絵は下手ですがご了承ください。
神咒神威神楽での神座廻りの雰囲気を感じてくれれば幸いです。
ibisPaint(アイビスペイント)を使い頑張りました。
第一話の唯一神座にも挿絵を投稿しました。
この作品を作る際、絵ができればよかったのですが下手なので諦めていました。
しかし、頑張ってみようと思った次第です。
書けると思った作品は書いてみようと思います。
活動報告にも書いてあるのですがイラストの募集も書いてあるので像や風景などがありましたらお願い致します。
神咒神威神楽での覇吐の神座廻りの像雰囲気を感じてもらえば幸いです。
今、見ている時点でお気に入り22件 評価3件、徐々に増えており感謝感激です。評価はあと2件で色表示!
評価してくださった。グルッペン閣下、豆腐の円、お祈りメール の皆様ありがとうございます。
「神座」
それは人類の文明が極限までに発達し、ある人工物を創った結果、顕現した神の領域である。
それは宇宙の中心。
それは全ての事象。
それは支配の領域。
魂の産まれる原初の混沌。
宇宙の総てを支配する領域であり力。
森羅万象の根源であり、神がいるべき頂上。
その神座は人間が辿り着ける場所。
人の祈り、願い、渇望……。
強い意思と己ではなく他を変えたいという方向が座へ繋がる切っ掛けとなる。
神座に至れば宇宙と合一する。
全は己であり、己は全である。
己の祈り、願い、渇望、気質を持って座を染め上げ、座の理を支配し、理を決める。
その感情が神座の法則と人間の在り方を決定してしまう。
その神座を終わらせるには違う人間の違う渇望による神座の交代以外は存在しない。
それを永延に永遠と繰り返す。
さて、ここはどこだか分かるだろうか?
ここはどこでもないどこか。
神の座とは違う別の領域。
神座が全てを支配する領域ならば、
ここは全てを観測できる領域。
すべての神座を記録している。
どういう訳か、その領域に干渉し見ているものが存在する。
その記録を見て、歴代の神座の神の像を彫り、信仰している。
さぁ、歴代の神の座を廻ってみよう。
善の法則も悪の法則も、
善の神座も悪の神座も、
善の渇望も悪の渇望も、
その理、その座、その真実の総てを知ろう。
その者、只どこまでも潔癖だった。他者と己に宿る螺旋の力それ自体が許せなかった。
螺旋という力を魂に持つ人の世は、文明の爛熟と共に腐り始める。それは当然の事であり、破壊と再生の円環こそが今代の座の理なのだが、彼はそれを許容できない。
文明の過渡期において中心に立った彼らは、既存文明を破壊する螺旋の力を前に極限を超えて悲嘆した。
我は何と罪深い悪なのか。螺旋の力を生んだ存在は、なんと底知れぬ痴愚なのか。
罪を拭わんとするその祈り、救済の嘆きをもって彼らは座を塗り替える。あらゆる螺旋の駆逐された、無知純白の天上楽土
歴代の座において、人の悪性を否定しながら愛したのは彼一人。その清さ、その聖性。彼らこそ神という概念に対する、最も普遍的な印象を具現させた者と言えるだろう。
清らかであれ。罪を犯すな。我欲を捨てろ。
だがその徹底した潔さ故、この治世に人間性は存在しない。完璧な管理社会であり、数理的な整然さのみが満ちている
合理的、かつ論理的。人の愚かさを理解しないし認めない。
それはその者の性質そのままであり、己の座に亀裂が走れば、即座に修正し、原因を駆逐する。徹底した責任感という我執の在り方、冷徹な心。
万象、まるで電子の機械のごとく。
しかし、それは本来のその者の性質とは真逆であり、その最奥は熱き魂を持っている。
幾度かの覇道の襲来は、最後には己を塗りつぶしてしまう。
しかし、それこそが彼らの本当は信じていたかった覇道の姿なのだろう。
これぞ彼の理、彼の座、彼という神が背負った真実の総てである。
「我が太極の名において歴代の天を凌駕せん」
その宣誓と同時に求道神は特異点へ潜っていく。
魂を同調させ、強大な存在の元に奥へ奥へと掘削していく。
その求道神はただ、歴代の神々へ興味だけで座へと潜行した。
求道神は空白地帯に足を踏み入れた。
無色透明、限りない白、もしくは、限りない黒。
これはまさに極限まで透き通った真水。もしくは無菌の空間。
人の考える無という概念体現した空間、されど何もないが故に如何なる様にも発展する多様性を有する。
底の見えないこの世界は常人には耐えきれない。
砂漠における一粒の砂。
大海における一滴の雨水。
森林における一枚の葉。
人間における一つの細胞。
常人がこの空間にいても何も為しえない。それどころか全体における一部となり、自我を失うだろう。
だが、それはあくまで凡夫の都合。ある一線を超えた場合、この場は神世界の芽へと転身する。
すなわち、太極の保有。
現世界を丸ごと塗りつぶすほどの覇道を得たものに限り、この空間に活動を赦され、理を流出―――流れ出すことが出来るのだ。
されど色は一色のみ。神座の席は一つ。座るのは一人。両雄は並び立つことはできない。
今、歴代の神座を見ることが出来るのはその者が永久不変の求道神であるからだ。
自らの外殻をかつてないほど強固に編み上げ、変わらない不変となり、絶対の揺るがない己の自我を持って神座へと深く沈んでいく。
自己を保ち続け、やがて行き着いた先に―――瞬間、旧世界の残照が―――私という求道神を歓迎した。
「これは―――」
よくぞ来た。これが救いだと唸りを上げる。
それは歴代の神たちの渇望。
それは旧き神々の祈り。
それは人々が求める変わらない不変。
これはかつて世界を席巻した太極が流出した姿だった。
「そういう仕組みか、理解した。これが座にいた者の達した深度か」
求道神は深い敬意と共に理解する。相手の人格ではない。善悪ではなく座を手にした者たちの純粋なまでの祈りの強さにだ。
「交代か、闘争か、歴代の神々によるが、その残照、残滓というわけか」
覇道の流出による座の交代は戦い、次代が勝てば基本的にはより強大になる。
されど、只交代すれば、その限りではない。
ただ、どちらでもその残照、残滓は残り、次代へと託される。
「おもしろい」
求道神は笑う。歴代の神々を知りたい。その思いは不変。
強大な渇望の覇道の攻撃に対し、強大な不変の求道の防御で対抗する。
歴代の神々の座の理の在処、如何なる渇望によって流出したか、己を保ちながら解析する。
「まず、強く感じた想いは〈絶望〉」
「彼らはその時代におけるもっとも進化した螺旋族だった」
「しかし、螺旋の進化の果てに過剰銀河同士の相互破壊による宇宙崩壊現象―――スパイラルネメシスに気づく」
「宇宙崩壊を防ぐべく座に至り、座の進化を止める理を流出した」
「認めよう。彼こそ宇宙を守ろうとした偉大な神である」
静かな言葉と共に理解が溢れる。強大な想いに屈さずとも遥かに、求道神である私を凌駕している歴代の座。
しかし、それはこれまで理解していなく、分からなかったからだ。
ならば、無理矢理にでも型にはめ、理解する。それが解釈違いだとしても、とりあえず名をつける。
ゆえに―――
「この神、この座の名をつけるならば―――絶望」
「絶望の巨人―――反螺旋絶望殲滅」
「真の姿、ここに得たり」
姿を捉えることによりこの座を眺めることが出来る。
これが座の潜行方法である。
求道神は―――私は次へと向かう。
「螺旋の力に溺れる愚か者達よ…たかがイレギュラーの消失に動揺するお前達に、我々程の覚悟があるか!」
「元は同族だった者を倒し、我が身の進化を封じ込め、この宇宙を守ろうとする我々の覚悟に、敵う道理があるか!?」
「ない!! 否!! 否、否、否、否、否、否、否、否、否、否!! 断じて、否ぁあああああああああああっ!!!」
「決意もなく、覚悟もなく、道理もなく、己の欲望のままに螺旋の力を使い、その力に溺れる…それが螺旋族の限界!」
「だからこそ、滅びなければならないのだぁぁぁっ!!」
「ならばこの宇宙、必ず守れよ……」
「当然だ。お前も信じてくれ。俺が信じる。俺たち人間を……」
原作 天元突破グレンラガン
神の名は「絶望」。 本名は「アンチスパイラル」
元となった願望は「宇宙滅亡を回避したい」
座の名は「反螺旋絶望殲滅」」
座の理は「螺旋族の進化を止めること」
座の治世 管理型
座の風景 宇宙と自分へドリルの切っ先を向けた状態
解説
私の考えた妄想設定ですが、この作品では螺旋の力の暴走による滅亡=覇道神=座の交代ということなので、今代の座が終わるだけで、結局は宇宙自体が滅亡することはありません。
しかし、螺旋の力の暴走による座の交代は座の理によっては第六天のような危険性がつきまとうので、
「宇宙滅亡を回避したい」=「座の交代の拒否」という神座の理は非常に良い統治期間であり、人がある程度、平穏に生きる上では最高の座であるといえる。
このシリーズにおいて出したかった作品の一つです。
今回はセリフを震わせてみました。
この神が気になったら原作をどうぞ!
また、活動報告で色々なものを募集します。
「神の名」
「神座の名」
「座の風景」
「座の理」
「他作品で神座に至りそうなキャラクター」
「イラスト」
などを募集します。
感想、お気に入り、評価、活動報告があれば幸いです。
次回もお楽しみ下さい。