パソコンが半壊しているので、本来は9月以降に返信や改稿する予定だったのですが色々な方法で頑張って対処しようと思います。
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上記の読者様の応援、意見がありました。
多くの読者様の意見は励みになります。
今回は初めての試みで読み上げ機能があるはずなので周囲に人がいないかなど気をつけてください。
今後はセリフの部分に色などをつけるような遊びをしているはずなのでお楽しみください。
私はクロスオーバー物が好きでこれまでの作品もそうなのですが、私の作品を通じて今まで知らなかった原作の作品を知ってもらい、より一層、世に出回っている作品などに興味をもってもらうと嬉しいです。
今回はかなりマイナーな作品なのでこれを機に原作に興味をもってもらえると嬉しいです。
「神座」
それは人類の文明が極限までに発達し、ある人工物を創った結果、顕現した神の領域である。
それは宇宙の中心。
それは全ての事象。
それは支配の領域。
魂の産まれる原初の混沌。
宇宙の総てを支配する領域であり力。
森羅万象の根源であり、神がいるべき頂上。
その神座は人間が辿り着ける場所。
人の祈り、願い、渇望……。
強い意思と己ではなく他を変えたいという方向が座へ繋がる切っ掛けとなる。
神座に至れば宇宙と合一する。
全は己であり、己は全である。
己の祈り、願い、渇望、気質を持って座を染め上げ、座の理を支配し、理を決める。
その感情が神座の法則と人間の在り方を決定してしまう。
その神座を終わらせるには違う人間の違う渇望による神座の交代以外は存在しない。
それを永延に永遠と繰り返す。
さて、ここはどこだか分かるだろうか?
ここはどこでもないどこか。
神の座とは違う別の領域。
神座が全てを支配する領域ならば、
ここは全てを観測できる領域。
すべての神座を記録している。
どういう訳か、その領域に干渉し見ているものが存在する。
その記録を見て、歴代の神座の神の像を彫り、信仰している。
さぁ、歴代の神の座を廻ってみよう。
善の法則も悪の法則も、
善の神座も悪の神座も、
善の渇望も悪の渇望も、
その理、その座、その真実の総てを知ろう。
その者、底知れぬ痴愚の存在なり、すでに神座にある己を知覚したからこそ、そこに至った。そのような神座は神座の歴史に幾つか存在する。
だが、その神座に到達の認識が彼女には出来なかった。白痴であるが故に。
渇望がなく、祈れず、願えず、無意識でしか行動が出来ない。
彼女が座に到達した瞬間、座を染める過程が存在しない。最初からいた事実だけがあり、
彼女が痴愚という事実は座を認識できないという事実が具現化される。
すなわち存在の希薄である。本来ならそれで座は終焉するはずだが、それは先代の座の存在が許さない。
先代と今代の座、それは神座がどれだけでたらめでも歴代の座、順番が存在することを示す。
つまり彼女が座に着いても先代の座の在った以上。希薄化しても存在する。
それは座にいる人間が彼女による無意識、妄想、妄執として具現化した。
そして彼女に認識されると明確に存在を確立し、二人以上が認識できればその数だけ世界を確立することが出来る理を生み出した。
故に己の意思で世界を染め上げるはずの覇道は、他者の渇望によって具現化する。
神座にいる彼女以外の存在が世界を自由に染め上げる。
これぞ、彼女の理、彼女の座、彼女という神が背負った真実の総てである。
「我が太極の名において歴代の天を凌駕せん」
その宣誓と同時に求道神は特異点へ潜っていく。
魂を同調させ、強大な存在の元に奥へ奥へと掘削していく。
その求道神はただ、歴代の神々へ興味だけで座へと潜行した。
求道神は空白地帯に足を踏み入れた。
無色透明、限りない白、もしくは、限りない黒。
これはまさに極限まで透き通った真水。もしくは無菌の空間。
人の考える無という概念体現した空間、されど何もないが故に如何なる様にも発展する多様性を有する。
底の見えないこの世界は常人には耐えきれない。
砂漠における一粒の砂。
大海における一滴の雨水。
森林における一枚の葉。
人間における一つの細胞。
常人がこの空間にいても何も為しえない。それどころか全体における一部となり、自我を失うだろう。
だが、それはあくまで凡夫の都合。ある一線を超えた場合、この場は神世界の芽へと転身する。
すなわち、太極の保有。
現世界を丸ごと塗りつぶすほどの覇道を得たものに限り、この空間に活動を赦され、理を流出―――流れ出すことが出来るのだ。
されど色は一色のみ。神座の席は一つ。座るのは一人。両雄は並び立つことはできない。
今、歴代の神座を見ることが出来るのはその者が永久不変の求道神であるからだ。
自らの外殻をかつてないほど強固に編み上げ、変わらない不変となり、絶対の揺るがない己の自我を持って神座へと深く沈んでいく。
自己を保ち続け、やがて行き着いた先に―――瞬間、旧世界の残照が―――私という求道神を歓迎した。
「これは―――」
よくぞ来た。これが救いだと唸りを上げる。
それは歴代の神たちの渇望。
それは旧き神々の祈り。
それは人々が求める変わらない不変。
これはかつて世界を席巻した太極が流出した姿だった。
「そういう仕組みか、理解した。これが座にいた者の達した深度か」
求道神は深い敬意と共に理解する。相手の人格ではない。善悪ではなく座を手にした者たちの純粋なまでの祈りの強さにだ。
「交代か、闘争か、歴代の神々によるが、その残照、残滓というわけか」
覇道の流出による座の交代は戦い、次代が勝てば基本的にはより強大になる。
されど、只交代すれば、その限りではない。
ただ、どちらでもその残照、残滓は残り、次代へと託される。
「おもしろい」
求道神は笑う。歴代の神々を知りたい。その思いは不変。
強大な渇望の覇道の攻撃に対し、強大な不変の求道の防御で対抗する。
歴代の神々の座の理の在処、如何なる渇望によって流出したか、己を保ちながら解析する。
「まず、強く感じた想いは〈痴愚〉」
「彼女は何かを想う意志はない。この座は彼女の妄念の中、妄想の中に生まれる」
「しかし、それは誰かと誰かがいなければ、二人以上の存在の認識がなければいけない」
「彼女は痴愚であり、己を己として認識できない。あの最悪の天狗の神座を生み出した最悪の邪神と同様に心の中は斑に錯綜している」
「だが、彼女は邪神とは違い。己の認識すら薄い。むしろ邪神の奇形脳腫に近い存在だ」
「だから生命の最低限の生存能力としての力が座の理として成立した」
「座に至った存在、この世界においては魔人の転校生が座に来た時、疑似的に世界を作り出し、疑似的な神にする」
静かな言葉と共に理解が溢れる。強大な想いに屈さずとも遥かに、求道神である私を凌駕している歴代の座。
しかし、それはこれまで理解していなく、分からなかったからだ。
ならば、無理矢理にでも型にはめ、理解する。それが解釈違いだとしても、とりあえず名をつける。
ゆえに―――
「この神、この座の名をつけるならば―――痴愚」
「痴愚の神―――痴愚創造世界」
「真の姿、ここに得たり」
姿を捉えることによりこの座を眺めることが出来る。
これが座の潜行方法である。
求道神は―――私は次へと向かう。
「君は、自分の世界を作ってみたいと思わないか?」
ここをクリックすると文章が読み上げられます
「だから、世界を作るには最低二人必要なんだ」
ここをクリックすると文章が読み上げられます
「君は、自分の世界を作ってみたいと思わないか?」
「だから、世界を作るには最低二人必要なんだ」
原作 ダンゲロス
神の名は「痴愚」 本名は「末那識千尋」
元となった願望は「なし」
座の名は「痴愚創造世界」
座の理は「彼女が二人以上の関係性の人たちを認識し、世界を創造し、その世界の理をその人たちの渇望で染めること」
座の治世 管理型 自由型の双方
座の風景 白い空間
解説
要は自分の座に多くの小さい世界を創る能力です。
この神が気になったら原作をどうぞ!
また、活動報告で色々なものを募集します。
「神の名」
「神座の名」
「座の風景」
「座の理」
「他作品で神座に至りそうなキャラクター」
「イラスト」
などを募集します。
感想、お気に入り、評価、活動報告があれば幸いです。
次回もお楽しみ下さい。