ジェダイ(仮)と理想主義者(笑)と退職(無断)者の小話。   作:夭嘉

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以前悩める旦那達を見てみたいと言われたことがあったので、大方実現させてみましたw
どうぞお納めくださいm(_ _)m


悩める男達【IF】

これは、並行世界に置けるルード一家の賑やかな記録である。

 

────────

 

ジャクーの戦いから、29年後。

 

娘のメアリーに春が来た。

 

いや、私が知らない間に来ていた。

 

レジスタンスは、エイジャン・クロスに潜伏していた。そこで、私は新事実を知らされることになった。なんと、私の娘に男がいたらしい。

 

けしからん。

 

 

「よりによってポー・ダメロン……」

「なんでよ!イケメンパイロットじゃん!」

「そういう問題じゃない。」

 

 

更に驚いたことが、もう一つ。

 

 

「で?ディカーからできてたって?」

「運命だと思ったの!ママだって、パパと結婚したのは私と同じ頃でしょ?一緒一緒!」

「一緒にしないの!しかも、手が早かったって聞いたよ?年頃の娘なんだから、もう少しお淑やかにしようね。」

「ママ、私に嫉妬してる?」

「なんでそうなるの!?」

 

 

話がずっと平行線で進まない。私が言いたいのは、気を付けろってことだ。フォース感応者にとって、愛情はデリケートなのだから。

 

 

「どうしたんだメアリー?」

「ポー、ママにバレちゃった。」

「気にすることはない。隠すものでもないだろ。なぁ、お義母さん。」

「誰がお義母さんだ。」

 

 

そもそも認めてない。レイアがハンとくっついたのは、万歩譲って良いとしよう。だがポー、テメェはダメだ。

 

 

「私を納得させることができたら、認めてあげる。」

「何だって!?」

「さぁ、どうぞ!」

「あー、えっと、」

「はい時間切れー。交際は認めませーん。」

「っ!!それはずるいぞ!!」

 

 

颯爽とタナヴィーへ逃げ込み、仕事をしているふりをする。

 

そこへダンタムが訪れて、新しい任務が下りた。

 

 

「何このふざけた任務。」

 

 

下りた任務というのが、某惑星でファースト・オーダーを偵察するというもの。任務自体は別にいい。問題はメンバーだ。

 

私とダンタム、メアリーとポーの4人。

 

レイア、絶対わざとだよね?

 

 

「喧嘩売ってんのかな?」

「落ち着け、アリス。中佐をいじめるな。」

「え?いじめてないよ?」

「だが、中佐の顔が真っ青だぞ。」

 

 

振り向いて見てみると、本当に真っ青だった。

 

いや、あれは任務のせいじゃない。私が交際を認めないと言ったからだ。任務のせいじゃない。

 

あれ、私のせいか。

 

 

「ダンタム、メアリーがポーとできてるって知ってた?」

「ああ。それがどうした?」

「え?知らないのって私だけ?え?」

「そんなことだろうと思った。」

 

 

これは、つまり、反対してるのは私だけ?

 

なぜ!?

 

 

「私はこの任務降りる。」

「アリス、ワガママを言うな。」

「やだよ!娘の恋人と任務なんて!」

「やめろ、誤解を生む。」

「事実じゃん!」

「娘と外見年齢同じだろう。」

「それこそやめて。」

 

 

タナヴィーを降りて、シャトルに乗り込むとメアリーとポーが既にコックピットにいた。ポーに至っては、一瞬引いたような顔をされた。それが恋人の母に対する顔か。

 

エンジンをかけ、シャトルはエイジャン・クロスの軌道へと出る。

 

ハイパースペースに入ると、シャトルはオートパイロットにして、私達は休憩室に集まる。

 

 

「今回は偵察だ。絶対に目立つ行動はしないように。」

「ポー、なんであんたが指揮してんの?」

「俺が作戦リーダーだからだ。」

「なんか嫌だ……」

 

 

冷めた目で見れば、ポーに視線を逸らされた。

 

 

「何とかしてくれお義父さん。」

「馴れ馴れしいよ、ポー。」

「アリス!」

「………すみませんでした。」

 

 

私が謝った後、目的地のホロマップがテーブルに映し出される。今回の偵察は、ファースト・オーダーの厳しい警備の中でやらなくてはならない。主軸は、私とメアリーだ。

 

 

「アリス、くれぐれも暴れるな。」

「メイ、君もだ。」

 

 

娘の愛称を気安く呼ばれて、つい笑顔でポーを見てしまう。

 

 

「メイ?」

「なんだ?」

「随分と親しいんだね?」

「メアリー、助けてくれ。」

「ごめん、こういう時のママって面倒臭いの。」

「面倒臭い!?」

 

 

娘の呆れ顔に、つい悲鳴を上げてしまった。

 

あぁ、お嫁に出したくないなぁ。

 

────────

 

気が付くと、私はタナヴィーの格納庫の隅で寝ていた。

 

ダンタムに起こされ、私は目を瞬きさせる。

 

 

「こんなところで眠るな。疲れているのか?」

「疲れては……いない。」

 

 

何か嫌な夢を見た気がする。

 

 

「母さん、どうしたんだ?」

「ビリー、コースFは?」

「終わった。」

「そう。……うーん、何か忘れてる気がする。」

「その内思い出すだろ。」

「そうだね。」

 

 

親子3人で格納庫から降りて、私達は司令部に顔を出す。そこでポーを衝動的にフォース・プッシュしたことに、自分でも理由が分からなかった。何の夢を見たのか忘れたけど、ポーを認めたくないのは覚えている。

 

本当に、なんでだろう?

 

 

continue……

 

 






すみません、本編はもう少しお待ちください汗
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