あのラストライブを目指して   作:惟嗄

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国立音ノ木坂学院の講堂で、μ's、Peloiades、A-RISEの合同ライブ。
UTX学院屋上での、μ's、Peloiades、A-RISEの予備予選。
3年生が卒業した後、4月以降にμ'sをどうするのか?







2-3 合同ライブそしてμ'sの今後

国立音ノ木坂学院、そこの講堂に、全生徒・全職員が集まっていた。

最前列にはテレビカメラを構えた姿が数人見える。

現在、μ's、PeloiadesそしてA-RISEの合同ライブが開催されていた。

μ'sとA-RISEのバックバンドはPeloiades、おそらくスークルアイドルのツートップ、

その歌を支えるのはガールズバンドのトップ。

まさにラブライブ優勝エキシビションの再来だった。

観客は総立ちで盛り上がっていた。

アンコールの最後は3グループ合同で観客を巻き込んだ大合唱で幕を閉じた。

 

μ's、Peloiades、サプライズ出演のA-RISE、3グループによる全力のステージは大いに盛り上がり

ライブは、大成功だった。

 

「本日は私達のライブにお出で頂きありがとうございました。

今日のライブは本校のスクールアイドルμ'sと、同じく本校のガールズバンドPeloiades、

ゲストにUTX学院のスクールアイドルA-RISE、3グールプの共演でお送りしました。

そして忘れてはならないのが、このステージを作り、宣伝から音響や照明そして運営までを、

一手に引き受けてくれているkure のスタッフ達、μ'sとPeloiadesと kure は1つのチームです。

Team Walküreこれが、私達のチーム名です。

だれが欠けてもダメな大事な仲間です。

7ヶ月前の4月、新入生歓迎会の後、16時から、この講堂で初ライブを行いました。

その時はPeloiadesの6人と、μ'sの私、穂乃果と海未とことりの3人だけでした。

Peloiadesは、まだ表に出れなかったので幕の内側でした。

客席は、後にキュレになる、手伝ってくれたクラスメートと、後にメンバーになる6人だけ、

純粋なお客さんは1人も居ませんでした。

その時私は思いました。

いつかここを満員にしてみせると。

そして今日その夢が叶いました。

でも私達はここで終わりません。

新たな夢に向かってまた駆け出します。

ですからこれからも応援をお願いします。

 

本日はありがとうございました!

 

 

A-RISEと演奏を担当したPeloiadesはさらなる人気を博し、μ'sも続いた。

 

 

2週間後の予備予選当日、UTX学院に集合したμ'sとPeloiades。

Peloiadesは A-RISEとμ'sのバックバンドをこなした上で、自分達のパフォーマンスを披露した。

A-RISEと同じ場所であり、PeloiadesがA-RISEのバックバンドを引き受けた事により、

用意できた場所である事に気合が入ったμ'sは、Peloiadesの演奏を受けて力いっぱい歌いきった。

kure が用意したステージは素晴らしく、照明と合わせて幻想的な雰囲気を醸し出していた。

「私達の学校はアイドル育成学校だから、プロデューサーにデレクター、照明や音響にステージ

作成に運営のプロが揃ってる。

幾ら同じ場所だったからって、私達に遜色ないステージを作ったkureって何者なの?

ほんとに同じ高校生?

まぁそれを言ったら、あなた達全員でワルキューレだっけ?

全部が異常なんだけどね。

原因はPeloiadesよね。」

 

 

原作アニメの、穂乃果のダイエットは穂乃美が、花陽は凛と真姫に監視してもらった。

生徒会の予算問題も、間違えて判を押す事がなかったからトラブルにならなかった。

 

 

 

ミュウ部室

 

予備予選の結果発表当日、部室に集まって発表を待つμ'sのメンバーと kure の

メンバーに、穂乃果が予選落ちしてしまった夢を見た事を話していた。

正夢にならないように夢と違った行動を要求するが、誰も聞いてくれなかった。

そんな、コント紛いの事をやっている間に発表の時間になりサイトが更新された。

恐る恐る、マウスをスクロールさせる花陽、周りを囲み画面を注視する穂乃果達、

 

1位A-RISE、2位μ's、3位eAst heArt、4位Midnight catsの文字、歓声を上げ我先に部室を

飛び出すメンバー。

 

 

一方、アデスの部室でも穂乃美達が確認していたが、

1位Peloiades、2位Roselia、3位Poppin’Party、4位Morfonicaの順位でこちらは至って冷静で

あった。

 

 

「お知らせします。たった今、我が校のスクールアイドルμ'sが2位で、ガールズバンド

Peloiadesがトップでラブライブの予選に合格したと言う連絡が入りました。

繰り返します。たった今、我が校のスクールアイドルμ'sが2位で、ガールズバンド

Peloiadesがトップでラブライブの予選に合格したと言う連絡が入りました。」

 

 

 

早速、1月の予選に向け活動を始めるワルキューレであった。

 

 

 

大晦日、炬燵でうたた寝をする穂乃果が驚いて飛び起きた。

「ハッ、どっちが勝った?紅?白?」

「ん、ピンク」と寝ぼけて答える雪穂だった。

「穂乃果、海未ちゃん達来たわよ。」

「あけましておめでとう。」

「穂乃果」

「まだ開けてないよ」

「え、じゃぁ良いお年を?」

「それは別れの挨拶です。」

「それより穂乃果ちゃんそのかっこで初詣行くの?」

「ん、え、うわ、ごめん、ごめん、ごめん、すぐ着替えて来るからちょっと待ってて」

などと言いながら待っていると、年が開けてしまった。

「着替え中に年が明けちゃうなんて。」

「ちゃんと、出かける準備をして於かないからです。」

「新年そうそうおこらないでぇ」

何時もの、穂乃果達だった。

1年生の3人と合流し初詣を済ました後、お札所で巫女姿の3年生に挨拶をして分かれたが、

絵里の元に妹の亜里沙が飛び付いて来た。

「お姉ちゃん!」

「何お願いしてきたの?」

「あのね、音ノ木坂に合格できますようにって、そしてμ'sに入れますようにって。

雪穂達が待ってるから行くね。」

一方、下級生達も「後3ヶ月しか一緒に居られないのね。」などと話していた。

1.2年生も3年生も4月からのμ'sについて話し合う必要を感じていた。

 

その頃、穂乃美達6人は、お寺で除夜の鐘を突いた後、初詣を済ませて、たまたま会った

ツバサ達と遊ぶ算段をしていた。

 

正月早々、学校に居るμ'sの9人、Peloiadesの6人、kure のヒ・フ・ミであった。

「ごめんね、冬休みなのに。」

「良いのよ、生徒会の書類やっとくから練習してなさい。」とサポートするkure の3人

μ's、Peloiadesはそれぞれの練習に打ち込んでいた。

 

 

 

ミュウ部室

 

「お姉居る?」

「ん?ミーちゃん何?」

「あのさ、公式HPの紹介欄にキャッチフレーズ付けれるじゃん。何にした?」

「キャッチフレーズ?なにそれ、やってないよ。」

「うわ、勿体ない、印象付けるのにも付けといた方が良いよ。」

「うん、ミーちゃんのお勧めわ?」

「いや、それは自分達で考えなきゃ駄目でしょ。皆んなで相談して決めなよ。」

「因みにPeloiadesのは?」

『夜明けは、私たちのなかにある。』

「それって・・・」思わず顔を見合わせる姉組だった。

「やっぱ、お姉達には判っちゃうか、それも含んでる。

こう言う一言で言い表せるものが、キャッチフレーズだね。」

「ミーちゃんから見たμ'sってどんな感じ?」

「心許ない、ぎりぎり、ほっとけない、心配、危なっかしい、頼りない、ハラハラする、

手助けしなきゃ、応援しなきゃとかかな」

「なにそれ。」

「私が思うフレーズ、1つ有るんだけど、これは言わないでおくね。

お姉達さ、色んな人に聞いてご覧、参考になると思うよ。」

そう言って戻って行った。

 

メンバーで話し合っていると海未が

「μ'sを一言で言い表すもの、それは私達の原動力かも知れませんね。」

翌日の、朝練、何時もの神社でトレーニングを行っていた時、休憩していた穂乃果は、絵馬掛所に

掛けられている絵馬に目が止まった。次々とメンバー集まって絵馬を見ていた。

そこには、家族や友人、学校の見知らぬ生徒など、たくさんの人々の応援する言葉が書き連ねられ

ていた。

「そうか、判った。そうだこれだよ。」

と叫ぶ穂乃果。他のメンバーはわからない様だった。

「何なのよ。いったい」

「μ'sの原動力、なんで私達が頑張れるか、頑張って来られたか、μ'sってこれなんだよ。」

といって絵馬を指した。

「これが?」

「うん、一生懸命頑張って、それを皆んなが応援してくれて、一緒に成長して行ける。

それが、全てなんだよ。

皆んなが同じ気持ちで頑張って、前に進んで、少しずつ夢を叶えて行く、

それがスクールアイドル、それがμ'sなんだよ。」

「皆んなの力」

「それがμ's」

そして決まったキャッチフレーズ

 

 

『みんなで叶える物語』

 

 

 

アデス部室

 

「キャッチフレーズ、無事決まったね。良かった。良かった。」

「次は、予選だけどSnow halation大丈夫かな?」

「あれって希ちゃんの、皆んなで曲作りたいって思いから出来るんだよね?

あんまり干渉しない方が良い気がする。」

「私もそんな気がする。今回はなにか言ってくるまで不干渉を提案します。」

「ミーちゃん、どう?」

「決取ろうか?ギリギリまで不干渉に賛成は?    全員不干渉で良いのね。

予選の曲作りに関しては基本干渉しません。

で、予選その物はどうする?」

「こっちも、頼まれれば動くけど、依頼なかったら動かないで良いんじゃないかな。」

「皆んなもそれで良い?

賛成の人     全員ね。

予選事態も依頼がなければ動きません。

以上が予選のミュウへの対応とします。」

「ミサちゃん、振り付け担当として、Snow halationの振り、バンドとの相性をどう見る?」

「うん、完全にバックバンドで、後ろに控えてるなら良いけど、うち達は有名過ぎて、同じ舞台は

不味いと思う。

食っちゃうかも知れない。」

「やっぱりそうか、そんな気がしたんだよね。

ヨーちゃん、衣装からはどう?」

「そうね、衣装としては地味目だけど、あの舞台にあの照明だったから映えたと思うね。

あのままだと、よっぽど照明凝らないときついんじゃないかな。

ヒデちゃん、それとなくキュレに伝えられない?」

「そうなんだ。一応伝えとく。でも、この先のステージは運営で準備だよね。」

「そうだった。」

 

「後、何か気になる事無いかな?」

「ミーちゃん、不干渉って決めたばっかりなのに、駄目じゃない。

気持ちは判るけどね。」

「ごめん、夏合宿からこっち、妹に成って行ってるのが判るの。

年越してから加速度的に進んでる感じ、その気持が押さえられなくて。」

「それ、皆んな同じよ。

私もこと姉の事、心配で堪らないもん。

ついヒデちゃんに頼んじゃったし。」

「皆んな同じなんだよ。

だから聞かれるとどんどん深入りしちゃうの。

きりないよ。」

 

うん、うん、頷くメンバーだった。

 

 

予選用楽曲Snow halationはおよそ原作通り流れ完成した。

そして、いよいよ予選の当日となった。

今回は、学校説明会と重なる事も無く、また雪も振らなかった。

予選は、午前中にバンド部門、午後にアイドル部門が開催された。

 

 

 

バンド部門は

 

1位Peloiades  2位Poppin’Party  3位Roselia

 

 

 

アイドル部門

 

1位μ's  2位A-RISE  3位Midnight cats

 

 

 

Peloiades、μ's共に決勝進出を決めた。

 

「お知らせします。お知らせします。我が校のスクールアイドルμ'sと、ガールズバンド

Peloiadesがラブライブの予選を通過し決勝に進出しました。

繰り返します。我が校のスクールアイドルμ'sと、ガールズバンドPeloiadesが

ラブライブの予選を通過し決勝に進出しました。」

 

 

決勝戦に向け、練習メニューを調整し、体調維持を主眼にしたメニューに作り直した

両チームだった。

 

 

ミュウの9人が軽いランニングで校庭のトラックを走る。

穂乃果達1.2年生が走りながら、3年生が卒業した後の事を話していた。

それを聞いた絵里は

「その話は、終わるまでしない約束でしょ。」

「それはそうなんだけど。」と言葉を濁す花陽

「ホンマにそれでええかな」と疑問を呈する希

更に穂乃果が

「私、雪穂に聞かれたの、μ'sは3年生が卒業したらどうするつもりなのって、

亜里沙ちゃんはμ'sに入れますかって聞いてきた。

でも、答えられなかった。」

「ちゃんと答えて上げなくて良いのかな、私だったら辛いと思う。」

「続けなさいよ。

メンバー全部が入れ替わるなら兎も角、あなた達6人は残るんだから、メンバーの卒業や脱退が

在っても名前は変えずに続けて行く。

それがアイドルよ。」

とにこ。

花陽は、

「遠慮してる訳じゃないよ。

ただ、私にとってのμ'sはこの9人であって、1人掛けても違うんじゃないかって」

真姫も、

「私も花陽と同じ、でもにこちゃんの言う事も判る。

μ'sって名前を消すのは辛い、だったら続けて行った方が良いんじゃないかって」

「それで良いのよ。」

「エリチは?」

「私は決められない。

それを決めるのは穂乃果達じゃないかって、私達は必ず卒業するの。

スクールアイドルを続ける事は出来ない。

だから、その後の事を言ってはいけない。

私はそう思ってる。

決めるのは穂乃果達、それが私の考え。」

 

1年生、2年生が帰りながら、来年学校に居るのは自分達だから、自分達で決めなければと

話していた。

 

帰宅した穂乃果に、遊びに来ていた亜里沙が、μ'sの出演前の掛け声を見せて、出来を

聞いてきた。

自分もμ'sに入れるか、大丈夫かと質問を重ねるも、戸惑いながら答える穂乃果、

そのやり取りを止める雪穂。

穂乃果が居なくなると、亜里沙にμ'sのどこが好きなのかと話しかける雪穂だった。

 

 

 

 

 

 




3年生の卒業を控え、4月以降の活動を考える1年生と2年生。そしてμ'sに憧れる進学希望の中学生。それぞの答えは出るのか?




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