【急募】安価で怪人作るわwwww   作:胡椒こしょこしょ

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9スレその2

「はぁ...はぁ.....生きて、る。」

 

晶は自身の両手を見てそう呟く。

目の当たりにした暴虐的とも言える一撃。

今、生きている事が奇跡と言っても良かった。

 

「あ、ありがとう姫啞ちゃん。あの時貴方がいなかったら....」

 

傍らの柚月は姫啞に礼を言う。

確かにあの時に姫啞が動くように言い、そして私達を誘導してくれなかったら今頃私達はあの刀の錆になっていたかもしれなかったのだから。

 

「そうね。本当に、ありがとう。」

 

「貴方のおかげでまた、家に帰ることが出来るわ。」

 

晶とオレンジの魔法少女も姫啞に礼を言う。

 

「大丈夫。私としても、貴方たちがやられたら困るから。」

 

そう答える姫啞ちゃんはどこか普段と様子が違う。

普段の姫啞は大人しく消え入りそうな子だった。

だが、今の彼女からはそのような気弱さは感じられない。

寧ろ瞳の奥に強い意志のような物を感じる。

 

「姫啞...ちゃん?」

 

「それにしても、なんで貴方あんな攻撃を相手がしてくるって分かったの?」

 

柚月はそんな姫啞の様子に首を傾げるも、どうやら気づいているのは柚月だけらしく、晶は何となく気になっていたことを聞いていた。

すると姫啞は柚月の目を真っ直ぐ見て答える。

 

「度々あの人と戦う機会があったから、その時に見たんです。」

 

「そう。なんにせよ本当に助かったわ。あとあなたの助力も....えっと、あなたは?」

 

晶は姫啞に礼を言った後、オレンジの魔法少女に礼を言おうとして言い淀む。

それもそのはずここにいる誰しもが彼女の名前を知らないのだ。

すると彼女は口元に手を当てて小さく笑う。

 

「ごめんなさい。自己紹介がまだだったわ。私は霜添琴乃。貴方たちは?」

 

そして名前を知らないのは琴乃も同じ。

3人に名前を聞き返す。

 

「そうでしたね、私達も自己紹介がまだでした。私は九条晶。...ほらっ、柚月!」

 

「...あっ!わ、私は柚月、愛川柚月です。よろしくお願いします!」

 

「私は、久遠寺姫啞です。」

 

自己紹介する中で柚月はやはり姫啞の様子がおかしいと確信する。

しかし、柚月が聞こうとしたその瞬間。

 

『...ぇ.....き.....』

 

「えっ?」

 

少女の声が耳元で聞こえた気がした。

しかし周りを見ても、自分達以外にはいない。

 

「あら?どうしたの柚月ちゃん?」

 

目の前の琴乃さんがそんな柚月の様子を見て、首を傾げる。

 

「いや...なんか声が聞こえた気が....」

 

「声?私は聞こえてないけど....姫啞はどう?」

 

「私も、そんなのは聞こえてないよ。」

 

そんな柚月の様子を見て、琴乃は微笑む。

 

「まぁ、今日は色々あったし、疲れているのよ。....ところで、あの黒い鎧はどうなってるのかしら?確か、貴方の能力で周りの感知が出来るのよね?」

 

「...いませんね。相手側も退却したようです。」

 

姫啞が琴乃さんの問いに答える。

逃げてる途中に姫啞は自分の卓越した感知魔法を皆に打ち明けていた。

ここに逃げ込むには必要だったのだ。

すると琴乃さんは笑顔を私達に見せた。

 

「そう。なら今日はもう帰りましょう?みんな連戦で疲れているだろうし、それにそろそろ私も夕飯の用意しなくちゃいけないしね。」

 

「あっ、そうですね。確かに....疲れましたし。」

 

柚月は笑って同意する。

それもそのはず、柚月は白い装甲が解除されるほどに魔力を使い込んでいた。

疲労は計り知れないだろう。

今立ってしっかり話せてるのも不思議だ。

 

それに、双子を取り戻すことは出来なかった。

流石に、魔法少女をその場に置きっぱなしにしておくとは思えなかった。

彼女達は姫啞に落とされた。

それは良い。

ただ助け出すと意気込んでおきながら、傷ついた彼女達を未だに取り戻すことも出来なかった。

そのことに対する無力感が彼女の胸を苛む。

 

「...柚月、大丈夫?」

 

隣の晶が心配そうな目で柚月を見ると、柚月はしっかりと頷く。

 

「飛べるくらいだもん。歩くのも出来るよ!」

 

そう言っても尚、心配そうな目線で柚月を見るが、一度溜息を吐く。

 

「...そういうことを聞いてるんじゃないんだけど...、でもきつかったら言って?いつでも支えになるから。」

 

「晶ちゃんは大袈裟だよぉ~。大丈夫だって!」

 

そう言いながら笑う柚月。

しかしどこか無理をしているような印象を得る笑みだった。

そんな二人を見る琴乃と姫啞。

 

(....本人はそんなことないと言ってるけど...、でもやっぱり様子がおかしい。...多分、姫啞ちゃんも同じ気持ち.....なのかな?)

 

彼女が様子がおかしい理由を双子のことかなと柚月は思う。

姫啞ちゃんは優しい人だ。

あんな風に改造されたのを目の当たりにして、実際に戦ったのだ。

双子のことで何か考えているのかもしれない。

 

(....なんにせよ、あの男の人は倒さないと。...じゃないと被害は拡大していく.....。)

 

柚月は心の中で無力感と共に晶や双子、早紀さんを改造し、手駒として使っている男の事を考える。

あの人は私を狙っている。

それは私が晶ちゃんの洗脳?を解除したのがきっかけだ。

つまりは私を消した後、あの人は他の魔法少女も改造して戦力にしようとしていることに他ならない。

 

そんなこと、させるわけにはいかない。

例えあの人の言う通り、あの人を倒しても同じように怪人を作る人が出てくるのだとしても、あんな強大な力を振る個人を倒せれば相手の組織から見ても大きな損失になるはずだ。

 

(誰も....愛羽さんや舞羽さん、晶ちゃんみたいに傷つけさせやしない!)

 

そうして柚月は男の打倒を心の中で強く決意する。

 

4人は変身を解除すると、それぞれ帰路に就いた。

 

 

帰宅後。

柚月は勉強机と向き合っている。

戦闘後の為に、とても眠い。

だが明日までにやっておかなくてはいけないことがあるのだ。

 

魔法少女とはいえ、その前に一学生。

勉学を疎かにしていい理由にはならない。

 

(....まっ、晶ちゃんの受け売りなんだけど。)

 

少なくとも明日までの課題を終らせなくてはまた晶ちゃんに見せてと頼まなくてはいけなくなるのだ。

それは流石に避けたい。

数学の教科書を開くと、問題を見る。

解けなくもないが面倒くさい。

 

柚月はぼやくように呟く。

 

「あぁ~、“数”学なのになんで英語が出てくるんだろう?」

 

そう呟いた瞬間、身体が強張る。

窓が小さくではあるが何者かに叩かれた。

明らかに風ではない。

今日は無風で少しジトッとした日だと記憶している。

 

恐る恐るカーテンを開けると、そこには夜風に吹かれながらも屋根に姫啞が立っていた。

 

目が合うと口パクで『入れて』と言ってくる。

 

「わ、分かった!!」

 

慌てて窓の鍵を開けて窓を開くと、彼女は部屋の中にゆっくりと入ってきた。

 

「ど、どうしたの!?こ、こんなところで....。」

 

柚月が尋ねると、姫啞は口を開く。

 

「二人きりで...話したかったから。あまり他の人に訊かれたい話でもないし。」

 

「二人....きりで?」

 

柚月は首を傾げる。

他の人に聞かれたくないからと態々ここまで来たのだろうか?

だとすればどんな話なのだろう。

 

「そ、そうなんだ。で、その話ってなに?」

 

柚月が気になって聞くと、姫啞は暗い表情をする。

そして息を何度か深呼吸して整えると、こちらの目を再度見つめて口を開く。

 

「頼みたいことが、あるの....。聞いてもらえる?」

 

「頼みたいこと....、良いよ良いよ!私達友達じゃん!何でも言って?」

 

思い詰めた様子の姫啞を見て、陽だまりのような笑みを向ける柚月。

親友である姫啞に頼まれることはしっかりやってあげたい。

しかしそれにしても姫啞がここまでして頼みに来ることはとはなんだろう。

柚月が聞くと、姫啞は今度こそ自分の頼みを口にした。

 

「今日貴方たちが相対した黒い鎧。彼に対して、晶ちゃんにやったように心の中に入って欲しい。」

 

「..え?」

 

予想だにもしなかった姫啞の頼み。

柚月はそんな姫啞の頼みを聞いて素っ頓狂な声を上げて面食らうのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

部屋の中。

男はボスに今回の作戦結果の概要を書類に纏めて報告する。

重苦しい沈黙が場を支配していた。

 

「...刀を使っても尚、逃したか。改造した怪人も再度運用するには損傷率が高いと。」

 

「....すみません。」

 

男はボスに対して頭を下げる。

それを見て、ボスは笑顔を浮かべる。

 

「まぁあの双子は本来我らの戦力ではなかったのだ。アレを鹵獲する前に戻っただけとも言える....いや、君の手の内を明かした以上、やはり損失の方が勝っているか?君ともあろうものが黄色魔法少女を仕留めそこなうとはね。」

 

「一重に俺の未熟さ故です。....どのような処分でも受けるつもりです。」

 

考え込むボスに対して、男は深く頭を下げる。

しかしボスは再度男に笑みを浮かべた。

 

「まぁ、君が提出してくれたもう一つの作戦。こと黄色の魔法少女に関してはこちらの方が効果的であると思ってはいた。代案があるのだし、今回の君に対して処分はない。それに、たとえ手の内がバレようとも君の攻撃に対応できる人材なんか滅多にいないからね。」

 

確かに男の刀の性質はバレていようがあまり関係はない。

そして男はその実、一度も魔法少女相手で完全に負けたことはない。

 

「寛大な処遇、痛み入ります。」

 

男は深く頭を下げる。

するとボスは立ち上がり、彼の肩に手を置く。

 

「....ただ、もし次の作戦で失敗すれば....君の処遇について、保証は出来ないな。」

 

耳元でボスはそう囁く。

まるで金属のように冷たく、感情を伺わせない声で。

男の身体は強張る。

そんな男の様子を見て、微笑すると肩を再度二回叩いた。

 

「期待しているよ。」

 

「....応えられるよう粉骨砕身取り組みます。」

 

そう言うとボスは部屋を出る。

何かしら用があるのだろう。

背筋にじっとりとした汗が流れる。

 

自分は今、危うい立場にあるのかもしれない。

少なくとも失敗すれば今のままの立場で居られるとは思えない。

まぁ仕事が多いし、環境もきついがそれでもスレなどでやりがいを見つけてはいる。

少なくともメスガキを倒すまではこの立場で居たい。

 

ボスの部屋から出て、開発室へと向かう。

ドアの前で何人かの構成員と擦れ違う。

そうだ、奴らにも言った通り、開発所長という役割はその実、怪人の作り方など教えれば代わりはいくらでも作れる。

だからこそ、居たいのであれば成果は出し続ける必要があるのだ。

 

その為にもとにもかくにも準備をしなければ。

ボスにも見せていた作戦の概要を再度推敲し、いつものように奴らのよく分からない力の妨害があったとしても問題なく作戦を遂行できるようにいくつかのパターンを考えておこう。

それに、黄色の家族を人質に取る為の準備も行わないとな。

 

開発室の前に辿り着き、ドアノブに手をかけて開く。

するとドアの向こうでは首輪付きが俺の代わりに書類の整理をしておいてくれていた。

 

「あっ、おかえんなさい。で、どうだった?やっぱ....アンタでもお叱りとかもらうん?」

 

首輪付きが聞いてくる。

先の戦闘での疲労などを心配していた彼女にはもうすでに事情は話してある。

まぁそれを聞いても彼女はやられたわけではなくて安心したと言っていたが。

 

俺は苦笑する。

 

「そんなのはないよ。....ただ、次の作戦が失敗すると、今の立場がどうなるかは分からないな。」

 

「...そっか。でもまぁ、ええんやない?傍から見ても大変そうやん。それに最近はアンタが直接手を出さんといけなんくなってるんやろ?それもう戦闘員部門と変わらんのちゃう?」

 

彼女は優しく微笑みながら俺にそう言ってくる。

 

「....まぁでも俺にはこの役職が割と気に入ってるしな。出来る限り作戦を練り込んで今度こそ成功させて見せるさ。」

 

男はそう濁してつつ、彼女の言葉に答える。

自分が建てたスレの為にまだ開発主任で居たいなんて珍妙な理由言えるわけなかった。

 

「そう....それなら頑張らんとな!ウチも何か手伝えることとかないん?」

 

彼女は協力的な態度でこちらに詰め寄ってくる。

そんな彼女を前にして男は口を開いた。

 

「そのことなんだが....お前には出撃してもらう。良いな?」

 

そう聞くと彼女は力強く頷く。

 

「分かった!...そうや、ウチがその黄色の子も倒したろうか?そうすればアンタが出張る必要もなくなるやろ?...まっ、その分作戦終わった後にどっか連れてってもらうけどな!」

 

彼女が悪戯っ子ぽく笑いながら言ってくる。

確かにそうしてくれればどれほど助かるか。

しかしあの黄色魔法少女は魔法少女の洗脳を解くことが出来るのであれば余計に彼女と相対させるわけにはいかない。

黄色の相手は怪人でも作って相手してもらおう。

そして今回の作戦が失敗した原因は別の魔法少女の乱入にあると俺は考えている。

だからこそ、彼女には黄色と戦うのとは別の役割をやってもらう。

 

「いや、今までの作戦を考慮してお前には他の魔法少女の相手をしてもらう。今回黄色を仕留めきれなかったのは一重に他の魔法少女の邪魔が入ったのが原因だからな。俺が人質を取っている間に邪魔が入ってこないようにしてくれ。」

 

すると彼女は不満げな表情を見せる。

 

「えー、せっかく最近では珍しくアンタの作戦で出ることになったし、ええとこ見せたろう思っとったに~。」

 

「邪魔が入ってこられたら、また今回の二の舞だ。とても重要な役割だよ、頼りにしている。」

 

男が言うと、一瞬呆けた後に彼女が胸を張る。

 

「そ、そこまで言うならしゃぁないな!アンタの邪魔は絶対にさせへん!期待しとくことやな!」

 

ウキウキとした様子でこちらに指を突きつけて彼女は言い放つ。

それを見て男は笑った。

 

「あぁ。」

 

連中に対応する為に、彼女には今までの魔法少女の戦闘データなどを見せておく必要があるな。

やるべきことを定めると、男はデスクに座って草案を再度検討しなおしていた。

 

 

 

 

 

 

753:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

 

 

754:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

イッチ遅くね?

 

755:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

そりゃお前また別の魔法少女に乱入されたんじゃどうしようもないしな。

 

756:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

首輪付きに迎えに来てもらわないといけなくなってて草

 

757:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

毎回魔法少女側は後出しなんだよなぁ~

男なら正々堂々戦って、どうぞ?

 

758:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

>>757

女なんだよなぁ....

 

759:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

人妻来てて草

 

760:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

これ、ワンちゃんこのスレで人妻の話したからじゃね?

 

761:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

フラグ立てんなおまいらwww

 

762:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

今頃ボスに絞られとるんかな?

 

763:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

可哀想....ちん〇こ可哀想.....

 

764:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

>>763

るーたんやめろ

 

765:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

本当に一度イッチには厄除け行ってもらいたい

 

766:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

イッチの書き込み気落ちしてて草生えるんだよなぁ.....

 

767:>>1

お ま た せ

ちょっと後がなくなってきたンゴねぇ.....

 

768:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

>>767

イッチおっすおっす!

 

769:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

お前のこと待っていたんだよ!

 

770:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

厄溜まってそう

 

771:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

後がなくなってて草

 

772:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

おっす、大丈夫か?大丈夫か?

 

773:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

まぁ後出しとはいえ、毎回任務失敗してちゃな.....

 

774:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

結局黄色仕留められなかった敗北者じゃんwww

 

775:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

>>774

はぁ...はぁ....敗北者?

 

776:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

>>775

乗るな馬鹿

 

777:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

何があったん?

 

778:>>1

>>777

ボスに作戦失敗の経緯を説明。

ワイ怒られるかと思ってたら、黄色の家族を人質にする作戦があるから別に良いって言われた。

ただその代わりそれも失敗したらワイの立場がどうなるかは分からんらしい。

これは....開発主任から降ろされますねぇ!

 

779:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

>>778

ファーwww

 

780:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

普通にヤバくて草

 

781:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

べつに良いって言っておきながら脅すボスの屑

 

782:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

>>781

よくないやんけwww

 

783:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

イッチこれ失敗できんやんwww

 

784:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

そうか?

正直別にイッチ仕事クッソキツイから願ったりかなったりやん

 

785:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

>>784

給料落ちるやろアホか?

 

786:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

降格された職員に対する他の職員がどんな態度を取るかは分からへんぞ。

 

787:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

いじめが起きるんですか!

 

788:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

ウチの職場はいじめなんかないでwww

みんな仲良しでアットホームな職場やwwwww

 

789:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

>>788

ひえっ.....

 

790:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

職場の闇を見たな....

 

791:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

>>788

隙自語やめろ

 

792:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

>>784

でも確かに労働環境イッチだけ辛そうやったしええんちゃう?

イッチ強いし、戦闘員部門の要職には置いてもらえるやろ

 

793:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

えっ、でも途中で降ろされたらこのスレの目的であるメスガキを安価で怪人で倒すって言うのは?

 

794:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

>>793

イッチが降ろされたら出来ないゾ

 

795:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

意地でもその立場を死守しろ

 

796:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

やっぱイッチ以外に開発主任は務まりませんね!間違いない!

 

797:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

てかそれ以前にスレ内容でも辛そうな立場に就きたがる奴居るか?

 

798:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

>>797

居ないかもしれなけど、ボスが無理やり命令するかもしれないし。

 

799:>>1

>>793

それな。

まだこのスレ完結してないのに、そんな理由で途中でやめるのはせっかく続けてきた分勿体ないしな。

だからこそ、今作戦内容を推敲しているところや

 

800:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

>>799

イッチもスレのこと気にしてて草

 

801:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

やっぱりイッチは俺達の事考えてくれているんやなって

 

802:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

気にしてんの草

べつに無理しなくてええんやで

 

803:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

>>802

いかんでしょ

 

804:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

勿体ないは草

 

805:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

....正直メスガキめちゃ強いし、イッチはまだしも怪人で勝てるのか?

 

806:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

無理じゃね?

 

807:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

>>805

勝てるのかじゃなくて勝つんだよ

 

808:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

>>806

無理ってやってもいないことダルルォ!?

 

809:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

てか作戦練り直しているんやろ?

人質取りたいならさっさと攫いたいよなぁ.....

 

810:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

これ黄色の家に行くんやろ?

もし黄色にあったらまずいのでは?

 

811:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

てか黄色の家ということは知り合いである青も利用している可能性が微レ存

 

812:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

>>811

敵であるイッチが来店してるくらいやからな。

何があるかわからんで

 

813:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

>>812

よく考えるとそれ凄い偶然wwww

 

814:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

変な所でイッチ運が良いなwww

 

815:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

世間は狭いなぁ(白目)

 

816:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

正直今までしたやられてばっかやから人質作戦で一泡吹かせて欲しい

 

817:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

>>816

それでは足りないで。

イッチは開発主任で居るなら黄色を倒さないといけないんやから

 

818:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

身内攫う日に別の場所で怪人暴れさせたら?

 

819:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

それな。

 

820:>>1

そう思って首輪付きには怪人を伴って戦ってもらうことになったぞ。

これでそっちの方に魔法少女が集中して、問題なく拉致できるはずや

 

821:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

>>820

まぁそりゃ考えるわな。

 

822:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

かしこい

 

823:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

>>822

蚊シコい?

 

824:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

おもんな

 

825:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

4ね

 

826:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

虫シコ兄貴は庭先のアリの行列でも見て達しとけwwww

 

827:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

首輪付きも有効に使っていくんやなって

 

828:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

思えば他の部署に貸し出すのは多くてもイッチの作戦で兵力として使うのは何気に久しぶりやないか?

 

829:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

それだけ経験を積んだってことやろ

 

830:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

まっ、元々魔法少女だから戦闘経験は多いやろうけどな

 

831:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

ということは、次に行うのは黄色相手に人質を取る為に家族を拉致る作戦か。

 

832:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

黄色相手に相対するのは次回になりそうやね。

 

833:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

でも首輪付きを相対させると洗脳を解かれてまずいのでは?

 

834:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

>>833

だから怪人連れて行くんだろアホか?

 

835:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

黄色の相手は怪人にさせればいいので。

 

836:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

でも黄色強化されてるから怪人で勝てるか分からないゾ.....

 

837:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

>>836

まぁ目的は時間稼ぎだから多少はね?

 

838:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

勝つ必要はないってそれ一番言われてるから。

 

839:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

てか怪人作るってことは安価取るってことか?

 

840:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

前は安価なかったしな。

こんなにも嬉しいことはない....

 

841:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

まだ取るか分からないから.....

 

842:>>1

安価取りますねぇ!

なお、既になんかドラム缶に入った人間の遺体は確実に使わないといけないらしい。

なんか人の死骸を使ったらどうなるかみたいな意味合いがあるらしい。

なので今回の素材はこんな感じです

『画像』

 

843:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

遂に人の死体まで使っててワロタwww

 

844:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

>>843

これで街で活動した後に死体を採集したら大量に怪人作れるな

 

845:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

人の死体は素材としては一長一短だぞ

 

846:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

強さにムラが出るからな。

 

847:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

失敗もしやすいぞ

 

848:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

そこら辺開発元からしたら改善するところだろうな

 

849:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

ここの掲示板倫理観がないゾwww

 

850:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

>>849

元からない定期

 

851:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

マッドな人達も居るから多少はね?

 

852:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

俺が殺したもん素材にして何が悪い....

 

853:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

>>852

喰ってないだけ元ネタよりマシ

 

854:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

>>853

普通に純人間だから元ネタよりひどいだろwwww

 

855:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

倫理観なんか悪の組織に入った日に捨てたぞ

 

856:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

そんな物あったら開発なんか出来ないから

 

857:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

倫理観はぽいぽいぽーい☆

 

858:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

>>857

なんだこの黒いぽ犬は.....

 

859:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

>>842

てか相変わらず水産物と虫が多いな

 

860:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

針鼠の死骸が浮いてますね

 

861:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

逆になんで針鼠の遺体があるんですかねぇ

 

862:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

素材班のペットじゃね?

 

863:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

親戚のペットでしょ

 

864:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

ワイらが知らないだけで組織で飼ってたんでしょ

 

865:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

群馬には針鼠が生息できるって聞いたことがあるぞ

 

866:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

>>865

はいはいグンマーグンマー

 

867:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

風評被害やめろ

 

868:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

誰も動物園とかペットショップからもらってきたとか考えてなくて草

 

869:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

>>868

そりゃイッチの組織の素材班がそんな積極的に動くはずないやん

 

870:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

一度素材を動物園からもらってきただろ!

エアプは前スレ見てどうぞ?

 

871:>>1

じゃ、とりあえず安価取りますわ。

>>876->>880

 

872:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

>>870

イキんなkswww

 

873:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

こんな掲示板でオラつかなくていいから。

 

874:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

やっぱアジだろ

 

875:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

イワシで乙

 

876:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

針鼠

 

877:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

毛虫

 

878:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

ミノカサゴ

 

879:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

えいひれ

 

880:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

針鼠

 

881:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

はえ~どいつもこいつも針ついてて痛そう

 

882:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

えいひれwww

 

883:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

なんかおつまみ混じってんぞwww

 

884:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

誤爆してない?大丈夫?

 

885:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

全体的に安価がチクチクしてるンゴね

 

886:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

針だらけになりそう

 

887:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

なんか今回教団の奴いないな

 

888:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

>>887

なんで居る必要あるんですか。

 

889:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

居なくて良いから.....

 

890:>>1

はえ~じゃあこんな感じで作っていきますね。

どんな感じになったか報告するから楽しみにしててくれよな~、頼むよ~。

 

891:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

>>890

ん、おかのした

 

892:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

胸がわくわくするんゴww

 

893:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

あくしろよ

 

894:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

>>893

ホモはせっかち

 

895:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

>>893

てかコイツスレ番号も893やんけwww

 

896:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

TNOK兄貴おっす!おっす!

 

897:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

すげぇ偶然www

 

898:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

これ狙ってたとしたら尊敬するwwww

 

899:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

てか人の遺体にとげとげ使うとかどうなるんやろ

 

900:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

とげとげ人間が出来上がるのでは?

 

901:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

尖った人が出来るだけだろwww

 

902:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

>>901

反抗期かなwww

 

 

 

956:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

なんか出来ました。

身体から棘生えた魚人みたいになってもうた。

『画像』

 

957:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

>>956

なんか海賊のマンガでこんなキャラ見た

 

958:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

なんか凄いとげとげしいな

 

959:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

でもコレ接近戦が得意な敵にはきついんやないか?

 

960:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

触れなさそう

 

961:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

近づけないでしょwww

 

962:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

てかこれ棘が生えていない部分も細かい毛が生えているのなんか草

 

963:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

多分毛虫要素でしょこれ。

 

964:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

てかこれよく安価見たら毒要素が多いよな。

 

965:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

これウチの戦力と同じですよね?

てことは貴方もウチと同じ志を持っている同志であると見受けられます。

一度話をしてみませんか。

ここで週末座談会行ってますので、ぜひ来ていただければ幸いです。

声なき声に力を。

 

966:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

>>965

シュバって来たよ

 

967:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

確かに教団が使っている奴となんか見た目似ているしな

 

968:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

くたばれ

 

969:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

滅べ

 

970:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

コードで首括ってろks

 

971:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

はいはいノルマノルマwww

 

972:>>1

針を調査したら毒を分泌していることが分かったわ。

多分これ強いよなぁ。

 

973:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

全身毒で草

ミノカサゴやん

 

974:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

針だらけとか近づけんやんwww

 

975:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

これ地味に黄色メタでは?

 

976:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

ホンマやwww

 

977:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

イッチ、運が向いてきたなwww

 

978:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

殴れんもんな。

 

979:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

>>974

逆に考えるんだ。

愛しい人とも抱き合えないんだぞ。

悲しいだろ

 

980:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

>>979

やめーやそういうの

 

981:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

なんかしんみりとした気持ちになるからやめろ

 

982:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

悲しい生き物やなって

 

983:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

>>979

人としての運用を考えてないから問題ないぞ

怪人は兵器だから。

 

984:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

そんな変な感傷要らないんだよなぁ~www

生き物と同じ形ってだけで兵器だから

 

985:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

ぐう畜

 

986:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

極まってんな

 

987:>>1

じゃあ名前決めてもらって、どうぞ。

>>992

 

988:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

コイツに名前か。

 

989:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

兵器扱いされてる可哀想な魚人君に名前付けたらんと

 

990:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

兵器で良いだろ上等だろ

 

991:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

ハリセンボン

 

992:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

遺体イタイ

 

993:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

針山の擬人化

 

994:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

トゲアリドクドクトゲトゲ

 

995:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

>>992

結構秀逸で草

 

996:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

>>994

もろ虫の名前やんwww

 

997:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

毛虫要素なくて草

 

998:>>1

じゃ、名前決まったので一応ボスに見せに行きますねぇ!

でも、まぁコイツは正直陽動みたいな物なんでそこまで評価してもらえなくても気にしませんわ

じゃあ今日はもう作戦の練り直しなどをするので今日はもうレスしません

 

999:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。

>>998

 

 

 

 

 

 

 

 

「......」

 

真夜中。

自分の寝室で一人、考え込んでいる柚月。

それは姫啞に言われたことが起因する。

 

『今日貴方たちが相対した黒い鎧。彼に対して、晶ちゃんにやったように心の中に入って欲しい。』

 

姫啞の頼み。

それは彼女が逃げた直後に黙りこくっていた理由を自分と同じ気持ちだからだと断じていた柚月にとっては予想外の物だった。

あの人は幾度となく私達と対立してきた敵だ。

それなのに心の中に入って欲しい。

その意味が分からなかった。

 

だが、彼女の言葉で考えが揺らぐ。

 

『お願い。...あなたなら、私の大切な人を...救えるかもしれない。』

 

姫啞が深く頭を下げて言った言葉。

その時の彼女は見たこともないような切実な表情で、彼女にとってどれほど深刻なのか察せられた。

 

どうやら私が白い装甲を得る前に会ったあの女の人に姫啞ちゃんも会ったらしく、私の能力について教えられたらしい。

曰く、姫啞ちゃんが長らく求めていた力だと。

 

彼女が言う事を踏まえれば、あの男の人はあの時の晶ちゃんと同じ状況ということなのだろうか?

俄かに信じられない。

それに姫啞ちゃんは、私が面識があるのか?など聞いても詳しく教えてくれない。

それどころか『もしあの男の人と接敵したら、構わずに一撃与えて。私が、何とかあの人を拘束するから。』と言ってどこかに飛んで行ってしまった。

 

どのように拘束するつもりなのか。

あの男の人と姫啞ちゃんはどんな関係性なのか。

それらについて何も教えてもらえなかった。

思えば、今日以前からも私は姫啞ちゃん自身の口から姫啞ちゃんについては聞いたことはない。

 

(私....何も知らない。どうしたら良いのかも、分からない....。)

 

そして、一度決めた男を倒すという覚悟。

自分にとって関わりのある愛羽さんや舞羽ちゃんを改造し、自分を殺そうとしているあの男。

彼に対して倒すと決めた決意が揺らぐ。

あの人が友達の大切な人だったとしたら。

そして彼女にあんな目であの男の人を助けてほしいと言われたら。

助けたいと思ってしまう。

 

二人の仇のはずなのに。

それに、もし男の人が本当に晶ちゃんのように悪い事をさせられているにしても、愛羽さんや舞羽さんをあんなにしたのは事実だ。

 

はっきり言って姫啞ちゃんも洗脳されていて、あの男の人が私を嵌めようとしていると言われた方が納得できる。

....でも。

 

彼女はずっと考え込んでいる。

すると、机の上が何故かぼんやりと紫色に光る。

 

(なんだろう....?)

 

姫啞は少しびくっとするも、訝し気な表情で机の上の光源を見に行く。

 

そこには戦闘中に愛羽さん達と一緒に空から降ってきて、私の頭に当たった紫の宝石。

愛羽さんや舞羽さんのステッキの宝石部分。

これが私の手元に残った彼女達が魔法少女だったという証。

それが何故か光っているのだ。

 

そして、ふと鞄も光っているのに気づく。

その光は黄色だ。

 

「これは.....。」

 

自分の鞄の中を開ける。

するとそこには自分のステッキが燦然と光を放っていた。

 

「これって....この石に反応している.....?」

 

紫色の宝石を左手に持ち、右手でステッキを持つ。

すると、今度はステッキから白い光が放たれて、目の前が真っ白になり、その後に闇の中に沈み込むような感覚を感じる。

 

(これは....私の、魔法!?)

 

晶と繋がった時と同じ感覚。

そしてそのまま目を覚ますと、そこは泡が地面から天に向かって昇っている光景。

誰かの....心象風景?

いや、それにしては何か....。

 

空間自体に違和感を感じていると、あることに気づく。

それは泡が皮膚に触れた時に感じた。

皮膚が痺れる程の魔力。

これは、もしかしてステッキの内部?

よく見れば、泡は仄かに紫がかっており、泡には以前晶の時には見えていた記憶が写っていない。

 

そしてなによりも前を見た時に、柚月は目を見開いた。

なぜならそこには.....

 

「....遅い。さっきからずっと呼んでたんですけどぉ。」

 

「まぁまぁお姉ちゃん。良かった、声が届いたんだ。」

 

「あ...愛羽さん、と...舞羽ちゃん?な、なんでこんなところに......」

 

助けることが出来なかった双子魔法少女が目の前に居たのだから。

呼んでいたということは、あの時聞こえた気がしたのは彼らの声だったのだろうか?

 

柚月が聞くと、舞羽さんは苦笑いを浮かべる。

 

「いや~、それはその....私達も良く分からなくて......」

 

舞羽が苦笑すると、愛羽はつまらなそうに口を開く。

 

「...ま、よく分からないけど、今私達が自分の肉体と離れ離れになっているのは事実でしょ。てか正直、私達が明確にここにいるのはあのアンタの家に来たピンクの子?あの子に落とされた時からだし。」

 

...どうやらあの時から杖に意識があったようだ。

 

そして愛羽は苛立たし気に口を開く。

 

「てか人の身体で勝手なことしてんじゃねぇよ。妹までひん剥きやがって....裸になんかなったらもう今までのイメージでは配信できなくなるだろ、ないわ~。」

 

「そ、そこなんですね。」

 

「あはは....」

 

柚月と舞羽は愛羽の言葉に苦笑いする。

そして舞羽は柚月に向き合う。

 

「それで、柚月ちゃんはどうやってここに入ってこれたの?」

 

舞羽が問うと、柚月は答える。

 

「いや、急に宝石とステッキが光ったから、二つを握ったらここに....。多分、私の繋げる魔法で私自身の意識と

二人のステッキに付いていた宝石をつなげたんだと思うけど。」

 

「....へぇ。なんか読めて来た。つまり私達はあのピンクの子に倒された時に、意識をこちらにサルベージされてきたんじゃない?今まであの怪人?になっている時には意識がなかったわけだし。」

 

「そ、そうかもね。....まだここにいる経緯を決めつけるには早いけど。」

 

二人は顔を見合わせて話し出す。

そして愛羽が柚月の方へ向き直っていた。

 

「まっ、そういうことだから私達はまだ生きている。....だからまぁ、そんなシけた面してんな。」

 

愛羽が目を逸らしてそう呟く。

すると舞羽はそんな愛羽を微笑まし気に見て、柚月の方を向く。

 

「私達のことを気に病まないでってことですよ。お姉ちゃん、案外柚月さんのこと気に入ってますから。」

 

「舞羽ぁ?」

 

愛羽は舞羽を睨み付ける。

すると舞羽の顔はみるみる青くなっていった。

すると掌がぼやけてきた。

どうやらもう時間のようだ。

 

「おっ、もう行くのか。」

 

「....私もお姉ちゃんと同じだよ。だから、柚月ちゃんはやりたいようにやれば良いんじゃないかな?」

 

舞羽は消えゆく柚月に対して微笑みかける。

愛羽さん....舞羽さん.......

二人が杖の中で、原理は不明とはいえ生きていてよかった。

そう思わずにはいられなかった。

 

「あっ、そうだ。偶には外に連れ出せ。石の中でも、私達は一応外の事が分かるんだからな?」

 

思い出したかのようにそういう愛羽。

そんな愛羽に対して柚月は笑顔で返答した。

 

「....はい!」

 

 

目を覚ますとそこは自分の部屋。

時計を見ると、30分が経過していた。

 

「....私のやりたいように、か。」

 

舞羽の言葉を復唱する。

私は、愛羽さんと舞羽ちゃんを見て、男に対して敵意を感じていた。

それと同時に二人を助けられなかったことへの無力感も。

でも、例え偶然だとしても二人はこの手の届く場所へ居た。

空から降ってきて拾ったという偶然でも、敵の手から心だけでも取り戻せたのだ。

 

だからこそ、少し余裕のような物が出てきたのかもしれない。

何をすべきかではなく、何がしたいか。

私は、友達の頼みを叶えたい。

自分の事を今まで語ってこなかった姫啞ちゃん。

私はあの子のことを全て知っているわけではない。

でも、それでも私に話してくれたのだ。

なら、叶えてあげないと。

 

柚月は再度決意する。

個人的な感情を抜きにして、大切な人の為に頼みを聞く。

その決意を.....。

 

 

 

 

 

 

冷暗室。

中は温度が一定に保たれており、ひんやりとしている。

そんな中に1人の金髪の男性。

その組織のボスである男、アレクサンドル。

そして目の前には二人のボロボロの少女が二人、机の上に横たわっている。

『幸せ』...そう命名された怪人だ。

 

ピンクの魔法少女の攻撃によって撃墜されて、体の中の爆弾を起爆する暇もなく勝負をつける必要が出た為に五体満足で回収された怪人だ。

 

ただ特筆すべき点として、傷口をまるでインクの塊のような物がカサブタのように傷口を塞いでいるという点だろう。

 

横たわる彼女達を見下ろして笑う。

 

「...戻って来るだろうと思っていたが、まさか身体もそのまま戻って来るとはね。」

 

少女二人はまったく身じろぎもしないが、背中や耳から垂れている寄生虫は今もビクビクと痙攣を続けている。

そしてボスは姉の方に手を伸ばす。

 

そして伸ばされた手はそのまま胸にめり込んでいく。

身体がビクンビクンと跳ねて、口からインク状の何かをタラタラと垂れ流す。

腕を引き抜くと手には透明でありながらも光るダアト。

腕をめり込ませたにも関わらず、姉の胸元には傷一つない。

 

ダアトは、始めに双子魔法少女の片割れに入れた時よりも大きく、そして盛んに脈動している。

 

「魔法少女の情報を取り込んだか。映像から判断するに、双子だけでなく黄色も、青も。黄色の知識を得たのは大きいな。実装段階に着実に近づいている。」

 

そしてダアトを取り出した今、二人は用済みとばかりに出口の方へと歩いて行くが、一瞬足を止めて振り返る。

 

「....まぁせっかく綺麗に残ったんだ。それに、魔法少女であるなら親和性も高いだろう。後で再利用するとするか。」

 

そう言って部屋を出る。

そして廊下を歩き、指令室に入る。

 

自分の部屋。

絵画を傾けて隠し部屋に入ろうとして、ドアがノックされる。

咄嗟にダアトをポケットに入れて、絵画を傾けるのをやめる。

 

「入り給え。」

 

ボスがそう言うと、一人の男が入ってくる。

 

「失礼します。戦闘員部門から本日の任務の報告を致します。」

 

「分かった。頼む。」

 

来たのは戦闘員部門室長のバロウズ・ノルトバイン。

という事は。

 

「今回も我が部隊が頻繁に接敵する灰色の魔法少女の接触がありました。」

 

「そうか....ということは、成果は期待できないかな?」

 

ボスはバロウズに笑いかける。

しかしバロウズは仏頂面で、答えた。

 

「いえ、我が隊は灰色を限界まで追い詰め撃退しました。逃げられはしたものの、すぐに戦闘することは出来ないでしょう。そして......。」

 

バロウズがそう言うと、手元のアタッシュケースをボスの前まで持ってくる。

そしてアタッシュケースを開くとそこには怪しく光る黒い石。

 

それを見て、ボスは満足げに頷く。

 

「やはりこれに関して君に任せたのは正解だった。」

 

「お褒めの言葉、恐悦至極です。」

 

バロウズは頭を深く下げる。

男はその石を手に取ると、しばし眺めた後にアタッシュケースに置いた。

 

そんなボスをさておきバロウズは顔を上げて話を続ける。

 

「では、次の作戦の指示を.....」

 

「次の作戦の指示だが.....君たち戦闘員部門の全構成員に対して有休を出す。」

 

ボスがそう言って、しばらくしてバロウズが口を開く。

 

「...あなたは、自分が何を言っているのか分かっているんですか?戦闘員部門全体に有休?....それは部門の一時的な凍結となんら変わらないではないですか。」

 

「とはいえ、戦闘員部門に担当してもらう任務はもうない。休める内に休んでもらおうという意図で言ったのだが、気に喰わないかな?」

 

するとバロウズは更に訝し気な表情でボスに詰め寄る。

 

「そんな筈はありません。....先輩に聞きました。失敗出来ない任務があると、黄色の魔法少女を今度こそ仕留めなくてはいけないと。であれば、我ら戦闘員部門こそ出張るべき任務のはずだ。名前に戦闘と付いているのですからね。」

 

バロウズがそう言うも、ボスは顔色一つ変えることはない。

 

「これは決定事項だ。....それともなんだね。君は私の決定に背くというのか?」

 

ボスは笑みを崩さない。

しかしバロウズは以前のように退くことはない。

 

「以前からその石のことだって先輩に話さない。そして今回の件でも、お言葉ですが貴方の指揮には問題がある。私は、先輩の支援に入ります。もしこの肩書が妨げになるのなら、捨てても良い程だ。こんな道理に合わない指揮に従えるはずがない!」

 

バロウズは胸元のバッジを机に叩きつける。

そう言うとボスは笑いながらも、バロウズの胸倉を掴んだ。

 

「ッ!!?」

 

「...困るんだよ、勝手な事をされては。組織の上に立つ者には、下の者には分からない計画がある。」

 

滲み出る殺気。

しかし以前のようにそれに気圧されることなく、それを聞いてバロウズは歯噛みしながらも尋ねる。

 

「あなたはッ....何を企んでいる!?」

 

「....遠回しに行っても伝わらないようだからストレートに言うが、石は今ので全て揃った。君達の部隊の役割は終わったのだよ。だからこそ、最期に向かうまでに望むように過ごさせてやろうと言っているのに.....」

 

冷たい目付きでバロウズを見るボス。

 

「最期だと!?」

 

ボスの言葉に驚愕するバロウズ。

しかしボスはそんなバロウズの言葉を無視して彼の頭に左手を翳す。

 

「残念だよバロウズ君。以前言った警告を微塵も理解してなかったのだね。」

 

滲み出る殺意の濃度は、膨らむかのように増していき、彼の肌をピリピリと刺激する。

皮膚には鳥肌が走り、汗が噴き出してくる。

それと同時に鼓動が高鳴り、歯の奥がカチカチと鳴る。

 

完全に気圧されていた。

 

(このままじゃ....殺される!なら、仕方がない!!)

 

バロウズは藻掻いて蹴りを放つも手ごたえがない。

胴体を蹴ったにも関わらず。

ならば.....。

 

(千刃!!!)

 

そう念じると、彼の後ろにナイフがまるで輪を描くように漂う。

そして切っ先をボスに合わせるとそのままボスに向けて飛ばした。

 

切っ先はボスの身体、額に吸い寄せられるかのように直行する。

 

(避けない!?コイツ、死にたいのか!!?)

 

何かしら手を撃ってくるものだと足掻きのつもりで放った攻撃。

しかしその攻撃をボスは予想外にも避けることはない。

そしてそのままナイフはボスの肉は灰色魔法少女のように裂けて、血が噴き出す。

そのはずだった.....。

 

「ぅう....あぇ?」

 

ナイフがボスの身体をすり抜けて地面に刺さった。

人に向けて放ったのに、空を切ったのだ。

普通ではありえない光景だった。

 

「あなた...いったぃ......」

 

「勇敢なのは結構だが、タイミングを見誤ればそれはただの蛮勇だ。」

 

そう言うと、そのまま頭を掴んだ。

腕からバロウズの頭へと這い寄る靄。

それはバロウズの鼻や耳へと入る。

 

「あがっ、がががっ!....ぎぇぺ!!」

 

そのままボスが手を放つとべきゃぐちゃと到底人間の頭からはならない音を立てる。

バロウズは鼻や目、耳から血をツーと流すとそのまま倒れ伏す。

 

「....まぁ、君の代わりに他の戦闘員には命令を出しておこう。ご苦労様。」

 

そう言うと内線を繋げて誰かに命令を出す。

すると、数分経って素材班の腕章を付けた目の死んだ男が扉を開けてやってくる。

手には保管用の第一種素材在中の文字がプリントされたドラム缶のような物。

 

「待っていたよ。それ、片付けておいてくれ。」

 

「....了解しました。」

 

そう言うと男は黙々とドラム缶の中にバロウズだった遺体を詰め込んでいく。

そして蓋を占めると、持ってきていた薬剤などを血で汚れた場所に撒き始めた。

それを見届けると、ボスはアタッシュケースを開く。

 

「....これで、最後の一つも揃った。私は、....完成する。私の計画も......。そろそろ本格的に後片付けをしなくてはな。」

 

そう言うボスの口元には不敵な笑みが浮かんでいた。




コイツ、メスガキ視点入れてねぇじゃねぇかよぉ!
許してください何でもしますから!

今回はオレンジの魔法少女の名前紹介や、ボスの計画も佳境に近づいてきた描写を優先する以上、省かざるを得ませんでした。
まぁメスガキの視点と言っても回想が多いので次回でも問題ないし多少はね?

一応双子の意思は杖に移動してました。
黄色が白い力を見せたことで、ダアトがその力に反応し、彼女たちの中でのダアトと元々のステッキとのバランスが逆転。
ダアトが発現するのと引き換えに紫の杖は弱まります。
弱まる際に無意識下の二人の自我を杖内部にサルベージした形になります。
まぁ紫の杖の魔法が引き寄せだから起きたことですね。

バロウズ君は....犠牲になったのだ。
犠牲の犠牲にな。
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