416がんばります!(中身はアラサーお兄さん)   作:UNAG3

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自分が書きたいところまでの道のりが遠すぎるッピ


第4話 見せかけで超ビビってるな?

異世界転生先がまさかの未来で人類が滅亡寸前とかふざけてんのか?ここからどうやってハーレム作らせる気だよ、ここからハッピーエンドに持っていけるヤツがいたら俺のことファックしていいぞ。

 

ん?まだ閲覧できる情報残ってるみたいだな…E.L.I.D(広域性低放射感染症)かふーん…

やべぇじゃん⁉超やべぇじゃんかよ⁉簡単に言えばT〇ィルス的なヤツかな?原因は――

「コーラップス」とかいう未知のエリア♂へ手を出してしまったことらしい。触らぬ神に祟りなしってことわざの汎用性高くない?やっぱり人類滅亡のパターンってだいたい冒険した結果だよね、この常識みたいなことはこの世界でも通用しているっぽい。

 

「その様子だと大体の事柄は理解できたようだな、ではさっそくだがデータ収集を再開するか。時間が惜しいのでね。」

 

もう行くの⁉ちょ、待てよ!(KMRTKY感)

 

「待ってください!俺は何のためにこの世界に?何をさせるために俺を呼んだんですか⁉」

 

「呼ぶ、か…面白い表現だ。確かに君が起動したこと自体が奇跡に近しいものだったからな。すまないこちらの独り言だ、気にしないでくれ。最初に会った通りだよ、人類の為に戦って欲しいのさ、そのために君は創られたし、存在している。」

 

「もし、それを拒絶したら?」

 

「そうしたら君のデータをリセットしてからまた1から再調整かな?」

 

はいかイエス状態じゃんか…戦わなければ生き残れない。

もうこれからプラス方向に考えよう。美少女になって銃握って世界を救う、簡単なことじゃないか、すでに2つはクリア済み。残るは世界を救うだけ、やったるわボケ‼期待しすぎて落胆なんかするなよ!中身はアラサーサラリーマンぞ?

 

「分かりました…俺が戦う相手は誰です?人間か自動人形?それとも感染者?」

 

「愚問だね、君もわかってるんじゃないか?――この世界すべてだよ。」

 

待っていろよ俺の敵、ボコボコにしたるわ。

 


 

今、彼女の射撃を見ているがお世辞抜きに完成度が高い、この調子だと実践投入は早そうだ。

 

「突然やる気出したようですね、なにかしたんですか?」

 

観測データのパロメータを見ていると部下の男が話しかけてくる。

 

「世界情勢を軽く教えたのと脅しかな?ここまで真剣に協力してもらえたなら結果オーライだ。」

 

「お、脅しですか?」

 

やはりそこを聞いてくるか…

 

「そう、生き残りたいなら私たちに協力しろってやつだ、確率は50:50だったが計画が最初からにならなくて助かったよ。」

 

返答に困ったのか部下の男は話題を変える。

 

「それにしてもASSTがあるとは言え、この内容はすごいですね。試作1号(プロトタイプ)なのに…、実戦配備されている第2世代同等の数値です。」

 

「射撃はもういいだろう。次はダミー相手の徒手格闘を見てみたい、近接戦闘や遠距離の精密射撃のデータも見てみたいな。」

 

少し気持ちが高ぶっているのがわかる。仕方のないことだ、もう私は20年も待ったのだから――。

 

ようやく、時間が進んだ感覚がした。

 


 

スゴイよこの身体!自由自在というのはこのことを言うのだろう。名前の知らない人たちよ!貴女たちがくれた身体は元の身体よりの自由だ‼

 

俺は絶賛射撃中である。しかも100発100中だぜ?まぁ、的相手だからなんとも言えないのがちょっとね…だって俺ターミネーターだし、当てるのが当たり前なところがある。こっち見てる人たちを先ほどからチラチラみてるけど顔に表情出てないもん、やっぱりこれくらい普通なんだよきっと。

 

「もう射撃はいい、次は徒手格闘か近接戦闘、遠距離射撃のどれかをやってもらう。結局全部やってもらうがな。」

 

終了アナウンスがきました。的当て面白かったよ、思い通りに弾が飛んでいくんだ!感動的だろ?

 

「了解です!あの、俺は格闘なんてやったことないですよ?」

 

「大丈夫だ、君は第2世代戦術人形をベースにしているから基本動作は君のデータベースにある。」

 

まじか。どう動けば良いのかわからないが…勝手に体が反応するのか?それともコマンド的なものが現れたり?

 

「わかりました、やってみます。」

 

とりあえず今やっていることはチュートリアルだ。

チュートリアルの雑魚に負けるはずがない!――

雑魚には勝てなかったよ…ビクンビクン

いやぁ、普通に相手強かったです。あちらさん(ダミー人形)の方が行動の引き出しが多い、だから多数のパターン組まれて案の定ボコボコ。こちらの攻撃が通ってもカウンターしてきたり、次に繋げるカバーがしっかりできていた。もう完敗だよ、さっきまでテンションが嘘のように急降下してる。ルーデル閣下も満面の笑みを浮かべそうな角度だよ…

 

「あまり落ち込むな、君の相手にしたのは格闘戦データ収集を目的とした専用人形だ。むしろ、初めてにしては持ったように見えたのだから十分な結果だ。」

 

励ましありがとう。クール系お姉さんにそう言われたらお兄さんいろいろ元気になっちゃう。

 

「次は近接戦闘のデータ収集をしよう。」

 

「り、了解です。」

 

かなりボコボコにされたけど手加減されてたみたいでそこまで痛覚は感じられない。さすがはロボット、次いこう次。

 


 

あれからいろいろデータ収集ということでいろんなところ行きました。ここ広いね、移動で気疲れするわ。しかも移動し終わったらすぐ開始で嫌になる。

ちなみにスタッフさんたちは移動せずにモニタリングしているので動きまわってるのは俺だけ…なんという理不尽。

 

今までの内容から簡素に自己評価すると射撃成績が良いが格闘戦績が悪い、格闘能力あげないと不味いなぁ。とりあえず指示されたことすべてやり終えたので指示待ちです。

 

「ごくろう、これで一通りのデータはそろった。これからは性能向上のためにカリキュラムを組んであるからどんどん成長してもらいたい。1ヶ月でこちらが要求したスペックに到達できることを祈るよ、ではまた会おう。」

 

なんかさらっとどっか行こうとしてない?

 

「え?ちょっと待ってください!」

 

カリキュラムとやらを見せられたが、余りの内容に目が飛び出しそうになる。なんせ睡眠時間が見当たらない、これでは文化的生活を送れないではないか⁉…でも残念!俺ロボットでした!

 

「うわぁ、マジかこれ…。――やっぱり人類ってクソだわ。」

 

これから生き残るためには一人で愚痴るしかなかった。




【オリジナル設定の解説コーナー】

ドールの性能などは、できるだけ実在銃の性能を元にして設定したいと思います。
しかし、すべてネットの情報などを聞きかじった知識のため、現実とかけ離れてしまう場合がありますのでご了承ください。
ちなみにドールの生産時期はモデルになった銃を元に少々改編していく予定ですので、こちらもどうかよろしくお願いします。
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