スタート年齢を訂正しました。
4歳の誕生日に思い出す前世。なぜ記憶が蘇ったのか?なぜこの世界に居るのか?自分達の存在理由とその達成に動き出す。
では、第1話です。
1-1 始まりの刻、あるいは覚醒
「お誕生日おめでとう!」
ここ和菓子屋『穂むら』の居間では双子の姉妹、穂乃果と穂乃美の4歳の誕生祝いが行われて
いた。
二人にとってお誕生日はとても特別な日、それは年に数回しか食べられない『ケーキ』が
食せる日だからだ。
穂むらは和菓子の製造販売を生業にしている為、子供達のお菓子は必然和菓子。
4歳にして飽きている。
それ故に洋菓子の王様である、ケーキがメインになる誕生日は特別な日であったが、まだ4歳と
言う事で、友達を呼ぶ様なお誕生会はしなかった。
「うぅ おいしいよ~ うれしいよ~」
ほとんど泣き出さんばかりに頬張る穂乃果。
落ち着いてゆっくり味わい食べる穂乃美、対称的な一卵性双生児であった。
食卓には両親の他に2歳の妹、雪穂も居るが何が起こっているのか判っていない様子で、
何時もの様に食べさせてもらっていた。
翌日の朝、起き出した穂乃果は、隣に寝ている穂乃美の様子がおかしい事に気がついた。
やたら熱く、苦しそうにハアハアと呼吸している。
慌てて階下に居る母を呼びに走って行った。
「おかあさん、ミーちゃんがすごく熱いよ! ハアハア言ってるよ。」
朝食の用意をしていた母は体温計を持って2階に上がり様子を見た。
40度の高熱、苦しそうな呼吸、意識が無くぐったりした娘を見て慌てて病院に連れて
行った。
「風邪だと思います。暖かくして栄養のある物を食べさせて上げて下さい。
薬を出しておきます。」と普通の診断。
家に帰り看病を初めて3日、やっと熱が下がり元気になってきたが、穂乃美の様子が
今までと変わっていた。
高熱にうなされ、眠っている彼女の中では、様々な記憶が入り込んできていた。
男として半世紀以上生きていた事、子供や孫が居た事など、前世とでも言うべき記憶が
流れ込んできたが、詳しい名前や住所などはなかった。
しかし、はっきりと判るのは、ここがアニメ「ラブライブ!」の世界であり、「バンドリ」
もコラボしていると言う事だった。
目を覚ました穂乃美であったが、あまりの事に半日近く考え込んでいた。
やっと起き出し通常の生活に戻っては来たものの、中身が還暦を超えたおっさんでは、
今までと同じ行動は出来なかった。
穂乃果と穂乃美は近くの幼稚園の年少さんで、近所の幼馴染達と一緒に通っている。
前世を思い出した穂乃美は、記憶と現実を対比させて違いが多い事に思い至っていた。
それは、スクールアイドルグループ「μ's」のメンバーとサポートメンバーの事で「μ's」の
初期メンバーである高坂穂乃果・南ことり・園田海未、サポートメンバーの赤城淑子・加賀文香・
山城美華が全て双子の姉であり、アニメでははっきり出ていなかったが、どのキャラも双子では
なかった。
この世界に居る自分も含めた妹は何なのか?
物語のイレギュラーにしては人数が多すぎる。
それならば、何かの役割が有るのか?
それはなにか?
考えても判らなかったが、頭にはギター・作曲という言葉が浮かび離れなかったし、
ラブライブ劇場版のラストシーンと同じシーンが必要だと言う強い思いもあった。
9月になり登園し始めた穂乃美であったが、幼稚園に行っても以前の様に遊ぶ事はなかった。
そしてそれを、探るよう見つめる目があった。
9月2日が誕生日の南姉妹、ことりの双子の妹翼が、初日だけ登園しその後は休んでいた。
11日になり、ようやく登園した翼はやはり変化していた。
「ミーちゃん、ツバサちゃん、話があるのちょっと来て」
そう言って赤城淑子の妹、淑詠が話掛けて来た。
人の居ない園庭の隅で、淑詠は「ラブライブ」と呟き、それを聞いた穂乃美と翼は
固まってしまった。
「えっ ヒーちゃん何言ってるの?」
なんとかそう返す穂乃美であったが、ヒーちゃんこと淑詠は
「記憶蘇ったんでしょ?
やっぱりあなた達もだったんだね。」と囁いた。
確信している様に話す彼女に、隠し通す事は不可能だと感じた穂乃美は
「ここじゃ話せないから後で家に来て。」と告げた。
「私も同席します。」と翼
落ち着かないまま時間が過ぎ、穂乃美の部屋で対峙している三人。
同室の姉、穂乃果は遊びに行っていた。
「さて、どこから話したもんかな?
私の誕生日6月だって知ってるだろ?」
「ああ、家族で誕生会やったって言ってたよな。」
記憶のせいで話し方が男になっていた。
「そうだな。
私、あの日の夜、高熱出して寝込んだんだよ。
おまえ達と同じにね。
それで前世?の記憶を思い出した。
穂乃美も翼も同じだろ?」
穂乃美達は息を飲み言葉が出なかった。
「私が思い出したのは、ここが『ラブライブ』の世界である事、μ'sに関わる事になる
6人に、居ないはずの双子の妹が居る事、『バンドリ』も関係してるかもって事かな、
個人的な事は殆ど思い出せない。」
「そうなんだ。大体私も同じだ。
でもそれじゃ私達は何をすれば良いんだ?
下手に動いて物語の修正力で消されたくないんだが。」
「私達は『バンドリ』だと思うんだ。
でも『バンドリ』に私達みたいなキャラは居なかったはず。
舞台になる『国立音ノ木坂学院』は学校すらなかった。
まだ調べてないが、星空凛・西木野真姫・小泉花陽・矢澤にこ・綾瀬絵里・東條希は居ると思う。
私は、ドラムが出来る気がするし、設備って言うかステージ設営能力と交渉力が有ると思う。」
「そうか、私が感じるのは、ギターで作曲かな、編曲も出来そう。翼はどう?」
「私?うーん、キーボードに衣装とデザインってのが浮かんでくるな。」
「ほう、凄いじゃん。
所謂、転生特典って奴?チート能力?
多分、渚、文誉、美彩も同じだろな。
ベースにボーカルとツインギターか?
能力は作詞に編曲と振り付け位?」
「バンドだとそんな感じかな。
あと、劇場版ラブライブと同じ形のラストライブをしなきゃいけないって思いが、強くあるんだ。
でも何するにしても4歳児じゃ無理だろ。
そうなると今後は、大人の協力者が必要にならないか?」
「その使命感みたいなのは私も強く感じるな。
確かに親の協力が絶対に必要だけど、こんな事、話しても信じて貰えないからな。
何人か集まってからの方が良いかなって思ってた。」
「3人で親に話してみるか?
しかし淑詠、こんな状況で良く3ヶ月も我慢出来たな。」
「そう思うなら 『我を崇めよ』ってな。」
「「「アハハハハ」」」
「こうなると予測はしてたが、実際、翼が休むまで気が気じゃなかった。
すっごい不安だったよ。
穂乃美は夏休み中だから判らないし。」
「私達がここに居るって事は予想通りって事だから、来年の3月には6人揃うな。」
「おお」
その時、階下から母が
「淑詠ちゃん、翼ちゃん、まだ帰らなくて良いの?
それともご飯食べてく?」
と声を掛けてきた。
「やべっ、もうそんな時間なんだ。
帰るわ。また明日」と言って飛び出して行く二人。
そして下から「「おばさん、お邪魔しました。失礼します(~す)」」と言う声が
聞こえてきた。
おいおい、その挨拶4歳児の挨拶じゃありえねーわ。
まぁ、こうやって少しずつ変わってしまったって事を認知させるもの、悪くないかなと思った。
数日後、園庭の隅に集まった3人
「後は11月の文誉と2月の美彩と3月の渚だな。
親の引き込みやるか?」と穂乃美
「3人居るし一回やってみても良いんじゃね?」と答える淑詠
「私は(記憶が)戻ったばっかだから2人に任せる。」と翼
「じゃぁ、どこから攻める?
一番長い淑詠んちからか?」
「う~ん、うちの親、確かに何か変だって疑ってるから話し易いかな?
でも、各個撃破するのか?
3家族纏めてでも良くないか?」
「そうだな、個別に行くより纏めてやったほうが良いかな。
翼はどう思う?」
「私は、纏めての方が良いと思う。
その方が、親達も相談できるだろうし。」
「良し、3家族纏めて話ししよう。
いつにする?」
「それこそ親の都合じゃね?
話したい事有るからって親同士相談してもらえば?」
「ん、そうだな。ただ両親揃ってが必要だよな。」」
「だね。今日はこんなとこかな?
穂乃美はギターで作曲&編曲(少し)、翼はキーボードで衣装作成とデザインなんだよな?」
「うん、間違いなくそうだ。」
「私も、それで良いみたい。」
「判った。でも話した後、アキバに連れてって貰って楽器屋で確認したいな。」
「あのさ、気になってたんだけど、良いかな?」
「「何(何だ)」」
「あぁ、私らの話し方な、やっぱ、これはまずいなって思ってね。
4歳の女の子がこれは駄目だろ、じゃなくてでしょ。
少しずつでも変えて行かなきゃって思うんだけど?」
「そうだね。女の子じゃぁ仕方無いか。変えていくのに賛成。」
「そうだよな。したねぇな。頑張るわ。」
「だね~、じゃ今日はこの辺でお開きにしよ。また明日」
「「また明日」」
後日、幼稚園
「穂乃美、翼、明後日の夜俺んち・・・じゃない私のお家で決まったよね?」
{う~自分がきもい}
「うん、そう聞いてる。」
「私も。」
「淑詠、雪穂と穂乃果も連れて行くってさ」
「うちもことり込て言ってた。」
「うん 大丈夫!じゃぁ明後日決行! 頑張ルビィ~」
「それキャラ違う。」
「じゃぁ私は、ヨーソロー?」
「それじゃ、繋がらんし。」
赤城家
「「「「こんばんは、お邪魔します。」」」」
「いらっしゃい、チホちゃん達」
「「「「こんばんは、お邪魔します。」」」」
「いらっしゃい、ヒナちゃん達」
「「「いやいや、幾ら幼馴染の一家で近くに住んでるからって、その挨拶は無いだろ
かあさん(おばさん)。」」」
「「「本日はお忙しい所お時間を頂き、またご足労頂きありがとうございます。」」」
「われわれ3人が誕生日の夜、急な発熱をし、数日間昏睡した後に変化した事は、
記憶に新しいと思います。
本日は、その件に付いてご説明を致したくご参集頂きました。
穂乃美よろしく」
「ありがとう、高坂穂乃美です。
これからお話しする事はおよそありえない架空の出来事、子供の妄想、おとぎ話などと
言われても仕方ない内容です。
しかし、誓ってフィクションではありません。
全て本当の事、私達に起こった事実です。
では、翼」
「はい、南翼です。私達は誕生日の夜、熱を出して寝込みました。
それは前世の記憶とも言うべき物を思い出していたからです。
膨大な記憶の流入により、脳がオーバーヒートを起こし、その為の発熱であろうと
想像しています。
その後の昏睡は、流れ込んだ記憶の、整理と定着では無いかと考えます。
まずはこれを大前提として受け入れて頂けると助かります。」
「よろしいですか? 続けます。
われわれの記憶は、前世の自分自身に関してはほとんどありません。
男であった事、還暦の祝いをしていた事、子供や孫が居た事、
それなりの人生を歩み、節目節目でそれなりの出来事が合ったと記憶しています。
では、何を思い出したのか?
それはこの世界がアニメで見た世界である事、2つのアニメがコラボしているかも
知れない事、大きくはこの2点です。
まず、基本となる世界ですが『ラブライブ』と言うアニメです。
これは今から9年後に、女子高校生を対象としたスクールアイドルプロジェクトと言うものが
発足します。
各高校が、部活としてアイドルグループを結成し、歌とダンスで人気度を競い合うと
言うもので、高校野球の甲子園みたいなものです。
そのトーナメントをラブライブと呼称します。
なぜ我々に関わって来るのかですが、母・智穂さん・淑野さんは音ノ木坂学院の出身ですね。
音ノ木坂は、これからも進行する少子化と、秋葉原に、UTX学院と言うハイテクを武器に、
アイドル育成を主眼にし、スクールアイドルのトップを看板にして、生徒を集める学校が
出来ます。
その為、徐々に生徒数が減少して行った音ノ木坂は、11年後に廃校を仮決定します。
その時、音ノ木坂に進学していた高坂穂乃果、南ことり、園田海未、赤城淑子、加賀文香、
山城美華は2年生になっていて、学校存続を目指し、穂乃果・ことり・海未がスクールアイドルを
初め、そのサポートを、淑子・文香・美華が行います。
そして、原作では、この6人は双子では有りません。
多分、スクールアイドルに深く関わり、親同士に親交がある6人だからこそ選ばれ、私達が
居るのでは無いかと思います。
穂乃果達3人を中心に9人が集まり、スクールアイドルとして活動を初め、時を同じくして、
ラブライブもトーナメントを開始します。
穂乃果達は紆余曲折を経て、なんとか廃校を阻止し学校を守ります。
ただ、そこに至るまでがなかなか大変で、少しでも間違うと全ておじゃんな流れなんです。
ここまではよろしいですか?少し休憩しますか?」
「ええ、ちょっと一服入れさせて、お茶入れてくるから待っててね。」
ここで親達が集まって話しをしている。
漏れ聞けるのは4歳児の言葉じゃない。態度が大人だ。プレゼン慣れしてる等々、
当たり前だ。あんた達の親位なんだよ。とは思っても言葉にはしなかった。
「さて、続きをお話したいのですが、体が4歳児なので体力が尽きて来ました。
ここからは穂乃美に交代します。」
「はい、ここからは私、高坂穂乃美がお話致します。
先程お話ししました通り『ラブライブ』と言うアニメのストーリーでは、穂乃美、翼、淑詠は
存在しません。
繰り返しますが、穂乃果達は双子では無いという事です。
また、まだ誕生日を迎えていない為、記憶が戻っていませんが、園田渚、加賀文誉、
山城美彩も私達と同じ存在だと考えています。
彼女達も存在しない妹ですし、姉がラブライブに関わります。
また、親同士の親交もありますよね。
ではなぜ、私達が存在するのか?
それこそがもう一つのアニメである『バンドリ』のコラボではないかと考えた理由です。
私、穂乃美はギターと作曲、淑詠はドラムと舞台設営、翼はキーボードと衣装デザインに
長けてると思われます。
これは、確認した訳でなく、なんとなくそう感じると言う事です。
多分残りの3人は、ベース・ボーカル・何かしらの楽器に、振り付け・編曲・作詞に長けていると
思います。
『バンドリ』は女子高校生によるガールズバンドがライブを行い、人気を博して行く
ストーリーで、アニメ版3期では『バンドリ!ガールズバンド チャレンジ』と言う
トーナメントが開催されます。
私達は、ラブライブのトーナメントに於いて、バンドと言う要素を持ち込み、
『バンドリ!ガールズバンド チャレンジ』をも取り込んだラブライブの盛り上げと、
穂乃果達スクールアイドルを、演奏と言う側面から補佐をする為に召喚?
されたのではないかと考えています。
なぜなら、私達は3人共、アニメのラブライブと同じラストシーンにしなければならないと言う、
非常に強い使命感があるんです。
その上でこれからの事を予測しますと、来年3月には6人が揃い練習を開始出来ると
思っています。
小学生になったら各教室に通い技術の取得を、9歳位からはライブハウス等でライブを行い、
名前を売っていく。
ただし身元を隠すため変装しようと思っています。
ある程度名前が売れた状態を高校1年まで続け、ラブライブの発表前に部門別開催を
働きかけます。
ラブライブへの交渉は、実力と人気が必要だと考えている為と、人気が高ければ、
正体を明かした際のインパクトが大きくなり、学校の名前がアピール出来ると考えたからです。
その後は、穂乃果達のグループを補佐しながら、臨機応変に学校存続を行えばと計画しました。
しかし、これを行うためには大人の、特に両親の協力がなければ不可能です。
故に本日お話しました。
ダメだと言うなら従います。
こんな気持悪い子供は要らないと言うなら、本来存在しない私達です。
皆さんの前から消えます。
どうか私達の話しを真剣に考えて下さい。」
「「「よろしくお願いします。」」」
2階の淑詠の部屋で3人は集まっていた。
「ふ~言っちゃたな、後はどう言う結論になっても受け入れるだけだよな。」
「皆さんの前から消えますか、4歳児が親の庇護なしで生きていける訳無いじゃん。
この世界から消えるって事で良いのか?」
「後の3人の意見聞かないとだけど、拒否られたら、皆同じ考えに行き着くんじゃない
かな?」
「だろね。だけどそれで良いの?」
「仕方ないよ。」「だよな。」「3人とも同じか」
「親に受け入れられなくて、化け物扱いじゃ生きていけないよ。」
「でも・・・死にたくない・・・もう少し生きていたい・・・」
「「「うわーん」」」
「何から話せば良いんでしょう。」
「あまりに荒唐無稽で現実離れしすぎてますね。」
「だか理路整然として矛盾はない。」
「子供の妄想とは思えないほどしっかりしている。」
「3人とも私達より年上に感じました。」
「最後に言ってました。『要らないなら消える。』と、あれは死ぬという事なんですよね?
あの子達、そこまでの覚悟でこの話をしたんですよね?
親として子供を失う事は出来ません。私は全てを受け入れます。」
「「「「「それは考えるまでも無いだろう 答えなんて決まってる!(います)」」」」」
タタタタタ ガチャ
「オカーサン、淑詠達が泣いてるよ。何かあったの?」
「ほっとけないな、皆さん行きましょうかね。」
親達が淑詠の部屋で見たものは、抱き合い、涙でぐしょぐしょになったまま、疲れ果て
て眠る3人だった。
翌朝、それぞれの家で全てを受け入れる事、全面的にバックアップする事、残りの3人の
親には自分達も説明する事などを聞かされ、また大泣きした穂乃美達であった。
ある日の幼稚園、穂乃美、翼、渚、淑詠、文誉、美彩の6人が集まっていた。
「まずは私、穂乃美が仕切ります。
初期の3人なんですが、精神と言うか心と言うか
内面が、外観に引っ張られて居る気がします。
その為、行動や態度が変化していますし、言葉使いも変わってきており、これが今後進行するのか
チェックが必要だと思います。
各人自分の変化を気にして下さい。
さて、この度全員が揃い、全部の家が協力してくれる事が確定しました。
ついてはこれからの行動を確認したいと思います。
初めに、将来、我々が結成するバンドの名前です。
私の中に浮かんでくる言葉があり、それは『 Peloiades 』です。
『Peloiades 』は、ギリシャ神話に登場する女神なんですが7人なんですね。
私達は6人なのに、なぜ7人の女神達の名前が浮かぶのか判りません。
私達をこの世界に呼んだ?召喚した?存在が第1の女神なのかなと思っています。
因みに『 Peloiades 』の語源ですが一説には「πλεîν(出航)」から来たものとも
言われてます。如何ですか?」
「私が思い浮かべたのも、その名前だけ。」
「同じだ。」
「それしか浮かばなかった。」
などと、皆同じであった。
「では、我々のバンド名は『 Peloiades 』(プレーアデス)とします。」
「「「「「賛成」」」」」
「更に、Peloiades には、マイア・エーレクトラ・ターユゲテー・アルキュオネー・
ケライナー・ステロペー(アステロペー)・メロペーの7人が居ます。
この名前を使うかも検討したいです。」
「女神の名前は保留で、今は呼び方だけで良いんじゃないかな。
バンドデビューした時、正体隠すからそれに使おうよ。」
「「「「だね。」」」」
「判りました。
ただ早めに呼び慣れないと、ウッカリ名前呼んじゃうかもなので、そこはよろしく。
次に各人の呼び方ですが、私、穂乃美はミーでお願いします。
と言うのも、男言葉では不要な疑惑を招く恐れがありますし、この様な丁寧な話し言葉を、
4歳5歳の子供が使えるとは思えません。
まずは子供らしい呼び方、そこから変えて行きたいと思います。
よろしいですか?」
「「「「「はい」」」」」
「では、各自呼ばれたい愛称を言って下さい。」
「はい。私、翼は、将来アライズのツバサと被るので、ヨーが良いかと」
「「「「賛成」」」」
「私はナギかな、ナーは猫の鳴き声みたいだから呼ばないように!」と渚
「「「「「だね」」」」」
「淑詠はヒー」
「私はいきなり確定かよ。ヒデでも良いよ。」
「私はフーが良いかな」と文誉
「最後は私ね?そのままミサで、ミーだと被るし」
などと、話していた。
後日、デビュー後の呼び方として、女神の名前を付けていった。
「デビュー後の呼び方を決めたいと思います。
誕生日の順に、淑詠はエーレクトラからエレ、私、穂乃美はターユゲテーからタユ、翼は
アルキュオネーからアル、文誉はケライナーからケラ、美彩はアステロペーからアス、
渚はメロペーからメロ、そして長女の名であるマイアはブランクとしました。どうですか?」
「「「「「良いんじゃない?」」」」」
如何かがでしたか?今後も続きを上げていきますので、読んで頂けると嬉しいです。
サポートメンバーに関しては、原作に名字の記載が無い為作りました。
お気づきの方がいらっしゃるかと思いますが、某ゲームです。
主人公達の家族は、創作となります。