ど、どうも。俺だ青空 蓮だ。この前の……もういい、手短に話そう……小日向さんが立花さんに自分の思いを伝えると俺に言った。いいか?これは友達としてとか親友として好きとかじゃなくて、小日向さんはガチの響の嫁となろうとしているのだ。後1ヶ月後に……ヤバい、ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいッ!
「まさかのこのどんでん返しはないだろ……」
俺は小日向さんが言ったあの後、仕事をしながら……休憩しながら……とにかく早急に対策を取っていた。立花さんが動くかと思っていたのに、まさかの小日向さんから動き出すとは……そして何よりも俺には時間が無かった。
「後1ヶ月以内に小日向さんを堕とす……無理だろ。行けたとしても休日は3日ある内のどれか、それ以外はほぼ仕事……どうする……」
そう、俺が前考えていた『親身に話を聞いてあげて仲良くなって見よう作戦』はかなりの時間を要する物で、小日向さんが立花さんに告白すると聞いてその作戦は全てが無駄となったのだ。俺はあまりにも時間がない中、一生懸命次の作戦を考え続けた。
「小日向さんの告白を邪魔……いや、それは出来ない。なら立花さんから離す……無理だ。なら──」
そうして俺は小日向さんを1ヶ月以内に堕とす作戦をひたすらに隅に考えながら仕事をした。
♬
やがて、1週間が経った。俺は一生懸命作戦を練ったが、何も思い浮かばなかった。それでも俺は仕事があるので仕事をしていた。……もう無理じゃん……諦めるしかないじゃん。
「おい蓮、この書類なんだが……」
「…………」
「……蓮ッ!」
「うわッ!?び、びっくりした……なんだよ朔也」
「お前、ボーッとして大丈夫か?」
「あー……大丈夫だ。仕事は出来る」
そうして俺は仕事を続ける……やっぱり押してダメなら引いてみて……
「……お前今日はもう休め」
「えっ…朔也、俺は「先輩命令だ」……分かった」
そして俺は今日、荷物をまとめて早めに早退した。しかし、俺はその間にもただひたすらに考え続ける。俺はそもそも嘘はつく事はあるが、約束は守る男だ。しばらく俺は歩きながら考えて、公園を見つけたのでそこのベンチに座ってひたすらに考えた。
「……どうする…どうすれば……ヤバいな。最近まともに寝れてないから……少しベンチに横になるか」
そうして俺はベンチに横になって仮眠をとり始めた……
♬
「……ん…少し寝すぎたか?」
「大丈夫ですか?蓮さん」
「……月読さん、なんでいるのかな?」
「私がきりちゃんと帰ってるとたまたま蓮さんを見つけたから……」
俺が眠りから覚めると月読さんがいて、気がつけば膝枕をされていた。俺が直ぐに起き上がろうとするとグイッと頭を押されてさっきの膝枕の状態に戻った。
「蓮さんまだ疲れてる顔してるからまだダメ。もう少ししたらきりちゃんがお水持って来てくれるから」
「……ありがとう」
「……もしかして未来さんの事ですか?」
「……まぁ、そうだね。ちょっと今苦戦しててさ……」
「……そうですか」
そして俺はまた考える……しかし、俺はどう足掻いてもそれを打破する作戦は待ったくもって思いつかなかった。俺じゃ何も思いつかないし……月読さんに少し聞いてみるか。
「なぁ、月読さん。1ヶ月以内に小日向さんを堕とす方法ってある?」
「……無理じゃないですか?」
「だよねー……「でも」でも?」
「響さんなら多分まっすぐに思いを伝えると思いますよ?」
「……確かにな」
俺はこの瞬間、新しい作戦を思いついた……正直、これを作戦と言ってもいいのか不安だが、月読さんの言った言葉は俺にとってそれなりの励ましとなっていた。
「調ぇ〜水を買ってきたデスよ〜」
「ありがとうきりちゃん。蓮さん水です」
「ありがとう月読さん。……俺はもう大丈夫だからもう膝枕しなくてもいいよ」
「それは……ダメです。まだ危ないかも知れませんから」
「あ、蓮さん調の膝枕で照れてるデスよ」
「月読さんそろそろ……」
「ダメです」
俺のタイムリミットは迫っている……
藤尭朔也〈好感度50%〉
オリ主を仕事に休ませて、自分は仕事に励む。……誰かがそれを見ていた。
月読調〈好感度83→85%〉
膝枕をされる側からする側になった。これが少しでも励みになればと思っている。
暁切歌〈好感度50%〉
今回は水を買ってきて、すぐに戻ってきたのだが……とりあえず様子見をしている。……調が幸せそうデス。
次回とりあえず最後のデートに誘ってみるッ!
完結した後……どうしよ?
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調BADEND
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響BADEND
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後日談(˙꒳˙ )
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未来日記
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新小説:俺の幼なじみ(響)はヤンデレです