狂わなかった「Z」の力 ~勇者王ガオガイガーif 作:睦月透火
前回の更新からしばらく経ち、お気に入りも1000件を突破。
これも読者の皆さまが継続して読んで、感想を書いてくれるからですね!ありがとうございます!
m(_ _)m
そして、これからもよろしくお願い致します。
さて、前回からの続き……ついにオービットベースへと到着。
ガオガイガーは修復を兼ねた大規模改修のため、しばらく戦闘に出れない凱さん……
とりあえず、治るまで命さんと仲良くしてて下さいね〜(ゲス顔)
その間に、さっき発見した原種の長距離ワープ兆候を元に到着場所に出待ちして一網打尽作戦だ!
オービットベース到着後、その司令部にて大河長官や麗雄博士等とも再会した凱さんと護くん……だが、再会を喜び合うのも束の間、麗雄博士と大河長官から「原種」の情報解禁と、新生GGGへの転属を事後承諾で受け取った。
『……あの……私も、この国際組織……に?』
本来ならイレギュラーだし、
「勿論、君はこれまで我々と協力して数々の作戦をサポートしてくれただけでなく、我々を通じて君が地球へ齎してくれた技術や、過去の医療従事や特務官としての活躍も含めた貢献の数々……それは間違いなく、君自身の行動に対する正当な評価だよ」(大河)
「僕達地球人だけでは、ゾンダーに対抗する事は出来なかったかも知れない。しかし君の陰日向の献身によって、僕達はこの脅威に対し、今日までを共に打ち勝って来た……それは疑いようのない事実だ」(麗雄)
「
「この任官はGGGへの正式な配属だけでなく、民間レベルで君が世界に認められた証左でもある。君の任官は、国連事務総長たっての要望だ……地球の国際組織に、異星文明関係者が任官するなんて、他のどんな偉業であっても霞む様な輝かしい勲章だね」(猿頭寺)
「ワタシ達、故郷が違ってモ……こんなに仲良くなれマシタ。これからモ、ヨロシクお願い致しマス」(スワン)
長官や麗雄博士……牛山さんや猿頭寺さん、スワンさんからも私の正式任官を祝い、歓迎してくれている。
「私も……貴女が居てくれたから、凱も無事だし、私自身も本当に助かってる。……だから、ありがとう。これからもよろしくね、シオンちゃん」(命)
「うわっはー♪ シオンさん、おめでとう!」
「俺からも……今までありがとう。そして、これからもよろしくなシオン!」
護くんと凱さんまで……私の正式任官を祝ってくれた。なんか……もう涙腺ヤバい。
『みんな……ありがとう……』
生まれや由来は異星文明でも……やっぱり私の心の故郷はこの青い星、地球なんだ……!
「さて、諸君……我々を襲う未曾有の危機は、未だ去っていなかった。ギャレオンのブラックボックスに遺されていたメッセージの中にあった
長官から正式に、後半戦の対抗勢力……原種の情報が開示される。これから戦う相手は、これまでとは比較にならない規模の攻勢を掛けてくる事もあるだろう。
だが、今は奴等も此方へは到達していない……
「原種は、遠い宇宙から瞬時に此方へ転移する為のゲート《ESウィンドウ》を通る事で、超長距離を瞬時に移動してくる……だがこの技術は稀星くんの協力もあってようやく解析が完了しての。つい最近、発現の兆候を察知出来たんじゃ」(麗雄)
シオンは完全なESウィンドウに関する様々なデータを持っている為、GGGに共有して関連技術の研究を進行させていた。しかしながら、初襲来には間に合わなかった……
(演算システムの構築に時間が掛かり過ぎた……もっと早くから研究開発を始めておく必要があったわね)
GGGに加入して間もない頃から、シオンはESウィンドウの座標を算出するシステムの研究開発を始めさせていた。
勿論、関連技術や詳細なデータは麗雄博士らにも共有し、周囲を巻き込んでの共同研究を重ねていたのだが……立て続けに起こるゾンダーの強襲や、護少年を狙ったゾンダリアンの行動、アーマロイドの先行開発によって時間を取られ、システムの構築が思う様に進まなかったのである。
「父さん、ガオガイガーの修理状況は?」
「中核となるギャレオンの損傷は深刻だが……修復の目処は稀星くんの研究と、これまでの技術蓄積で何とかなる。だがガオーマシン側の修復作業は反対に難航しておっての……当分の間は出撃できん」
『私の方でも、不眠不休で作業に従事できる整備用ドロイドを並行で生産してるわ……今のペースじゃ、外装の修復だけでひと月は掛かるもの』
シオンはオービットベースへ来てから、まず増えた人員を活用しつつ整備体制を見直し、作業員の負担と作業難度を軽減すべく、整備用ドロイド「ドリアード」の開発に着手した……
それはマルチセンサーと多機能型作業アームを搭載した多脚タイプの小型*1ドロイドで、軟質素材の外皮に多重関節構造の脚部が特徴。そして電磁石による機体固定機構を持ち、あらゆる場所に機体を固定したまま作業が可能。腕部は繊細な基盤パーツの再生処理も可能な特別仕様であり、専用ネットワークによる群体行動や危険部位の作業代行で整備班をサポートする。もちろん、指令系統も既存のタブレット端末にアプリを入れるだけという親切設計で、操作画面も作業内容毎に最適化されており、大まかな部位と作業内容の選択だけで指示出し可能……ちゃんと完了予想時間まで表示してくれるタイマー付きである。
激戦が続くであろう今後を見据え、万が一、億が一を排除すべく……シオンはあらゆる手段を講じている。その一環ではあるが、ドリアードの配備が済めば以前とは比べ物にならない程作業効率は上がる筈だ。
「話を戻すが、原種はこの『ESウィンドウ』を通って遠い宇宙から此方へ来ている……そこで、奴等の本隊が地球へ到達する前に、この兆候を察知して先制攻撃を仕掛ける事になった」(大河)
「マイク・サウンダース全13機によるソリタリー・ウェーブの一斉攻撃ならば、原種のバリアーを貫き、消滅させる事も可能だ」(雷牙)
原作と同じく、飛来する前に原種の本隊をソリタリー・ウェーブ・ライザー収束攻撃で叩く作戦……
『万が一の護衛と迎撃失敗時のリカバーも想定して、私の方からもクーゲルザウターとダイキャンサーを出します』
宇宙空間での活動は空中や水中と似ているので、対応しやすいダイキャンサーとクーゲルザウターならば不利ではない。完熟訓練ももうすぐ終わるし、作戦に組み込ませて数の不利を補おう。
「NO?! ESウィンドウの重力場、急激に拡大中!」
「奴等は此方の出方を伺っていたのか……!」
「慌てるでない! 此方の準備は既に整っておる!」
「マイク部隊、全機Scramble!」
『ダイキャンサーとクーゲルザウターもすぐに出て! 会敵予想時間が早まったわ!』
《了解!》
《はい!》
「これより、原種撃退作戦を開始する! 総員、第一種戦闘配備!」
将来的に資源衛星などを置いたり、居住施設を建造可能な惑星引力の均衡が取れている宙域を俗にラグランジュポイントという。
数日前、その1つの付近で観測された異常重力場……それがESウィンドウの兆候だった。
その現象が今、急速に拡大し……瞬く間にワームホールの如き空間の穴へと姿を変えていた。
「マイク、ガオガイガーの分まで頑張るもんネ!」
『マイクよ、我々が援護する』
『君は攻撃に専念してね』
そしてついに、マイク部隊+クーゲル&ダイキャンサーと、機界31原種との戦いが始まろうとしていた……
ドリアードは可愛い……コレ常識。
あの子達の外観は聖剣伝説のヤツに赤いお花がプラスで付いてる感じ。もちろん常時全裸っぽいイメージを持たれない様に、胴体部分は着衣済みの様なデザインへ変更している。
1体でも居れば、作業効率が程よく上がるので今後重宝するのは間違いなし!
ちなみに家事代行用にプログラムを変えたバージョンだったり、類似系列として「ウンディーネ」「ノーム」「サラマンダー」タイプもあり、高級AI家電という括りで一般販売を画策しているとかいないとか……
感想お待ちしてます!