狂わなかった「Z」の力 ~勇者王ガオガイガーif 作:睦月透火
例の最終回観たテンションがそうさせた。
私も勇者王達と、カオスなこの世界の未来へ、
狂わなかった「Z」の力が導くままに……
そう、厄ネタには元ネタをぶつけんだよォ!!
月面で合体原種が撃破されたちょうどその頃……
オービットベース宙域では、異様な雰囲気が漂っていた。
「……な、何だ……今のは……?!」
タイミング的には、ガトリングドライバーの射出から数分後……ちょうど凱達が合体原種の撃破に成功した頃。
オービットベースを襲った、大型宇宙怪獣の攻撃……そしてそれを阻止した、
「重力場異常を観測! しかし、ESウィンドウのパターンとは一致しません!」
「空間の裂け目に、高エネルギー反応を観測! 何者かが出てきます!?」
割れた硝子の様に歪に崩壊し、雑に繋がれた異空間……そこから凄まじいエネルギー反応と共に、
※推奨BGM:バスターマシンマーチ
「お、大きい……!」
「推定サイズは約200m……腕を組んだ、人型ロボットに見えます」
それは何とあのキングジェイダーすらも軽く超える、あまりにも巨大で……独特な雰囲気さえ感じる、謎の黒い人型マシーン。
その姿が完全に此方の空間へと出てくると、大型宇宙怪獣の周囲に無数の小さなESウィンドウが開かれ、大量の宇宙怪獣が雪崩の如く送り込まれて来た。
「敵、新たなESウィンドウから出現! 100、いや200……もう500を超えた?!」
どんどんと数を増やす宇宙怪獣は、それぞれ加速しながら“光弾”を連射し、オービットベースの前に立つ人型ロボットを狙い撃つ……だが。
パァン! パァン!! パァン!!
「「「な……っ?!」」」
黒いロボットは組んでいた腕を崩し、飛んで来た光弾をその掌で雑に受け止めた。普通なら触れた直後に空間ごと対象物を消し飛ばす筈の光弾は、
驚愕するのも束の間、消えていないESウィンドウから更に増援の宇宙怪獣が出現……先程のよりも比較的小型*1な奴が数千体、その後ろから更に一回り大きな別タイプも現れ、巨大人型ロボットに対して怒涛の大攻勢を仕掛け始める。
「光弾が効かんと判断したか、突撃を仕掛ける気じゃ!」
「避けてッ!?」
「駄目です! 相手の速度が速すぎて、とても間に合いません!?」
だがその時、ロボットの頭部に七色の光が集まり始め……放たれた細い一条の光の帯は、群がる宇宙怪獣の半分を纏めて消し飛ばし、直撃を受けた敵もあっと言う間に膾切りにしてしまう。
「あの数を、たったの一撃で……?!」
「敵集団、更に来ます!?」
だが敵の攻勢は止まず、先程の生き残りと新たに現れた敵の数を合わせ、更に次々とESウィンドウから宇宙怪獣は際限なく数を増やしていく。
「イカン! あのESウィンドウは恐らく敵の拠点か、もしくは母星か何かに繋がっておる! あのまま放置すれば、この宙域だけではなく……宇宙全てが奴らの餌食になるぞ?!」
止め処無く溢れて来る宇宙怪獣の群れ……しかしGGGに宇宙怪獣を止める手立てなど皆無……だがその時、ロボットは更に動いた。
組んだ腕を完全に解いて頭上を見上げ、両手の指をまっすぐに伸ばす……すると指先に穴が開き、中から爪が伸びる様に“銀色の弾丸”の様な形状のミサイルが生え、次から次へと撃ち出された。
ロボットの指先から放たれたミサイルは、素早く移動する宇宙怪獣にすら余裕で追い付き、着弾と同時に縮退反応を起こして空間ごと宇宙怪獣の身体を削り取り、蹂躙していく。
「博士! あのロボットは……」
「何故かは分からんが、あのロボットは奴等と敵対している様じゃ……我々や此方には目もくれず、宇宙怪獣だけを狙っておる」
麗雄の言う通り、謎の黒いロボットは宇宙怪獣のみを狙い、オービットベースへの攻撃を一切行っていない。そもそも最初から宇宙怪獣がオービットベースを狙って放った攻撃を受け止め、逸らしたのだが。
《こ……ら凱! そっちは……うなっているんだ……?!》
「凱っ!?」
直近での戦闘による余波の所為か、ノイズ混じりとはいえ無事に合体原種を打倒したガオガイガーから通信が繋がる。
全力を出し切った撃龍神とビッグバンボルフォッグはアマテラスに収容され補給を受けている為見えないが、通信ウィンドウにて全員無事だと確認できた。
《何だかスッゲー事になってるみたいだってばよ!?》
《ちょっと、あんまりはしゃがないでよ……!》
《大河長官、ご無事ですか?》
《前より矢鱈と多い……またトンデモナイ数ね、アイツ等》
同時にアーマロイド達からも通信が入り、オービットベースの状況確認として一足先にアイゼンナシュティアとシュトゥルムボルグが到着した。
「牡牛座くんと、山羊座くんか」
《あら長官さん、もっとフレンドリーで良いのよん♪》
《茶化すな
「あぁ、宇宙怪獣の大攻勢の真っ只中なのだが……」
「突如現れたあの黒いロボットが、此方への攻撃を防いでくれてな……そのまま奴等と戦闘状態に入っている。あのロボットが奴等の注意を一手に引き受けておるのか、此方にはほぼ損害はない」
困惑を隠せない大河の言葉に続いて、簡潔に事の次第を述べる麗雄。宇宙怪獣に敵対している謎の巨大ロボットのお陰でオービットベースはほとんど被害らしい被害は受けていなかった。
《……成る程。コレが“理由”という訳か……大金星だな、双子座は》
ナシュティアは黒い謎の巨大ロボットを指して、大金星を上げたのは“双子座”だと言う……
「な……あのロボットが?!」
「双子座……アレもアーマロイドだと言うのかね?!」
ナシュティアの言葉に、驚愕を禁じ得ない大河と麗雄……全長200mを超える超大型の人型ロボット。その正体は超竜神と共に宇宙の彼方へと消えた未完成のアーマロイド【双子座】だと言うのだ。
「何故、あの2人が今ココに……?」
《……それは戦闘が終わった後、2人に直接聞くしか無いでしょう。今、分かっているのは……あの2人が己の身体を得て、無事に帰って来た……より強く、頼もしくなってね》
《おかえりなさい、双子座ちゃん♪》
《スッゲーデカい身体になってるってばよ!?》
《大きさもそうだけど、凄く頼り甲斐ありそうですね》
「……そうだな……!」
グラヴィスや残りのアーマロイド達からの言葉に、大河はシオンの秘めた想いを感じ共感する。
《うわっはー♪ 超大っきくて超強い! 超すっごいや!!》
《オイオイ護、それじゃ俺とガオガイガーはどうなんだ?》
《モチロン、ガオガイガーと凱兄ちゃんも超カッコイイよ!》
双子座に対する護の感想に、凱は思わず嫉妬するような感じで護にちょっかいを掛ける。だが護は純粋にガオガイガーも勿論カッコイイと答え、凱のからかいを素で躱した。
「《あははははは……》」
護の予想外の返答に、凱はアテが外れたな……と頭を掻いて照れ笑いし、麗雄や命も釣られて笑い始める。だが、宇宙怪獣の攻勢は止んでいない……鳴り響いた警報に、つかの間の笑い声は即座に搔き消される。
「大型宇宙怪獣、通過率75%を突破! 此方へ向かって移動を始めました!!」
大型の宇宙怪獣がいよいよESウィンドウから抜け出し、地球へ向かって突撃をしようと移動を始める……大型宇宙怪獣の進行ルート上にはオービットベースも存在しており、亜光速まで加速して地球へと体当たりすれば、その直前にオービットベースも粉々に砕かれるだろう。
最早逃げ場はない……今のうちに奴を倒さなければ、オービットベースはおろか、地球諸共全てが暗黒の海に消え去ってしまう。
「な、なんだと……ッ?!」
「奴が亜光速で地球にぶつかれば、地球表面の凡そ45%を消し飛ばしつつ超巨大なクレーターを作り、巻き上げられた物質の影響で地表は寒冷化……また地軸や公転軌道が大きく歪み、最悪太陽系から弾き出される可能性もある。もしそうなれば、地球は永久の寒冷化と地軸の歪みで発生した多数の自然災害によって、確実に死の星になってしまうぞ!?」
予想とはいえ、あの宇宙怪獣が激突したら、地球は確実に死の星となってしまう事は明らか……
「地球が……死の星に……」
《……そんな事、絶対にさせませんッ!!》
大河の歯噛みする様な言葉を否定するかの様に、大声で通信が新たに繋がる……その声は、あの時超竜神と共に宇宙の彼方へと消えた【双子座】の片割れ……ノリコの声だった。
無尽蔵に増え続ける宇宙怪獣の群れを相手に、双子座は怯むこと無く立ち向かう……
全ては主と仰ぐ、1人の少女の夢の為……そして誓いを立てた己の矜持に従って。
※推奨BGM:トップをねらえ!〜FLY HIGH〜
『……やっぱり、問題はあの“混合型”ね……』
双子座の姉、カズミは冷静に宇宙怪獣の動向と特徴を注意深く観察……戦力計算を踏まえた予測を立てる。
その結果、やはり未だにESウィンドウから抜け出ていない大型の宇宙怪獣……俗称“混合型”が怪しいと睨んだ。
『お姉さま、問題って……?』
巨大な双子座のボディ……ソレを自由に操り、妹のノリコは姉にその真意を問うた。
『あの“混合型”は通常種じゃない……恐らく【変異種】。私達を欠いた状態で対抗していたら……全く歯が立たない筈』
『……え……っ?!』
それは間違いない事実……この宇宙怪獣【変異種】の混合型は、本来奴等が発生した原作時空の影響を受けてはいるが、普通ならばあり得ない奇妙な気配……否、邪悪な気配が漂っていた。
『それが何を意味するかまでは分からないけど、今一番必要な事は……“あの宇宙怪獣をこの場で殲滅しなくてはならない”事……なら、
『勿論です、お姉さま!』
努めて冷静沈着。【双子座】の姉方、カズミの瞳に“油断”という2文字は全く無い……妹のノリコも、自信はあれど“傲慢”は無い。
あるのは絶対なる“信頼”によって築かれた、強固な“絆”のみ……
そして“制御”を司るノリコは、パートナーであり“戦術”を練るカズミに提案をする。
『一つ、試したい事があるの……お姉さま、“アレ”を使うわ』
『まずは
勿体ぶる言い回し……しかし、2人は如何なる時でも
『うわぁぁぁァァァぁぁぁ……!!!』
了承を受けるや否や、大絶叫と共にノリコは機体を操り加速させ、自身を包囲しようとしていた宇宙怪獣の群れから離脱……大型宇宙怪獣の出て来ようとしているESウィンドウを下方に捉える。そのまま絶妙な位置へと機体を滑り込ませたノリコは機体の姿勢制御を行い、
勿論、相方であるカズミの手によって機体の一部が変形……背部推進器は全て同一方向へ向けられ、突き出した右脚の足裏には回転刃付きのキャタピラを展開させた。
『スゥゥゥパァァァ!!』
『イナズマァァァ!!』
『『キィィィィィィック!!』』
姉妹同時の掛け声と共に一瞬でトップスピードへと突入した【双子座】は飛び蹴りの姿勢のまま、雷撃を纏って一直線に大型宇宙怪獣の方へと突撃を開始。
直後、すれ違った宇宙怪獣は触れてもいない位置だったというのに、次々と大爆発を引き起こしていく……
「な、なんという威力だ……!!」
双子座を追う外部カメラの映像……メインスクリーンに映し出される双子座の激闘は、見る者全てを等しく圧倒するものであった。
「あの威力……恐らく何らかのエネルギー放出か、空間的な作用が働いている筈じゃ。でなければアレ程の範囲の敵をまとめて薙ぎ払う現象に説明が付かん」
双子座が通り過ぎた辺りの宇宙怪獣が次々と撃破され、まるで広がる波の如く爆発が連鎖していく。最終的には爆発のトンネルの様な軌跡を描き、大型宇宙怪獣へとまっすぐに突き進む……しかし、タッチの差で大型宇宙怪獣はその全身をESウィンドウから完全に引き抜き、最大加速にて双子座の攻撃を避けた。
『避けられた……?!』
『いえ、此方が間に合わなかったのよ……ッ?!』
カズミは自身の分析でタイミングを狂わされたと理解したが、敵が離脱したと見せ掛けて距離を取り、再び突撃を仕掛けて来た事に驚く。
『こんのぉぉぉっ!?』
咄嗟にノリコは機体を動かし、宇宙怪獣・混合型の突撃を避ける……が、触手の束が右脚の側面を掠り、バランスを崩されてしまう。
『くっ……お姉さま、機体の出力が……!?』
『……無茶のツケね、縮退炉の出力も安定していない……安全を考慮すると、あと5分ほどしか動けないわ』
何かが原因で双子座は機体に支障を来し、機体の制御が困難になっている……しかも、安定して動けるのは残り5分程。軽く詰みかけていた……だがしかし。
(未完成のままでの強引な超長距離ワープに亜光速戦闘……マスターや皆のピンチとはいえ、強引すぎたなぁ。……でも、この程度の危機は慣れっこよ。必ず今、この場でアイツを倒せなきゃ……未来が……!)
ノリコはそう思い至り、少しの沈黙の後……こう呟く。
『……お姉さまの命、私に預けて……!』
普通ならば躊躇うだろうこの物言い……しかし、同じ想いを持つ姉妹だからこそか、カズミはこう即答する。
『ふふっ……今更ね、私達は生まれた時から一蓮托生……マスターの為に生きる存在よ、貴女と共に……ね』
『よぉーし、やってみるっ!!』
カズミの返答に勢い付いたノリコは機体を動かし、回避行動を止めて両腕を伸ばし、
それをモニターで見たオービットベースのクルー達は、一様に驚いた。
「イカン!? 亜光速の相手を押し止めるなど自殺行為じゃ!! 僅かなタイミングのズレで機体はバラバラになってしまうぞ?!」
「そんな……っ?!」
「何とかならないんですか?!」
「今の我々が……奴に対抗するには……あまりにも力不足だ……っ」
《双子座……お前……?!》
「やめてぇぇぇっ!?」
僅かでもタイミングを外せば、如何に頑丈な機体であっても接触の瞬間に発生する膨大な衝突エネルギーを相殺し切れず、確実にバラバラになってしまう……それだけの運動エネルギーを纏った突撃を
(マスター、皆……今こそ、守ってみせる……!)
尖った先端部を向け、宇宙怪獣・混合型は月軌道付近まで大きく迂回、その後再び正面に双子座を捉える……そこから最大加速し、地球を背後にして守る双子座を貫かんとする。
その様子はオービットベースへと帰還途中のイザナギやアマテラスからも見え、その光景は乗員達に恐怖と絶望感を植え付けるには充分だった。
(あんな奴に負けないで……シオンさん、双子座に力を……!)
誰もが固唾を呑んで見守る中、護は心の中で双子座の無事を祈る。他の誰でもない……彼女らの生みの親であるシオンに。
その時、ほんの僅かだがシオンの封入されている黄金の繭が僅かに光り輝き……小さな緑の光の粒が煌めく。
その光は双子座の機体にも発生し、縮退炉の出力が急上昇……
直後、双子座は宇宙怪獣・混合型と接触した。
接触の瞬間、双子座の機体を白い波動が守り、耐え切れず弾けてバラバラになる……その直後、宇宙怪獣の鼻先と言える先端部が双子座の機体に接触。ほぼ同タイミングで双子座の両腕が先端を掴むが、速度差と勢いに負けて先端が胸部装甲を貫き、そのまま連れ去られる……かに思えたが、その勢いは急激に衰えていき、宇宙怪獣の先端は双子座の胸部を深々と貫き通したが、背中側には1メートルも飛び出せず、深刻なダメージを受けながらも双子座は亜光速で突撃してくる敵を完全に受け止め、やがて宇宙空間に完全に停止させた。
「「「「「『《…………ッ?!?!》』」」」」」
『……っ……捕まえ……た……ッ!!』
ノリコは身体と機体に掛かるダメージを全て無視し、掴んだ先端を強引に圧し折ると、そのまま宇宙怪獣の本体に両掌を深々と突き込み、肘から先にある装甲のカバーを開放……内部に搭載された周囲8本2セットある電極端子を全展開し、最大10億ボルトの超高電圧を誇る電撃攻撃を敢行した。
『うぅぅぅわぁぁぁァァァ……ッ!!!』
如何に頑丈な宇宙怪獣といえども、容易く生物を死に至らしめる落雷*2の十倍に相当するエネルギーを直接体内に流されてはさすがに耐えられず、行き場を失ったエネルギーはすぐさま物理的飽和状態を超えて宇宙怪獣の体内を蹂躙、宇宙怪獣の体組織を焼き尽くしても収まらず、端から炭化していくと同時に電荷の変移から負荷限界をオーバーして連鎖的に爆発を起こす。
勿論、宇宙怪獣自身にも活動に必要なエネルギーは何らかの形で保有されている為、体内で荒れ狂う雷撃エネルギーに触発されて不安定になり暴走……ついには宇宙怪獣の身体の数倍に匹敵する大爆発を引き起こすのだった。
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距離的には数km……とはいえ、宇宙空間でならほぼ目と鼻の先という近距離での大爆発の余波により、オービットベースの全てのカメラとセンサーが一時的にダウンする。
勿論、通常通信が届く位置まで戻って来ていたイザナギやアマテラスにもその影響は来ており、やがて影響が収まってセンサー類が徐々に復帰し始める。
「宇宙怪獣は……双子座達はどうなったのだ……?!」
「……あの規模の爆発じゃ、例えガオガイガーでも耐えられるかどうか判らん……恐らく、溶けて蒸発しているじゃろうて……」
しかしそれも希望的観測……という風に麗雄は付け加える。
宇宙怪獣自身の保有エネルギーと、強烈な電撃攻撃による大爆発……通常の機体なら、耐えられても数秒……
全身に特殊装甲を採用したガオガイガーでさえも耐え切れるか分からないとされる爆発で、果たして双子座は無事なのだろうか……
「……システム復旧完了。メインスクリーン、映像回復します」
猿頭寺の言葉に、全員がメインスクリーンに視線を注ぐ……
そこに映し出されたのは……爆発で周囲に飛び散った、夥しい数の宇宙怪獣の残骸……そして……
「……っ?! 居ました! 双子座の……機影を確認!!」
残骸と共に浮かぶ大量の塵の向こう……ノイズ混じりでかなり不鮮明だが、その姿は見間違えようもない。
最初は酷くノイズ混じりの映像であったが、双子座の機影を確認できた後にはノイズも徐々に消え、やがてゆっくりと双子座の機体が動き始めるのを映像が映し出す。
見るからに正しく満身創痍……左腕は完全に焼け落ちて喪失し、全身の装甲は溶けかけ、一部は酷く歪んで可動にも支障を来しており、貫かれた左胸部を中心に内部構造にも深刻なダメージを負っている……が、未だ絶え間なく確認できるエネルギー反応と、破損箇所を庇いながらも動き始めた事から、双子座が無事に生還を果たしたのは誰の目にも明らか……
あの合体原種と宇宙怪獣の群れを相手取り、我々が辛くも未来を掴み取った。
この映像を見ていた全ての人間が、勝利に湧いたのは言うまでもないだろう──
元ネタだとココでエンディング入り……
しかし、これで終わらないのが二次創作!
まだ木星云々もあるし……ね?
……コイツ等出したの、やっぱりマズったかなぁ?
次回予告
君達に、最新情報を公開しよう!!
機界最強7原種を打倒し、勝利に湧くGGG……
しかし、これで全て終わりではなかった。
謎の怪文と共に送られてきた静止画像……
そこには、人類の脅威へと変貌したシオン等と
敗北し倒れ伏す勇者達が映し出されていた。
“脅威に備えよ”……世界中にバラ撒かれたこの警告に
再び疑心暗鬼へと陥る人類。
果たしてこの警告は本当なのか……?
次回、勇者王ガオガイガーif NEXT...
第91話『未来への選択肢』
次回もこの小説で、ファイナルフュージョン承認!!
ここからイレギュラー事案発生、アナタは地球人としてどう対処する?
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流れに任せる
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GGGを信頼する
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シオンの将来を憂う