仮面ライダーエグゼイド×ぼくたちは勉強ができない 作:ゴードドン
緒方side
朝から不思議な夢を見た夢とはいえまさか宝生さんとキスをしようとする夢を見るなんて
学校
数学教師『はいそこまで!ペンを置いて後ろからまわしてー!』
先生の合図と共にみんなは次々とペンを置く
武元『うおーっ!やっと期末テストが終わったー‼︎』
永夢『みんなお疲れ!んじゃ早速自己採点と復習しようか!』
武元『お...おー...』
古橋『もちろんだよぉ...』
永夢『さすがに二人は心身共に限界っぽいね今回の数学難しかったしね』
貴利矢『それに永夢も病み上がりだし今日くらい早く帰って休んだ方がいいかもな』
永夢『そうだね今日くらいは休むとするよ』
古橋&武元『やったー!!』
古橋と武元はそういうとすぐに自分たちの教室に帰る
緒方『あの...宝生さん』
緒方はさっきまでの古橋達と同様気が沈んでいた
永夢『あれ緒方さんまで⁉︎今日数学系だけだったのに以外!』
緒方『いえ...今日のテストは問題ありませんでしたが...実は今とある難問に悩んでいましてこれから少し付き合っていただけませんか?』
永夢『うん!もちろんだよ僕にできることなら力になるよ』
緒方『あっありがとうございます!ではこれを...』
そう言い緒方は永夢にチケットを見せる
永夢side
永夢は緒方に渡されたチケットを使い映画館に来ていた
なんだ⁉︎なぜ映画館に?さっぱり意図がわからない⁉︎いくらテスト明けとはいえ受験生がこんなとこ来てる場合じゃ
アマンダ『待ってアンソニー!』
アンソニー『止めてくれるなアマンダ!』
来てる場合じゃないが映画館なんて小学生以来なわけで...一瞬たりとも無駄にはできない
しかし恋愛映画か...こういうのはイマイチピンとこないんだよな...緒方さんはこういうのが好きなのか?まぁ緒方さんの息抜きになるならそれも...えっちょっとアマンダどうなっちゃうの?おのれもどかしい!なぜそこで抱きしめないんだ!今だいくんだアンソニー!
永夢がイライラしながら見ていると映画はラストシーンのキスシーンが映し出される
恋愛映画だから分かっていたけど改めて見るとキスシーンてのはこっちまでドキドキするな
永夢は強化合宿での緒方とのキスを思い出す
いやいやあれは事故だから全然違うから
なんやかんや言いながら気づけば涙が出ていた
なんだか結局すごくいい映画だったなアマンダ良かったね幸せになれて
永夢『誘ってくれてありがとう緒方さんでもこういう映画好きだったなんて正直意外...』
永夢が緒方を見ると頭に?を浮かべながら首を横に傾げる緒方の姿があった
あからさまにピンどう来てない...
永夢『あの緒方さんつまんなかったかな?』
緒方『いえそういうよりも...アマンダもアンソニーも知らない人ですし』
創作物の大半を全否定‼︎
永夢達は映画館を出た後近くの河川敷野ベンチに座ることにした
永夢『その結局緒方さんが悩んでるとある難問ってなんなの?』
緒方『...ので』
永夢『え何て?』
緒方『今やってるキスシーンがすごいとネットに書いてありましたので』
永夢『ブフォォォウ』
永夢は驚きのあまり飲み物を口から吹いてしまった
永夢『こらこら緒方さんその言い方じゃまるで「すごいキスシーンが見たい」って意味に捉えられてしまうよ』
緒方『はい古今東西あらゆるすごいキスを見てみたいです』
永夢『ギャアアア緒方さん緒方さん待って‼︎君自分が何言ってるか分かってるの‼︎』
緒方は少し恥ずかしそうにする
緒方『最近よく特定の夢を見るのですが』
永夢『夢?それキスとなんかカンケーするの?』
緒方『特に昨日は鮮明で今日一日頭からその衝撃が離れないと言いますか...』
緒方『ふり払おうとすればするほどキスとはなんなのかその行為の合理的意義についてばかり考えてしまって...だからネットや映画でキスのことをよく知ればその解も自ずと出るのではないかと』
相変わらず何というぶっ飛んだ論理...
永夢『でも結局さっきの様子じゃ映画見てもピンとこなかった訳でしょ』
緒方『はいただ口と口が接触しているなとしか感じませんでした』
ドライっす緒方さん
永夢『えっと...緒方さんの見た夢っていうのがイマイチよくわからないけどそれって緒方さんが誰かとキスしてるってこと?』
永夢の発言で緒方は顔を赤くする
あれ?なんで急に黙るの?またなんか変なこと言っちゃったかな?
永夢はドリンクを片手に考える
緒方『あっそれ...ん...あれオレンジ⁉︎』
横を見ると自分のドリンクと緒方のドリンクを間違えて飲んでしまっていた
永夢『わぁーっごめん緒方さん間違えた‼︎』
緒方『いえしかしこれはいわゆる...間接キスというものでは...』
緒方が言った瞬間お互いの心臓の鼓動が早くなる
永夢『ホントにごめん...』
だから思い出すなあれは事故
永夢『とりあえず今日は帰ろうかキスのなんたるかは僕もなんとなく考えてみるからさまた改めて議論しようよ明日は今日の自己採点と復習だから忘れないでね!』
永夢はそう言い河川敷の階段を降りて行く
緒方『もう一度してみたら何かわかるでしょうか』
永夢『ん?何を?』
永夢が振り返った後緒方は永夢よりも先に階段を降りて行く
キ...キスされると思ったなんだったんだ今の...?
翌日
図書室
永夢『古橋さん数学60点』
飛彩『武元英語54点』
永夢『うん二人ともだいぶ点数が安定してきたね間違えたところしっかり復習して次間違えない様にしよう』
古橋『いえーい!』
武元『おっしゃー』
大我『で緒方今回国語赤点ギリギリだなお前は特にしっかり時間をかけて見直さなきゃなおい永夢お前も手伝え』
永夢『うん頑張ろう緒方さん!』
緒方『はいすみませんよろしくお願いします』
あれから3時間以上過ぎて僕と緒方さん以外はみんな帰っていった
な...なんだ全然いつも通りじゃないかやっぱり昨日のは僕の勘違いだったんだなそりゃそうか
緒方『あの宝生さん質問してもいいですか?』
永夢『ん?おお太宰治の「トカトントン」か』
トカトントンとは、何かをしようとすると「トカトントン」という釘を打つ音が聞こえてきてあらゆるやる気を失ってしまう「私」がその悩みを手紙で「某作家」に打ち明ける...というお話
永夢『どこかわからなかった?』
緒方『はいこの文章なのですが...』
そう言うと緒方は文章に指を差す
緒方『「私」がキスをしなかったのは例によってやる気を失ったから...という解釈でよろしいでしょうか?』
小説の話だよね?
永夢『ああホラその近くの小屋から釘を打つ音がって書いてあるでしょ』
永夢はしどろもどろになりながら言う
緒方『では釘の音が聞こえたわけでもないのに躊躇してキスができなくなるのは一体何が原因なのでしょう?』
緒方は真剣な目で永夢を見る
永夢『ああっまた夢の話?それはまた勉強の後で...』
永夢がそう言うと頬から何かの気配を感じる
永夢『え』
振り向くと緒方がそっぽを向いていた
ん?ん?なんか今また...キスされそうにならなかった?いやいや何のために⁉︎
永夢が考えてごとをしていると再び横から違和感を感じる
永夢『ねぇ』
緒方『薄目とは卑怯ですよ宝生さん!』
永夢『何が卑怯だよ‼︎てゆーか昨日から何やってるの君⁉︎』
永夢も負けじと反論する
しばらくすると緒方が永夢に本当のことを全て話した
永夢『キスのなんたるかを...実戦で確認したかった...?』
緒方『はい一度接触事故を起こした宝生さんとならもう一度してみることで何かわかるのではないかと...』
緒方『思ったのですが...』
永夢『ですが?』
緒方『いざ思い切ってしようとすると何故か躊躇してしまいできませんでしたその原因がわからず悔しいのでこうなれば意地でもしてやろうと!!』
永夢『うん、一旦落ち着こうか緒方さん』
緒方は落ち着きを取り戻しふと我に帰る
緒方『あのもしかして私何か変なことしてしまったのでしょうか?』
永夢『わかってもらえて嬉しいよ緒方さん』
緒方『ごめんなさい』
緒方は永夢に頭を下げる
緒方『昔から一つの答えを突き詰めないと気がすまない質でして一度集中するとどうやら周りも見えなくなってしまうようで...』
緒方は小学生時代の自分を思い出す
一つの答えを突き詰めないと気がすまないためいつも周りから孤立していた
緒方『やはり私は変なのでしょうか?』
永夢『それは...変かもなぁ』
永夢の発言により緒方は気を落としてしまう
永夢『でもさ...それが緒方さんの一番カッコいいとこでもあるもんね緒方さんのその集中力と自分の中で答えが出るまでとことん突き詰める姿勢は僕にはない魅力だし正直憧れるよ』
緒方『宝生さん』
永夢『まぁでも一人で突っ走る前に言ってよ釘打って歯止めにくらいなるからさトカトントンってね』
永夢はそう言いながら緒方の頭を撫でる
緒方『宝生さんなんだか今なら思い切って勉強に集中できそうです』
永夢『えっ?ホントに⁉︎よっしやるか!!』
帰り道
永夢『後半かなりはかどったね次こそ絶対いい点とろう!』
緒方『はい』
緒方はさっきからずっと永夢をチラチラと見る
永夢『緒方さん』
緒方『えっえっ...あの...』
永夢は緒方の頭に手を当てる
永夢『よしこれでよしどうりでさっきからうるさかったわけだ』
永夢『ど...どうしたの?』
緒方『余裕‼︎全然余裕でしたからっ‼︎』
永夢『え?え?頭にセミついたままでよかったの⁉︎』
see you next game
次の投稿がいつになるかわからないので投稿できる時に出来るだけ投稿しようと思います。さて次回は大我とまさかのあの人が...
それでは
see you next game