオくん!!」

 

「こ、こんにちは.......」

 

「いらっしゃい、なんか久しぶりにこころ以外、見た気がする」

 

来たのは、こころ達「ハロー、ハッピーワールド!」だった。

そして、先程の俺の失礼な発言に対して美咲が反応する。

 

「それはちょうど連音が、あたしらが来る日に居ないだけでしょ」

 

「.......確かにな。 で今日は何時間?」

 

といつものように、スタジオの利用時間を尋ねるが、

美咲がきょとんとした顔をする。

 

「あれ連音? もしかして聞いてない?」

 

「え? 何が?」

 

美咲の言葉に首を傾げる。

 

「その様子だと聞いてみたいだね......合同練習のこと」

 

「合同練習?」

 

CiRCLEの受付にて、俺の素っ頓狂な声が響き渡った。

 

──────────────────────

 

「......つまりこの店(CiRCLE)を盛り上げるために、ガールズバンドを集めたライブイベントをすることになったと.......そしてそれで出演が決まったのは、五バンド......」

 

「Poppin' Party」、「Afterglow」、「Pastel*Palette」、「Roselia」、そしてこころ達「ハロー、ハッピーワールド!」の五つのバンドが参加すらしい。

そしてこのメンバーを集めたのは、香澄らしい。

ホント、行動力すごいあるなあいつ。

 

「んで、そのイベントの前にミニライブをすることになって、その練習は五バンド同士で練習することになったと......」

 

「うん、そういうことだね」

 

「ふむ......」

 

一言そう呟き、オムライスを一口頬張る。

 

 

「まあ、話は分かった。じゃあそれを踏まえての一言」

 

「うん、どうぞ」

 

 

「俺、今日の今日までその話聞いてません」

 

全くもっての初耳です。

それを聞いた美咲は苦い笑いを浮かべた。

 

「あー、やっぱりそうなんだ」

 

「うん、聞いてない......後でまりなさんに問い詰めよう」

 

そう言うと、オムライスを食べ始める。

アルバイトを終えた後、俺は外のCiRCLEに隣接されている外のカフェテリアで

遅めの昼飯を食べながら、美咲の説明を聞いていた。

 

「というか、よく日........「Pastel*Palette」の出演の許可とれたな」

 

「ああ、なんか事務所の方も乗り気だったらしいよ?」

 

美咲はそういうと、自分で頼んだコーヒーを口につける。

そしてふと気になったことを尋ねる。

 

「ところで、今日どこのバンドで練習すんの?」

 

「えーとね、「Afterglow」の人達とやることになってるよ」

 

「へー、「Afterglow」とかぁ」

 

とここで、先程「CiRCLE」へと来ていた、集の言葉を思い出す。

集は、今日つぐみが用事があるっと言っていた。そしてその用事は恐らく、今日の合同練習の用事なのだろう。

 

「あれ、知ってるの?」

 

「まあ、何回か見かけたことも.......というかAfterglowに知り合い居るからな」

 

「ふーん、そうなんだ.......もしかして、今回参加するバンドの人達って知り合いだったりするの?」

 

「あー.......まあ、全員知り合いって訳じゃないけど.......」

 

「.......どうなってるのよ、あんたの人脈.......」

 

そうこうしてるうちに、オムライスを食べ終わる。

 

「.......ま、合同練習頑張ってくれよ。ご馳走様」

 

そう言ってオムライスの食器を返却口へと持ってい.......、

 

「え、何言ってんの? 連音も出て、合同練習」

 

ガシッと立ち上がろうとした、俺の手を美咲が掴んでいた。

 

.......今、何て言ったんだ?

 

「.......ごめん、俺の聞き間違いかな。 今何て?」

 

「連音も出て、練習に」

 

うん、聞き間違いじゃなかった。

 

「俺、バイト終わりなんだけど」

 

「大丈夫。 あたしも、昨日部活の後にバイトしたから」

 

「.......この後実は用事が.......」

 

「へー? バイトしてた人が用事があるのにも関わらず、カフェテリアでゆっくりしてるんだね?」

 

.......うん、完全に詰んでるねこれ。

まあ、うすうすこんな予感はしてたよ.......。

 

「.......俺が居ても、何も出来ない気が.......」

 

「大丈夫、居るだけで、こころ達が暴走してもあたしへの負担が少し減るから」

 

と、ここまで美咲はニコニコと顔は笑っているが、本心からは笑っていないような顔で話してくる。

 

「.......はあ、分かった。 合同練習に付き合ってやるよ.......」

 

「うん、ありがと。 助かるよ」

 

仕方ない。

どうせこの後、美咲の言う通り本当に暇だったし、それと久々にハロハピの演奏も見たいしな。

と、そんなことを思いながら、今度こそ返却口へと食べ終わった皿を返却しに行った。

 

 

この後、三十分後にAfterglowも来るのだが、なんというか、薫さんがスタジオの扉を引き戸なのに、押して入ろうとして、Afterglowの人達がそれを見て困惑したり、俺もハロハピの演奏に貸し出しのアコギで参加されられ、ハロハピのその雰囲気に感化されつぐみが自分の担当楽器を変更宣言.......と、本当に色々なことがありましたとさ。

 

 

 

 

 

 

 

 

あ、ちゃんとまりなさんには怒っておきました。

ホントにしっかりしてください.......。




今回は一話完結のほのぼの回でした。
そして、一つ。
実は僕がオリキャラを作る時は、そのキャラが主人公になれることも想定してます。ということはこの小説完結したら、亮か集の外伝.......書くかもね?

さて、いよいよ次回はハロハピがメインのイベストです!!
気長にお待ちください。
それでは、次の話でお会いしましょう!!

(実は一月十五日に、この小説が再び日間ランキングの26位にランクインしました。そしてお気に入りも遂に100超えました!!これも読者の皆様のおかげです。ありがとうございました!!)


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