俺だ。青空だ。この前はボウリングをしに行ったのだが、まさかマリアさんがいるとは思わなかった。あの場は何とかしてやり過ごしたのだが、まさか暁さんがマリアさんを連れてくるとは思わなかった……。しかし、ここ最近は何故か装者達と会うようになってくる事が多くなってきた。……多分、その原因……いや、黒幕に検討がついている。それは……
「朔也。お前のせいだな?」
「ん?何が?」
「とぼけるな……最近、月読さんに暁さん、マリアさん……そして、小日向さん……どう考えてもおかしいだろ。朔也……素直に話せ」
「そんな事言われてもな……」
朔也はそう言いながら真面目に考えている……そして、コーヒーを1口飲むと、小さくため息をついて話始めた。
「別に蓮の店のことも、蓮が何処に行くかなんて言ってないぞ。そもそも何処に行くか知ってた時点で怖いだろ」
「そんな事ないだろ。月読さんは家の店を見つけてるし、小日向さんだって俺が使ってる国立図書館で働いてるんだぞ?マリアさんは……あれは偶然だけど……」
「とにかく、俺は知らないぞ……まぁ、その表情からして色々あったな?噂では二股疑惑みたいな事があったって聞いたぞ?」
「……そ、そんな事ない……ちなみに誰から聞いたんだ?」
「えっ?もちろん切歌ちゃんだけど……」
……とりあえず暁さんにはこのことを月読さんに話そう……そしてしっかり反省して貰おう。すると、朔也が何か思い出したかのような顔をして、ある割引き券を俺に渡してきた。
「蓮、この割引き券やるよ」
「……割引き券…ってこれあの店の割引き券だろ……奥さんに怒られなかったのか?」
「いや、バレてない。そもそも、俺はこの割引き券の処分に困ってただけだからさ。家には奥さんがいるし……使い道も無くなったからな」
朔也が渡してきたのはDVDが1枚半額になる割引き券だった……。普通のDVDなら分かるのだが、この割引き券……18歳以上のアレが対象じゃねぇか……
「いらないんだが……」
「蓮……お願いだ。貰ってくれ……じゃないと家に帰ったら俺が殺されるんだッ!お前だって最近溜まってるだろ?頼むッ!先輩を助けると思ってッ!」
「……はぁ。分かったよ」
そうして、俺はその割引き券を受け取った。……しかし、半額かぁ……期限は……今日じゃん……
♬
そして、その日の夜。俺は仕事が終わった後にDVDを買いに家を出た。……よくよく考えて見れば、月読さんといい、小日向さんといい、暁さんといい……考えるのをやめよう……うん。
「……着いたな」
そんな事を考えていると、割引き券が対象のお店に着く。そして、俺はその店に入るとまぁ(自主規制)や(自主規制)な物が沢山置かれていた。……朔也からはこんな店があるとは言ってたが……やべぇな。何処を見ても見せれない物ばかりじゃん。
「朔也は他の人に貰ったとは言ってたが……かなりの変態じゃねぇか。……まぁ、そういいながらもこの店に来た俺も同じようなもんか……」
俺は、そのお店を見回りながら色々な商品を見ているとある物が目に止まった。……女性警察官ねぇ………………………………これにするか。
「これください」
そして、俺はDVDを買い終えると、店を出て家に帰り始めた。今の時間は夜の9時を過ぎており、人通りも少なかった。……何だろう……この罪悪感は……。そう思いながら俺は歩いていると、後ろから誰かが話かけてきて、俺は反射的に袋を隠した
「あの、すみません。ちょっといいですか?」
「け、警察官……なんでしょうか?」
俺は後ろを振り向くと、そこには女性警察官が2人立っていた。後ろの1人はよく見えないが、俺に何の用があるのだろうか……
「少しあなたの様子が気になったので……さっきから少しおかしな挙動をしていたので職務質問に応じてもらいます」
「え……あー……分かりました。いいですよ」
そして、俺はその女性警察官に職務質問に応じて、その質問にしっかりと受け答えをしていた。……さっきからもう1人の警察官めちゃくちゃ俺の事見てくるな……でも、何処かで見たことあるような……
「……質問は以上です」
「なら問題ないですね?それじゃあ、俺はこれで失礼して……」
「それじゃ、最後にその袋の中身を確認させて貰います」
「分かりまし……えっ、今なんていいました?」
「袋の中身を確認させて貰います……もしかして怪しい物でも入っているんですか?」
……状況を整理しよう。俺は職務質問でこのDVDが入っている袋の中身を見せろとこの警察官に言われている……普通ならさっさと見して帰るのだが……今はヤバいッ!下手すると俺が恥ずかしい思いするじゃんッ!ど、どうしよう……
「い、いや……入ってないですよ……ハハ」
「……なら、その袋の中身を見して頂いてもよろしいでしょうか?」
「…………あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!分かりましたよッ!ならそっちの警察官に袋渡しますから確認してくださいッ!」
「……分かりました。お願いしますね?」
「は、はいッ!分かりましたッ!」
そして、もう1人の女性警察官は俺が買ったDVDを袋から取り出して確認する。すると、その女性警察官は急に顔を真っ赤にしてすぐに袋にしまった。
「どう?大丈夫だった?」
「だ、大丈夫……です。あわわ……」
「それで、中身は何だったの?」
「うぇッ!?……い、言わないといけないですか?」
「当たり前じゃない」
「……えっと…その……え、エッチなDVD……です……」
「…………そ、そう。分かったわ」
「終わった……もう…いっそ、殺してくれ……」
最終的に、俺は女性警察官からの職務質問を終え、家に帰って行った。あの、女性警察官がもう1人の女性警察官に見していたら俺は正直、立ち直れなかっただろう。そして、俺は家に帰った後、そのDVDを袋に入ったまま押し入れの中にしまった。……もう、しばらくは罪悪感とかで無理です……
「……あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛死にたい゛い゛い゛い゛い゛い゛ーーーーーーーーッ!!!!!!」
俺は布団の上でただ叫び続けた……
♬
「……立花さん。まぁ、こんな事もあるわよ」
「そう……ですね。その結構偏った性癖でしたね……蓮さん」
「そうね……って立花さん、貴方あの人と知り合いなの?」
「はい……顔が少し変わっていたので最初は気がつかなかったんですけど……よく見たら蓮さ……ち、知人で……その……職務質問が終わった後に少しだけ喋りたかったんですけど……その、あれで……」
「……なんか、悪い事したわね……彼……」
「…………」
藤尭朔也〈好感度50%〉
オリ主に疑われる朔也。本人は確かに他人に漏らすような事はしない……ただ、結婚してからは独り言が多くなったとか。
────〈好感度──%〉
…………。
次回働かざる者食うべからず……
完結した後……どうしよ?
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調BADEND
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響BADEND
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後日談(˙꒳˙ )
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未来日記
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新小説:俺の幼なじみ(響)はヤンデレです