こんにちは、分不相応ながらこの二次創作を書いている佐々木西瓜(ささきすいか)です。
サーヴァントのステータスについて本文で触れ忘れたんでここに書いておきます。
(ステータスとはサーヴァントのパラメーター、クラスや宝具と呼ばれる必殺技などを確認できるもの。マスターがサーヴァントについて思うことで自然とマスターの頭の中に表示されます。)
本来、本文にはサーヴァントのステータスをマスターが確認するシーンがFate二次創作では必要であり、今のところ2話(セイバー陣営召喚の時)の最後の2行、
[セイバーのサーヴァントに]ってところあるじゃないですか。
そこで神父が既にステータス確認済みであることを指しているつもりだったんですが、読み返して思ったよね。わかりにくすぎやろって。
ほんとすみませんでした。
これから本文でサーヴァントのステータス表記が出てくることは多分ないかも、いや、ガンナー陣営はあるかもしれない…かな?
まぁ、ステータスについては前書きと後書きで今後のネタバレをしない程度に紹介していきたいなと思う所存です。
因みに、マスターの殆どは召喚当時の時点で自身のサーヴァントのステータスについて既に知っているという感じでお願いします。
今回は神父が呼び出したサーヴァント·セイバー陣営について前書きと後書きに渡って説明させてください。
※ステータスについては主が勝手な妄想で考えたものです。
決して本家のホロライバー様を馬鹿にしているわけではなく、この小説の構成上、割り振りされた物であることを承知した上で閲覧してください。
百鬼あやめ(なきりあやめ)
筋力:C 耐久:A
敏捷:A 魔力:C
幸運:D 宝具:EX
宝具名:???
はい、ステータスはこんな感じです。(ステータスはA>B>C>D>Eといった格付けです)
最優のクラスであるとされるセイバーとしては妥当なステータスではないでしょうか。.....まぁこの聖杯戦争ではFate原作様には登場しないクラスが存在するので最優かどうかは明かではないですが。
ここで覚えておいてほしいのが幸運値がDであることです。
幸運値とはサーヴァントが召喚された環境によって大きく左右されるもので、幸運Dはかなり低い部類になります。
え?そんな不幸そうに見えないって?
そんなあなたに今後の展開に関係してくるヒントを与えましょう!
神父の願いと百鬼あやめは、生理的に受け付けないレベルの関係性であると言えますね。今はまだ本人達すら気づいていませんが。
はい、ヒントはこれぐらいです。既に伏線っぽいものは本文にも張ってある筈なのでよろしければ考察してみてください!
白銀ノエル(しろがねのえる)のステータスについては後書きで触れたいと思うので、よろしければそちらも是非。
それでは、本文をお楽しみください。
よろしければ感想等お寄せいただければ幸いです。
長くなってしまい、申し訳ありませんでした。
2020 12月20日 午前七時頃
青堂市 中央市街地 その中心部
人の気配は大規模な人払いの結界によって絶たれ、
その市街地の中心部では、まさに"戦争"が起きようとしていた。
「え────」
その驚愕を意味する声は、骸の手の上に乗った
「ノエル......いや、
爆煙の中から現れた紅い彗星は白銀ノエルの方を真っ直ぐに見つめ、口を開く。
「......
その、拳に炎を灯したサーヴァントはそんなことを聞いた。
「え、あ....え───おかゆんと.....」
「..........フレア、だよ....ね?」
百鬼あやめと白銀ノエルがそう答えると今度は炎を宿したサーヴァントが驚き、何かに絶望するかのように俯いた。
猫の耳と尾を生やしたサーヴァントはその場に座り、あぐらを組む。
その尾は、ゆらゆらと大きく揺れていた。
しばし沈黙、神父はそのやり取りを横目に、
───コイツら、知り合いだってのか?
───いや、それ以前に相手のサーヴァントも二人いるのかよ....
そんな思考を巡らせる。
沈黙の後、
「ねぇねぇ、そこにいる金髪の人〜」
猫の耳を生やしたサーヴァントがノエルと同じ骸の手の上に乗った人間、神父に向かって声をかける。
猫の耳を生やしたサーヴァントはなんともやる気のなさすら感じる格好。
おにぎりの絵がプリントされた黒い長袖のパーカー、
やや大きめで白に紫のラインがあしらわれたズボンを身につけていて、
片方の足は膝の下あたりまで裾をまくっている。
髪の毛の色がやや特異で、薄い紫の髪を首あたりまで伸ばしている。
「あ、なんだ?」
「あなたがあやめちゃんたちのマスターさん?」
猫の耳を生やしたサーヴァントが尋ねると神父は頷く。
「あのね〜、私達のマスターが、青堂公園?に来いって言ってるよ?」
「.......あ?」
神父にとって、それは良い提案ではあるようだった。
サーヴァントが傍にいないマスターが自ら、神父に会いたがっているのだ。それはマスターを始末する絶好の機会である。
だが、
「....お前らのマスターが指定した場所に行くことはできねぇ。罠の可能性があるんでな。
それに、俺のサーヴァントはいくらか目が離せなくてな。」
「ふぅん」
猫耳のサーヴァントは神父の言葉を聞くとズボンのポケットからトランシーバーを出してごにょごにょと小声で何かを話す。
神父の答えは、神父がここ5時間自らのサーヴァントと接した上でで至った結論だった。
神父のサーヴァントは何もわからない癖に会って間もない人間の傷の介抱をし、毒のようなものを食わされても相手の為に笑っていられるような真人間だった。
もし、そんなサーヴァントを放っておけば、敵サーヴァントを前に情が移り戦争の営みを中止してしまう可能性がある。
神父は聖杯戦争に誰も死なない解決法など求めていない。聖杯はサーヴァントの魂を贄として最後に残った者の願いを叶えるのだ。
故に、サーヴァントにはなんとしても殺し合ってもらわなければならない。
神父にはこの場に残り、指示を出す必要があったのだ。
「ボクたちのマスターがねぇ、場所はあなたが決めていいって言ってるよ〜
それと、やっぱりあやめちゃんたちが心配なようだけれど、」
「ボクらはヤル気だから、大丈夫だよ~」
猫のサーヴァントの言葉に神父や、神父のサーヴァントが驚く。
特に神父に至っては、会って数分の敵サーヴァントに自身の心中を見抜かれたのだからそれこそ驚愕に値するだろう。
「.....そうか。お前らのマスターに伝えろ。あそこの廃ビルの屋上に来いってな」
神父は言いながら南の方を指差す。その先には確かに廃ビルがあった。
「おっけー。ボクらのマスターもそこに向かったよ~」
神父はその言葉を聞くと骸の手から降り、地面に着地する。
「なぁ、人間様.....」
神父が歩みはじめようとしたとき、百鬼あやめが敵サーヴァントを見据えながら神父を呼び止める。
「どうしても、戦わなきゃならんのか.....?」
神父の予想通り、そんなことを言い出した。
「ああ、お前らは自らの意思でこの聖杯戦争に参加し、そこに立ってんだよ。
巻き込まれたとか知ったこっちゃねぇ。
俺のサーヴァントとしてこの聖杯戦争に見を投じた以上、その責務を果たせや」
そう。
彼女たちは自ら望んでここに来た。
説明不足など関係ない。
サーヴァントである以上、戦闘は避けられない。
「......相手が、見知った友人だとしても...か?」
百鬼あやめは、やや手を震わせている。
だが、それも、
関係ない。全ては聖杯の為。
「......ああ、敵ならば必ず殺せ。
───安心しろよ。ここでサーヴァントを殺してもそれは本当の死じゃねぇんだからよ」
「.....いやだ.....だとしても、余達には........」
神父はその言葉を最後まで聞かずに廃ビルに向かった。
──────
午前八時
青堂市 中央市街地 中心部
「....おかゆんやフレアちゃんと戦うなんて、できない余......」
百鬼あやめは言うが、既に神父の足音は遠くへ消えていった。
神父の代わりに猫のサーヴァント、猫又おかゆが口を開く。
「あやめちゃん達は、戦いたくないの.....?」
「っ──!! 当たり前だ余!
余たちは同じホロライブメンバーだよ!?
戦うなんて.........嫌に決まってる余......」
「私もおかゆ先輩や....フレアと戦うなんて嫌です!!」
それが当然であるかのように百鬼あやめと白銀ノエルは訴える。
その反応は、猫又おかゆにとっても想定内の反応だった。
それ故に、
猫又おかゆは地面に爪を立てた。
「じゃあさ、あやめちゃん、ノエルちゃん.....」
瞬きの間に、猫又おかゆが二人の視界から消える。
「─────え.....」
「────!! あやめ先輩──っ!!!!」
ソレの反応が遅れる百鬼あやめと、
いち早くソレに気づく白銀ノエル。
「ボクたちのことを本当に想うなら──
────ここで倒されてよ。」
猫又おかゆが
百鬼あやめの耳元で囁く。
──瞬間、百鬼あやめは背後から爪に屠られた。
衝撃波とともに爆発のような強打音。同時に地下教会の上、赤い屋根の家が半壊する。
百鬼あやめの姿は既に骸の手の上に無い。
つまり、猫又おかゆの攻撃は完了したのだ。
「あやめ先輩────!!!!」
白銀ノエルはその倒壊した家を見て悲痛に叫ぶ。
白銀ノエルは、
不知火フレアという存在から、
完全に目を背けていた。
───────
骸の手がパラパラと崩れる。
猫又おかゆはその手から降りると、半壊した赤い屋根の家、もとは家の壁があった場所からのその中へと足を踏み入れる。
その民家はビルの立ち並ぶ市街地の中にあるには異色すぎる建物。
その建物は地下教会の表向きの風貌であり、その家の中には全く物がない。ただのハリボテである。
そんな家の中、瓦礫を踏みながら家の中を進む。
右手から血を
「あ〜あ、あやめちゃんてば、手癖の悪い鬼なんだねぇ」
言って、猫又おかゆは足を止める。
その視線の先にはその床に剣先を立て、刀に体重をかけるようにして立ち上がる百鬼あやめの姿があった。
「.....おかゆんにだけは、そんな事言われたく無かった余......」
先程の攻撃、
百鬼あやめはすんでのところで猫又おかゆの爪を受け止めたのだ。
その刀で。
「.......もう少し反応が遅れてたら、余は......」
「うん、もう、とっくに勝負ついてた」
猫又おかゆはさも悠長に、
「ねぇ、おかゆん.....」
「ん〜なぁに〜?」
のんびりとした猫又おかゆの声を聞きながら、百鬼あやめは完全に立ち上がり、猫又おかゆの方を真っ直ぐに見つめる。
「....おかゆんはさぁ、いつも。強がりなんだ余....」
「────え?」
猫又おかゆは百鬼あやめの言葉を聞いて、
呆気にとられる。
「周りに強いとこばっかり見せて。自分の傷に気づかないふりをして。
「.....あやめちゃん、何言ってるのさ〜。こんなときにダジャレ言わないでよぉ」
「だから、そうやってどんなときも平気そうにしてるんだよね。
おかゆんはそうゆう演技が凄く
巧すぎて、いつもと区別がついちゃうくらいに.....」
「そんな、心の底から悔しそうで、泣きそうな
────平気そうにしないで余.......」
百鬼あやめは哀しそうに、
猫又おかゆを見つめる。
「........そうだよね。
長い付き合いだから、そうゆうのもばれちゃうのかなぁ」
猫又おかゆはどこか疲れたような表情をし、ため息を吐く。
「はぁ....そんなコト────」
..........
猫又おかゆはゆっくりと俯き、その肩を震わせる。
「ボクは.....ボクはさ、
あやめちゃんを傷つけたたときね、痛かったんだよ......」
猫又おかゆは右手から血を滴らせながら、声を震わせる。
「あやめちゃん達のこと、倒すって言ったときだって.......」
猫又おかゆは、既に、もとから、最初から、呑気な猫だった。
「凄く、痛かったよ......でも.....でもさ....
ボクには、やらなきゃいけないことがあって..........
もう......どうしたらいいのか、
────わからなくなっちゃってさぁ......」
猫又おかゆは自身の内に湧き上がるそのもどかしさに、爪をたてる。
「だからこんな、こんな
─────忘れさせてよ、あやめちゃん」
猫又おかゆは跳躍し、百鬼あやめにその爪を奮う。
百鬼あやめは手に持った真剣を床に落とし、同時に腰に携えたもう一本の刀を鞘ごと引き抜き、刀を鞘に挿れたまま構える。
二つの
百鬼あやめは鞘のついた刀で猫又おかゆの爪を受け止めている。
猫又おかゆの表情は本当に悔しそうで、
その頬には涙が
誰も救われない、幸せになれないような、そんな戦い。
だが、それでも猫又おかゆは百鬼あやめへの攻撃をやめない。
百鬼あやめを倒さなければならない理由がある。聖杯に託す願いがある。
「ころさんは.....ころさんは、絶対に───!」
─────ボクが、助ける─────
────────
青堂市 市街地南 廃ビル前
神父は地下教会の方からの倒壊音を耳にする。
「始まったか、聖杯戦争が......」
立入禁止と書かれた看板を退けて廃ビル内に入り、
コンクリートが剥き出しになったエントランスを抜けて非常階段から上へ登る。
どこも薄汚れ、壁の塗装は剥がれ落ち、明かりなど存在しない。
廃墟となってからここは数年経つ。こんなところに人などまずこないだろう。
「にしてもだ.....今回の聖杯戦争、一体どうなってやがる....?」
神父は階段を登りながら、そんなことを呟く。
なにせ、聞いていたものとはだいぶ違っていた。
呼び出したサーヴァントも二人、敵サーヴァントも二人いる。
この分なら他のマスターも二人サーヴァントを保有していると思っていいだろう。
一つのクラスにつき二人のサーヴァント。
クラスは全部で七つであるはずだからこの聖杯戦争には合計十四体ものサーヴァントが呼び出されていることになるのだ。
「この数のサーヴァントを呼び出したのが大聖杯ならまだ納得できるが、今回は聖杯の欠片から聖杯を作り出した筈だ。
そんな聖杯に十四体ものサーヴァントを現世に呼び出すことが可能なのか......?」
しかも神父が出会ったサーヴァントは今のところ、全員が知り合った者同士。
その上、最初は聖杯戦争のルールを理解していなかった。
ありえない、こんな聖杯戦争はありえないのだ。
何もかもが矛盾している。
有り得ない、
有る筈がない、
そんなことを考えながら階段を登るうちに、神父は屋上へ至る扉に到達する。
「........まぁいい、それが聖杯なら、俺は手に入れるまでだ」
そのためにこんなところまで来て、街に居座ったのだから。
神父はドアノブを捻り、扉を開ける。
屋内に風と太陽光が一気に入り込み、神父は目を細める。
そのまま屋上に足を進めた。
暗い階段とは打って変わって肌寒い風、澄んだ空が広がっていた。
屋上は広々とした作りになっていて、青堂市の中央市街地を一望できる。
そして、
その屋上、扉から真っ直ぐ向かったところに男が立っている。
後姿しか見えないがその男は白髪で、黒いチャソック、肩にはカズラを羽織っている長背の、がっしりとした体格の男。
そしてその後ろ姿は、まさに、
「..................お前は........」
男がゆっくりと、神父の方を振り向く。
「ハハハハ────
しわがれた声、
その顔は神父がごく最近、目にした顔だった。
初冬の頃、地下教会にて聖杯発現の宣言をした男、
その宣言の後に、
神父がその手で殺した筈の男だった。
あとがき
はい、ということでですね。ここで二話は終わりです。
そして、ホロライバー猫又おかゆ様、並びにファンの方々。
勝手な妄想でキャラ崩壊させて本当、すみませんでした。
そしてこの二次創作を読んでくださった皆さん、俺がこの小説に書いたことは全て、俺の勝手な妄想とフィクションであることを承知した上で閲覧してください。
本文に記した猫又おかゆの心象は特に俺の勝手な妄想であり、猫又おかゆ様本人とは、一切関係ありません。
はい、それでは気を取り直してステータス紹介第二弾。
セイバー、白銀ノエルさんのステータス、いってみましょう!
※このステータスは小説の設定に基づいて設定しているもので、本人とは一切関係ありません
白銀ノエル(しろがねのえる)
筋力:A 耐久:A
敏捷:C 魔力:D
幸運:A 宝具:A
宝具名:???
はい、こんな感じですね。
こちらもセイバーのクラスとしては申し分ない値だと思います。
特に筋力がかなり強いですね。fate原作者であらせられる奈須きのこ氏によるとBクラスでもうかなり高い値らしいのですが、
それならAとか本気で殴るだけでビル倒壊させることができそうですよね。
たまげたなぁ。
続きを書いてほしいですか?
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書いてもろて
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いや、まぁ、書いてもろて
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知らんがな
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う〜ん
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お前は敗北者じゃけぇ