小日向未来を堕としたい   作:マッカーサ軍曹∠( ̄^ ̄)

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主人公はいつも正しく見える。しかし、それでも彼女は人間だ。


とりあえず陽だまりとお話してみるッ!

どうも。俺だ青空 蓮だ。この前はあの後かなり長い間小日向さんとお話(立花さんについて)をずっと聞いていた。かなり危ない所もあったが、それなりに危険を侵すだけの事はあった。お陰で最近では小日向さんと会う度によく話(立花さんの事で相談)かけられるようにはなった。やったぜ。そんな俺は今とある場所に買い物に行っている。

 

「やっぱり甘い物が最高だよな」

 

「はいそうですね♪」

 

「……あの、なんでいるのかな立花さん?」

 

「えっと、たまたま蓮さんを見かけたので、ちょっと後をつけてきました」

 

俺は今日は早く仕事が終わってお気に入りのケーキ屋さんに寄っていた……寄っていたのだか、気がついた時には既に立花さんがそこにはいた。

 

「そ、そうなんだな。それじゃこれで……」

 

すると立花さんが俺の手をガシッと掴んで離さなかった。というより離せなかった。立花さんの方を見るとニコニコしながら何かを訴えかけていた。えっ、どういう事?こんな立花さん見たことないんですけどッ!?

 

「私も御一緒してもいいですか?」

 

「あー…それは……」

 

「……未来の写真が私のカバンの中に」

 

「喜んでッ!」

 

こうして俺は結局立花さんとケーキ屋さんに入ったのだが、立花さんはナチュラルに空いている席に座ってメニューを開いていた。……お持ち帰りの予定だったのに……

 

「ご注文は何になさいますか?」

 

「ガトーショコラで」

 

「私はモンブランとショートケーキでお願いしますッ!」

 

「かしこまりました」

 

そう言って店員が1度戻って、そんなに時間も待たずにケーキがやってきた。しかし、立花さんは何を考えているんだ?

 

「お待たせしました。モンブラン、ショートケーキ、ガトーショコラでございます。ごゆっくりどうぞ」

 

「美味しそ〜」

 

「……今回は俺が払うよ」

 

「本当ですかッ!?やったーッ!」

 

そうして俺と立花さんは一緒にケーキを食べる事になった。……よく良く考えれば主人公と食事って意外と凄い事なんじゃないか?そう考えると悪くない気がする……なんか緊張してきた。

 

「ん〜美味し〜〜…っとそうだった。あの蓮さんッ!」

 

「水、水……ん?なに……んくっ」

 

「私と付き合いませんか?」

 

「ブゥッーーーー!!!、ゴホッ…ヴ…ゲホッゴホッゴホッ……」

 

今、立花さんは何と言ったのだろうか?付き合うと言った気がするが……いやいやナイナイ絶対にない。出会って間もない……いや、結構経つけど、まともに話始めたのが最近だった。つまり立花さんのフラグや原作介入もしてない俺が告白されるのはおかしいのだ。

 

「はぁ…はぁ……いやいやおかしいだろ。何故俺が立花さんと付き合わないといけないんだ?」

 

「もちろん未来を取られたくないからですよ」

 

「えっ……って事はつまり……」

 

「私も未来が好きなんですよ」

 

「……それはllike?それともLove?」

 

「Loveですよ?」

 

それはあまりにも衝撃的だった。なんせXVが終わった後の事を今まで考えた事はなかったが、まさかの立花さんが小日向さんを好きになっているとは思いもよらなかった。これはいわゆる詰みという奴だった。もし、それを小日向さんが知ってしまったら間違いなく俺に勝算はなくなると確信していた。しかし……

 

「……何故俺にこの事を話すんだ?」

 

「それはもちろん未来じゃなくて私を堕として欲しいからです。まぁ、私が蓮さんに一目惚れしたからですけどね〜」

 

「それで付き合って欲しい……か。そのメリットは?」

 

「私と付き合うともれなく未来も付いてくるッ!」

 

「通信販売じゃないんだぞ……」

 

しかし、さっきの2つの話を聞いてある矛盾が起きている事に気がついた。立花さんは小日向さんが好きで、また立花さんは俺が好き……かなり矛盾している。つまりこれは……罠だな。

 

「それじゃ答えを「悪いが断る」……へぇ」

 

「立花さん……君は嘘をついてるな?」

 

「どうして……そう、思うんですか?」

 

「さっきの一目惚れの所さ。普通立花さんならもっと恥ずかしがったりするはずだ。それに……あんなにスラスラと簡単に言える訳がない。」

 

「……まるで私の事知ってるみたいですね」

 

「……勘だ」

 

「じゃあ、もしそれが事実だったら?」

 

「俺が小日向さんに殺される……多分容赦なく……ね。まぁ、俺はそれでも小日向さんが好きなんだけどね」

 

すると立花さんは何も言わずにずっと俺の事を見ていて、やがてニコッと笑って言った。

 

「いやー凄いですね蓮さん。これで引っかかってたら蓮さんの事、私殴ってましたよ〜」

 

「…………シャレにならない」

 

「まぁまぁ〜確かに私は嘘を2回つきましたよ。最初はLoveじゃなくてlikeですね。そしてもう1つは一目惚れですよ。でも男子と付き合ってみたいのは本当ですよ?私だって女の子ですしねッ!」

 

今日はアニメでは描かれなかった立花さんの闇を垣間見た気がする。すると立花さんがある提案をしてきた。

 

「それじゃ蓮さん。私と協力関係になりませんか?そうすれば未来との接触だって簡単になりますし、私も1人の時間が増えますから……ね?」

 

確かにその考えならもっと攻略の幅が広がる気がする……しかし、何か引っかかるような……

 

「うーむ……まぁいいか」

 

「やったーッ!それじゃ蓮さん今後ともよろしくお願いしますッ!」

 

「あぁ。こちらこそよろしく」

 

結果、立花さんと協力関係になった。これは予想外ではあったがこれはかなり期待できる物となった。しかし、これにもデメリットは存在する……それは……

 

「響?蓮さんと何してるのかな?」

 

「……み、未来。どうしてここに……」

 

「そんな事はどうでもいいの。問題は響と蓮さんが2人で何をしてたのかを聞いてるの。……ね、蓮さん?」

 

「いやいや、俺は立花さんとちょっと一緒にケーキを食べていただけで……」

 

「そ、そうだよッ!み、未来も一緒に食べよッ!」

 

「はぁ……もう、響のバカ」

 

そう、デメリットとは立花さんと一緒になる事が多くなる事だ。しかし、今日は得るものも大きければそのデメリットも大きくなった気がするな。……もしかしたら立花さんはそれを狙って……

 

「あの、蓮さん」

 

「なんだい。立花さん」

 

「私、蓮さんの事たまにいいなって思ってるんですよ?」

 

「……俺は小日向さん一筋だ」

 

「そうですよね〜……楽しみに…してますよ」

 

「ッ!?」

 

この時、俺は立花さんの目が一瞬濁っていたように見えた。それはまるで……いや、やめとこう。その後、立花さんは何事もなかったかのように小日向さんと話し始めた。立花さん……君は一体何を考えているんだ?

 

「ん〜、甘い物最高ッ!」

 

「美味しいね、響」

 

道のりは長い……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




小日向未来〈好感度35%→30%〉
響と一緒にケーキを食べていた事の嫉妬。本当ならもっと下がる予定だったが、相談事も聞いてもらっているので、それなり落ち着いた。

立花響〈好感度45%→50%〉
友達兼協力関係となった。しかし、本人はオリ主の事をいい意味で、悪い意味で見ている。響は一体何を考えているのか、響のみぞ知る。

次回とりあえずザババに接触してみるッ!

完結した後……どうしよ?

  • 調BADEND
  • 響BADEND
  • 後日談(˙꒳​˙ )
  • 未来日記
  • 新小説:俺の幼なじみ(響)はヤンデレです
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