この素晴らしい絶剣に祝福を!   作:ユウキすき

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疎い文章かと思われますが何卒ご容赦を。
そしてあらすじでも書きましたが大事なことなのでもう一度。
ユウキをカズマハーレムには絶対に入れません!!
あんな純情な娘を彼のもとには置けません。別にカズマのことが嫌いではないですが、多分ライク以上の感情にはなりませんしそもそもラン姉ちゃんのガードを突破できないと思われ……。
ついでにラン姉ちゃんもハーレムには加えません。正直あれ以上増やすと殺意、じゃなくてバランスを崩しかねませんので。


プロローグ
プロローグ


 マザーズ・ロザリオをアスナに託して、その腕の中でボクは眠る。……それでボクの人生は終わりのはずだった。でも、何故かボクのが意識は戻った。どこを見渡しても真っ白な空間で。

 ここはVR空間なのかな?だとしたら、まだボクは死んでない?

 うわ、だとしたらボクめちゃくちゃ恥ずかしいことしてない?物語の感動シーンみたいなことしちゃった。顔がみるみる赤くなっていくのがわかる。

 

「あの、そろそろよろしいでしょうか?」

 

 一人百面相していると、声をかけられた。さっきから動かないからNPCだと思って放置しちゃってた。なんだろう、チュートリアルでも始まるのかな?というか、ここは何なのさ。なんで現実から逃げるためのVRでこのモヤシみたいな身体を使わなきゃいけないの?

 取り敢えず了承の意を示すと、銀髪の女性が話し出す。

 

「紺野木綿季さん。残念ながら貴方は死んでしまいました」

 

 ん、そういう設定なのか。なんで本名なのかはわかんないけど、病院側が作ったゲームなんだろう。

 

「一応言っておきますと、ゲームの世界じゃないですよ?」

 

「え゛っ」

 

 うわ、ボクってこんな声出せるんだ。

 

 

 

 

 

「落ち着きましたか?」

 

「はい、だいぶ……」

 

 ちゃんとした人(?)だった。てことはあの一人百面相も見られてたの?そう思うとまた恥ずかしくなってきた。

 

「では改めまして。紺野木綿季さん。貴方は残念ながら死んでしまいました。……死因は自覚しているでしょう?」

 

「ええまあ、はい」

 

 むしろわかってないとおかしいよねって感じ。てことはボクは死んだのか。だとしたらここは死後の世界?

 

「ここは死後の世界。死んでしまった貴方には三つの選択肢が与えられます。一つ目は今までの記憶を全て消去し、赤ん坊からやり直すこと」

 

「それってボクじゃなくなるってこと?」

 

「ええ、その通りです。言い方はちょっとあれですが魂だけが再利用されるのです」

 

 じゃあこれは無しかな。でも他の二つがあれだったらこれでいいかも。

 

「二つ目は魂だけで天国に行くこと。とはいえ、天国と言っても皆さんが想像するようなところではないのですよ?そもそも肉体がないですし、やることと言えば他の方……主に老人ですが、彼らの話を聞いたりすることくらいですね」

 

 なんだそれ、むしろ地獄じゃないか。

 

「まあ若い人が行きたがるところではないですね」

 

「まあ少なくともボクは惹かれないかな。それで、最後の選択肢は何ですか?」

 

「それはですね……」

 

 女神様はめっちゃ溜めてる。なんだろう、ものすごく期待感が高まってきた……けど、ちょっとだけ不安になってきた。

 こういうのもあれだけどボクが()()()()を考えてる時みたいな……。

 

「異世界に転生してほしいのです」

 

 わぁ、VRにそんな設定のあったなぁ。

 明後日の方に目を向けるボクの様子を一瞥して女神様は控えめに言葉をかけてきた。

 

「ですが、気をつけてほしい点がありましてね……」

 

 女神様の言葉を要約すると、戦死してしまう確率が高いということだった。まあそれ自体は別に問題ない。けれど、他に気になるところがあった。

 この世で世界一大切なもの。何よりも、それこそ自分の命より大切かもしれないもの。

 

「ボクの家族は……姉ちゃんたちは、いますか?」

 

「ええ、紺野藍子さんもいきましたよ。残念ながらご両親は別の神のもとへ行ったのでいませんが。ですが、藍子さんは木綿季さんも来るだろうって仰ってましたよ」

 

 それをボクに告げた女神様の顔は、酷く慈愛に満ちた顔をしいていた。

 ……同性のボクでも見惚れるくらいには美しかった。

 

「それじゃあ、ボクもいきます!」

 

「……わかりました。それでは、てんせ――」

 

「あ、そういえば名前って聞いてなかったよね?なんていうんですか?」

 

「……そういえば名乗ってなかったですね。私は幸運の女神エリスです」

 

 話をさえぎっちゃったからか、若干拗ねたように、そしてすぐ気を取り直して言っている姿がなんだか普通の人っぽくて笑っちゃったのはしょうがないと思います。だからそんな拗ねたようにしないで、笑っちゃう。

 

 

 

 

 

「うーん」

 

「そんなに悩むことですか?」

 

「だって体はALOのアバターのまんまっでいいって言ってくれるし、ゲーマーとしてどれも強そうなんだもん」

 

 ボクが何にウンウン唸っていたかと言うと転生特典とやらにだ。異世界に行って簡単に死なないようにってことらしい。それでボクはALOのアバターと言ったのだけど、それはオマケとしてつけてくれるらしい。

 それがボクを悩ませていた。『聖剣エクスカリバー』『妖刀ムラマサ』みたいな武器もあれば【超魔力】や[火属性魔法]みたいにステータス増加や魔法なんかもある。

 さらに言えば自分の要望を言えばある程度までは反映できるとかなんとか……。正直いって悩ましい。

 

「もうわかんなーい。エリス様、何かオススメない?」

 

「そうですね……木綿季さんはゲームでは剣を使っていたんですよね?それでしたら……あっ!」

 

「どうかしました?」

 

「そうですよ、木綿季さんがゲームで使っていた剣。それを転生特典にすればいいのではないでしょうか!?」

 

「あーっ!なるほど、その手があったか。それじゃあそれで!」

 

「わかりました。それでは『マクアフィテル』を。確か攻撃力を上げるんでしたよね?ですので同じような効果をつけておきます」

 

「ありがとう!それじゃあ行ってくるね!」

 

「貴方のこれからのご活躍、期待しています。藍子さんは一番最初の街――アクセルにいますよ。是非探してあげてくださいね?私もここで見守っていますから」

 

「うん!ありがとう!」

 

 そうして、ボクの視界が真っ白になった。それはフルダイブの感覚に似ていて、でもちょっとそれとは違くて。

 新たな門出を表しているようだった。

 

 まずは姉ちゃんを探そうか!




ハイ説明します。マクアフィテルですよね。これですね、オリジナル要素じゃなくてちゃんとソースがありまして。ソードアート・オンライン-ロスト ソングに名前が出てきたらしいんですね。私やってないですけど。
んで、監修も川原礫さんらしいのでこれで大丈夫かなと思った始末です、はい。
あと明らかカズマとは違う世界から来てますけどパラレルワールドってことで。だからこの小説だとカズマとミツラギくんは違う日本から来てることになります。
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