俺だ。青空だ。……俺が病院から目が覚めて1時間半が経過した。まさか、立花さんが警察官になっているとは思わなかったし、立花さんは髪を伸ばしていて、あまり分からなかったが出会えるとは思っていなかった。そして、現在俺は……立花さんと居酒屋で飲んでいる。
「よかったですね。入院とかしなくて済んで」
「確かにな……怪我をしたら仕事にも影響があるし……まぁ、今日は助けてくれたお礼だ。なんでもしてやるよ」
「本当ですかッ!それじゃ遠慮なく……すみませ〜ん焼き鳥のもも20本くださ〜いッ!」
あの後、俺は軽い事情聴取を終えた後に立花さんにお礼にと居酒屋に誘ったのだ。……立花さんはかなり食べるから財布の中身が心配だが……
「蓮さん、蓮さんッ!ビール飲みましょうよッ!」
「俺は酒に弱いから1杯ぐらいでいいんだが……」
「いいじゃないですかッ!久しぶりに会った訳ですからゆっくり話しましょうッ!」
そう言って、立花さんはビールを飲む。立花さんはあの日からやはり変わってないな……。そう思いながら、立花さんと話をしながら俺はビールを飲む……しかし、俺が立花さんの事で気になるのは……
「それでですねッ!蓮さんッ!私一生懸命頑張って警察官になったんですッ!」
「そうか……それは頑張ったな。……なぁ、立花さん」
「なんですか?蓮さん」
「どうして小日向さんの告白を断ったんだ?」
「……誰に聞いたんですか」
「小日向さん」
「……未来……私に内緒で蓮さんに会ってたんだ……」
「まぁ、偶然だけどな」
すると立花さんの雰囲気が変わる。……なんかこの感じ……久しぶりでとても懐かしいな。
「……未来に会ったってことはやっぱり未来に……」
「いや、してない。なんかトラウマになってな……」
「……えっ?そうなんですか?」
「そうだ。それで話は戻るけどなんで小日向さんを振ったんだ?俺はてっきり承諾すると思っていたんだが……」
すると、立花さんはビールを1口飲んで静かに話始めた。
「最初は嬉しかったんですよ。未来に告白されて……これで未来を守れる。もう誰にも奪われないって……でも、私……思ったんですよ……私のこの好きって本当に異性としての好きなのかなって……」
「……同性だけどね」
「……そこは気にしないでください。それで話を戻しますけど、そしたら私……異性として未来のことを意識出来なくなったんです……だから私は未来の告白を断わりました」
「……そうか」
立花さんが言っていることは確かに正しいのかもしれない。立花さんは俺から小日向さんを守れればそれでよかったが、俺の存在が無くなって小日向さんに告白をされて何かが違うと感じたのか……
「でも後悔はしてないです。今でも私は未来の親友だし、何も変わってませんから。……私も聞きたいことがあるんですけど……どうして私達の前からいなくなったんですか……」
「簡単だよ……振られてショックを受けて…辞めて……新しいやりたいことを見つけた……それだけだよ」
「……もう恋とかしたくないんですか?」
「それはしたいよ。でも、小日向さんが頭から離れないし……でも、俺も20代後半だからね……恋なんてなかなか実るものでもないし、今から探すったっていい人なんて見つからないよ」
そして、俺はビールを飲む。……だんだん酔ってきたのか、俺の口数も多くなってくる……
「朔也は結婚して、子供も出来て……他のみんなも楽しそうで……いいよな……俺もいつか……そんな未来がくればな……なんて……」
「蓮さん……」
立花さんは心配そうな目でこちらを見ている。俺は右手で立花さんの頭を撫でると優しく立花さんに言った。
「もう昔の事だ。立花さんは気にしなくて大丈夫だよ……今の生活も俺は気に入ってるからね」
「……きっと蓮さんなら大丈夫ですよ。だって、未来に何回も告白した諦めない人なんですから……」
「いや……俺はそんな……」
「……私は知っています。蓮さんは諦めない人だって……そして誰よりも人を愛することの出来るお人好しですから……」
立花さんが言った言葉はまるで、俺がそうであったかのような言い方をしていた。それが一体何だったのかはわからないけれど……それは、まるで……もう1人の俺に言われているような……そんな気がした。
「……そっか。立花さんありがとう」
「はいッ!……ってなんか暗い話ばかりであんまりお酒が進んでませんね……」
「……そうだな。……んく…んく……ぷはぁッ!せっかくだし飲むか立花さんッ!」
「私これでもお酒強いですからねッ!」
そして、俺と立花さんはその後たくさんのことを話した。5年間の間で世界蛇の話、そして並行世界の俺の話……色々なことを話した。俺はビールを飲みながら話て……それがとても楽しかった。
「それで向こうの蓮さんは世界蛇の首をへし折ったんですよ〜……奏さんとのユニゾンも凄くて……私、びっくりしましたもん」
「そうか〜……並行世界の俺はすげぇな〜……ヒック。向こうの俺は天羽さんと付き合ってるんだからかっこいいんだろな〜……」
「今、ここにいる蓮さんもかっこいいですよ〜……」
「ん〜……嬉しいもんだな〜……ヒック」
そして、俺も完全に酔っ払って立花さんとの絡みも多くなっていた。……立花さんはやはり、お酒が強いのは本当で少し顔が赤くなる程度で俺との話を楽しそうに聞いて、話していた。その後、俺と立花さんは居酒屋でお金を払って店を出た。
「あの〜……蓮さん大丈夫ですか〜……」
「全然大丈夫〜……立花さん…ヒック」
「……蓮さんこの後ちょっと行きたい所があるんですけど〜……」
「ん〜……いいよ〜……」
「本当ですかッ!ちゃんと録音しましたからねッ!それじゃ……行きましょう……蓮さん……」
「何処にいくんだ〜……?」
「それはもちろん私達が休める場所です……安心してください蓮さん……」
「初恋なんて忘れるくらい……私でいっぱいに満たしてあげますから……気持ち良くなりましょう……蓮さん」
立花響〈好感度100%〉
久しぶりの出会いで舞い上がる響。ならばやることは1つ……私の体を使って思いも感情も何もかも快楽で染めてしまおう……。そして……私と一緒に堕ちる所まで堕ちましょう……蓮さん……
次回初めては貴方に……
完結した後……どうしよ?
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調BADEND
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響BADEND
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後日談(˙꒳˙ )
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未来日記
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新小説:俺の幼なじみ(響)はヤンデレです