「契.....了..。頑...哀....パ...ト...ン。」
奴はニヒルな笑みを浮かべながら去っていく。
「待てよ...返してくれよぉ....。唯一無二なおれの家族を...。クソッ、なんで...俺なんだ。こんなことならいっそこの命も...。」
そこで俺は意識を取り戻した。悪夢からは放たれぬままに。
「...知らない天井だ。」
なんちゃって!言いたかったんだぁこのセリフ!
「おう、起きたか[善志]君。」
なんて、心の底でふざけていると最初にドッグに入れた娘...確か天龍だったはずの艦娘が話しかけてきた。少し呼び方に違和感を感じたが。
「なんだ...?天龍だっ「起きたとこ悪いがあんたには帰ってもらう。後、これ以上うちの鎮守府に替えの提督も要らんと伝えておけ。」
何を言ってるんだ?こいつは...はぁ...。
「なぜ俺がそんな面倒なこと「面倒だと?!ふざけるな!こちとら限界なんだよ!人間様とやらに従うのは!」
「毎日毎日沈んでいくあいつらを見るのも大概なんだ!無理進撃を繰り返し指示され入渠なんかさせちゃくれねぇ!自分の指示がうまくいかなければ無能だなんだと罵声を浴びせられ!
駆逐艦をぼろ雑巾のように扱う
「挙句の果てにはてめぇの慰めものにしようと加賀さんに手を出そうとしやがった...!だから俺はこの主砲をあいつのドたまにぶち込んでやったんだ!俺はいくら処分されても文句は言えない!だから...だから....俺以外の艦娘には手を....手を出さないでくれよ...頼むからよぉ...。」
男泣きという言葉がここまで似合う女性は今までいただろうか...おそらく彼女は全てを背負ってここに立ったのだろう。仲間のためにと繰り返さないためにと。だからこそ。
「非常にめんどくさい。そんなに無理して何もかもを背負った女に手を出す、なんてわざわざ地雷に突っ込んでいくようなこと俺はしたくないなぁ。」
「何言ってやがる!だからって加賀さんに手を出したらお前も「ばぁか出すわけないだろう?俺は胸糞モンはNGなんだよ。俺のことなんだとおもってるのん?」」
「それにだぜ天龍ちゅわん?その当の本人がさっきからその扉の奥で弓引いて待ってんだぜ?こんな状況で誰がお前に手を出すんだ?もしいたとしたらそいつは相当な馬鹿だ。」
「なっ?!加賀さん何を...。」
パチンッと乾いた音があたり一面に響く。いい音だ、振りぬいたな。
「天龍、だれがいつあなたにそんなことしてほしいと頼んだの?あなたも私たちの仲間ならみんなの荷物はみんなで持つものよ。」
「だって加賀さん....俺....俺...。」
「あぁちょっといい?」
俺がそう一言呟くと加賀という艦娘は再度弓をこちらに向け引いた。
「おう、どうどうどうどう大丈夫だ信用を得るためとはいえ命がなくなれば元も子もないんだ。」
「口だけはよく回るのね。」
「まてまて、分かった契約しよう。」
ここでアイツの言葉を借りることになるとは。
「ほうどんなものなのかしら?」
「俺を一度だけ信じてくれないか?従えなんざ言わねぇ。もし俺が怪しい動きをしていたらいつでも風穴を開けてくれて構わない。大本営に対してもお前らが処罰を受けないように遺書を書いて送っておこう。もちろん遺書はお前らとともに内容を考えたものだ。それでどうだ?」
「信じるとでも思「そこも含めて!信じてほしい頼む!この通りだ!」」
俺は彼女たちに頭を下げた。
「....いいわ。結んであげましょう、その契約とやら「お、おい加賀さん。」だけど。私然りほかの艦娘であれど手を出したり無理進撃して轟沈者が出ようもんならあなたを地の底に...いえ海の底に沈めることになるわよ。」
「分かったよ。この無限に続く水平線に誓おう。」
いかがでしたでしょうか!少しいい感じ?はい、調子に乗りましたね!すいません!
推し艦が加賀さんなためやはり前に出ちゃうなぁ。少し反省!え?手を出しかけた前任はどこかって?安心してください!しっかり■■■たので!たくさんのUAありがとうございまっす!作者のモチべになってます!割と真面目に!これからもなにとぞぉ..。
次回!どうにかこうにかスタートラインに立てた晴れの日!
司令官!もぉっと私に頼ってもいいのよ?