俺だ。青空だ。今日は久しぶりにどこかに出かけようと思っている。最近はあまり出かけるといっても近場の国立図書館やショッピングモールに行く程度だったので、少しテンションが上がっている。俺が向かった先は少し離れた、ボウリング場に向かった。……1人で……
「……ここに来るのも久しぶりだな」
俺は大体1人で過ごすことが嫌いな訳じゃない。1人でやるには邪魔も入らないし、何よりもそれなりに楽しめるからだ。
「それじゃあ……肩慣らしにやるかッ!」
そう言って、俺はボウリング場の入り口に入って行った……
♬
ボウリング場の中に入ると、人はそれなりに入っていて、ピンが当たる音が鳴り響く……そして、俺はとりあえず1ゲーム入れてエンジョイしながら始めていたのだが……
「……ハァッ!」
──ストライクッ!
「んー……もうちょっと回転を入れるべきだったかしら?」
俺がやっている横のレーンで見覚えのある特徴的なピンク髪の女性がプロのボウリング選手のような投げ方をしながら、ストライクをとっていた……あれ、絶対にマリアさんじゃん……
「……フッ!」
──ストライクッ!
「よしッ!今度はいい感じだわッ!最近はやれ結婚だの、妊娠の話だの、幸せな話ばかり聞くとその度に余計辛いのよねぇ……はぁ……何処かにいい男がいないかしら……」
……どうやらマリアさんは風鳴さんや雪音さん、そして友里さんが結婚してからはあまりいい話を暁さんや月読さんから聞いてなかったが……これは捕まったら厄介だな。そうして、俺もピンに向かってボウリングの球を投げる。今日はこの1ゲームをしてさっさと帰ろう。
──ストライクッ!
「あ、ストライク……」
「ねぇ、そこの貴方?」
「……な、なんでしょうか」
すると、まさかのマリアさんから俺に話かけてきた。もしかして俺が青空って分かったのかッ!?そしたらめっちゃ嫌な予感がするんだけれども……
「よかったら私と勝負しない?さっきから私の事チラチラと見てくるから気になって……」
やばい……見てたのがバレた……と、とりあえず誤魔化さなければ……
「そ、そんな事ありませんよ……ハハ……」
「……貴方、何処かで会った事あるかしら?」
「き、気のせいですよ。お……ぼ、僕は貴方とは初対面ですし……」
「……ならいいわ。話を戻すけど、私と勝負しない?丁度貴方もゲームを始めたばかりだし……どう?」
「え、えっと……まぁ、それぐらいなら……」
「よしッ!決まりッ!なら貴方からねッ!」
そうして、俺とマリアさんとの勝負が始まった……
♬
そして、1時間後……あの後、俺は最終的にマリアさんと1ゲームで終わる予定だったのだが、ちょっと盛り上がり過ぎて3ゲームまでやる事になった。正直、マリアさんがボウリング上手すぎて最後とか3連続ストライク出してたし……絶対に1人で通ってるよ……
「いい運動になったわねー……もう少しで負ける所だったわ」
「そ、そうですね。お……ぼ、僕も勝てたら嬉しかったんですけど……」
「私、意外と負けず嫌いだから……貴方、名前は?」
「あ……紅月…健です」
「そう……次会った時はまた一緒にボウリングをしましょう」
そう言って、マリアさんはそのまま帰って行ってしまった。咄嗟に口調と名前を偽って言ってしまったが……まぁ、大丈夫だろう。そして、俺はボウリング場を出て家に帰ろうと車に乗り、家に帰って行った……
♬
「今日はなかなか楽しい1日だったわね……ってあら?何かしら……もしもし切歌?」
『あ、マリアデスッ!次の日って空いてるデスか?もし、よかったら調が働いてるお店に行かないデスか?』
「えぇ。もちろんいいわよ。……でも、どうして私を誘うのかしら?」
『そのお店に蓮さんが働いてるからデスよッ!マリアも会いたいって言ってたデスし、それで誘ったデースッ!』
「……そうね。確かに急にいなくなった理由も聞きたいからね……明日の11時でいいかしら?切歌はお金持って来なくていいわよ。私が払うから」
『本当デスかッ!?マリアありがとうデスッ!』
そして、次の日……蓮とマリアが違った意味で再開することをまだ、2人は知らない……
マリア・カデンツァヴナ・イヴ〈好感度40%〉
オリ主の事に気がついていない歌姫。次の日に出会って鬼の形相で話をしていたらしい。また、お詫びにと出されたアイスを食べて少し機嫌が治ったとか……
次回女性警察官とDVD……
完結した後……どうしよ?
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調BADEND
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響BADEND
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後日談(˙꒳˙ )
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未来日記
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新小説:俺の幼なじみ(響)はヤンデレです