あのラストライブを目指して   作:惟嗄

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バッドエンドです。
一番書きたくなかったシーンです
バッドエンド嫌い。

ハッピーエンド大好きです。


ここからは、短編です。







4-1 なんで?なんで?なんで?

「ただいま」

「おかえり、穂乃果はまだよ。

お風呂入っちゃいなさい。

ご飯は?」

「うん、お風呂入ってから食べる。

雪、一緒に入ろうか?」

「ミー姉、良いの?なら入る。」

 

 

風呂で話す二人

 

「ほんとは、お姉と雪と3人で入りたかったんだけどね。

言ってないから仕方ないか。

あっちはあっちで最後だからね。

雪、そうなったらお姉頼むよ。」

 

寂しそうに呟く穂乃美

 

「うん」

 

殆ど声の出せない雪穂だった。

 

「元気出せ。明日、いつも通りにおはようってなるかもしないんだから」

 

「うん」

 

「ほら、洗ってあげる。こっちにおいで」

 

「うん」

 

 

 

 

 

「ごちそうさま、やっぱ母のご飯はおいしいよ。

ありがとうね。

今日は一緒に寝ても良い?」

 

「良いわよ。

昔みたいに並んで寝ましょね。

雪穂も一緒に寝る?」

 

「寝る。」

 

 

 

 

 

 

「ただいま」

 

「おかえり、ご飯は?」

 

「皆んなと食べて来た。」

 

「じゃ、お風呂入ってきなさい。

今日は皆んな一緒に寝るから早くね。」

 

「判った。けどなんで?」

 

「なんでも良いから早くしなさい!」

 

 

 

 

 

 

「上がったよ。

うわ、ほんとに皆んなで寝るんだ。

マジなんで?」

 

「穂乃果、ここに座りなさい。」

 

「えっ、なんで?」

 

「なんでも良いから、早く座りなさい! 後1時間も無いの!」

 

 

 

家族に正対して正座する穂乃美

 

「父、母、16年間、ありがとうございました。

4歳で記憶が戻り12年、なんとか原作のラストに辿り着きました。

これもひとえにお二人の愛のお陰です。

深く感謝します。

ありがとございました。

明日、おはようが言えるように祈って下さい。」

 

 

「雪穂、頼りないお姉だけど、すぐ暴走するお姉だけど、しっかり者のお前だから、

助けて上げて下さい。

姉としてもっと面倒を見たい。

バックバンドしたい。

妹としてもっともっと甘えさせたい。

でも出来ないかもしれない。

だからごめんね。

今までありがとう。

妹で居てくれてありがとう。

明日、おはようが言いたいよ。」

 

 

「お姉ちゃん、いえ、穂乃果、私、明日、居ないと思う。

今日で原作は完結したの。

私達6人が、演るべき事は全て終わった。

演じる役が終わった役者は舞台から去る。

私達は本来存在しない妹、この世界にとっては異物。

世界の有り様は基本異物を認めない。

だから、この世界から弾き出されると思ってるの。

今まで、双子の片割れとして、ずっと一緒に居てくれてありがとう。

きつい事も沢山言った。

嫌な事もたくさん言った。

でも嫌って言った事は一回もなかったよ。

大好きだよ。

お姉ちゃん。

今まで、ありがとう。

あんまり家族に迷惑掛けないようにしてね。」

 

 

「皆んな、今日まで本当にありがとう。

大好きです。

愛してます。

そして、こんな化け物みたいな子供を、妹を、姉を家族として慈しんでくれた事に感謝します。」

 

 

「えっ、何言ってるの?

訳わからないよ。

ミーはここに居るでしょ。

明日も明後日もずっと一緒だよね。」

 

 

「うんん、ごめん、どうなるか判らない。

明日、おはようが言いた。

消えたくない。

ここに居たい。

母のご飯食べたい。

父のお饅頭食べたい。

まだまだやりたいこといっぱ・・

 

家族に抱きつき、泣き続ける穂乃美だったが、意識を失う様に眠ってしまった。

 

 

「おかあさん、どう言う事?

なんで穂乃美が消えるの?

今まで、私達の、学校の、皆んなの為に、

必至に頑張って来たのになんで?

どうして?

おかしいよ。」

 

 

「カー姉、ミー姉言ったよね?

4月以降は判らないって、原作が終わるから知らないって、

その答えの1つがミー姉の、うんん、ミー姉達の・・・・・私、気が付いちゃったの、

だから聞いた。

そしたら教えてくれた。

でもカー姉にだけは知られるなって言われた。

これ知ったら、カー姉どうなるか判らないからだめだって、卒業式から今日までは、

今後のラブライブの行方を決定する、非常に重大な岐路だって、それによっては

学校もどうなるか判らないって、カー姉達μ'sがどう動くかで全てが決まるんだって、だから、

原作通りの結末を迎える為に行動するんだって、自分達が消える事になっても演るんだって、

だから絶対教えるなって言った。」

「そんな・・・・・ミーちゃん」

穂乃美を見つめ、彼女の手を握りしめ、泣きながら話す雪穂。

時計の針が0時を指し4月1日になった瞬間、穂乃美の体が光だし徐々に透けて行った。

そして光が消えた後には、彼女が掛けていた布団だけが残されていた。

 

 

 

 

 

 

 




これで終わりは、作者のメンタルが持ちません。

故に続きがあります。




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