第二の人生 アルターエゴになる   作:Mr.хорошо

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オリ主の活躍の場をまず出せるか不安になってきたなぁ…

一応ちょくちょくストーリー読み直したりしてるんですが自分に文才はないんであまり期待はしないでください(色々と)


第1話

 

転生して俺はfate/grand orderの世界において異星の神によって召喚された

そして俺がこうしてここに召喚されたってことはいずれは藤丸立香達の前に立ちはだかる壁となる存在になるのだろう。

 

ある程度、現状はいま俺の目の前を歩いている言峰綺礼ことラスプーチンが語ってくれた

 

異星の神によって蘇生された7人のマスター

それぞれが7つの異聞帯を持ち、その異聞帯に存在する空想樹を育てあげいずれは異星の神の降臨の為のモノになることを……

だがみながもう分かりきっている。いずれ空想樹たるモノはキリシュタリアの異聞帯…いま俺が地に足が着いているこのギリシャの異聞帯が召喚の儀式の場になることを……

 

 

「君はこうして異星の神の使徒となり、私達は共に神の降臨を待つ者として協力しようではないか」

「………本来ならこんな形で協力関係になるなんては思わなかったけど、そう契約した以上は俺も身体を動かすしかねぇな」

 

 

 

正直、一プレイヤーとしてはこちらの立場に立って異星の神の降臨を待つのは恐ろしく感じる

これまでプレイヤーとして見てきた視点では少なくとも異星の神の降臨はここで降りることは決まっているが、いまの俺はこちら側である以上、主人公たちを倒すしかないだろう。

 

そして俺が言峰と共に向かう先に気配を感じる。

このとてつもなく広くでかい廊下。

そして外には蒼く広がった空……ここがどこなのかは大方把握はしていた。

 

言峰は大扉の前まで来ると2回ノックし、「失礼する」と言うとその扉は自動的に開いた

 

「……やっぱりか」

 

そこには円卓と7つの椅子の内、一つはある人物が座っていた

 

金髪ロングと細剣にも見える杖、白い装備が特徴の中性的な美青年。

 

「待っていたよ。新たなアルターエゴ」

「キリシュタリア・ヴォーダイム…」

「どうやら自己紹介は不要のようだね」

 

それもそうだ。

かつては……そう、敵だった存在であり、いまこうして円卓の席に着いているということはまだ立香達はこのオリュンポスに来ていないのだろう。

そして他の席には魔術映像越しに他のクリプターつまりAチームのみなが居るのであった

 

『それが新たなアルターエゴか?キリシュタリア……』

 

そうキリシュタリアに質問しながらこちらを睨むカドック

 

『キリシュタリア様の邪魔だけはしないように……異星の神の使徒はあまり信用出来ないもの』

 

そう言い、俺と言峰を警戒するオフェリア。これは酷いモノだ。少なくとも俺は言峰綺礼……いやいまはまだラスプーチンだったか、こいつと一緒にされるのはなんか嫌だが、この立ち位置に立ってしまった以上、仕方ないか

 

『………私はなんでもいいわ。早く話を続きをしてくれない?』

 

そう言い、俺に目もくれない芥ヒナコ

 

『あら、いい顔してるわね。見た感じ"東洋人"っぽいかしら………素敵だわ♡』

 

ペペロンチーノ……あんたも……いやそれは言わない方がいいのか。

 

『へぇ、異星の神様は新たに使徒を召喚したってか!どんな能力だよ!教えてくれ!』

 

こちらに興味津々なベリル。

少なくともその少年心のような目の中に隠れた殺気を抑えてくれ

 

『……………』

 

そして最後にこちらをただ見つめてくるデイビッド……

正直、一番怖いしなにか見透かされてるような気がしてならない

 

 

「定例会議の中失礼したクリプターの皆さん。だが異星の神の言葉によるこの者を降ろしたことを伝えるよう私にも来たことからこうしていま皆様が居る中、紹介させてもらいました。」

 

そう言い、言峰神父が俺の状況について説明してくれている。

俺はいまこの場に立っている。

異星の神に第二の生へを与えられ、その役目は異星の神を降ろすこと……いずれ主人公たち藤丸立香の前に立ちはだかる使徒……俺は未だに心の整理がついていなかった

 

だが時間は俺を待ってくれない。こうして契約を交わした以上俺はこちら側に立ち、そして立香達を排除する。ただそれだけの事だ。例え俺の中にあるこの英霊が汎人類史の英霊だとしても、この力を俺に授けた以上はとことん使わせてもらうぜ

 

そうしてあとは自分で紹介するようにと俺の前に居た言峰神父はその場を退き、俺に前に行くように目配せする

 

「いま言峰神父が説明してくれた通り、俺は新たに異星の神に召喚されたアルターエゴ。名を□□□□。いずれは異星の神を降ろす者としてこの力を振るわせてもらう。よろしく頼む」

 

それだけ伝える。過去の名など不必要だろう。いまこの身は英霊である以上、その英雄の名を語るだけの価値はあるはずだ。

 

「では我々もこれから行動をする為、今回は自己紹介のみということで会議の中失礼した。では行こうか」

 

そう言い、言峰神父は礼をすると会議室を出ていき俺もそれに着いていく

 

 

 

「で言峰神父。これからどうするんだ?」

「神父でいいさ……これから君には私に着いてきてもらう。勿論、私の護衛役としてね」

「その"カラダ"を持ってんなら俺が護る必要性はないに等しいと思うんだが?」

「ほう……この身体の持ち主を知っているふうに言うでは無いか。」

「いやなに、すこし知っているだけさ」

 

今はまだラスプーチンって訳か、少なくともロシアの異聞帯に行き、アナスタシアをツァーリにした時には彼の願いは叶い、いずれ本当の言峰綺礼となるのだろう。

 

「確かにこの者のカラダと私はよく馴染む。カラダの使い方も分かる以上、多少の無理な戦闘もできるさ……だが君は別格だろう?」

 

「おいおいそれは「いいや違わないさ」」

 

「その背中に背負う盾は何人足りとも貫くことを許さない盾であろう。」

 

「止せよ。俺は本人じゃねーんだ。使い方は頭に入っててもそれを使いこなせるかは別なんだからよ。まぁ俺は護るのが専門みたいな所があるからな。そこら辺は任せな」

「ふっ……期待しているよ」

 

そうして俺たちはロシアの異聞帯へと向かうため、次に異星の神に仕える仲間、コヤンスカヤの元へ向かうのであった




今回はオリ主についてすこし絡めました

サーヴァントとして召喚された以上勿論、真名もあります。
今回は異星の神の使徒 ラスプーチンや村正と同様に疑似サーヴァントとして召喚されており、その英雄から能力を授かっており、身体の主導権はオリ主が持ってる形です。
次は多分ステータス等を書くと思います
一応、時間軸的には次にカドックの異聞帯に向かう形です。もし間違ってる点などあれば教えてもらえるとありがたいです

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