2周目の世界に祝福を!   作:スカイハーツ・D・キングダム

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第6話 この最強の魔法使いへ再会の涙を!

めぐみん「゛う゛…゛う゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛……」

 

俺達に飛びつき……抱きついためぐみんは……とにかく泣いた…

 

俺は隣のアクアを見た

 

アクアも………泣いていた……

 

再会した事にもそうだが……俺達の事を覚えていた事にもだ……

あれ?………俺の目に映る光景が霞んで………

 

 

ああ、そうか……俺も泣いてるんだ……

 

俺は………俺達は…泣きじゃくるめぐみんの頭を優しく撫でた

 

そして撫でながらめぐみんに

 

 

 

 

カズマ/アクア「「また会えた(わね)……めぐみん…」」

 

めぐみん「゛ふ゛ぐ゛っ゛……また…会えましたね……ふたりとも…!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

△△△△

 

 

カズマ「落ち着いたか?」

 

めぐみん「はい……」

 

アクア「それにしても……あなたも覚えていたのね…ゆんゆん」

 

アクアは……少し置いてけぼりになりかけていたゆんゆんに声をかけた

 

ゆんゆん「は、はい……おふたりも覚えていたのですね…」

 

実はめぐみんほどではないが、ゆんゆんも泣いていた

 

めぐみん「グスッ………ふたりはいつ頃に戻っていたのですか?……私とゆんゆんはアルカンレティアからアクセルに向かう馬車に乗った瞬間に記憶が……」

 

カズマ「そうか……俺とアクアは初めて会った天界で…」

 

俺達は……これまでの事を話した

 

カズマ「けど……まさかおまえ達も前回の世界の記憶があるなんてな…」

 

めぐみん「はい……最初……よく理解出来ませんでした……夢でも見てるのかと思いました……ですが…」

 

ゆんゆん「私達がかつて体験した出来事がそのまま起きて、しかも……前回の世界の力もそっくりそのまま使えている事で…」

 

めぐみん「私達は……戻ったと確信しました…」

 

カズマ「そうか……」

 

ゆんゆん「もしかしたら……他の誰かも…前回の世界での記憶があるのでは…って思っていましたが……」

 

アクア「誰も覚えていなかった……のね?」

 

ゆんゆん「……はい………アクセルに来て……ダストさん達を見かけましたが……向こうはまるで…私の事を忘れて……いえ……はじめからパーティーにはいなかったかのように……何事もなく過ごしていました……」

 

ゆんゆんは…寂しそうな表情をしていた

 

そりゃあそうか………ボッチだったゆんゆんは、テイラー達のパーティーに入って……そこのチンピラ野郎のダストと恋仲になったのに……向こうはゆんゆんを知らない……そんなの………寂しいよな……

 

カズマ「………」

 

俺は無言でゆんゆんの頭を撫でた

 

アクア「……」

 

アクアも無言で撫でた

 

ゆんゆん「!?………゛フ゛ゥ゛ッ゛……゛フ゛グ゛ッ゛…゛ヒ゛ッ゛グ゛……!゛ヒ゛ッ゛」

 

先程流した涙だけでなく…こらえていて涙を更に流した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

△△△△

 

ゆんゆん「すみません……私まで…」

 

カズマ「気にするな……俺達の仲だろ?」

 

アクア「私もね……ゆんゆんと同じ立場だったら泣いていたと思うわ…」

 

めぐみん「………」

 

さてと……

 

カズマ「街に戻ろう……悪魔倒したって報告してこなきゃだろ?」

 

ゆんゆん「あっ…!」

 

めぐみん「すっかり忘れてました…」

 

カズマ「今度は受け取るか?」

 

めぐみん「……いいえ……討伐賞金は……怪我した冒険者や私達以外の参加者に配布するようにギルドにいいます……」

 

ゆんゆん「……そうね……行きましょう!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

△△△△

 

カズマ「さてと……めぐみんは戻って来たとして………」

 

アクア「……」

 

俺とアクアは………ベンチに座っているゆんゆんを見た…

 

……どうするか……

 

 

前の世界ではテイラーのパーティーに入る事で脱ボッチになったが………今回は……

 

めぐみん「………ゆんゆん」

 

ゆんゆん「うん?なあに…」

 

めぐみん「よかったら……私達のパーティーに入りませんか……」

 

ゆんゆん「……!」

 

なんと……めぐみんが誘いをかけた

 

アイツ確か……前回の世界では……めぐみん『一つのパーティーに……アークウィザードはふたりもいりません』なんて言って拒否ってたが、どういう風の吹き回しなのか……

 

ゆんゆん「え?……でも……めぐみん…」

 

めぐみん「前の世界で言っていたことなら撤回します………私……あなたに役目を盗られるのではないかと恐れてあんなこと言いました………ですが分かったのです………私とあなたはアークウィザードとしてのタイプは別だと言うことに………今だったらあなたともうまくやっていけると思います………ホーストとの戦い………戦い方が違うおかげで被ることが無くて帰って戦いやすかったです……どうです……我がライバル……」

 

……いやパーティー入れるかどうか一応俺が決めることなんだが………まあ……ゆんゆんがいいなら俺もいいが……

 

カズマ「どうだゆんゆん?……俺もアクアも歓迎する……」

 

アクア「あなたが入ってくれれば…今以上にクエストや戦いが楽になるわ……」

 

ゆんゆん「………」

 

俺達の言葉を聞いたゆんゆんは……

 

 

 

 

 

 

ゆんゆん「めぐみん……カズマさん…アクアさん………ありがとうございます………気持ちはありがたいですが……私のパーティーは………あの人達のいるあそこだけって決めてます………例え、私の事は記憶になくても………私はあそこに行きます………そこでもう一度……あの人達との思い出を…絆を……築き上げます……」

 

感謝の気持ちを伝えて…俺達の誘いを断った

 

カズマ「そうか……」

 

アクア「……そうね………やっぱり…自分のパーティーが一番よね…」

 

めぐみん「元ボッチの癖に……言うようになったではありませんか……!」

 

ゆんゆん「へへ……いつまでも私はボッチじゃないわよめぐみん……では……私は行きます……何かあったら呼んでください……すぐに行きますので……!」

 

カズマ「ああ……またな…!」

 

アクア「またね…ゆんゆん!」

 

めぐみん「………フッ……泣きたくなったら呼んでください!笑いに来ますから…」

 

ゆんゆん「絶対呼ばないわよ!!……さよなら!」

 

そう言ってゆんゆん行ってしまった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

めぐみん「……あの娘………強くなりましたね、」

 

カズマ「……ああ……もう…」

 

アクア「私達が……あの娘の事……心配する必要……ないわね……」

 

 

……なんだか……娘の成長を……実感して……かんしょうに浸る親のような気持ちになったのは言うまでもない…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

△△△△

 

ギルドの奥で

 

金髪のチンピラ「だあ!クソ!結局何もできずに悪魔討伐終わっちまった!!」

 

長髪の弓矢持ちの男「けど俺らが行ったところでどうしようもなかったんじゃねえのか?」

 

金髪のチンピラ「おい…それは言っちゃあいけねえ約束だろ」

 

大剣持ちの男「……俺……この街じゃあ少ない上級職だってのに……討伐作戦に組み込んでもらえなかった……」

 

金髪のチンピラ/弓矢持ちの男「「………」」

 

青マントの女「ま、まあ……そういうこともあるわよ……」

 

金髪のチンピラ「だ、だな……まあ、これからどんどん強くなっていけば…ご指名されるようになるさ……」

 

弓矢持ちの男「そ、そうだぜ……だからそんな落ち込むなって……」

 

私の事を知らない……ですが……私は知っているパーティーが愚痴を言っていた……

 

ゆんゆん「あ、あの!」

 

金髪のチンピラ「うん…?なんだ…?」

 

……例え………私の事を覚えてなくても……私は………

 

ゆんゆん「私を………このパーティーに入れてもらえませんか!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

このパーティーに戻れてとても嬉しい!!

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