ガンダムビルドダイバーズ リビルドガールズ   作:守次 奏

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なんとなくランキング見たら拙作の名前が載っていて目玉が飛び出そうになったので多大なご愛顧に感謝を示すと共に初投稿です。


第二十三話「はじめての聖地へ〜その質問はあたしに効く」

 ガンプラ作りたいんですけどなんかおすすめありますか。

 GBNの普及によって第四次ガンプラブームとでも呼べる一大ムーブメントが巷を賑わせている昨今に限らず古くはGPD全盛の時代、いや、それすらなかった十字キーとボタンないしジョイスティックとボタンのゲームが前世だった時代にもその質問はネットの海で、あるいは親戚同士の集まりで甥っ子や姪っ子がその親族に目を輝かせながら問いかけてきた。

 だが、その答えはいつも困惑に彩られている。

 ──どのガンプラ?

 なんでもいいからガンプラを作りたい、という質問をぶつけてきた人間の中で、本当に「なんでもいい」と思っている人間は少数派だ。

 つまりはそういうことだった。あとは純粋にガンプラというカテゴリも時代と共に扱う商品が膨らんできたことで、細分化されているグレードの数も結構多いと、ユーザーとしては喜ばしい限りのことだが入り口に立ったビギナーには極めてややこしい限りなのだ。

 加えて喜ばしいが同時にめんどくさいのが、プラモデルという性質上、楽しみ方が無数にあって、その選択肢にGPDやGBNが加わったこともあり、「どの作品の何を、わからないならどんな感じのものを、どのように、どういうスキルの範囲で作るのか」ということを明確にしてくれないと、大体がすれ違う悲劇に終わってしまう。

 そして更に追加するなら、ガンプラビギナーに対して中級者や上級者もアドバイスこそ持ち合わせているが、ガンプラには正解など存在しないため、その持論が噛み合わない、というのもすれ違う要因だろう。

 曰く、スキルアップをしたいなら合わせ目消しと後ハメ加工とクリアパーツのマスキング処理やモールドの市販パーツへの置き換えといったことが一気に学べて、おまけに値段が安い、最近リメイクされた前の方のHGUCジムを買うといいと、善意で勧めるベテランがいる。

 曰く、自分が格好いいと思ったキットから買って説明書読んでりゃ作れるからそれでいいよと善意で促すベテランもいる。

 そして、そのどちらも間違いではないのだが、「格好悪いからやだ」とか「じゃあこの『MG FAZZ ver.ka』っていうの買います」だとか、ビギナー側もまた持論があることがややこしいのだ。

 一応補足するなら、ニッパーがあって説明書を読めば、パーツが複雑で細分化されているとはいえ、「MG FAZZ ver.ka」というキットは初心者でもちゃんと組み立てられるように財団B、ガンプラの版元は丹精込めて設計している。

 だが、ガンプラ作りというのはどの段階においても熱意と集中力との戦いだ。

 ベテランに片足を突っ込んだモデラーさえ「なんでガンダムって足が二本あるんだろうな」だとか、「νガンダムの本体とライフルとシールドまで作ったけどファンネル組むのがめんどくさい」といった些細な挫折と嘆きは聞こえてくるのだ。

 ならば安く、早く、そしてシール頼りの部分が少ない最新のHGクラスはスタンダードにお勧めしていいはずだ。それでも人型である以上手足は二本あるが。

 実際、何度かガンダムベースを訪れた客から同様の質問をされた際に愛香は販促の兼ね合いもあって新商品を勧めていたが、それでもやはり需要と噛み合わなかったとはいえ「格好悪い」「なんか違う」の一言で片付けられることが何度かあったし、善意を蹴り付けられるというのはそれなりにストレスが溜まる。

 だからこそ、昼休みの最中に、親友の口からその質問が飛び出てきたとき、愛香は反射的に頭を抱えそうになってしまったのだ。

 

「……あ、あの……愛香さん……」

 

 いつも通りにメロンパンをもそもそと控えめに齧りながら、いつもと違って包帯を解いた絵理は、おずおずといった調子で、今朝は寝坊しかけてしまったため、購買争奪戦に参加してボロ雑巾のようになりかけながらもなんとか勝ち取った焼きそばパンを口に運んでいた愛香へと呼びかける。

 

「ん……どしたの絵理ちゃん」

 

 最悪家からジャムだけを持ち出してきて売れ残りのコッペパンをあえて安全に確保することでこの狂ったイベントに参加しないというクレバーな選択肢もあるにはあるのだがそこはそれ、祭りとならばなんとなく参加したくなってしまうのが人の性というものだ。

 満身創痍といった体で絵理の机に突っ伏してもそもそと焼きそばパンを齧りながら、どことなく気の抜けた声で愛香は答える。

 その質問が投げかけられたのは、そもそも焼きそばを挟んでるだけでこれも分類的にはあんまりコッペパンと大差ないのでは、と正気に戻りかけていた時だった。

 

「え、えっと……その……お、おすすめのガンプラとかって、何か、その……あったり、しません、か……?」

 

 六割ほど体積を残したメロンパンで顔の半分を隠しつつ、透き通るように白い頬を朱に染めて、絵理は愛香へとそう、無邪気に問いかけたのだ。

 どーしてくれんだエリィちゃん(オーマイゴッド)

 口の中がパッサパサになりそうな緊張感が、ピキーン、という音を立てて愛香の脳裏を駆け抜けていく。

 ああ、昨日のバイトもそうだった。

 GBNを始めたいというクソガキもといお子様があれこれと、最近ようやくテレビ放送されていたガンダムシリーズの主役機、その顔と名前が一致しはじめてきたばかりの愛香へと問いかけてきて、愛香はにこやかにHGCEデスティニーガンダムを勧めたのだが、「これはいいかな」の一言で切り捨てられてしまったのだ。

 いやいいじゃんデスティニーガンダム。確かに可愛くはないけどあたしは最近覚えてきたガンダムの中で一番格好いいって思うしG-Cafeのお客さんたちだって「名キットとは何か」って話になったらほぼ必ずその名前をあげるぐらいお客様満足度だって高い逸品なのに!

 

「……あ、愛香さん……!?」

 

 昨日のトラウマが蘇り、笑顔でぺしょりと頽れていく愛香に、絵理は左目を丸くし、その眦に涙を浮かべながら恐る恐るといった風情でその背中に触れたのだが。

 

「ふ、ふふ……大丈夫だよ、絵理……ちょっと昨日のバイトの古傷が……」

「……が、ガンダムベースのアルバイトって……命懸けなんですか……?」

「大丈夫……解釈違いはどこにでもあるものだから……」

 

 なんだか店長が聞いたら風評被害を生むのはやめなさいと怒りそうな受け答えをしつつも、実際その、多くのガンプラに関わる者を悩ませてきた、絵理からの問いかけに愛香は返す。

 

「えっと、絵理。質問に質問で返すのはテスト零点だけどちょっと三つ訊かせてね。どうして、何を、どんな感じに?」

 

 恐らく絵理が持ちかけてきたのはGBNに関わる相談だろう。

 突然ビルダー方面に目覚めて、あのシャフリヤール……とかいうらしい凄腕の人を目指しているんですと言われたら流石の愛香も頑張ってね、ぐらいしか答えようがないが、ある程度範囲を絞り込んだ質問であれば、なんとか答えられるぐらいの知識は蓄えられた。

 なにより絵理は親友だ。できることなら全力で力になってあげたいからこそ、その精度を高めるために、愛香は問い返すのだ。

 

「……その、わたし……フォースの足を、引っ張ってるんじゃないか、って……」

「へ?」

 

 愛香は返ってきた言葉に思わず目を丸くする。

 足を引っ張るどころか、絵理が、「エリィ」がいなければ、先日受けたクリエイトミッションでチィがバエル宮殿まで侵入する時間は稼げなかっただろう。

 それをいうならむしろ自分が──コメットコアガンダム、その源流となったコアガンダムのポテンシャルを完全には引き出せていないのではないかと密かに愛香は悩んでいたぐらいだ。

 

「……その、わたしの……わたしの、ガンプラ……近所の、中古屋さんで……組み立てた、まま……売れ残って、たんです……」

 

 エリィのヘイズルIIには、本来あるべきパーツが存在しない。

 それは腰部のドラム・フレームへと接続される二枚のコンポジット・シールドブースターと呼ばれる盾と剣と銃と有線クローの機能を一つにした欲張りセットが如き複合兵装であり、ヘイズルIIを「ヘイズルII」たらしめているパーツだ。

 GBNが盛んになった昨今、必要だった一部をミキシングの素材に利用して、余った部分のキットを二束三文で売り飛ばしてしまうビルダーは後を絶たない。

 その行為の是非については正直なところ、愛香にはわからない。例えば複数個のガンプラを利用したミキシングビルドでオリジナルのガンプラを作り上げたはいいけれど住居や飾る場所の問題で複数個を飾っておく余裕がない、といった場合古物店へと売ってしまうのも、選択肢としてはあり得ることだろう。

 そして、誰かが必要ないといったパーツが誰かにとっては必要になる、ということも往々にしてあることだ。

 だからこそ完品の状態よりも割安に販売されているそうした欠品、組み立て済みのキットを敢えて買い求めるビルダーが存在することもまた、確かなのだ。

 

「……だから……なんだか、わたしみたいだな、って……そう、思ったんです、え、えへへ……」

 

 絵理は無理やり笑顔を作ろうとしたが、それは過去からの痛みに歪んで、眦に滲んだ涙を押し流し、泣き顔へと変わってしまう。

 必要なパーツを抜き取られて、袋に入れて吊るされていたのであろうあのヘイズルIIがどんな気持ちでいたかなど、愛香にはわからない。

 二月十四日に合わせてコンビニやスーパーが大量に入荷して、その翌日にはワゴンへと叩き込まれるチョコレートがある。同じように十二月二十四日を過ぎて、半額のシールと共に叩き売られて、購入が叶わなければ廃棄の運命を辿るケーキがある。

 考えてみれば、それはとても悲しいことなのかもしれない。

 だが、それは巷にありふれたものだ。痛みと悲しみ、それを資本と眠らない電気の明かりで覆い隠しながら世界は回り続けている。

 そして、もしもそこにある悲しみを一つ一つ拾い上げて歩き続けたならば、人はパンクして潰れてしまうだろう。

 愛香は思い出す。

 ある日偶然遭遇した、通学路にあるデイサービスセンターが、運営資金に少しでも足しになればと売り出している花の鉢植えを、なんだか祈りを捧げるように哀しそうな目で見つめて買っていく、別な学校の女子生徒のことを。

 光をなくした絵理の左眼は、そんな祈りに溢れていた。

 

「……でも、わ、わたし……ガンダム、知らなくて……それに……それに……こんな、目ですから……愛香さんみたいに、すごいガンプラ、作れなくて……」

 

 はらはらと涙を流して、絵理は噛み殺した唇をすり抜けた嗚咽を漏らす。

 

「……ねえ、絵理」

「……あ、愛香、さん……?」

「悪いんだけど多分その問題、あたし一人じゃ解決できない」

 

 愛香はばつが悪そうに顔をしかめながら、導き出された結論を出力する。

 絵理にそういう言葉を投げかけるのはよくないとは思っているものの、現状として判断材料に「絵理の価値観」という深刻な問題が関わるのなら、安易に「じゃあ強そうなガンダム探そうか」なんてことを気楽に答えられることなどできるはずもない。

 きっと、マギーというあのダイバーなら、もっとうまくやれたのかもしれないけれど。

 愛香は胸に差し込んでくる後悔に、心臓に針を突き立てられたような痛みを覚える。

 

「……え……っ……」

 

 案の定、絵理は絶望もあらわに、ただでさえ白い肌から血の気が引いていくように顔色を悪くして、持っていたメロンパンを机に取り落としてしまう。

 ──嫌われた。

 嫌われた。嫌われた。嫌われた。嫌われた。ごめんなさい。わたしなんかがごめんなさい生意気なことを言ってごめんなさいこんな目でごめんなさい生まれてきてごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい。

 開く傷口から噴き出す痛みに、色のない血液をその左眼から流して、絵理は何度も心の中で愛香へと罪を詫びる言葉を繰り返す。

 

「だから、仲間を頼ろう」

「……えっ……?」

「大丈夫。あたしもまだまだガンプラについては半端だから、ってだけで……あたしは、どんな理由があったって、絵理がどんなだって、絵理を嫌いになんかならないよ。だから……」

 

 餅は餅屋。チィちゃんやアキノさんにも頼ろうよ。

 ぎゅっと、優しく、包み込むように絵理の両手を取って、涙に濡れる瞳を見据えながら、愛香は自分にできうる全ての誠意を込めて、凍りついた痛みに閉ざされかけていく絵理の心へと、三十六度の熱を、その底に込められた自身の魂を届けるように、じっと答えが返ってくるのを待つ。

 

「……わ、わたし……その……あ、愛香さんに、め、迷惑……」

「迷惑じゃないよ」

「……だ、だって……わたし、わ、わたし……気持ち、悪いって……」

「どこが? 絵理は可愛いよ、あたしはそう思う」

「……あ、ああっ……ああ……あいか、さ……」

「あたしは、絵理の味方だから」

 

 それに絵理だって、自分なんか、っていつもそう言ってるけど。

 あたしは、絵理に助けられたんだ。絵理がいなかったらきっとあたしだっておんなじように自分のことが大っ嫌いで、死んでしまってたかもしれないんだ。

 脳裏に中学三年生の冬を、吹き荒ぶ風が吹き込む音楽室の窓枠に足をかけたことを、そして、今もまだきっと心臓に埋め込まれた棺の中で血の涙を流しながら眠り続ける「愛香」のことを思い返しながら、愛香は自身の頬に絵理の右手を運んで触れさせる。

 大丈夫。あたしは心から笑ってるよ。心から、絵理と話すことが楽しいから、一緒にいることが楽しいから。

 そう言い聞かせるように、何度も不安から頬に指先を這わせ続ける絵理の心まで届けと、そんな祈りを込めながら優しく額を触れ合わせて、愛香は精一杯に微笑みかける。

 

「あいか、さ……ああっ、う、あああああ……っ……」

「よしよし、それじゃ今日もガンダムベースいこっか、絵理」

 

 泣き虫で、気弱で、だけどきっとあたしよりも、ううん、この教室にいる誰よりも優しい親友のことを誇りに思いながら、愛香は頬に触れる絵理の指先に自分のそれを重ね合わせて、指を切らずに約束を結ぶのだった。

 

 

 

「なるほどねぇい」

 

 アイカを通してチィへと伝えられたエリィの疑問に、首を傾げつつもコンソールを操作する指を止めずにチィは返事をした。

 自身の機体を乗り換えるにしろなんにしろ普段であればビルド構築相談スレに行くことを勧める定番の疑問でこそあるものの、ビルド構築スレはある程度方針が固まっていないとまず相手にしてくれない以上、「何を、どのように」が見えないエリィの課題は結構な難問だ。

 

「チィ、人と話しているのですから手は止めた方がいいですよ。しかし……私の場合は以前に使っていたのがシナンジュ・スタインだったのと、乗っている間にどのような構築が自分に適しているかを判断できたので、それがわからないとなると、難しいですね」

 

 アキノの構築は一言で表すならタンク兼DPSといったところだ。

 その根幹であるIフィールドソードが、キャプテン・ジオンが使用するジオニックソードによる影響を受けたことは否定できない、というよりアキノは元より彼をリスペクトしてその武装を製作したのだから当然だった。

 しかし、アキノのビルド方針はキャプテン・ジオンの存在に関わらず、あのハードコアディメンション・ヴァルガで生き残り、不届き者を成敗するという道を選ぶのであれば、そのようなタンクアタッカースタイルに収斂するのは半ば必然であるともいえる。

 どこから攻撃が飛んでくるかわからず、そして乱数の神様の機嫌次第ではあのFOEさんがぶっ放してくる拡散波動砲じみた一撃やら、高速での奇襲を耐えて「見込みがある」と判断されたらその豪放磊落な性格に反することなく荒ぶるオーガの太刀筋が浴びせられるような世界で生き残る方法は、避けるか耐えるかの二択だ。

 当たり前だと言われればそれまでだろう。

 しかし、その次元が違うのだ。

 化物には化物をぶつけるが如く、「二桁の魔物」たちと渡り合う実力を備えていないのであれば、極端化した防御力か極端化した隠密、回避力のどちらかを備えていなければまずあの場所では生き残れない。

 実際、フォース「リビルドガールズ」結成のきっかけとなったアイカたちの第二回絶界行において、アキノは明確にFOEさんからのマルチロックの対象となったが、遮蔽物と周辺の敵機という二つの壁に助けられたところもあるものの、Iフィールドソードがあったからこそ、ぎりぎり致命傷で済ませることができたのだ。

 

「ん……ならさ、ペリシア行ってみんのってどうよ」

 

 チィはアキノに咎められたのもどこ吹く風といった様子で指先を慌ただしく動かしながら、新たに開いていたコンソールのタブ、そこに表示されていた、GBNまとめwikiにおける「ペリシア・エリア」の概要ページをアイカとエリィに提示する。

 

「……ぺ、ペリシア……?」

「確か、シャフリヤールって人がいるとこだっけ?」

「おうよ、シャフリヤールに会えるかどうかは乱数の神様の機嫌次第だけどビルダーの聖地だ、そういう曖昧な相談にも乗ってくれるやつはいるだろうよ。許可がなきゃガンプラは使えねえが……まあ金あるんだし地図買って乗り物借りてから行けよ」

 

 でないと、砂漠でラクダに逃げられた商人の気分を味わうことになるからな。

 チィはニヒルに笑ってペリシア・エリアの記事が表示されているタブを閉じると、本来自身が受けようとしていた宝探しミッションと思しきそれを承認して、己の戦場へと解けて消えていく。

 

「ペリシアに行くのであればロビーから受付ができますよ、それに……アイカもエリィもCランクに上がったのですし、ガンプラの展示権も購入できるはずです。では、ご武運を」

 

 お役に立たず申し訳ありません。

 少し気まずそうにぺこりと頭を下げて、アキノは何か予定があったのか、ログアウトのボタンを押して現実へと解けていく。

 

「聖地ペリシア、か……」

「……お、お話、聞いて……くれる、でしょうか……」

「きっと大丈夫だよ、それじゃ行こっか、エリィちゃん!」

「は、はい……よろしく、お願いします……」

 

 先程チィが表示していたwikiには非戦闘区域に設定されている、と書いていたため、モヒカンの襲撃を受ける心配も、マクギリスに頭と魂を捧げたお嬢様に絡まれる心配もないだろう。

 本来自分がプレイスタイルとして想定していた、仮想の世界を旅するという体験への予感にアイカもどこか心を躍らせながら、エリィの手を引いて、「ビルダーの聖地」へと向かうべく、受付に向かうのだった。




アリアちゃんさん「お勧めのガンプラ……? やはりHG鉄血のオルフェンズシリーズ、ガンダム・バエルに他なりませんわ! 安全基準の存在によって確かに原作より幾分かエッジが丸くなってしまっているところはありますわ、ですが色分けも完璧で合わせ目もモールドとして処理されている上にその特性上素組みでも固く、やることがわかりやすい故にGBNへの導入としてこれ以上ないガンプラですことよ!!! 何よりエッジの丸さに関しては己のビルダーとしての腕試し、未来への希望として残された試練だと思えばそれもまた愛おしゲッホゲホッゲホッガハッゴホッ!!!!!」
ミツルギ「お嬢様あああああっ!!!!!」
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