ASSASSIN SCHOOL 作:くろとら
全国屈指の名門校と言っても、入学式というものは一般の高校と同じものだった。理事長から有難いお祝いの言葉を貰い、入学式は終了し、俺たち新入生は再び自分たちの教室に戻って行った。
そこで茶柱先生から一通りの敷地内の具体的な説明を受けたあと、今日は一切授業などのカリキュラムが無いということなので各自解散となった。
解散となった時間帯が既に昼前ということもあり、足早に生徒たちは教室から出て行った。8割ほどの生徒は寮へと向かって行くが、残りの生徒たちは早速仲良しグループを作り、カフェやショッピングモールなどの施設へ向かって行った。
そして、俺はというと、学校の敷地内に存在するコンビニに訪れていた。
「外のコンビニと比べて、結構色んな日用品が揃ってるよな」
商品棚にずらりと並んでいる、生活用品を眺めながら片手に籠を持ち、1人でそう呟いた。
この学校では3年間寮生活を強いられるということもあり、自分たちに必要な生活用品などは各自自分で調達をしなければならなかった。因みにこのコンビニは今現在客の入りは少ないようだが、それは無理もないだろう。ここには、コンビニにより遥かに生活用品が売っているケヤキモールというショッピングモールが存在しているから、ほとんどの生徒はそこで日用品を揃えているのだろう。
俺はそんなことを考えながら、安価なシャンプー、リンス、石鹸、歯ブラシ、歯磨き粉、書籍本などをいくつか籠に入れていく。10万円というお小遣いを貰っているが、今日のクラスの様子を見る限り、来月には100%お小遣いを貰えるとは限りらないため、ここは節約をしないといけない為、今月は買い物をする際には出来るだけ安価で済ますしかない。
「そろそろ、会計をしようかな.って、何だこれ?」
大体の生活用品を籠の中に入れ終わり、会計に向かおうとしたその時、レジの近くに置かれた1つのワゴンの前で俺は足を止めた。この、ワゴンの中には食料品や日用品などが置かれていた。
まぁ、それだけならスーパーなどでもよく見かけるものなのだが、1つだけ他では見たことの無いものがあったのだった。
「無料? 」
その、ワゴンには「無料」と書かれた張り紙が置かれており、更に「1ヶ月3点まで」というものが書かれていた。俺は折角無料ならと思いワゴンの中にあった「医療セット」という物を取り、籠の中に入れた。
俺は医療セットを籠の中に入れながら、この無料の商品について考えることにした。
俺の考えでは、この1ヶ月でポイントを全て使い果たしてしまった、生徒たちへの配慮と言ったころだろう。しかし、1ヶ月で全てのポイントを使い果たす奴はいないと思うが……。あの、Dクラスの様子を見ていると少し不安にはなるな……。
「さてと、そろそろ会計を済ますかな」
「あっ」
何の偶然なのか.レジに向かう途中にDクラスの女子生徒と鉢合わせてしまった。
相手も俺と鉢合わせてしたのは意外だったのか、少し固まってしまっていた。
確か、この女子生徒は入学式前不良にぶつかった際に心配して声を掛けてきた、
「あれっ、同じクラスの音無くんだよね?」
俺は、流石に話し掛けて来ないだろうと思い、何もなかったようにレジに向かおうとしたが、予想を裏切り
まさか、声を掛けられるとは思っても見なかった.
「あぁ、
「うん。音無くんも生活用品とか買いに来たの?」
「う〜ん、まぁ、そんなところかな.まぁ、俺の場合は今日の昼食と夕食を含んでだけど」
「やっぱり、今日の昼食はみんな買い食いだよね。あっ、折角だから音無くん連絡先を交換しない?」
軽く
「分かった」
「うん、じゃ、これからもよろしくね!!」
「あぁ」
最終的に、
因みに連絡先を交換した際に、
しばらくして、コンビニでの買い物を済ませた俺はレジ袋を片手に持ち、何処にもよるつもり無かったため、寮へと向かおうとしていた。
確か、この学校の寮はによると、学年によって寮の棟を分けているらしい。だが、男女では分かれおわらず、男女共用になっているらしい。しかし、何故学年によって寮を分けるのに、男女では分けないのか、そこだけが気になるところだな。
今度、茶柱先生にでも聞いてみるかな……。
そんなことを考えながら、歩いているとコンビニの前で数人の男子生徒が騒いでいた。
「1年だからって舐めてんじゃねぇ、あぁ!?」
「おいおい、流石Dクラスだな。2年の俺たちに向かって随分生意気な口のききようだな。オイ」
数人の男子生徒は周囲の迷惑というものを考えず、好き勝手に大声で騒ぎ立てていた。
男子生徒たちの話を聞く限り、1年生が先輩である2年生と揉めているらしい。しかし、相手の1年生も負けじと応戦しているため、今にも喧嘩が始まってしまう雰囲気だ。
更に、2年生と揉めている1年生をよく見てみると、知った顔だった。まぁ、それもその筈だ。2年生と揉めている生徒は平田の自己紹介の際に反発して教室を出ていった赤髪の男子生徒だったのだから。
「Dクラスの不良品の分際で、格上の俺たちに、よくそんな偉そうにほえられるもんだな。オイ」
「あ? どういう意味だよオイ!?」
俺は、面倒ごとには関わりたくないと思い、最初はスルーしようとしたが、2年生が言い放った「不良品」という言葉に足を止めてしまった。
「おい、そこら辺にしとけ」
「あなんだよお前は!?」
「同じクラスの音無だ。ここで、問題を起こしたら、あの監視カメラに盗られるぞ? 先輩方も、問題を起こしたくないですよね? ここは、自分に免じてコイツの言動を許してやってください」
「チッ、分かったよ。行こうぜお前ら」
「あぁ」
1度、足を止めてしまい、改めてほっておくことは出来ないと心変わりしてしまい、赤髪の男子生徒と2年生の間に割って入ることにした。
俺は、2年生の先輩に対して監視カメラを意識しながら、声を掛けると2年生も揉め事を起こしたくなかったのか、有難いことにすぐ様退散してくれた。
「で、お前も監視カメラの前で揉め事なんか、起こすなよ」
「んだよ、お前は何をしようが俺の勝手だろうが!?」
「確かに、そうだか、これから監視カメラの前で揉め事を起こしてたら、直ぐに学校の耳に入って退学になる可能性だってあるんだぞ? まぁ、この学校を退学したいのなら話は別だが、お前だってここに目標があって入学したんだろ?」
「……チッ、分かったよ」
2年生の先輩が退散したことを確認すると、改めて赤髪の男子生徒に向かって今後揉め事を起こさないように注意した。しかし、友人でもない奴に注意されたのに腹が立ったのか、赤髪の男子生徒はクラスメイトでもある俺にも噛みついてきた。
しかし、俺が言い放った「退学」という言葉を聞き、赤髪の男子生徒は直ぐに黙り、小さく舌打ちをした後「分かったよ」と小さく呟き、そのまま寮へと向かって行ってしまった。
どうやら、赤髪の男子生徒も何かしらの目的があり、この学校に入学したようだ。
俺は、赤髪の男子生徒────須藤 健が寮へと向かって行った、数分後寮へと再び歩き出した。
☆10 やんちゃる様
☆1 アタラシイ顔寄せ様
評価ありがとうございます。今後ともこの作品をよろしくお願い致します。そして、アタラシイ顔寄せ様色々とアドバイスを、ありがとうございます。ですが、根本的なところを直すことなってしまい、作品が余計に駄作になってしまうので、今回は直すことができません。本当に申し訳ありません。次回の作品の時を使って直していきたいと思います。
ヒロインを追加するなら誰がいい?
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長谷部 波瑠加
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椎名 ひより
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白波 千尋
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神室 真澄