どうも。俺だ青空 蓮だ。この前はアプローチは完全にバレて終わってしまったが、あの後に小日向さんとふらわーまで一緒に歩きながら話すのはとても楽しかったし幸せだった。その後のふらわーの支払いは俺だったが……立花さんの食べる量を忘れてた。そんな訳で俺は今日は久しぶりの休暇だ。
「んー……やっぱり休暇は家でくつろぐのが最高だな」
俺は今日は1日家から出ない予定で過ごしていた。昨日の時点で、食材も買って、DVDも借りてとても過ごしやすい状態になっていた。
「今日は何を見ようかな〜♪」
──ピンポーン……
すると、玄関のインターホンの音が聞こえた。今日は誰か来る予定は無かったし、仕事の連絡も来ていない筈なのにどうして……
「……集金かな?とりあえず出るか」
そして俺は玄関に向かって歩き、ドアを開けるとそこには見覚えのある茶髪の女の子がそこにはいた……
「おはようございます蓮さんッ!」
「えっと……おはよう。あの、立花さん」
「何ですか?」
「なんで家知ってるの?」
「藤尭さんに教えて貰いましたッ!」
「朔也……あんにゃろう……」
一体誰が予想出来ただろうか……あれから俺は立花さんとはよく話す事はあっても自分から接触することは無かった。理由は自分から接触する事は俺にとって嫌な予感が当たる気がしたからだ。それなのに……まさか立花さんの方からやってくるとは……油断した。とりあえず中に入れる事は絶対に阻止しなくては……
「……で、今日は何をしに来たのかな?」
「もちろん未来を攻略する作戦を立てるんですよッ!」
「なるほどなるほど……よし。今日はやめとこう、じゃ」
そうして俺がドアノブを掴んですぐに閉めようとしたら立花さんは一瞬の隙間をかいくぐって中に入った。は、速い……
「お邪魔しま〜すッ!……蓮さん。私の運動神経を舐めてもらっては困りますよ?そんなに嫌がらなくてもちょっとお話するだけですからッ!」
「……分かったよ。今からお茶出すから、そのまままっすぐ行ってソファに座ってて」
「分かりましたッ!レッツゴーッ!」
そうして立花さんはそのままリビングに向かって行った。立花さんの目的はなんだ?
♬
「はい。お茶」
「ありがとうございます♪」
今の現状を言ったら俺と立花さんがそれぞれで向かい合って座っている。特におかしな様子は見せてはいないが、それでも緊張感は少しはあった。
「最近未来とよく話していますよねッ!」
「まぁ自分から話しかける事が多いいからね」
「違いますよ〜……未来から話しかける事多くなってますよね?何……話してるんですか?」
「立花さんの事をべた褒めしていただけだよ。……それがどうかしたのかい?」
「……まぁ、それならいいですよ♪」
……今の会話で分かっただろうか?たったこの少しの会話だけで雰囲気が一瞬変わったのだ。しかし、あの時とは違って今日は俺の家だ。嫌な予感をものすごく感じる。
「……ねぇ、蓮さん」
「何かな?立「未来だけを狙うのはやめてくれませんか?」…………」
「私って意外と独占欲があるんですよー。最近はもっと素直になろうと一生懸命に頑張ってるんですよ。でもね……」
一瞬だった。その一瞬の間で立花さんは立って、机に登って俺の上に乗っかって来た。その時の目はあの時の少し濁った目だった。
「私……未来だけは誰にも取られたくないんですよ。分かります?」
「……それが立花さんの本性かい?」
「本性?嫌だなぁ〜蓮さん。私はこれが普通ですよ……ただ私は未来だけは取られたくないだけですから。あ、もちろん私ならいつでも歓迎しますよッ!」
……これが俗に言うヤンデレって奴なのだろうか……。あまりの変貌ぶりに俺は正直かなりびっくりしていた。正直に言ったら今から何をされるのか分からない。しかし、俺だって小日向さんの事が好きなのだ。俺はさっきの中での言葉に1つの疑問を抱いた。
「……未来さん【だけ】は取られたくない……ね」
「分かりました?私はあの時警告したつもりだったんですけどねー。だから今さっき決めました。私、貴方の事を堕としにいきます……そしたら未来は狙われませんから♪」
「そんなに小日向さんを取られるのは嫌かい?」
「当たり前じゃないですかー…。私のだーいじな……陽だまりですから。だから大人しく私に切り替えませんか?それならお互い幸せですよ?私もこれから蓮さんの事好きになりますから……」
「それは嫌だね。俺は小日向さんが好きだからそれは無いな」
その時、立花さんはある提案をしてきた。
「それじゃあゲームをしましょう。私が蓮さんを堕とすか、未来が蓮さんの告白を断れば勝ち。蓮さんは未来を堕とすか、私を堕とせば勝ち……敗者は未来からしばらくの間は絶対に接触しない……どうですか?」
「……分かった。まぁ、正直俺はこのまま殺されるって思ってたんだが」
「ちょっとッ!蓮さん酷くないですかッ!私はそんな事しませんッ!……でも……」
すると立花さんは少し静かになる。……どうしたんだ?って思った時、立花さんは俺をギュッと抱きしめて耳元で囁いた。
「覚悟は……しててくださいね?」
「ッ!?…………」
「それじゃ私帰りますねッ!」
そうして立花さんは帰って行った。今日の事から小日向さんの攻略は完全に最高難易度になった事がわかる。例えるなら前は難攻不落の城と例えると、今は万里の長城になったぐらいだ。俺はこの時の心情は怖かったと同時に最後に立花さんに対してちょっと何をされるのかを期待してしまった。これからの小日向さんを堕とすにはかなり時間が掛かるだろう。
「俺は……どこで間違えた?」
俺はその日、家から出る事をせずにただ作戦を練るのだった……
立花響〈好感度50?%〉
友達兼協力関係は継続。監視はしていたが我慢が出来なかった。未来の事はとても大切であり、これからの動きはまだ分からない。彼女は原作どうりに物語を進んでそこまで歪む事は無かった筈だ……一体何が?
次回とりあえずあったかいものをもらってみるッ!
完結した後……どうしよ?
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調BADEND
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響BADEND
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後日談(˙꒳˙ )
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未来日記
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新小説:俺の幼なじみ(響)はヤンデレです