416がんばります!(中身はアラサーお兄さん)   作:UNAG3

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執筆忘れてたわ、こっちはサブだから仕方ないよね。


第7話 見知らぬ天井

目を開けると天井が見える… 意識が無くなった時に見ていた景色と違う。

まぁ、別なところから見てるだけで場所は同じですけど(笑)

 

「う~ん… はッ⁈ 俺生きてる⁈」

 

「そりゃあ当たり前だよ。でも、人形の生きているとする定義は何だろうね?…」

 

しらんがな、生きていると思ったら生きている、それでいいんじゃね?

それよりもボディチェンジは完了したのかな? 鏡で姿を確認したいんですけど~。

 

「もう終わったんですか? 無事成功?」

 

「時間は掛ったけどね、問題ないはずだ。あとで一通りの動作確認してもらうから。」

 

「了解です。更衣室行ってきていいです?」

 

「いいよ。でも、すぐ戻ってきてくれると助かる。こちらも仕事が多いんでね。」

 

「わっかりました~」

 

スタッフに断りを入れてから自身の姿を確認しに行く。

うっひょ~い! 新しい身体だぁ~。

 

「さてさて~、鏡よ鏡さん一番美しいのは~俺!」

 

鏡みるとぶっちゃけ差異はないんだな~。顔のつくりと身長、肌の色は変わってない、ただし! 俺はある要望をしていたんだよね~

それは、胸のサイズ&髪の長さと色の変更! いやぁ~俺は元々のままでも超ストライクだったけど、あくまで見る側なんだよ…

髪長いと動いたときに視界に映って邪魔だし、先生とバトってたときもがっつり髪掴まれてたからね。セミロング寄りのショートにしてもらいました、肩にかからないぐらいがちょうどいいかな? さすがに見た目女の子だしオシャレに着飾りたいじゃん。…ちょっと外はねウェーブお願いしよっかな。

髪色は鈍色に水色のメッシュですよ、くぅ~イケてるね! なんでも「うちの人形はメッシュが伝統みたいなところあるよね~」って…なんだそりゃ? カッコいいから良いけども、中二心が揺さぶられますわ。

最後ですが胸は小さくしてもらいました。無表情だと素朴感あるのに脱いだら「ドーン!」だったもん…脱いだら凄いとはこのことだったよ。でもね、元男からすると自分には要らないんだわ。つま先見えないし、腕組めないし、伏せの体勢なんてやったらつっかえるんだよ。狙撃するとき苦労したもん、無駄に感覚までくるから質が悪い。なので微乳にしました、戦いに乳はいらないと思うんだ。

 

「さてと、あらかた確認できたし、さっさと戻ろ。」

 

はっはっはー、気分良いぜぇ、大佐ぁ~。思わずスキップしちゃう。

てなわけで、さっさと動作確認終わらせてきました。ぶっちゃけ身体動かすだけだしね、特になんともなかったよ。

でも、博士から呼び出しあったのでただいま研究室へ急行中でありますぞ~。新システムの説明とか部隊についてだろうなぁ~

 

「失礼します。博士居ますかぁ~?」

 

「あぁ、良く来てくれた。その様子だと無事に切り替えが終わったらしいな、良かったよ。」

 

「ところで俺に何の用で?」

 

「うん、君も少し聞いていると思うが新システムについてだ。それについて説明するが実感できるのは部隊行動をする際になるのだがな、そいつは自分以外に対象が居ないとただの重りかデータの圧迫程度にしかならんようなシステムだ。だからざっくりとした説明をこれからする、いいね?」

 

「はい、了解しました。」

 

う~ん、使ってみないとはっきりわからないヤツですか…不安だな。もし不出来だったら俺のせいにしないで欲しいな。

 

「そのシステムはいわば、電子戦用の試作システム。最近は人形同士の戦いがメインになっているからね、今後の状況を見越して君に搭載してみたということさ。」

 

うへぇ…何その大任、死ぬほど嫌だぁ~。

 

「あまり嫌な顔するな… でだ、君に搭載しているシステムはAI搭載人形対しての強制リンクが可能だ。リンクする数は4人までが限度だが、味方の人形にリンクして並列演算モードに移行することで、部隊全員が情報共有できる。しかも演算能力はリンク数に応じて増幅する優れものだ。ということで部隊での運用が始まったらやってもらうからな。」

 

なんかごっちゃになりそうだったけどメ〇ルギア〇リッド4のラットパトロール隊がやってたみたいなことできるんか、はぇ~カッコいいじゃん…トゥンク

 

「強制リンクっていうのは味方だけでなく敵の人形相手でも効果があるんですか?」

 

「もちろんあるぞ、対策されていなければの話だがな。」

 

あるんかい、てか対策できるかぁ。まぁそんなもん作ったのなら対抗策も一緒に考えるもんね。

 

「だがな、リンクしたら相手の情報を知ると同時に君の情報もあっちに流れるということだ。あまり使わない方がいい、味方も危険にさらす可能性があるからな。」

 

「ですよね~。」

 

ニュータイプの人みたいに「キュルルリィン―この感じは…シャ〇か!」みたいに互いにニュータイプになるだけだったか。一方的だったらよかったなぁ~

ん? もしかすると対話用のシステムかも知れないぞ、俺はこれからこのシステムをクアン〇ムシステムと呼ぼう! 体は赤くならなそうだな…あとで目だけでも赤くしてもらおっと。

 

「あれ? でもどうやって強制リンクを実現してるんですか? 普通はジャックされないようにプロテクトされているはずでは?」

 

「現在使用されている人形に搭載されているAI、システムはかつて私が所属していたチームが開発したものを流用または発展したものだ。根本な部分は同じなのだよ。――簡単に言うと特殊なIFF信号に紛らせることで強制リンクしやすくなってるよって思ってくれ。これは国際違反だから他言無用だし、鹵獲されるのなら自爆処分になるからくれぐれもやられないでくれたまえ。」

 

「なに口走ってしってんだこのおばさん(それ言っちゃヤバくないですか?)…あっやべっ⁈」

 

「まぁ、文句を言われるのはしょうがないだろうな。」

 

なんか。「やれやれだぜ」みたいなリアクションされても困るんですが! え?!なんで?! なんで俺ちゃんがこんなことに…歩く国際犯罪じゃん、もう無理ぽ。

 

「とりあえずシステムについて説明は終わりだ。それと部隊について何か希望はあるか?」

 

「何か希望と言われてもぉ…」

 

「言葉足らずですまなかったな。部隊名や服装とかついてだ。」

 

「ゴースト隊でお願いします。全員スカルフェイスのマスクでゴーグルかサングラスを着用。服装は灰色がメイン色もしくはそれに準ずる都市迷彩風にしてくれると助かります。 でも、それはあくまでデフォルトとしてなので戦闘区域に合わせた迷彩柄を着用させてください。」

 

ふぅ~、超早口だったかも… ホントは「タスクフォース141(TF141)」にしたかったけどさすがにタスクフォースを名乗るのはちょっと…と思い、大好きなゴーストにしました。こっちでも十分にカッコいいし全然おっけー。

あと全員スカルマスクを付けることで謎の特殊部隊感を醸し出したいんです! このロマン伝わらないかなぁー

部隊の全員が同じ服装とかいかにも強そう感出そう…トゥンク///

 

「即答した割には要求の数が多いな…まぁいい。だが、部隊結成はあくまで君のシステムチェックと指揮能力向上を図ることを目的とした訓練の一環だ。いずれ違う部隊に編入させるかもしれん。そのときは部隊での服装統一は無いからな。」

 

「まだ部隊への配属もしてないのに転属の予定があるんですね。」

 

部署配属されてから「君、来年にはあっちの係にいってもらうかも」的なこと言われたんだが。せっかく苦楽を共にした仲間たちとすぐお別れとか悲しいンゴ。

あと普通に心配や、わいまだ新人やで。

 

「どうやら16Lab製の人形部隊の結成なんて話が出ているらしい、私自身はそんなことどうでもいいのだがな。」

 

「へぇ、ここって俺以外に戦術人形を製作してるんですね。」

 

「いや、それでは語弊があるな。ここはシステム関連の研究所だ、やるとしてもドールの改造くらいで製造そのものは行っていない。」

 

「じゃあ、俺は?」

 

「君は『モデル:HK416』のドールを流用して改造を図ったワンオフモデル。『モデル:HK416』自体は量産されていて、君はその1体に過ぎない。」

 

ってことは、俺の身体は沢山作られていて、出回っていることになるのだが。でも、ワンオフモデルっていう響きいいねぇ~、お兄さんそういうの大好き。

 

「俺以外の16Lab製ドールも流用品を改造したものなんですね。」

 

「そうだ。だが、どれも機密保持のためにバックアップは基本していない。うちのドールは壊れたらそのまま死に直結するのさ。」

 

なんだ、俺だけじゃなかったのね。いやぁ自分だけこんな荷を背負わされていると思ったけど、どうやら先輩がいるらしい。いつか時間あったら挨拶しに行こう。

 

「私が話したかったことは以上だ、もう戻っていいぞ。」

 

「わかりました。失礼します。」

 

退出時にお辞儀をする。礼儀は大事! …あれ?入室時やったっけ?


 

おっはよーございます!! もう朝です!! いやぁ人間の身体みたいに「だるぅ~、あと5分寝よ…」みたいなのが無いが素晴らしい! 時代はロボットですよロボット、人間のみんなは身体を捨てて生まれ変わるべきだと思うんだ。

 

さ~て前日に言われた場所に移動中ですが博士と一緒に向かっている。なんだか転校生みたいじゃない? 俺は転校したことないから知らないけど。

緊張するなぁ~ …やべ⁉ 部隊メンバーのプロフィール見るの忘れてるじゃん⁉ やっべぇえええ!! どうしよ、やっべぇえええ⁈

こわもてのムキムキだったらどうしよう⁉ 俺超怖えよ。

 

「なんだか雰囲気が違うが、緊張でもしてるのか? 相変わらずおもしろい人形だな。」

 

うるせぇ! 造ったのオマエやん! 緊張とかそういう感情は兵器に必要ないじゃん! なんで付けたんじゃん!

ああもう覚悟決めろ俺! ファイト! ――パチッンと両頬をはたく、準備完了!

 

「その様子だともう良さそうだ、さぁ入るぞ――ここで待っているのは君の新しい『家族』だ。」

 

俺は次へ進むために一歩を踏み出した。

 




次回メンバーとの合流になります、引き延ばしちゃってすいまそん。
オリジナル小隊になるので原作で重要人物になったらどうしよう…

【オリジナル設定の解説コーナー】

16Lab製であるM16,M4,AR-15,M4 SOPⅡはすでに稼働しています。
全員はバラバラの場所で活動していますが、一時期は同じ環境でテストしているため、ちゃんと互いを知っています。
この全員にも「いずれ16Lab製の部隊を結成する」という噂話が流れていて、新しく造られたM416(オリ主)のことも噂話同様、耳に入れてます。

部隊構想としてはM4を指揮官、M416を副官とした部隊。
ポイントマンのM16,SOPⅡ マークスマンのAR-15 EW(電子戦)のM416 コマンダーのM4 という編成を目指してるだとか…
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