あのラストライブを目指して   作:惟嗄

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無事2年生に進級できた穂乃果。他に心配な者はいない(オリキャラ達は優秀でトップ10位以内を6人で占めています)。いよいよ本編が始まります。6人はなんとかストーリーをなぞれるのか?







1-3 μ's結成そして初ライブ

4月、新学期になり穂乃美達も問題なく2年生に進級し、今は講堂で始業式

 

「新学期早々、皆さんには残念なお知らせがあります。

今年度のオープンキャンパスで、受験希望者が少なかった場合、本校は募集を取り止め、

現在の1年生の卒業をもって閉校となります。

途中で無くなる事はありません。

卒業までしっかりと、勉学や部活動に励んで下さい。」

この話の途中、倒れた生徒が発生し、友人二人が保健室に運んで行った。

 

保健室で気持ち良く寝覚めた穂乃果は、あれは夢だから教室へ戻りましょうと、スキップ

しながら廊下を移動中、掲示板に貼られた廃校の案内を見て落ち込んでいた。

 

「どうしよう。廃校だって、どうしよう。」

「穂乃果、判ってます?」

「これは絶対勘違いしてますね。」

「海未ちゃんやことりちゃんは良いよ?

私は最悪だよ。

廃校だよ?転校だよ?

転入試験受けなきゃダメじゃん、私受かんないよ。」

「穂乃果、話を聞いていましたか?

廃校になるのは現在の1年生が卒業した後です。

転校などはありませんよ。」

 

 

中庭でパンを頬張る穂乃果

 

「なーんだ、卒業出来るんだ。安心したらお腹空いたよ。」

「でも来年からは新入生が入って来ないんですよね。

今の1年生は後輩が居ないまま3年間過ごすんですよね。」

「・・・・・」

「入学希望者が定員を下回った場合は、廃校にせざるを得ないって、発表にあったでしょ?」

「それなら入学希望者が集まれば廃校にはならないって事だよね。」

「つまり、この学校の良いところをアピールして、生徒を集めれば良いんだよ。」

と言いつつ、穂乃果・ことり・海未は校内を歩き回っていた。

 

「だめだ。何にも無いよ。私この学校好きなんだけどなぁ」

「私も好きだよ。」とことり

「私もです。」と海未

 

 

 

「ただいま~」

「カー姉おかえり~」

「はぁ~~~~~」

「チョコ食べる?餡子入りだけど」

「食べる。アム、なにこれ餡子入ってるじゃない!」

「だから言ったのに」

「もうやだー餡子飽きた!」

「穂乃果、和菓子屋の娘が餡子飽きたとか言わないの、お店に聞こえるでしょ。」

「ごめ~ん」

「ん?」

雪穂の横にあるUTXのパンフレット見つけた穂乃果

 

「雪穂それ?」

「ああ、UTX?私来年受けるんだ。」

 

UTXのパンフをめくっていくと、スクールアイドル『A-RISE』の紹介記事に目が止まった。

雪穂が音ノ木坂を受験しない事をめぐり、言い合いとする2人、その中で廃校の話が出てきて、

皆が知っている事に、ショックを受ける穂乃果であった。

翌朝、いつもより早く家を出た穂乃果は、UTXに向かっていた。

UTXに設置されている、巨大モニターに映し出される『A-RISE』の映像。

何も知らない穂乃果は、近くに居たニコに声を掛け怒鳴られていた。

雑誌を買い込み学校に戻ってきた穂乃果は、ことりと海未にスクールアイドルをやる事を

提案し、無理やり引き込んだ。

 

 

その頃、軽音の部室では穂乃美達が打ち合わせをしていた。

 

「いよいよ本編がスタートしたね。

今頃穂乃果達が、スクールアイドルやるって騒いでるんだろうな。」

「で、私達はどう動くのかな?」

「一番早いのは、我々が表に出て、ライブガンガンやって生徒集めれば良いんけどな。」

「それじゃストーリーぶち壊しだもんね。」

「やっぱり、穂乃果ちゃん達をバックアップするしかないのかな。」

「確か穂乃果達は講堂でライブやって、誰も来なかったんだよね。」

「だね。」

 

穂乃果、ことり、海未は、非公認ながら学校存続の為、スクールアイドルを初めた。

朝は明神さまで、放課後は校舎の屋上で練習を重ねていった。

 

 

「お知らせします。お知らせします。2年1組、高坂穂乃美さん、2年1組、高坂穂乃美さん、

生徒会室までおいで下さい。繰り返します。2年1組、高坂穂乃美さん、2年1組、高坂穂乃美

さん、生徒会室までおいで下さい。」

「またかよ。今度は廃校絡みだろうな、行ってくる。」

「はいよ、いってらっしゃい。」

「ヒデちゅあん、一緒にいくのよ~」

 

 

コンコンコン「呼ばれて飛び出てジャジャジャーン」

「「なにそれ???」」

「ほら滑った。演るなって言ったのに、聞かないんだから。おバカ」

 

「高坂穂乃美、お呼びにより参上いたしました。」

「呼び出してごめんね。廃校阻止の事で相談したくて。」

「やっぱその件ですか、渉外担当の赤城と話してもらって良いですか?

対外的な事は彼女に一任してるんで」

「あなた達がそれで良いなら構わないけど。」

 

「では、私が引き継ぎますね。

ここ数年を阻止するなら、私達が全面に出て、何度かライブをやれば解決しますよ。

ただ私達が卒業したら、たちまちアウトでしょうね。」

「なんでそうなるの?生徒が増えれば大丈夫じゃないの?」

「エリチ、人気のあるスターを看板にして、そのスターがおらんようになったら魅力

無くなるやん。

なら、継続的に魅力あるスターを排出し続けんなアカンて事やねん。」

 

気圧されるような圧迫感を伴った淑詠が話し始める。

 

「その通りです。

確かにPeloiadesが看板になって集客すれば、数倍の生徒を集める事を約束します。」

「それなら・・・」

「待って下さい。

これで受験生が増えても、効果は私達が在学中だけです。

はっきり言いますがPeloiadesの名前はだてじゃないんです。

私達は、4歳から今のメンバーでやって来ました。

それに匹敵するだけのスクールバンドが出てくるとは思えない。

確かに、そこそこレベルの高いバンドは居ます。

ですが、私達に言わせれば・・・

この意味、会長なら判るんじゃないですか?

その私達に匹敵するバンドが、部活程度の練習で出来ると?

出てこなかったらそれでお終いです。

また生徒数の減少で廃校になる。

じゃどうすれば良いのか?

そこでスクールアイドルです。

スクールアイドルは部活ですから素人です。

やりたいと思えば誰がやっても良い。

その中で、A-RISE の様なグループが出てくれば最高です。

継続して可能が有ると思います。

だからスクールアイドルを主軸に動いてほしいです。」

既に、先程の圧迫感は無くなっていた。

 

「きつい忠告ね。

でも確かにあなた達は別格、プロまで入れてもトップレベル。

部活動で同じレベルを求めるのは無理か、スクールアイドルメインで考えるね。

でも、何処で私の事を?」

「まあ、それは蛇の道は蛇って事で。

ただ存続に関して、私達も出来る事はなんでもやりますよ。

状況によっては顔出しも考えています。

ミーあれ教えてあげれば?」

「良いよ。

『やらない後悔より、やって後悔』『やってみなくちゃ判らない』

これは私達の座右の名です。」

 

「判りました。Peloiadesに関して、生徒会は口出ししません。お任せします。」

「了解です。ではこれでしつ」

コンコン「「「失礼します」」」

「なんでしょうか?」

「私、2年2組の高坂穂乃果って言います。

私と南ことりさんと園田海未さんでスクールアイドルを初めました。

正式な部活動の許可と新入生歓迎会での、講堂の使用許可をお願いしま・・・って、

なんでミーちゃん達居るの?」

「全く、さっき校内放送で呼ばれてただろ?私」

「あぁ、そう言えばそんな放送があった様な」

「コホン、よろしいですか?」

「あ、はい、すみません。」

「まず部としての公認ですが、部の立ち上げには最低5人の部員が必要です。

現在3人ですので5人以上集まってから申請して下さい。

また、講堂の使用は生徒であれば誰でも使えますし、使用目的まで生徒会は関与しません。

なのでこちらは許可します。

ですが一言だけ言わせて頂くと、多分、殆ど人は来ませんよ。それを覚悟の上で行って下さい。」

「はい、ありがとうございました。」

「ミーちゃん達は帰らないの?」

「ああ、もう少し話があるから」

 

「あなた達、姉達が演るって知ってたわね?

それで、スクールアイドルを?」

「さあどうでしょね。クスクス」

 

 

「なにあれ、人は来ませんって決めつけないでよね。絶対に成功させるんだから。」

「穂乃果ちゃん、使用許可もらったんだから良いじゃない、しっかり練習しよ。」

「だよね。」

 

 

 

高坂家穂乃美の部屋

 

「ミーちゃん、お願いがあるんだけど・・・」

「なに?ライブやるからバックバンドやってほしいってか?」

「凄い!ミーちゃん心が読めるの?」

「そんなもん誰でも判るわ、アホ乃果」

「アホ乃華じゃないもん。お姉ちゃんにそんな事言っちゃうダメなんだよ。

で、やってくれるよね。」

「私だけじゃ決められない。明日、皆に相談するから待ってて。後、もし引き受ける事に

なったら、譜面なら3日前、音楽の入ったメディアなら1週間前には貰わないと無理だからね。」

「判った。よろしくね。」

 

「やっぱり言ってきたか。」

 

 

南翼の部屋

 

「翼ちゃん、今度、ライブやるんだけど演奏してくれないかな?」

「え~なにそれ、やだよ。めんどくさい。」

「そんな意地悪言わないで~、翼ちゃ~ん、おねがぁ~ぃ」

「ぐはっ、ことりの最終兵器は卑怯だよ。判った。明日、皆に相談してみるよ。」

「ありがと。翼ちゃん大好き!」

 

「たく、最終兵器持ち出しやがって。でもあれって私でも出来るかな?同じ顔だし?」

「おねがぁ・・・・・」

「いや、絶対無理だわ。はずい。ことりよく出来るな。天然かよ。」

 

 

園田渚の部屋

 

「渚さん、良いですか?」

「ん?」

「ちょっとお願いがあります。」

「なに?」

「今度、新入生歓迎会で講堂を使って、ライブを行う事になりました。」

「ライブって海未がやるの?」

「はい、穂乃果ちゃんとことりちゃんと私の3人でやります。

それで曲の演奏をお願いしたいのですがダメですか?」

「うーん、ダメじゃないけど私一人じゃ決められないから明日、皆に相談してみる。

それで良い?」

「はい、それで結構です。お願いしますね。」

 

「全く姉妹なんだからもっと砕けて話せないかね。」

 

 

 

翌日放課後の軽音部 部室

 

「穂乃果が昨日言ってきたよ。」

「うちもことりが最終兵器使いやがった。」

「私のとこにも海未来たよ。」

「やるのは決定だけど、どう演るかが問題よね?」

「中幕ひいてその後ろで演る?」

「軽音部としてPeloiadesを出さないで、普通に演るのもありかな。」

「だけど多分誰も来ないよね。その時どうやって3人をフォローする?」

「初ライブの話をするつもりだけど良いかな?」

 

「あれね・・・」

「あれはきつかった・・・」

「今だに涙出てくる・・・」

「最悪の思い出・・・」

「あれを思ったらどんな事も耐えれるよ。」

「ミーが平気なら言って良いよ。」

 

「ありがとう。それから穂乃果達のために顔出ししちゃおうかとも思ってるんだけど、

それはどう?」

「どう言う事?」

「私達の経験を話した後、何曲か演奏しよと思うのね。演奏すれば人が来てくれるから。 

ただその演奏聞いたら、私達がPeloiadesだって気づくと思うんだ。

まあ近々正体を明かす必要は有るんだけど、ここでやって良いのかが判らない。」

「ここでやらなかったらどこでやるつもり?」

「6月にあるオープンキャンパスでのライブかな。同じ6月にはラブライブ開催の発表有るし。」

「どっちが良いんだろね?雛さんに相談してみる?」

「そうするか。」

「ヨーちゃん、今行っても良いか聞いてくれる?」

「あいよ。       あ、もしもしお母さん?これから相談に行っても良いかな? 内容?

顔出しをいつにするかを、    うん、じゃこれから向かうね。」

「良いてさ。」

「じゃ 行こうかね。」

 

 

理事著室

 

コンコンコン「失礼します。」

「どうぞ」

「忙しいのにごめんなさい。ヒデお願い。」

「了解。雛さんあのね、顔出しの時期をいつにするか悩んでて。

1つはことりちゃん達のライブの時で、多分誰も来ないから集客で演奏したらばれる。

もう一つはオープンキャンパスの時ね。

こっちは同じ月にラブライブの開催発表が有るから、やらざるを得ないんだけど、

どっちが良いか判断つかなくて。

学校としてはどっちが有利かな?」

「そうね、親としてはことりのライブだけど。

学校としてのインパクトを考えると、オープンキャンパスよね。」

「やっぱりそうだよね。ミーどうする?」

「よし、顔出しはオープンキャンパスでやろう。

私達は学校存続の為にやるんだろ?

それは穂乃果達も同じじゃん。

ならどん底から這い上がって来る位でなきゃ無理だよ。

だから顔出しはオープンキャンパス、歓迎ライブは穂乃果達の曲だけ、制服のまま後ろで

演奏しよう。

反対の人は?      なし。賛成の人は  全員ね。決定。」

「あなた達いつもこんな風に決めてるの?」

「そうだよお母さん。

1人でも反対が居た場合は、とことんまで話し合う。

それでも全員一致しなかったらその案はボツ、これがPeloiadesの決め方なの。

まぁ、最近は意見が違う方が珍しいけどね。

殆ど言わなくても判り合っちゃう。」

「徹底的に話し合って全員一致でないと実行しない。

だから頑張れるし、やり切れるのね。

あなた達の強さの一端を見せてもらったわ。

ありがとう。」

「こちらこそ、どうしようか悩んでた問題が解決できました。

ありがとうございました。」

「さて、じゃぁSTART:DASH! 練習しますかね。」

 

「「「「「「失礼します。」」」」」」

 

 

「START:DASH!の楽譜は?」

「まだ貰ってないや、てか曲出来てんの?てか曲変わってないよね?」

 

話題の主、穂乃果は西木野真姫を追い回していた。

グループの名前を決めるゴタゴタ

作詞をするゴタゴタ

作曲を頼むゴタゴタ

でもなんとかなった。

 

グループ名『μ's』

メンバーは穂乃果、ことり、海未の3人

デビュー曲は『START:DASH!』

作曲:西木野真姫 

作詞:園田海未

初舞台は学校の講堂、新入生歓迎会後の16時開演

 

時は待ってくれない。

 

 

 

 

 

 




やっと、曲ができました。でも、演奏すると言う事は、全体の編曲済み楽譜に各パート用楽譜が要るはず。アニメはどうしていたのでしょう?また、演奏者は誰?音ノ木坂にも吹奏楽部は在ったけど軽音は?そんな疑問から、次の話です。

『やってみなくちゃ判らない』は、お空を飛ぶ戦闘魔女さんからパクリました。




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