おぜうさまロード   作:さろんぱす。

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きゃああああお気に入りが1000超えてるぅうう!
評価&感想と併せてありがとうございます!!
誤字脱字のご指摘もすごく助かってます!!

・連絡事項
話数の表記を『~本目』に変更しました。
ちんちんの表記を『チンチン』で統一しました。
LVの表記を『レベル』で統一しました。


3本目:援軍

 モモンガにチンチンが生えてから4日後。

 私の頭は咲夜のスカートの中にあった。

 

「すぅ~、はぁ~~~」

 

 鼻をヒクヒクさせながら大きく息を吸い込み、それを吹きかけるようにゆっくりと吐き出す。

 さらに舌を出してスベスベの太ももをペロペロと舐めれば、咲夜からはその度に、はんっ♥ はぁん♥……などと色っぽい反応が返ってくる。

 幸せだ。幸せすぎる。桃源郷はここにあった。

 

 そんな現在、私達が乳繰り合っているのはゆっくり動く箱の中。

 それは全体が赤で塗装された豪華な馬車だ。車体は6人が楽に乗れるだろう大型のものであり、引いてる馬は4頭の真っ赤なスレイプニール。さらに御者まで真っ赤なローブを被っているその様は、遠くから見ればまるでトマトが動いている様に見えるだろう。

 

 これは私がアイテムによって召喚したものだ。手に入れたのはユグドラシル最初期の頃。まだプレイヤーたちのレベルが低く、移動に苦労していた時代。そのときに課金で売りに出されたPT用の移動馬車――ただし2人以上で乗るのはこれが始めて――である。

 

 そんな悲しくも懐かしい馬車が進む中で、私は2日前にあった事を思い出していた。

 それはモモンガをアルベドに捧げた2日後の出来事。ヘロヘロからソリュシャン経由で相談したいことがあると<伝言(メッセージ)>を受け取り、向こうの部屋へと赴いたときの事である。

 

 

 

 

 

―――――――――

 

 

 

 

 

「ヘロヘロ、入るわよー?」

 

「あいてますよー。」

 

 部屋主に許可を取り、咲夜が開けてくれた扉をくぐって中に踏み込む。部屋に入った私は嫌そうに顔を歪め、そのまま感想を口にした。

 

「この部屋も相変わらずね。」

 

「……っ!!」

 

 あまりにも意外だったのだろう。私に続いて入った咲夜がその部屋の有様をみて唖然とする。

 だがその気持はよく分かる、というか最初に入った時、ギルメン全員が同じ反応をしたからだ。

 

 そこはひたすらに白い空間だった。壁も床も天井も、あらゆる全てが病的なまでにただ白い。

 さらにその中に家具の類は全くなく、別の部屋へのドアすら見当たらない。つまりただただ広くて白いだけの空間だ。まるで精神病院の隔離部屋のようなココはヘロヘロの自室にして狂気の部屋。

 

「ふふ、ここにブラックなものは有りませんよ。そう、ブラックなのはボクだけです……なんちゃって☆テヘッ」

 

「ちょっと止めなさいよ。咲夜のSAN値が削れちゃうでしょ。」

 

 私はヘロヘロの持ちネタにツッコミを入れる。そう、この部屋の内装はこのネタ、ブラック企業のブラックジョークをブラックウーズがやるという、3重のブラック案件ギャグをやるためのものだ。

 

 しかしヘロヘロのリアル事情と相まり笑えた者は1人も居ない。

 そのあまりにもガチっぽすぎる部屋の有様は、もれなく入った全員にSAN値チェックを強制し、ギルドメンバー最大の問題児、ゴキブリのNPCを作った『るし★ふぁー』をして『あの部屋怖い。2度と入りたくない』と言わしめたほど。そんな訳でこの部屋に2回以上入ったことがあるのは私を含めて数名だけである。

 

好きなところに(・・・・・・・)座って下さい。」

 

 私はこれまた何時ものネタをスルーして、持ってきた(・・・・・)テーブルと2組の椅子を咲夜に設置するよう指示する。そしてその片方に腰掛けた。

 

「おっ、悪いですね~。」

 

「そう思うならいい加減に最低限の家具ぐらい用意しときなさいよ。私の咲夜がびっくりしちゃったでしょ。可愛すぎて襲いたくなったんだけど一旦帰っていい?」

 

「え~、ゆっくりしていって下さいよ。あと家具は今の所は何とかなってるから大丈夫です。ちなみにソリュシャンとの初夜は床でした。冷たくて気持ちいいんですよ?」

 

 ちがう、そういうことじゃない。なんだかこいつ思考までスライム化してね? なんなの? 脳みそまで溶けちゃったの? いやスライム化したから溶ける以前にもう無いのか。まぁ脳なんて単純で化学的な思考中枢が必要なのは人間だけらしいからなぁ。

 

「まぁいいわ、私の方も言っておくことがあったし。よければ先にこっちの話をしていい?」

 

「おっ、なんですか?」

 

「実はちょっと前から考えていたんだけど、名前を変えようと思うのよ。」

 

「えっ、それはどうして?」

 

「いやほら、NPCのみんなが私のことを『おぜうさまさま』って呼ぶじゃない?」

 

「それがどうしたんですか?」

 

「ぶっちゃけ、『さまさま』って言われるとすごいバカにされてる気がする。」

 

「えー、でもその呼び方ってユグドラシル時代は自分からネタにしてたじゃないですか。『わたしの事はおぜうさまさまと呼びなさい!』とか言ってましたよね?」

 

「そうなんだけどね。いやネタで呼ばれるのは良いのよ? でもまじめに呼ばれると違和感がすごくて……何度言っても止めてくれないし。ねっ、咲夜?」

 

「至高のお方々を呼び捨てにするなど、そのような不敬な者がナザリックにいるはずがございません。」

 

 これである。でも思い出せばリアルでも極稀に同じようなことがあった。純粋培養のお嬢様を相手にしたときだ。育ちが良い彼女たちは基本的にどんな発言もくそ真面目に受け止めてしまう。なので中々こちらのペースに持ち込めなくてかなり困った。まぁ最終的には壁ドン→顎クイッのコンボでどうにか落としたが。

 

「……確かに、言われてみるとそうですね。」

 

 というかそもそもプレイヤー名に『さま』を付けた馬鹿は誰よ? そのせいでこんなメンドクサいことになってるんですけど!!

 くっ、こんなことならせめて『さん』にしとくべきだったか? いやそれでも『おぜうさんさま』になるだけか。馬鹿っぽさがアップするだけだわ……。

 

「という訳で、今から私は『レミリア・スカーレット』よ! 咲夜とソリュシャンもいいわね?」

 

「「はっ、かしこまりました。レミリア様。」」

 

おほぉー! 改めて呼ばれると本当にレミリアになったみたいですごい気分が高揚する! よーし、いつか紅魔館とか立てちゃうぞ!! ……まずは良さげな湖を見つけるとこからね。

 

「その外見の元ネタでしたっけ?……分かりました。では丁度いいのでボクも今後は『ヘロヘロ・ノーブラック』と名乗ることにします。」

 

「ノーブラック?」

 

 本人が真っ黒なのにノーブラック(黒じゃない)とはこれいかに?

 

「ええ、実はこっそり考えてたんです。『二度とブラック企業に勤めない』という決意を込めています。」

 

 おおう、この部屋のこともそうだけどブラック企業に恨み有りすぎぃ。いやリアル事情を聞けば気持ちは分かるけどね。でももうちょっと過去より前を向いたほうがいいんじゃないかな?

 

「そして実はそれだけじゃないんです、ちょっと崩し読みすれば『ノーブ・ラック』、『はじめての幸運』という意味になります。お二人とこの世界に来れたことへの感謝を込めてですよ。」

 

 おっ、なんかオシャレになったぞ。むしろこっちのがよくね?

 

「そして一部をひらがなに変えれば『ヘロヘロ()ブラック』、つまりボクのチンチンは黒い、という意味に……」

 

「それは止めろ。」

 

 恨みなのか、おしゃれなのか、下ネタなのかはっきりしろ。いやたぶん全部込みなんだろうけど、もう最後の意味にしか聞こえないわ。

 

「全く、よくそんなの思いつくわね……」

 

「まぁこれでもプログラマーでしたからね、関数や変数で名前つけることは多かったですから。」

 

 でもやっぱり最後の下ネタはどうかと思うわ。白いチンチンとか生やせるようになったら、どうするつもりなんだろう? ザ・ホワイトチンチンとでも付け足すのかな?

 

「それでそっちの用事は何なの? 私以外にも隣の部屋(・・・・)に何人か居るみたいだけど。」

 

「おっ、分かるんですか?」

 

「まぁね、指揮官系クラスの探知パッシブよ。」

 

 ユグドラシルでは周囲の敵味方をミニマップに光点で表示するだけのものだったが、こちらでは感覚的に分かるようになっていた。

 最初は煩わしかったのでオフにしていたのだが、しかし使ってみるとこれがすごく便利であった。

 

「これで安心して野外プレイが出来るわ。」

 

「なにそれずるい。ボクにも下さい。」

 

 そう、周囲が把握できるということはギリギリのプレイが出来るということ。

 実は何度か部屋の外で咲夜とやってみたが、今のところアウラ(レベル100レンジャー)以外には気づかれたような感じはしなかった。まぁそのアウラもぶくぶく茶釜の声入り首輪(プレイ用)で買収したので、もはや私を止められるものは居ないだろう。たぶん。

 

「で、何の用なの?」

 

「実はこれからについて幾つか相談したことがありまして。それともうバレてるので1人目を呼ばせてもらいますね。」

 

えっ、1人目?

 

「――かもぉん! トップバッター!!」

 

 ヘロヘロがそう叫びつつパチンッ! と指を鳴らせば――どうやって音を出しているかは不明だが――部屋の壁の一部がガコンッ! 開き、続いて隣の部屋から1人の悪魔がこちらへとやってくる。

 

「お呼びとあらば御前に。デミウルゴス、参りました。」

 

 呼ばれた悪魔は優雅に礼をしつつ片膝を突いて敬服を示す。

 それは赤いスーツに丸メガネとオールバックの格好をした悪魔『デミウルゴス』。永遠の中二病患者だったウルベルトが作ったレベル100のNPCだ。

 

「それでまずモモンガさんの事なんですけど」

 

 どうかしたのだろうか、もしかしておかわりの要請でもあったのかな?

 

「モモンガがどうしたの?」

 

「部屋から出てきません。」

 

 知ってた。

 

 なんだそんなことか。だがそれは仕方ないだろう。なんせ初めての相手が性癖ドストライクな黒髪巨乳のアルベドだ。しかも彼女の種族は淫魔であり、おまけに作ったタブラによる設定では性格ビッチである。

 恐らく私がプレゼントしたモモンガの新品バット(仮)は、振る前に優しくアルベドのミットでキャッチされ、そのままシコシコと磨かれ続けてビュービュー出しまくっているに違いない。うん、もう33-4ぐらいになってるんじゃないかな?

 

「それでモモンガさんはまず周囲の情報を集めようと計画してたらしいんですけど、それをデミウルゴスに任せようと思うんですよ。」

 

「ふーん」

 

 その提案を聞き、私はチラリとデミウルゴスに視線を向ける。

 ダイヤの瞳がキラリと光り自信に満ち溢れたその顔はどう見ても私より賢そう。

 たしか設定には『防衛指揮官』だの『天才』だのたっぷり書き込まれていたはずで、ウルベルトが製作時にギルメンを玉座の間に集めてノリノリで語っていたからよく覚えている。その後『これあなたのリアル願望では?』と突っ込まれてプルプル震えてたのも含めて。よし、ちょっと試してみよう。

 

「12345×123456は?」

 

「1524064320でございます。」

 

 私がデミウルゴスに対して問を投げると彼は即座に答えを返してみせる。

 ハイ確定ー。こいつ確実に私より頭いいわ。これなんなの? 設定にちょろっと書くだけで天才になれるとかズルすぎない? どうして私の設定には誰も書き込んでくれなかったのか……。

 ちなみに計算問題なのは暗算が早い人=頭が良いという単純なイメージだ。あと私は2桁の乗算なんて無理なのでこれで合ってるかは不明である。

 

「フフ、さすがデミウルゴスね。私が見た運命でも貴方に任せるのが最適だと出ているわ。NPCもアイテムも好きにしていいから全力で(・・・)やりなさい。」

 

「かしこまりました。至高のお方々に比べれば私の力など些細なものですが……このデミウルゴス、全力をもって当たらせて頂きます。」

 

 答えを聞かれても困るのでとりあえず原作レミリアロールでごまかしておく。経験上、こういうタイプは適当なことを言っていれば勝手に仕事をしてくれるのだ。リアルでも授業計画とかめんどうなのは全部後輩に丸投げしていた私が言うのだから間違いない。えっ、私は何をしていたのかって? それはもちろん女の子のお尻を追いかけていた。

 

「ええ、期待しているわ。あと今日から私は『レミリア・スカーレット』だから。他のみんなにも言っておいて。」

 

 それとこれはニグンを尋問したあとに咲夜から聞いて分かった事なのだが、どうもNPCたちはユグドラシル時代の会話を覚えているらしい。

 つまりモモンガの魔王ロールや私のレミリアロールも知っているということだ。なので私はこっちでもレミリアロールを続けることにした。なぜならその方が面白そうだから!

 

「で情報収集についてはこれでいいとして、モモンガの方はどうするの?」

 

「それなら大丈夫ですよ。」

 

「?」

 

 私の問に、ヘロヘロは顔の部分をくいっと少しだけ斜め下に向け、目を細めてキリッっとした表情を作り、まるでCV間島○司のような声を無理矢理絞り出しつつ叫んだ。

 

「こんなこともあろうかと……そう、こ ん な こ と も あろぅ↑か↓と↑!!! ボクが対策を考えておきました。」

 

 そうしてドヤァとキメ顔(?)を作る黒いスライム。

 それを見た瞬間、私はやっと理解する。コイツ、このセリフが言いたくて私を呼びやがった……ッ!!!

 

 そしてヘロヘロは次に、テーブルについた両手に顎だと思われる部分を載せて話し出す。その姿はいきなり息子を呼び出したうえ何も説明せず巨大ロボに乗せるグラサンのよう。

 

「まずは現状確認です。現在、モモンガさんは初めてのモモンガ棒(仮)だけを頼りにして種族的ラスボス(アルベド)を相手に孤軍奮闘してると思われます。」

 

 だが言ってることは間違っていないだろう。すでに捕まって捕食されてるという事以外は。あれから2日経った現在、恐らくM字開脚で固定されたギャルゲの女スナイパーみたいに成っているはずだ。きっと今頃は開き直って『何をされても私は負けない!(キリッ』とか言って楽しんでいるのではなかろうか。

 

「しかしボクは戦友である彼を見捨てることはできません。そこで援軍を送り込みます。まず1日目(今日)は……シャルティア・ブラッドフォールン!!」

 

「はっ!!」

 

 ヘロヘロの号令を受け、隣の部屋から銀髪の吸血鬼が私達の前へと歩み出る。

 その眼はヤル気に満ちており、顔には「アルベド絶対ぶっ殺す」と書かれている。こわっ!!

 

「シャルティア・ブラッドフォールン、御前に。」

 

 シャルティアはデミウルゴスと同じように片膝をつくが、私の眼はぶるんっ、と揺れた胸に釘付けだった。くっ、でかいっ! ……しかし残念ながらそれは複数のPADを重ねた偽物だ。

 キャラの3Dモデルにおいてはしっかりと巨乳として設計されていたそれは、ロリコンだったペロロンチーノが書き込んでいた設定によってあっさりと消滅してしまったのである。

 

「君の役目はモモンガさんを癒やすことだ。戦士系のアルベドと慣れない0距離で戦っているモモンガさんは、恐らく赤玉がドピュドピュ出た状態で必死に耐えているはず。しかし君ならそれを止めることが出来る。」

 

「はっ、お任せ下さい!!」

 

 すごい気迫である。さらに体を動かす度に胸が揺れる。だが偽物だ。

 私はもしペロロンチーノに再会することがあったら奴を必ず土に埋めることを心に誓う。何時まで? もちろんシャルティアに立派なメロンが実るまでだ。おっぱいを消し去った罪はとても重い。

 

「これでも私は神官でありんす。アルベドによって負わされた傷など完璧に! そう、完璧に癒やしてご覧にいれます!」

 

 そんなシャルティアの返事に対し「うむ、任せたよ」とヘロヘロは告げる。

 しかしなぜだろう、どうにも泥沼になりそうな予感がする。ていうか癒やしたらさらに搾り取られるだけじゃね?

 

「そして2日目、ユリ・アルファ、ナーベラル・ガンマ!!」

 

「「はっ!!」」

 

 次に出てきたのは2人のメイドNPCだ。9階層を守るために作られた戦闘用ボディはどちらも黒髪で巨乳。……どっちか私にくれないかな。

 

「君たち2人には先の3人の後始末を頼みたい。恐らく部屋は酷いことになってるはずだからね。メイドである君たちならそのへんを上手くやれるだろう」

 

 はいっ! と2人が勢いよく返事をする。しかしほんとに大丈夫だろうか? どう考えてもミイラ取りがミイラになる未来しか想像できない。

 もしアルベドと併せて黒い3連星にでもなり、ジェットストリームパイズリで攻撃してきた場合はどうするのか……果たしてモモンガは耐えることが出来るのだろうか? 私なら絶対ムリ。

 

「そして3日目ですが、ここで最終兵器を投入します。」

 

「最終兵器?」

 

聞きたくないなぁ。ていうかもう帰りたい。私の心のチンチンも『このままだとマズイよ~』と告げている。

 

「そう最終兵器、その名は……パンドラズ・アクター!」

 

「あっ(察し」

 

 それを聞いた瞬間、私はモモンガが部屋から出てくることを確信した。

 

「ふふ、どうですか、おぜうさまさん……じゃなかったレミリアさん。完璧な布陣でしょう? 残念ながらパンドラはまだ宝物殿ですが。」

 

「そうね、モモンガを部屋から出すという点においては完璧だと思うわ。」

 

 パンドラズ・アクター、それはモモンガが作ったレベル100NPCにして彼の黒歴史。黄色い軍服を着てドイツ語を話す、オーバーアクションなハニワ。

 ある意味で息子とも言える彼に部屋に突入されれば、それはもうドビューン! と勢いよくモモンガは飛び出すだろう。ただし間違いなくガチギレした状態で。

 

「ふふ、さぁミッションスタートですよ!」

 

「「「「いえっさー!!!」」」」

 

 ヘロヘロの号令に対して、NPCたちが一斉に返事をする。

 その後も細かいやり取りがあったが、私はよく覚えていない。巻き込まれないようにこの墳墓から脱出することを決意していたからだ。だってこんな茶番でぶち殺されるのはゴメンである。

 

「しかし、昔の女(ギルメン)の指輪でチンチン生やすって、字面にするとひどすぎますよね。」

 

「字面じゃなくても酷いと思う。」

 

使って生やしたのは私だけどね!!!

 

 

 

 

 

 

―――――――――

 

 

 

 

 

 というのが2日前の出来事だ。

 それから予想通りモモンガが部屋から出てこなかったのを知った私は、「パンドラズ・アクター、いき↑まー↓す↑!!」という最終兵器の投入シーケンスを聞いてすぐ地上へと逃げ出した。

 

 




たっち・みー「これあなたのリアル願望では?」
うるべると(ぷるぷるぷるぷる)

3話目は墳墓の外の話の予定だったのですが、出る理由の
説明だけで7千字を超えてしまったので先に投下することに。


・次回予告
主人公「という訳で遊びに来ました。テヘペロ^^」
ジルクニフ「くるなぁぁあ!!」

・追記(08/27)
誤字脱字を修正しました。指摘有難うございました。
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