小日向未来を堕としたい   作:マッカーサ軍曹∠( ̄^ ̄)

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彼女は動き出す。


海と理性と薄れる罪悪感……

俺だ。青空だ。俺は今、月読さんと約束していた海にやって来ている。海も結構家族連れが多く、子供達が楽しそうに遊んでいた。そして、俺は何処にいるかと言ったら……

 

「月読さん着替えるの遅いなぁ……」

 

更衣室の前で月読さんを待っていた。しかし……今日は日差しが強いな……。そう思っていると、俺の視界が急に真っ暗になった。

 

「……だ〜れだ」

 

「……誰か分からないな」

 

「ムゥ……そこは私の名前を言うべき」

 

そう言って、月読さんは俺の視界から手を離す。後ろを振り向くと、ビキニ姿の月読さんがそこには立っていた。すらっとしたその姿はまるで、モデルのような華やかさがそこにはあった。

 

「月読さん……その、似合ってるよ」

 

「未来さんよりもですか?」

 

「……どうして、小日向さんの名前を出すのかな?」

 

「一番例えとしてはそれがいいかなって……」

 

「……否定はしないよ」

 

「ふーん……そうですか」

 

「でも、月読さんはとても綺麗だ。それだけは本当だよ」

 

「……ありがとうございます」

 

月読さんはそれを聞くと、俺から背を向ける。しかし、それでも月読さんの耳は赤く染まっており、きっと恥ずかしいのだろう……そう感じた。

 

「それじゃ……蓮さん遊びましょう」

 

「……そうだな」

 

そうして、俺と月読さんは海に向かって行った。

 

 

「冷たッ!……月読さんやるね。そいッ!」

 

「キャッ!……女性にこんなことするんだ……」

 

「え……いや、そんなつ「えい」冷たぁッ!月読さん卑怯だぞッ!」

 

「ブイ……」

 

俺と月読さんは海で水掛け合いをしたり、本気で泳いだり、レンタルした浮き輪で遊んだりと色々なことをしていた。

 

「ふー……遊んだ遊んだー……久しぶりにこんなに遊んだよ」

 

「蓮さん、昔見たいに楽しそうにしてましたよ」

 

「そうか?あまりそう思わないんだが…………そろそろ小腹が空いたし、海の家で何か買ってこようか?」

 

「お願いします。今日は疲れてもホテルを予約してますからいっぱい遊べますね」

 

「そうだな。それじゃ……行ってくる」

 

そして、俺は海の家に向かい始めた。月読さんの言った通り、俺と月読さんは事前にホテルを予約していっぱい遊べるようにしたのだ。月読さんが俺とホテルに行くのは嫌だと言うと思っていたのだが、月読さんは逆に目を輝かして頷いた時にはびっくりした。俺は海の家でフランクフルトとポテトを買って戻ると月読さんがナンパされていた。……はぁ。

 

「なぁなぁそこの美人なお姉さん。俺達と遊ぼうぜ」

 

「嫌です。私、彼氏がいるので……」

 

「彼氏よりも俺達といるほうが楽しいってッ!」

 

すると、チャラい男達が急に月読さんの腕を掴んで身動きを取れなくし始めた。月読さんはいくら大人でも男3人の力には勝てず、そのまま連れて行かれようとしていた。……こいつら……

 

「ッ…嫌ッ!離してッ!」

 

「あばれんなって。ほら……」

 

「ンーッ!ンッーッ!」(嫌ッ!嫌ァッ!)

 

「よし、このまま岩陰に連れて行って……」

 

「ンーッ!ンー……」(嫌ァッ!助けて……蓮さん)

 

「へへっ……上物じゃねえか……このま「おい……」あ゛?なんだて……めぇ……」

 

「月読さんに何してくれてんだてめぇら……覚悟出来てんだろうな?」

 

「なんだ?もしかしてこいつの彼ぶはァッ!」

 

その後は俺は月読さんに手を出した、このクソッタレなナンパ野郎を完膚なきまでにぶん殴り続け、こいつらが許しをこうまで続けた。それと、こいつら見たことあるような……

 

「「「ヒィィッ!す、すいまぜんでしだぁッ!」」」

 

「人様に迷惑かけたら……今度は玉を粉砕……だからな?」

 

「「「は、ハイィィィッ!」」」

 

そして、ナンパした男達はそのまま走って逃げて行った。まぁ、あれだけのことをしたんだ。これだけで済むだけマシだろう。俺は月読さんに近づいて頭を撫でて涙を拭く。

 

「大丈夫か?月読さん……」

 

「……きっと、蓮さんが助けてくれる、って信じて、ました」

 

「……そうか。怖かっただろ……ホテルに行って休むか?」

 

「はい……そうします」

 

結局、俺はこれ以上海で遊ぶことをやめて、早めにホテルに向かうことにした。俺は月読さんを連れて行って、更衣室の前まで行くと、月読さんの足が止まった。

 

「……どうしたんだ?もしかして何か忘れものを……」

 

「蓮さん……私、蓮さんにお礼をしてませんでしたね」

 

「いや、お礼だなん……」

 

「……ちゅ……ぷはぁ……それじゃあ、後で合流しましょう」

 

そうして、月読さんは更衣室に入っていった。俺は思考を放棄し、ふと思ったのは……柔らかく…そして甘い……ただ、それだけだった。

 

 

 

 




月読調〈好感度100%〉
さりげなくビキニを選んだ調。自身の魅力を最大限に活かして望む。最後にオリ主にキスをして私を見てと思わせるようにやってみたものの……自分の行為に今更ながら恥ずかしくなってしまった。……でも、一歩前進。

次回5年の愛と歪なアイ……

完結した後……どうしよ?

  • 調BADEND
  • 響BADEND
  • 後日談(˙꒳​˙ )
  • 未来日記
  • 新小説:俺の幼なじみ(響)はヤンデレです
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