ジェダイ(仮)と理想主義者(笑)と退職(無断)者の小話。   作:夭嘉

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皆さんこんばんは。夭嘉です。

今回はかねてより募集しておりました、対談です。
どうぞお納めくださいm(_ _)m


理想主義者(笑)とジェダイ(仮)

これは某ジェダイ寺院にて行われた、理想主義者(笑)とジェダイ(仮)の、寺院の番人によるインタビューである。

 

────────

 

ここはアウター・リムの某惑星にある、ジェダイ寺院である。

 

クローン戦争の最中、エレノア・“ネル”・クラウドはジェダイの秘密を暴く為、ジェダイ寺院に乗り込んでいた。寺院を守っていたジェダイ・ナイトとクローン小隊を倒した彼女は、躊躇いもなく寺院の中へと踏み込む。

 

通路を進んで広い空間に出ると、寺院の力が働き、番人が姿を現した。

 

 

「長らく待っていたぞ、エレノア・クラウド。」

 

 

エレノアを待っていたのは、ジェダイ寺院の番人だった。

 

 

「寺院の番人か。」

「左様。私はこの寺院を守っている。クラウド、無傷で帰れると思うな。」

「………」

「状況は把握しているようだな。良かろう。私が手を出さない代わりに、今回は一仕事してもらおう。」

「仕事?何を、きゃあああああああっ!?」

 

 

エレノアの足元の床が突然開き、彼女は真っ逆様に落ちる。

 

目を覚ますと、エレノアはソファーに座っており、反対側には黒髪のジェダイが座っていた。

 

 

「初めまして、エレノア。いや、ルシル卿かな?私はアリス・レイン。未来のジェダイ・マスターだよ。」

「はぁ!?未来のジェダイ・マスター!?」

「あんたの時代から約25年後から来たの。」

「25年後!?!?じゃあジェダイは、」

「おっと、ネタバレはダメだよ。」

「では、始めるとしよう。」

 

 

番人が陰から再び現れ、アリスは微笑む。

 

これが、対談の始まりだった。

 

────────

 

番「先日、画面の向こうの者達から、質問を集めた。深く考えず、思ったままを答えろ。」

エ「は?画面?」

ア「エレノア、言ったでしょう?深く考えないでって。」

エ「あんたは何!?」

番「始めるぞ。」

 

 

Q 幸せな結婚生活ができているアリスさんから、恋人探しに苦労しているエレノアに一言。

 

ア「え?彼氏欲しいの?」

エ「あんたには関係な……何笑ってんの!?」

ア「それだけの為にシスになったんだぁって思って。」

エ「てか質問によれば、あんた結婚して……」

ア「してるよ?まぁ…頑張っ…ぶふぅー!」

エ「だから笑うな!!!!!」

 

 

Q オビ=ワン、アナキン、パドメ、ドゥークー伯爵、シディアス卿の5人の第一印象を教えて下さい!

 

ア「オビ=ワン、堅物。アナキン、天使。パドメ、天使。ドゥークー伯爵、偉そうなやつ。シディアス、ストーカー。」

エ「待って、第一印象聞いてるんだよ?シディアス卿の答えが違うんじゃない?」

ア「じゃあクソジジイ。」

エ「ねぇ番人、これでいいの?」

番「問題ない。お前も答えろ。」

エ「問題ある気がするんだけど………。えっと、オビ=ワンは堅物に同意。アナキンはピュアで、パドメは良い人かな。ドゥークー伯爵とシディアス卿は父親とおじいちゃんみたいだった。」

ア「シディアスがおじいちゃん……」

エ「ドン引きしないで?」

 

 

Q 双方から見たお互いの印象。

 

エ「貴女は何でもお見通しみたいだね。正直、私が知る中でジェダイらしいジェダイだよ。」

ア「ほんとに?今まで感想でもジェダイに見えないとしか言われたことないのに。」

エ「感想?」

ア「あ、気にしないで?エレノアは、そうだなぁ……子供かな。」

エ「はぁ!?」

ア「バトル・ドロイドに囲まれるとか、無邪気な子供にしか見えないもん。」

エ「訂正、ジェダイに見えない。」

ア「なんでよ!?」

 

 

Q 戦ったらどっちが強いの?

 

エ「実際に戦ってみた方が早いんじゃない?」

番「対談故、ここで争うことは禁ずる。この問いに関しては、私が客観的に答えるとしよう。クラウドはレインを越えられない。」

エ「………理由は?」

番「フォースを知っているからだ。レインはツタミニスを習得している。」

エ「ヨーダくらいしか使えないツタミニスを!?」

ア「不可抗力です。」

番「お前には必要なものだ、レイン。シスとて、学ぶものは多いぞ。」

エ「………」

 

 

Q ソフィア・パウロナを二人の目線から評価してもらえませんか?

 

ア「頭のネジが足りないジェダイ。」

エ「人のこと言えないからね?」

番「そうだな。読者からクラッシャーと呼ばれているぞ。」

エ「読者……?あ、うん、もう突っ込まない。でも、なんで?」

番「乗り物を尽く潰すからだ。」

ア「ソンナコトナイヨ、カッテニコワレルノ。で、あんたは?」

エ「勝手に壊れるわけないだろ……。うーん………危険なジェダイ、かな。良し悪し関わらず、時々突拍子もないことをしてくるから。」

 

 

番「以上だ。ご苦労だったな。」

ア「じゃあ、私帰っていい?」

番「許そう。クラウド。」

エ「私が素直に帰るわけな、」

ア「ほら帰るよ。暴れたって何も変わらないからね。」

エ「は、離せぇっ!!」

 

────────

 

対談が終わり、番人は記録した映像を画面の向こうにいる者に送信する。

 

 

?『ありがとう。』

番「今回だけだ。あの2人を会わせるのは危うい。心に留めておけ。」

?『もちろん。今回は特別企画だから、安心して。』

 

 

フードを被った人物が通信を切ると、番人は寺院の奥へ消えていく。

 

奇跡とは、通常では為し得ない偶然のことをいみする。奇跡が、アリスとエレノアを引き合わせた。二度と起こることはないだろう。

 

フォースは常に、共にある。

 

 

continue……

 

 

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