770:>>1
作戦当日や!
昨日作った3体と複数体のイカを街に放流するで。
ワイはいつも通りビルの上でデータ収集や!
『画像』
771:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
>>770
イッチ来たか
772:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
やっとはじまた
773:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
昨日からずっと裸やったんや!助かったぁ~
774:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
>>773
全裸待機やめろ
775:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
>>773
自分の体大切にしろ
776:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
>>770
もういつも通りやな。
777:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
>>770
コイツいつも高い所にいんな。
778:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
>>777
まぁ映像取るんだったらそれが一番妥当だからな。
779:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
>>777
煙と馬鹿は上に上る法則
780:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
>>779
別にイッチ馬鹿じゃなくね?
開発班なんだし。
781:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
>>780
怪人制作を安価に丸投げする男がバカじゃないと?
782:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
>>781
草
783:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
これが愛すべき馬鹿ちゃんですか?
784:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
まぁ上司に任された仕事である怪人制作を安価で作ってる辺りまともではないわな。
785:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
てかイカはもはや恒例やな。
786:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
>>785
量産型怪人やしな。
787:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
あんなヌタヌタが群れを成してやってくるとぁ嫌やなぁ.....
788:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
街が終わった後に磯臭そう。
789:>>1
>>786
まぁイカはずっと生産しているわけだから使わないと勿体ない。
ちな青と黄色、なぜか緑も来たぞ。
今日もメスガキは居らんわ。
『画像』
790:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
>>789
はえ~さっそく来て草
791:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
正直緑増えただけでいつものメンバーやな。
792:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
ワンチャンこの3人以外の魔法少女はまともに活動してない説が微レ存
793:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
>>792
何言ってんだお前?怪人倒してるところ配信してる奴もいるからそんなことないんだよなぁ.....
794:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
いつもの
795:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
メスガキ来んかったか。
796:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
わからせ出来んやん。
797:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
>>796
わからせで草
798:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
まぁメスガキが出てこんとイッチの望み叶わんしな。
799:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
最近メスガキと会わんな。
800:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
なんでやろ.....
801:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
まぁ言ったら向こうは学生さんやしな。
802:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
学生なら忙しくて行けない時もあるやろ
803:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
さて二日前に作った怪人たちはどこまで戦えるのか。
804:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
まぁゴキブリは精神衛生上アレやからさっさと倒すやろ。
805:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
お前素材がゴキブリやぞ。
そんな簡単に死ぬわけがないやろww
806:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
最後まで汚く死にそうww
807:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
ワイはゴミに頑張って欲しいな。
魔法少女を炎でミディアムにしてほしいわ。
808:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
てかさ、吹き出したメタンに火をつけて火炎放射してるならその気になれば自爆出来るんじゃ...。
809:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
>>808
あっ.....
810:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
改めて考えるとクソヤバそうで草
811:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
正直見た目と名前のインパクトでゴキブリに持ってかれがちだけど一番ヤバいのコイツだろwww
812:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
都市兵器かな?
813:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
なんで誰一人してカマキリ君の話題を出していないんですかね...
814:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
>>813
だって正直普通だし。
815:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
まぁ活躍するんじゃね?知らんけど。
816:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
正直蜘蛛が一番まともやからな。
817:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
あんま蜘蛛興味ない
818:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
蜘蛛が草葉の陰で泣いてますよ.....
819:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
かなしいなぁ.....
820:>>1
現状はゴキブリとイカの相手を青と黄色。
緑色は今蜘蛛とゴミの相手をしています。
うまく分散させられてていい感じ。
『画像』
821:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
>>820
おー、ええやん。
822:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
強いのと弱いのを分けられてよかったやんけ。
823:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
しかも強いであろう緑の方に二体怪人をやれたからね。
824:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
しかしゴキブリ相手は精神衛生上きついなwww
825:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
2人であろうと嫌なんやけど。
826:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
でもこれすぐゴキブリとイカやられて緑と合流されたらまずくね?
827:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
>>826
まぁイッチはデータ取れればいいだけやし良いんじゃね?
828:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
別に今回イッチは勝たなくてもいいしな。
829:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
人サイズのゴキブリと相対するとかワイやったら耐えられない。
830:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
生理的嫌悪が勝るよな。
831:>>1
なんかゴキブリが高速移動してて草
案外二人は翻弄出来ていると思う。
ただやっぱ緑強くてな。
なんか追い込まれてて草
ちな蜘蛛はどっか行ってもうた。
832:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
>>831
草
833:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
蜘蛛は一体何してるんですかね。
834:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
やっぱ期待通り別にそこまで活躍してないな。
835:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
あんな普通の名前つけるから.....
836:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
2対1じゃなくなってて草
837:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
どうすっぺ......
838:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
蜘蛛敵前逃亡してるやんけwww
839:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
>>838
これは極刑ですねぇ.....
840:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
つっかえ!
やめたら怪人...?
841:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
>>835
名前別に関係ねぇだろwwww
842:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
やっぱ糸吐くような奴じゃダメだな。
843:>>1
ゴキブリは放っておいても大丈夫そうや。
ゴミは今、炎とか吐いているで。
『画像』
844:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
>>843
迫力ありますねぇ。
845:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
炎吐ける=ドラゴン説
846:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
>>845
こんな歩く産廃が竜のわけないやろいい加減にしろ。
847:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
割と強いんちゃう?
848:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
長物が炎に勝てるわけないだろっ!
849:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
>>848
馬鹿やろう、お前。俺は勝つぞ!
850:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
焼死って結構苦しいらしいしね。
851:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
>>850
こんがり焼けました~
852:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
ゴミが火を噴くってとんでもない絵面やな。
853:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
てか画像はなんで全体的に薄暗いんや?
854:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
>>853
体の一部にビニールとかポリとか含まれているからそういう体に悪いガスが出てるんだろ。
855:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
>>854
めっちゃ害悪で草
856:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
周辺住民にとっては悪魔。
857:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
煤メッチャ飛んでそう。
858:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
えげつな
859:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
環境に対する悪影響が大きすぎる。
860:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
これが本当の悪の組織......
861:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
地球には優しくしろ。
862:>>1
なんかゴミが倒されてもうた。
自爆までしようとしたのに普通に避けられてて可哀想.....
ちなゴキブリの方はまだ絶賛戦闘中や。
こっちは正直大丈夫やけど.....合流されたらなぁ。
『画像』
863:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
>>862
あーあ、やられちゃった.....
864:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
焦げたポリ袋の塊に戻ってて草
865:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
これどっか野焼きしている所で見たことある!
866:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
最後まで環境に悪そうやな。
867:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
自爆やっぱり出来たのか.....
868:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
やっぱり危険物じゃないか。
たまげたなぁ。
869:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
そもそも危険物じゃないと怪人じゃないだろ。
870:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
合流されたら流石にゴキブリきついよなぁ。
871:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
ゴキブリ一体で完封できているのどうゆうことなの?
872:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
そんだけ青と黄色が弱いんじゃね?知らんけど。
873:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
>>872
逆に考えるんだ...ゴキブリが強いのだと。
874:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
>>871
一体じゃないぞ。
量産型のイカもいるみたい?
875:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
やっぱ数の暴力って正義やな。
876:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
まぁ集団で襲えばそれだけ倒しきるのに時間がかかるしね。
877:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
消耗戦じゃん
878:>>1
なんか緑がどこかに駆けて行っている。
ただ青と黄色が居る方向からは反対なんだよなぁ。
なんか分からんけど正直アイツが現在の一番の懸案事項なので近くで見てきます。
879:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
>>878
なんか妙だな。
880:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
反対の方向に行くとは.....
881:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
合流するつもり皆無じゃねぇかwwww
882:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
>>881
道に迷っただけかもしれないだろ。
883:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
>>882
それが一番ねぇだろwww
884:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
アホすぎんwww
885:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
ちょっと舐めすぎやろwww
886:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
まぁでもイッチが見に行く気持ち分かるわ。
正直3人の中じゃ緑が一番強いやろ。
887:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
それだけに変な行動されたら気になるよな。
888:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
懸案事項で草
889:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
イッチ滅茶苦茶警戒してんね。
890:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
今までビルの上から眺めるだけだったのが近くまで移動してる時点でどんだけ警戒してるか分かるぞ。
891:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
てかマジで蜘蛛何してんだ。
892:>>1
なんか路地裏の方を見に行ったらなんか緑が前会った黒い魔法少女に鎖で首を絞められていました。
なんだこの状況は......。
『画像』
893:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
はえー、黒い子初めて見たわ。
目元隠れているけど可愛い感じじゃね?
894:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
>>892
ボディーラインが出るほどぴったりと張り付いた黒い魔法少女衣装.....
ヌッ!!
895:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
エロくて草
896:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
てか蜘蛛もいるやんけwww
897:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
>>893
黒いの目元をバイザーで隠してて草
サイクロップス先輩かよwwww
898:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
>>897
戊辰戦争♂
899:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
蜘蛛こんな所に居たんか。
900:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
周りにデカい蜘蛛の糸を張ってるってことはコイツただ芋って罠張ろうとしてただけじゃね。
901:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
あー芋るタイプだったか。
902:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
ワイは芋る奴が一番嫌いなんや。
903:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
>>898
メタリックな彼やめろwwww
904:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
緑色正直これ絶体絶命じゃん。
905:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
てかこれ完全に緑色を無力化してアジトに持って帰ったら凄い手柄じゃね。
906:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
それなwww
907:>>1
>>905
それもそうやな。
今近くに護衛として引き連れていたイカ3体も追加でそこに放った。
追い込めたらワイも介入する。
だけど無力化できるかは正直微妙。
908:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
>>907
大丈夫やろ!
909:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
ええやん。
イッチガンバ!
910:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
血液に続いて実際に魔法少女まで持って帰れるとかイッチ有能すぎひん?
911:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
有能
912:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
有能っていうか運が良いんじゃねぇか?
・
・
・
・
927:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
なんかイッチ出てこんくなったな。
928:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
なんかあったんじゃね?
929:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
逃げられたショックで書き込めないとか。
930:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
失敗したんかな?
931:>>1
失敗はしてない。
ちゃんと確保した。
ただイカと蜘蛛と黒いのでリンチしてたら緑の変身が解けてな。
それでなおアイツら攻撃しようとしてたから止めに入ってたからレス出来んかった。
せっかくの検体を殺されたら溜まったものじゃないからな。
ちなステッキも手に入れたぞ。
やったぜ!
『画像』
932:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
>>931
やりますねぇ!!
933:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
いや普通にMVPやお前
934:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
すごいやんけ。
935:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
リンチで草
936:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
イッチ以外血気盛んで草
937:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
殺そうとしてて草
938:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
まぁイッチの立場からすれば殺されたらたまったものやないな。
939:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
ステッキも手に入るとか鴨が葱背負ってやってくるってまさにこのことやな。
940:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
てかそもそも魔法少女を拉致ったんだからステッキが手に入るのは当然なんじゃ.....
941:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
変身解けた相手を殺しに行かんでもええやろ。
942:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
殺意に目覚めた蜘蛛
943:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
てか結果として蜘蛛有能になってて草
944:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
ボロクソ言うてごめんなさい
945:>>1
>>942
蜘蛛は言うたら止めたぞ。
ただなんか黒い魔法少女がワイにステッキを渡してきた後、頑なに殺そうとしてクッソ面倒くさかった。
なんか因縁でもあるんやろうか。
まぁ説得できたからよかったけど。
946:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
>>945
なんか私怨でもあったんやろうか。
947:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
てかもうマジで黒いのイッチの味方なんじゃね?
948:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
>>947
分からんぞ。
もしかすればイッチと協力して緑倒したこと自体が演技かも
949:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
>>948
敵を騙すならまず味方からやからな。
950:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
てかゴキブリはどうなったんや。
951:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
確かに。
青いのと黄色の倒したんかな。
952:>>1
>>949
確かにまだ信用するには早いな。
>>951
なんかゴキブリの死骸があったわ。
多分倒された。
居らんけど多分青と黄色が探し回ってるやろうからさっさと緑連れて戦線から離脱します。
953:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
はえ~やっぱゴキブリも倒されたか.....
954:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
必然的に蜘蛛が一番有能になってて草
955:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
当時の予想とは大違いやな。
956:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
大誤算で草
957:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
大穴やったか...
958:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
まぁこれで二人に見つかったら緑持った状態で襲われるしめんどいからな。
959:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
てかイッチは一人で帰るの?
960:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
見つかりたくないんやったら一体くらい怪人暴れさせたまま放置したら陽動になるで。
961:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
黒い魔法少女はどうしたんや。
962:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
あのエッチな子も一緒にアジトに連れていくんじゃね?
963:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
事案かな?
964:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
そもそも緑連れて行っている以上事案なんだよなぁ.....
965:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
警察が怖くて悪の組織が出来るか!
966:>>1
>>962
いや変身解除した緑への攻撃を止めたらなんか機嫌損ねながら帰っていった。
なんだアイツ。
なので適当にイカでも暴れさせて蜘蛛と一緒にアジトへ帰ります。
967:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
>>966
黒いの機嫌損ねるとかwww
968:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
なんか緑に恨みでもあったんじゃね?知らんけど。
969:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
そう考えるとメスガキに固執するイッチと重なるな。
970:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
なお今回はメスガキはいなかった模様。
971:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
イカすごい酷使されてるな。
972:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
>>971
まぁ量産型やしな。
973:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
正直ここで蜘蛛切り捨てて量産型のイカを連れて帰るのは馬鹿のすることやからな。
974:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
いつでも作れるからここで使い潰しちゃっていい!
975:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
イカが草葉の陰で泣いてますよwww
976:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
量産型に生まれた自分を恨むんだな
977:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
>>976
ひどくて草
978:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
イカだって必死に生きてるんだよ!
979:>>1
取り敢えずアジトに戻ってきたわ。
取り敢えず緑を拘束したら成果をボスに報告しないとな。
行ってくるわ。
980:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
お疲れ
981:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
乙
982:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
敵を持ち帰ってきたとか有能オブ有能だからな。
これまたイッチの評価が上がってまうわwww
983:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
連れ帰ったらどうするんやろ。
984:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
そりゃお前拷問でしょ。
985:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
今まで倒されてきた怪人の分痛めつけんとな。
986:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
>>985
それなら今まで倒された分だけ怪人産ませた方が効率よくない?
987:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
>>986
ひえっ...
988:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
生命に関する著しい侮蔑を感じる。
989:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
>>986
お前ちょっとおかしいよ。
990:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
てかそれなら緑を研究し終わったら改造装置にかけて敵にすればよくない。
991:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
洗脳して闇堕ち化
992:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
みんなおかしいんだよなぁwww
993:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
人間の屑がこの野郎......
994:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
>>993
悪の組織だからね。
仕方ないね。
995:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
てかそれならイッチ、書類仕事や開発に分析と大変なんだから代わりにやらされられる感じに洗脳したら?
996:>>1
ボスに話したら滅茶苦茶褒められました。
そんで同僚はまた祝賀会だって喜んでた。
ワイも今日は飲み会らしいし、楽しみや。
緑の処遇は考えてないけど多分洗脳はすると思う。
ちなワイは今からさっそく血液と緑の魔法少女、そしてステッキの分析を行う。
なので今日のレスはこれで終わりや。
またな。
997:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
>>996
おつかれナス!
998:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
お前が...ナンバーワンだ。
999:戦闘員だから名無し@組織から現場へお送りします。
さらっと洗脳するって言ってて草生える
◇
黄色の魔法少女と青い魔法少女。
2人は辺りを警戒して、臨戦態勢を取っている。
辺りには人間大のイカのような生き物が4匹蠢いている。
しかし、彼女達が警戒しているのはそれではない。
「...一体どこに.....うぐっ!!」
周りを見渡していると黒い影のような物が一瞬彼女の前で蠢動し、晶は吹っ飛ばされる。
「晶ちゃん!!きゃぁ!!」
そんな晶の名を呼んだ柚月も何かに殴り飛ばされたかのように地面を転がる。
そしてその陰は動きを止める。
「...ギチギチ........」
体を擦り合わせてまるで底冷えのするような気味の悪い鳴き声を上げる。
その見た目は二足歩行しているゴキブリにネズミの前歯と首毛、そして尻尾と耳が生えた、見るだけで不快感を覚えるような小汚い醜悪な生き物。
怪人だ。
姿が見えないのは高速で移動していたからだと直感で分かる。
そして奴は腰を低くすると駆け出し始めた。
辺りには黒い影がブレながらも高速で駆け回っている。
いつまた攻撃を仕掛けられるか分かった物ではない。
「クッ.....和泉さんと合流したいのに.....」
「これじゃ...下手にうごけな....くうぅっ!!!」
柚月は攻撃をなんとか防ぐ。
周りを4匹のイカが取り囲み、徐々に迫ってきている。
偶に触腕を伸ばしてこちらを絡めとろうとしてきている為、そちらにも気を向けないといけない。
しかしイカに気を向ければ高速移動するゴキブリの攻撃を防ぐことなど出来やしないだろう。
「.....どうすれば。あっ。」
晶は歯噛みして周りに注意を向けているとふと頭に昨日の出来事が浮かぶ。
昨日はザイデルバストこと和泉早紀に言われたことを思い出す。
『あんなぁ、二人で戦っても互いに補いあわなきゃ意味ないやん。連携がなってないんよ、連携が。今日は一日ウチが教えたるからしっかり頭に叩き込みぃ!!』
「.....柚月!背水!!!」
それを言うと柚月は一瞬首を傾げるも、目を見開いて頷く。
「分かった!!」
そう言うと二人は背中合わせに立つ。
そして晶は剣を地面に突き立てる。
「剣の丘、戦災をここに!顕現せよ!!」
<code.....KamRam>
剣から機械音が鳴り響く。
しかしいつもと違うのは背後に展開するのではなく地面に魔法陣を展開している点だ。
地面に展開した魔法陣から剣が生え出て、切っ先を四方のイカに向けて剣を射出する。
数多飛ぶ剣はイカの触腕や胴体を裂いて行く。
しかし、黒い影はまるでその剣の合間を縫うかのように晶へ肉迫する。
そして柚月は目を閉じる。
集中しろ.....
音はいらない。
視界から得る情報も遮断する。
明鏡止水。
視界や聴覚といった情報で相手の居場所を掴むのではない。
ただ漠然とした気配で相手の居場所を掴む。
すると背後の斜め左に凄く濃密な気配を感じた。
「晶ちゃん!四時の方向!!」
柚月は声を上げる。
晶はそれに頷くと地面に突き立てた剣を引き抜いて、自分の斜め前に切っ先を突き出す。
肉を引き裂く湿っぽい感触。
飛び散る緑色の鮮血。
「ギ...ギ...チ........」
ゴキブリ怪人は晶に肉迫する際の勢いを殺しきることが出来ずに、自分から彼女の剣へと突っ込んでいった。
どてっぱらを貫かれ、目玉を飛び出させながら途切れ途切れの鳴き声を上げる怪人。
そして晶はさらに深く剣を挿し込む。
「ギチュッ.....ギッ...ギギィィイイイ!!!」
更に深く刺し貫かれたことで串刺し状態で逃げることも叶わないと理解するとゴキブリは抵抗のつもりか、ネズミ由来の鋭い前歯で晶の首元へと噛みついた。
首を動かすが、攻撃自体を避けることは出来ずに肩に噛み付かれる。
噛みつかれたことで肩に激痛が走る。
「んぐうぅうう.....柚月ぃいいいいい!!!!」
「分かった!待ってて!すぐ終わらせるから!!!」
そう言うと彼女は振り返って、拳を構える。
すると怪人は晶の肩に噛み付きながらも羽を擦り合わせて引きつった音色を上げる。
すると物陰や側溝、自販機の下などからゴキブリが姿を現して羽を動かして飛ぶ。
上空へと飛翔したゴキブリ達はまるで一つの巨大な生き物に見えるほど上空で大規模な集団と化して、柚月に対して飛来しようとする。
ゴキブリが持つ集合フェロモン。
それを怪人は最後のあがきとして利用したのだ。
「柚月ぃぃ......」
柚月に纏わりつくゴキブリ達。
それは見ているだけでも嫌悪感で反吐が出そうな光景だ。
纏わりつかれている柚月も同じだろう。
しかし、柚月は歩みを止めない。
目を閉じて感覚をシャットアウトする。
ただ自分を標的へと拳を見舞う機械のように.....
彼女は一歩踏み込んだ。
纏わりついていたゴキブリ共はその勢いと風圧で弾き飛ばされて、空中へと散る。
そして柚月の拳は怪人の胸に触れる。
べとべととしている小汚い毛。
既に柚月は弾き飛ばされた際に体が砕けた一部のゴキブリのせいでゴキブリの体液が全身に塗れていた。
しかしそれすらも彼女にとっては些末事。
彼女の拳はゆっくりと確実に怪人の胸へとめり込み、
「.....拳閃。」
小さく呟いた言葉。
それを契機にゴキブリの上半身は木っ端みじんに弾け飛んだ。
拳を接触させた時点で自身の魔力を相手の体内に流し込んで巡回させ、最大までめり込ませた段階で許容量以上の魔力を流し込んで体内から破裂させる技。
下半身はゆっくりと仰向けに倒れて、断面などがぴくぴくと痙攣をおこしている。
それにとどめと言わんばかりに晶は剣を振り下ろした。
活動を停止する下半身。
ゴキブリに完全に勝利することが出来たのだ。
「...ふっ~、...って臭いっ!すっごい臭いしべたべたして気持ち悪い!!」
「.....今まで戦ってきた中で一番最悪な敵だったわね。」
自身の至近距離で爆発したことで二人は怪人の体液塗れになっていた。
それは晶も例外ではない。
晶は思い出したくもないと言った様子で顰め面のまま吐き捨てる。
「大丈夫晶ちゃん。...あっ、血が滲んでる。」
心配そうな表情で駆け寄ってくる柚月に優しく微笑む晶。
「大丈夫。和泉さんに治してもらえばいいし。」
「それでも...ごめんね。晶ちゃんに囮みたいなことさせて。」
申し訳なさげに顔を伏せる柚月の頭を晶はゆっくりとまるで壊れ物に触れるかのように撫でた。
「そうしなきゃ勝てなかったからあなたは気にしないで。そんな顔されたら私だって悲しくなるわ。...それに今は和泉さんと合流しなきゃでしょ?」
(柚月の髪.....汚水で濡れているけど柔らかくて綺麗......だ、大丈夫!?わ、私にやけてない?嫌がられてはない.....?)
内心柚月の髪に触れたことに胸を高鳴らせつつも、彼女に和泉の後を追いかけるように促す。
そんな晶の内面の機微など露も知らない柚月は陽だまりのような笑顔を晶に向けて頷く。
「そうだね!まずは和泉さんと合流しないと!!!」
そう決めると少女はまた跳び上がった。
◇
「ウヴォオオオオオ!!!!!!」
ゴミの塊のような生き物は野太い叫び声を上げると体中が真っ赤に光る。
それを見ると早紀は上空へと跳び上がって退避する。
その直後にその生き物は爆発。
辺りは爆炎に包まれて、爆風で周囲の様子を視認できなくなる。
そして爆風が収まった頃合いを見て、地面に降り立った。
そこには焼け焦げたごみ袋が残っているだけだった。
「自爆までやるとか...どんだけウチらを排除しようとしてるんや、奴さんは。」
仏頂面でそう言うと辺りの様子を確認して、敵影がないか見る。
...うん、辺りに敵はいない。
周囲に敵が居ないならあの二人を探して合流することにしよう。
早紀が飛び立とうとしたその瞬間、
「きゃあああああああああ!!!助けて!誰か助けてぇ!!!」
少女の助けを求める声がどこからともなく聞こえた。
どこからっ!?
声の主を探して駆けまわっていると路地裏が見える。
路地裏まで入るとそこは袋小路となっていて、外殻に覆われた大きな蜘蛛とその路地裏中に張り巡らされた蜘蛛の糸。
そしてちょうど袋小路の場所で蜘蛛の巣に絡めとられて縛られている少女が居た。
「だ、誰か!助けてぇ!!!」
蜘蛛はじりじりとその少女に近づいていく。
あのままでは蜘蛛の鎌のような鋭利な前足によって引き裂かれて、少女が見るも無残な惨殺死体になることは想像に難くない。
だからこそ.....!
「ちょぉ待たんかぁぁぁ!!!!」
跳び上がり、蜘蛛の後頭部を踏みつける。
そして空中で宙がえりすると少女を捉えている蜘蛛の巣を手元の長物で壊した。
「えっ.....きゃぁぁぁあああ!!!」
少女は支えを失い、上空から地面目掛けて落ちていく。
そんな少女をお姫様抱っこで受け止めた。
「あ、ありがとう...ございます。」
少女は伏し目がちにお礼を言う。
そんな少女を微笑まし気に見ながら笑う。
「かまへんよ。それよりそこでジッとしといてな?アイツ倒して絶対無事に家に帰したるから。」
そう言って蜘蛛の方へと向き直ると目つきを険しくする。
(...袋小路。そして上は蜘蛛の巣が張られていて上から袋小路を出るのは危険.....。正直場所が悪いわ。路地の中で長物は扱い辛い。...でも、やるしかない。)
後ろの少女を見て、覚悟を決める。
そうして一歩踏み出そうとした瞬間、
「...ふふっ、やっぱ無理です。おかしくて堪え切れません。」
そんな声が後ろから聞こえた瞬間、首元を何かに強く絞められて息苦しさを覚える。
「な、なんやぁ.....」
後ろを見るとさっきの大人しそうな少女が今までとは打って変わった歪んだ笑みを浮かべた状態で手には鎖を持っている。
その鎖は自分の首元まで繋がっていて、この少女が自分の首を絞めているのが分かる。
なぜそんなこと...そう思っていると一つ思い当たることがあった。
この鎖、どこか最近見覚えがある。
そうあの敵に協力した魔法少女......。
少女は口を開く。
「ザグルジッティ システィアモ」
<Загрузите систему>
少女の声と共に鎖の柄に付いている黒い宝石から闇のような物が広がり、少女の今まで着ている服は霧散。
そしてその闇を纏うと、目元にもバイザーが出現する。
あれは間違いない。
以前対立した黒い魔法少女その人だ。
だが、なぜ!?
「いや~正義の味方?ってやつを名乗ってる奴って騙すのが楽だなぁって。...私の演技上手かったでしょう?人畜無害って感じで。」
黒い魔法少女は早紀に対して笑顔を向ける。
早紀は唇を噛み締めると、黒い魔法少女を睨み付ける。
まさか自分がハメられただなんて。
驚愕はするも、気を取り直す早紀。
背後には蜘蛛が鎌足掲げて近づいて来ている。
だからこそ首元の鎖をなんとかしなくては。
早紀はそう思うと、長物を刃先の部分で短く持つと、鎖を斬る。
すると彼女の持つ鎖とのつながりはなくなる。
しかし首に残った鎖はまるで蛇のように早紀の首にがっちりと巻き付いた。
途切れる呼吸。
「こっ...かはっ......中々やるやないか。まさかここまで徹底して対策をされるとはなぁ?」
「えぇ~、なんのことですぅ~?私ぃ、わかりませぇ~ん。」
少女は白々しく首を傾げるも、彼女が意図して今回の攻撃をしていることが分かる。
まずこの路地裏では最大限長物を利用して戦うことが叶わない。
長物が壁に引っかかるからだ。
それに上に逃げれば巣に拘束されてしまう。
そして極めつきには現在受けている窒息攻撃。
あの女は目の前で私の再生能力を見ている。
体を傷つけても即座に再生されるならどうするか再生しようがどうしようもない要素で生命活動を危機に追いやってしまえば良い。
幾ら裂傷などの傷を即座に直すことが出来ても生存に必要な酸素が手に入らなければ普通に死んでしまう。
だからこそ首絞めは早紀に対して最も有効な攻撃手段の一つであった。
それは早紀自身も理解している。
だからこそ急いで鎖を切ったが、鎖は更に早紀の首に絡みついている。
絶体絶命であった。
「息が出来なくて苦しいですねぇ?なんなら武装を解いて投降したら助けてあげないこともないですよぉ?」
黒い魔法少女は目を細めて早紀を嘲笑しつつ、降参すれば助けてやると言う。
それに向かって早紀は笑みを浮かべて中指を立てた。
「するわけないやろアホか。ウチは絶対に悪には屈しないんや。」
確かに目の前の女は魔法少女である。
しかし現状を鑑みるとあの女は前回会った男らの味方、もしくはそれに準ずる存在であるという事が分かる。
あの女は悪だ。
だからこそ負けるわけにはいかない。
それを見ると黒い魔法少女はわざとらしく肩を竦ませる。
「あーあ、交渉決裂ですね。じゃ、もう興味ないんで蜘蛛さんにでも嬲り殺しにされてくださぁ~~い。」
その言葉と共に蜘蛛が腕を振り上げた。
縦に放たれる鎌を長物で受け止める。
凄い力だ。
そしてもう片方の鎌を攻撃を防いでる私に対して振り下ろそうとする。
ならば.....!
重心をずらして後退し、跳び上がって鎌を避ける。
そこで空を蹴って、顔面に落下ざまに斬撃を見舞う。
蜘蛛の腹部からにじみ出る緑の血液。
甲殻で覆われているだけあって決定打にはなりえなかったか。
ならば足を切り倒し......。
「グッ.....はぁ...ふぐっ......ぜぇ......ちょいちょい絞まんのやめーや。」
打倒する為の算段を頭で纏めるも、さらに首が絞まって体力を余計に消費してしまい、考えも頭の中で纏まらない。
「気に入ってくれましたぁ?難しそうなこと考えているみたいでしたから余計なこと考えないようにしてあげたんですよぉ?気に入りましたよね?だって再生能力があるとは言っても痛みはあるはずでしょ?なら今までずっと戦い続けるのってきついじゃないですかぁ。だからぁ、お姉さんドMのド変態だからわざと痛い目見たくて戦っているのかなーって」
「うっさい。...勝手な考察やめんかい。ウチはただ...悪い奴には負けたないだけや」
そう言うと、袋小路の入り口の方向に巨大なイカの怪人が3体も入ってくる。
「マジ......?」
半ば呆れたかの様子で増援を見やる早紀。
反面、黒い魔法少女はどこか嬉しそうだ。
「もしかしてあの人が見てくれている......?ふふっ、お兄さん。応援なんか寄越しちゃって...嬉しくて加減できなくなっちゃうじゃないですか.....」
何の話だろうか。
もしや前回あったあの男のことだろうか。
なんにせよ状況は依然芳しくない。
取り敢えず目の前のイカを片付けて......
そう思った矢先、鎖が視界の隅から飛んでくる。
「それならもう遊ぶ必要もないですね。さっさと終わらせますか。」
足に巻き付くと、宙に持ち上げられる。
必死に長物で足元の鎖を切ろうしたその瞬間
「えっ........?」
さっきまで地面に立っていた蜘蛛が自分と同じ高度、上空の巣に逆さまに立っていた。
そして腕を早紀に対して振りまわす。
上空で長物を構えて迫りくる斬撃の嵐を防ごうとするも、地面を踏みしめているからこそ長物は十全に防御することが可能だ。
力で持っていかれて長物が手から弾き飛ばされる。
「しまっ......!!??」
そう言おうとした瞬間、無情にも鎌は早紀の腹へと迫っていって。
肉をぶち抜く湿った音。
赤黒く染まる壁。
蜘蛛の腕からはその赤黒い液体が滴り落ちていた。
早紀は腹を鎌で貫かれてぐったりと力なく俯いていた。
身体中を走る激痛が生命の危機を訴えるも束の間、脳内物質によって痛みがぼやけて漠然としたものになり、ただ熱として腹に感じる。
流れ出ていく血液の量の多さから頭がくらくらして思考がまとまらない。
体にも力が入らない。
蜘蛛はそんな彼女を鎌から放り捨てると地面にべちゃと受け身も取れずに叩きつけられる。
痛みは感じない。
ただ四肢には力が入らない。
されど傷はジクジクとした感覚と共に再生している。
しばらくすれば状態はさておき立ち上がることは可能になるだろう。
「うわぁぁ.....なんか虫けらみたいな死に姿ですね?どうせ死なないんだからそんな大仰なフリ要らないんですけどぉ?ホラさっさと立って見せて下さいよぉ。悪には負けないんでしょう?」
馬鹿にした態度を見せる黒い魔法少女。
そして彼女は掌をこちらに向ける。
「まぁ私としてはぁ?ステッキにしか興味ないんでぇ?これ、もらっておきますね。」
彼女は早紀の手から離れた長物を握っている。
すると長物は光に包まれてステッキへと姿を変えた。
だがそうしている間に傷は塞がった。
取り敢えず立て。
魔力は枯渇気味であるが、ステッキを取り戻せば......。
立ってステッキを取り返して......。
もはやまともに頭が働かない早紀。
すると黒い魔法少女は笑う。
「ついでに魔法をもらっちゃいまーす。あれれぇ~、これじゃあ私もらってばっかりですね。」
ステッキを握りしめると黒い霧にステッキが覆われる。
そうすると黒い霧が光ると同時に霧が晴れる。
緑色のステッキは宝石部分に宿っていた光を完全に失い、くすんだ緑色に変化していた。
ステッキの魔力が完全に吸い尽くされてしまったのだ。
そして黒い魔法少女は手を翳す。
「じゃあお返しに奪った分の魔力を返してあげますよ。魔力が切れたら治癒することも出来ないでしょうし。
せいぜい風の渦にぐしゃぐしゃされる感覚でも最後に楽しんでくださぁい?...ヴィールヒ」
<вихрь>
その音声と同時にステッキから奪った魔力から竜巻のような風の渦を形成して、早紀を包み込む。
竜巻の内部ではかまいたちでも発生しているのか持続的に体を斬りつけられる。
その度に傷を修復していくが、枯渇寸前の魔力ではその再生速度もたかが知れている。
再生速度は負傷に追いつかない。
そしてついには.....。
「あっ........。」
魔力を完全に使い切ったことで変身が解ける。
服を再生成する魔力すらもないため、もはや全裸の状態だ。
何も守る物も身に着けていない状態で風で斬りつけられるのだ。
とても痛い。
もはや自身の死が近いことを感じる。
思考が...遠のいて......
もはや心が折れて、自身の死を受け入れようとしたその瞬間。
風が強引に何者かに晴らされる。
もはや体を斬りつけ続けた風を感じない。
自身の目の前には前に見たあの男が立っていた。
そして漠然と助けられたこともなんとなく理解する。
なぜ...私を......。
疑問を覚えながらも、彼女の意識は闇の中へと沈んでいった。
◇
「お兄ちゃ~ん、これあげますよぉ。コイツのステッキです!確か前に欲しいって言ってましたよね!」
「...本当に俺のことを見ているんだな」
男はまるで子犬のようにこちらに駆け寄ってステッキを手渡してくる少女を見て呆れ顔で返事する。
一方少女は人懐っこい笑顔を浮かべて何故かくっついてくる。
「ふふっ、あなたのことは見ていますよ。どんな時でもどんな場所でも。だからあなたの要求に完全に応じられるのは私だけです。私だけなんですよ。」
「...そうか」
彼女の言う事に同意も反対もしない。
まだ信じられるかどうか測りかねているのだろう。
そして少女は一通り笑顔でくっつくと離れて倒れている裸の少女を指さす。
「なのでそこをどいてください?それはもう用済みでしょうし、私が処理してあげますので。」
男はその言葉に首を横に振る。
「それは聞けない話だな。この子は貴重な生きている魔法少女のサンプルとなり得る。ここで殺させるわけにはいかない。」
それを聞くとさっきまでの笑顔はどこへやら、仏頂面になる。
「はぁ?何言ってるんですか?生きてる魔法少女が欲しいなら私がサンプルになってあげますから別にソイツ要りませんよね?それとも気に入ってるんですか?裸の女の子だから?気持ち悪ぅ~い!」
詰め寄るような口調かと思えば小馬鹿にしたかのような態度を取るエピメディウム。
なんか既視感のある態度だ。
しかし勘違いされるのもなんか癪だったので口を開く。
「下卑た想像はよせ。確かにお前がサンプルになってくれるならこれ以上ない話だが、検体は多いに越したことはない。この緑色の魔法少女は私が組織へ持って帰る。」
「力づくででもですか?」
彼女が感情を窺わせないような目で男を見つめている。
対して男も表情を変えずに。
「ああ。」
端的に返事する。
2人は暫し見つめ合うと先にエピメディウムが折れる。
「...へぇ。引くつもりはないみたいですね。もういいです。つまんない。裸の女の子でも連れて不審者らしく闊歩してれば良いじゃないですか」
不快感を露わにしてそっぽ向くエピメディウム。
そうして彼女は歩き出していく。
サンプルになってくれると言っていたのはなんだったのか。
しかしここで止めるのも時間をロスしてしまう。
他の魔法少女に見つかる前に迅速に組織へと戻りたかった。
ただ.....。
「...まぁ協力感謝する。悪いが、分かってくれ」
男は流石にいたたまれなくなったのか感謝の言葉を口にする。
そう言うと彼女は足を一旦止める。
「...もういいです。でも忘れないで下さい?いつも見てますから。どんな時でも、ね.....」
(...まぁ検体になるってことは人としては扱わないってことだし、目が覚めればアレは絶対に抵抗する。だからこそ放っておけばアレはいずれ自滅する。なら別にここで意固地になってお兄さんの印象を悪くするのは悪手だ。今の私はあくまでお兄さんの味方だから.....でも、面白くないなぁ)
内にもやもやと鬱屈した感情を秘めながらエピメディウムは飛び去って行く。
「取り敢えず蜘蛛はこの女に糸を巻き付けろ。残りのイカはアジトから遠い場所で暴れてくれ。分かったな。」
それを見送ると彼は蜘蛛に命じて女をグルグル巻きにして、イカを陽動にした後、糸でグルグル巻きになった少女を担いでアジトへと帰っていった。
実は本編に入る前に緑の魔法少女の指導で背水の連携を練習する際に、黄色の魔法少女の背中から感じる鼓動にドギマギする青い魔法少女の話も書こうと思ったんですが、需要があるか分からなかったので書きませんでした。
今日か明日にでも緑の子の設定でも活動報告で書きます。