アークナイツRPG『52Hzの獣』トロフィー取得通常プレイ 作:溶けかけアイスの実
終わり!!閉廷!!!カンカンカン!!
今回は各キャラ視点です。みんなの思惑、もしくは思考。
side ラップランド
ドクターが救出されたあの日、彼女が目覚めさせられた。…正直な所、彼女を起こすのは反対だったんだ。
アンが眠らされる前の事は今でも覚えてるよ。
何も喋らなくなって、表情も無くなっていった。そして最後には誰かを探すようにロドスを彷徨うようになった。…今思えばドクターを探していたんだろうね。
残酷なほど優しくて可哀そうなアン。あんなにボロボロになって、自我が擦り切れるまで戦い続けた強い人。…ボクの、友達。
今のロドスには君の事を化物として見ない人なんて一握りしかいないのに。
…聡いアンの事だ、きっと気づいている。それでも彼女は笑うんだろう。
ボク達が分かっていてくれたらそれでいいって。それがどれだけ残酷なことか知っていて言うんだ。
しょうがないよねぇ、ホント。
しょうがないからついていくって決めたんだ。
だからさ、相手が覚えていない過去の事を何時までも引き出してくるキミ達は場合によっては敵になりえるんだよね。
ねぇ、カランドの方々?
side ブローカ
正直な所、奴の事はよく知らない。
ラップランドに連れられてアオスタ達と一緒に眠ってるアイツを紹介されたのが初対面と言えば初対面なんだろうな。
それからは偶にだがラップランドに見舞いと称して連れてかれてた。
…まさか、思わないだろ。意識が戻ってからあんなに振り回されるとか。
でも、まぁ、あんなに錯乱したアイツを見てわかったことがある、
アイツはどうしようもなく人間だ。臆病なまでに仲間を守ろうとする馬鹿だ。
…だから、もしアオスタ達とロドスを離れることになった時、アイツが付てくるってんならなにも異論はないさ。
side アーミヤ
チェルノボーグで彼女の姿を見たとき、別人であって欲しいと思いました。
だって、彼女は、アンさんは、ロドスのためにあれだけ戦ってくれたんです。戦わせてしまったんです。
お願いですアンさん。止まってください。それ以上は本当に死んでしまうかもしれないんです。
…源石融合率90%。こんな数値は見た事がありません。
彼女の体はもう余命幾ばくもないんです。今この瞬間にも死んでもおかしくないんですよ?
けれど、ロドスは、我々は、彼女を再び戦場に立たせる事を決めてしまったんです。
それがどれだけ彼女の負担になっているかはもう推し量れません。
…アンさんの体は源石によって無理無理動かしているに過ぎないんです。
…わかっています。彼女は守るために戦うことを選んだことは。もう止まれないことぐらい。
だから、お願いです。死なないで、アンさん。
貴女は私たちロドスの仲間なんです。
貴女を化物と言う声が出ていることも知っています。だからせめて、心だけでも守らせてください。…お願いします。
次回!カランドVS作者の胃!ファイッ