小日向未来を堕としたい   作:マッカーサ軍曹∠( ̄^ ̄)

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それぞれ行動に出る。


全く違う風景……

「いらっしゃいませデースッ!」

 

……俺だ。青空だ。あれから5日が経った……あの後、俺は立花さんと1度も会ってはいない。そんな中でも、仕事はしないといけない訳で……今は月読さんと暁さんがそれぞれ接客をしているので、正直助かっている。ただ、5日前のあの時……

 

『はぁ……はぁ……ま、間に合った……ふぅ……』

 

『蓮さん、おはようございます』

 

『ッ!?つ、月読さんか……すまない、ちょっと店を出ててね。今から開けるから少し待って……』

 

『……お酒臭いですね』

 

『そ、そうか?まぁ、昨日は居酒屋に行ってたから仕方な『それと……』ん?』

 

『何かイカ臭い匂いが……』

 

『ッ……い、イカ焼きを食べたからちょっと匂うんだよ。それじゃ、今日も働くか』

 

そして、現在に至る訳なのだが……あの日から俺に変化が起きた。それは……今まで小日向さんのことを今まで考えることも多かったのに……今は……

 

「何も……思い浮かばない……」

 

「蓮さ〜ん。ブレンドコーヒーをお願いするデスッ!」

 

「あ、あぁ……分かった」

 

「ま〜た未来さんのこと考えてるデスか?ダメデスよ〜」

 

「それは……」

 

そう、あれから俺は小日向さんのことを1度も考えることは無かった。今言ってしまえば修学旅行での最悪な思い出を懐かしむ程度にしか思っていなかったのだ。

 

「蓮さん。ストロベリーパフェとバニラアイス、カフェラテを2つお願いします」

 

「あぁ。分かった……」

 

「……蓮さんやっぱり変ですよ?何かありました?」

 

「……どうして、そう……思うんだ?」

 

「だって……蓮さんの目が……」

 

──ちりんちりん

 

すると、家の店にお客さんがやって来た。そのやってきた人物は……

 

「こんにちは青空さん」

 

「いらっしゃい小日向さん」

 

小日向さんだった。小日向さんは暁さんに案内されて、俺がいるカウンター席の前に座る。……あれ?おかしい……いつもならドキドキするはずなのに……

 

「何か頼む?」

 

「えっと……ブレンドコーヒーをお願いします」

 

そして、俺は事前に準備していたブレンドコーヒーを入れて小日向さんの前に出す。小日向さんは何故かソワソワしながらこちらを見ていて、やがて決意したように俺に話かけてきた。

 

「あの、蓮さん……今週って休みありますか?」

 

「すまない……今週は月読さんと海に行く約束をしてるんだ。……どうしてだい?」

 

「いえ……私、青空さんに避けられてるのかなって思って……確かに昔のこともあって、それは仕方ないですけど……もう嫌なんです。だから、その……仲直りも兼ねて一緒に出かけられたら……ごめんなさい。都合が良すぎましたね……」

 

そう言って、落ち込む小日向さん。俺は彼女の言葉を聞いて、確かにそう思った。何故なら、俺はただ向き合うだけで行動まではしなかったのだから……

 

「……来週」

 

「え……」

 

「来週の日曜日なら空いてますから……一緒に出かけましょう」

 

「青空さん……」

 

俺の返事に小日向さんはそれを聞いて嬉しそうにしていた。俺も小日向さんの顔見ると嬉しくなってつい笑ってしまった。しかし……

 

──ブーッブーッ

 

「小日向さん電話」

 

「あ、すみません。ちょっと出ていいですか?」

 

「いいよ。会社からの電話かな?」

 

「いえ、響からで──」

 

『愛して……』

 

「ッ!?……」

 

「もしもし響?……うん……うん……分かった。もう響ったら……」

 

今、小日向さんは立花さんに電話をしている……それが、俺にはどうしても小日向さんが立花さんと重なって……気がつけば小日向さんの髪を触って……

 

「蓮さん未来さんの髪を触って何してるデスか?」

 

「ッ!?あ、暁さんか……ちょっと小日向さんの髪にゴミがついててな……」

 

「でも、顔を近づけてたデスよ?なんでデスか?」

 

「ち、小さくてよく見えなかったんだよ。暁さんそれよりちょっと片付けをしてくれないかな?」

 

「分かったデースッ!」

 

……俺は今何をしようとした?俺は一体……

 

「……うん……分かった。じゃあね響。……もう、青空さんイタズラしないでください。ちょっとこそばゆかったんですから」

 

「す、すまない……」

 

そうして、俺は仕事に戻る……今の俺は何処かおかしい……だって……もし、暁さんが止めてくれなかったら……きっと……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

立花さんを重ねて小日向さんにキスをしていた……

 

 

 

 

 

 

 

 

 




小日向未来〈好感度─0%〉
オリ主との仲を完全に戻したい為に色々奮闘している。1番の相談相手はやっぱり響である。……ただ、最近の響はスマホの動画をよく見ている……イヤホンまでしてみてるから一体なんだろ?

月読調〈好感度100%〉
今日もしっかり働いてさりげなくオリ主にアピールする調。今週の海で出来れば……

暁切歌〈好感度55→60%〉
蓮さんのお店は意外と時給がいいデス。お陰で生活には困らないデスッ!今日も残ったプリンは持っていっていいって言ってたデスから楽しみデスッ!

次回海と理性と薄れる罪悪感……

完結した後……どうしよ?

  • 調BADEND
  • 響BADEND
  • 後日談(˙꒳​˙ )
  • 未来日記
  • 新小説:俺の幼なじみ(響)はヤンデレです
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