ガールズバンドに関して、原作では学校が違うメンバーが居るグループもありましたが、本作では「学校の部活動」と言う規定があるため、各バンドのメンバーは同じ学校に在籍しているとしています。
定期公演も無事終わり、ほっと一息の穂乃美達が部室でミーティングを行っていた。
「学校の廃校問題は一段落ついて、定期公演も終わったので、ライバルの整理と認識の
統一をしたいと思います。」
「この東京地区のバンドはまさに戦国時代、私達も正体不明の覆面バンドが顔出ししたから持て
囃させれていますが、この人気がいつまでも続くとは思っていません。
そこで、今後の行動方針と戦略を決めたいと思います。」
「はい!」
「ミサちん どうぞ。」
「23区内だけをとっても有力な高校生バンドが5グループあります。
花咲川女学園高等部
Poppin’Party
Glitter*Green
羽丘女子学園
Roselia
Afterglow
月の森女学園
Morfonica
後、部活では無いため、今回参加資格が無いですが、
RAIS A SUIKENも実力はあります。
この内、花咲川はPoppin’Party 羽丘はRoseliaでのエントリーとなっています。」
「RAIS A SUIKENは別々の高校から集まってるからね。
やっぱり出場は1つに絞ってきた。
複数エントリーだと学内の票が割れて不利になるから。」
「あっちの票が割れても、生徒が少ない分うちが不利なんだけどね。」
「だよね。これ言っても仕方ないから、いかに外部から票を集めるかがポイントだよ。」
「ねぇ、この問題ってμ'sも同じじゃないな?それなら一緒に考えた方が良くない?」
「そうだね。やる事は同じだろうから一緒に考えた方が良いアイデア出るかも」
「じゃぁ穂乃果に連絡取って見る。 もしもし穂乃果?
私、今後の活動方針を検討してたんだけど、どうやっても人気度アップして外部の票を集める
しかないって事になってさ、それってそっちも同じじゃん?
ならやる事は変わらないだろうし、一緒に考えようかってなったんだけど、どう?
それとサポートメンバー居るじゃない?
代表っていうかリーダーは誰がやってるか判る?
知ってたらそっちも呼んでほしいな。
ついでに、あの計画演っちゃおうよ。
一旦切るから検討して返事くれる?
うん よろしく」
「皆んな居るから相談して連絡くれるって、それと前に話した引き締めも演るからよろしくね。」
「了解。
こうやって資料見ると、やっぱ強敵はPoppin’PartyとRoseliaだよね。
Morfonicaは、バイオリンて武器が珍しい音感を醸し出しから侮れないよね。」
「バイオリンに関してはうちにも居るけどね。」
「やっぱどのバンドも強敵だな。
でも、私達が知ってるのは中の人達の演奏だから、それと比べると落ちるね。」
「それは仕方ないでしょう。
中の人は仕事でプロに教わって数ヶ月集中特訓したんだから、高校生の部活とは比べられないよ。
でもある程度、本気出さないと駄目かな。」
「そうだよね。
ここまで東京地区のレベルが高いと、もう少し本気の演奏しないとヤバイかも。」
「でも、あまり演りすぎると差が付きすぎてまずいよ。」
「お、穂乃果からだ。
もしもし、 うん、私、 うん、判った。
でサポートは? 来るって?
じゃぁそっちの部室に行くね」
「合同でやりたいから部室に来てって、あとサポートのリーダーはヒデねだってさ、
演奏のレベルは後でゆっくり話そう?
まずは行きますか。」
「「「「「「お邪魔します。」」」」」」
「え~本日はお日柄も良く、この良き日にお集まり頂き・・痛て!」
「ミー何ふざけんの!真面目にやれ!」
「ミーちゃん、他所様の部室でおふざけは良くないよ。」
「花陽ちゃん、やっぱり穂乃果ちゃんの妹だね。やる事が同じだよね。」
「ほんとにそうだね。凛ちゃん」
「えぇ?全員でミーティングなんて初めてだから場を和ませようかと・・・ 痛!また殴ったね。
オヤジにも殴られた事無いのに!」
「「「「「「「「「・・・・・・・・」」」」」」」」」
「・・・・これも古すぎて判らないのか・・・・」
「ギャグなんて飾りです。偉い人には判らんのです!」
「はいはい、ミーちゃんもフーちゃんも古くて理解できない事は止めようね。時間の無駄だよ。」
と美彩が低い声とジト目で牽制してきた。
「ミーちゃん!」
「あ、ヒデね、こっち、急に呼び出してごめんね。
ヒ・フ・ミで来たのね。
合同ミーティングが急に決まったんだけど、サポートの意見あったほうが良いかと思ってさ。」
(姉組の淑子・文香・美華は頭文字だと妹達と被る為に『あね』の『ね』を付けて区別していた)
「大丈夫、呼んでくれて嬉しいよ。私達も一緒なんだって思えたから」
「あの、穂乃果さんから聞いたんですけど、皆さんでもランクアップの対策が必要なんですか?
盤石のトップだと思うんですが。」
「ヒデちゃん」
「あいあい」
「あのね花陽ちゃん、Poppin’PartyとRoseliaとMorfonicaで動画検索してくれる?
ヒットしたら再生して見て。」
「はい」
「「「「「「(嘘 凄い)(なにこれ)(・・・)(ほんとに高校生?)」」」」」」
「これら3校のバンドは全て東京地区なんだよ。」
「これでもトップが盤石だと言える?」
「はぁー、決勝はこのクラスが最低レベルなんだよね。」
「バンドの世界、舐めてました。申し訳ありません。」
「いやいや、そんなの良いから、一緒にって思ったのはそれじゃ無いんだよ。
花陽ちゃん今度はGlitter*GreenとAfterglowを検索して再生よろしく。」
「これも凄いですね。」
「この2つはエントリーしてないの、Glitter*GreenはPoppin’PartyとAfterglowはRoseliaと
同じ高校だからエントリーを1つに絞ったんだよ。
同じ学校で票が割れるの防ぐためにね。
まあそれは普通なんだ。
問題なのはこの学校、どっちもアイドル部門にもエントリーしてるって事。」
「「「「「「?」」」」」」
「穂乃果ちゃん、説明」
「判った。あのね、私達穂乃美達にバックバンド期待したじゃない? なんで?」
「それは生バンドの演奏の方が迫力あるから。」
「そうだよね。じゃこの学校に、穂乃美達と同じ位実力あるバンドが居たらどうする?」
「あっ、そう言う事か、これって凄い不利じゃないかな?」
「花咲川女学園高等部と羽丘女子学園か、要注意だね。」
「それだけじゃ無いよ。
両部門は無理だからアイドルだけに絞って、バックバンドになってるとこもある。
そう言うバンドは結構実力あるから舐めちゃだめ。」
「穂乃果ちゃん待って。バンドと組んで出たら、バンド部門になるんじゃなかったの?」
「えっと、それは、あのぉ・・・ミーちゃんどうなの?」
「アホ乃華が、あれだけ規約読んどけって言ったのに、あのね、アイドル部門にエントリーした
グループに未エントリーのバンドが付いても単にバックバンドって扱いなの。」
「なるほど」
「それにしても、穂乃果ちゃんやけに詳しいね。どうしたの?」
「夜、海未ちゃん、ことりちゃんと一緒に勉強させられた。
厳しいんだよミーちゃん、穂乃果はナギちゃんかヨーちゃんが良いです!」
「うるさい、アホ乃果、海未ちゃん、ことりちゃんの倍の時間かけても追いつかない奴が、
生意気言ってじゃない!」
「あぁぶった。お姉ちゃんぶった。この暴力女~~」
「はいはい、邪魔しないの、姉妹コントはここまでにして会議を進めましょうね?」
「「はい ヒデちゃん怖い」」
「全く、高坂姉妹ほんと、そっくりだよね。すぐ脱線するしギャグに走るし。」
「「こんな奴に似てない!!」」
「ホラ シッカリシンクロシテルヨ」
「「・・・・・」」
「アホの姉妹はほっといて、次は肝心のどうしたら票を集められるか考えよう。」
「インパクトかな?」
「インパクト?衣装とかで見た目を変えるって事?」
「アキバでやった時、メイドさんになったみたいに?」
「いろんな部活のユニフォーム?」
「いっそハードロックとか?」
「セクシーとか?」
「セクシー?嫌、嫌、嫌、嫌です。」
「そっちはアイドルだから出来るけど、こっち無理かな。」
「なんで?ヒデちゃん」
「楽器を演奏しなきゃいけないから制限あるんだよ。
それと、ハードロックとセクシーはやんない方が良いよ。」
「なんで?」
「高校生に有るまじきって苦情くる。」
「なるほど、海未ちゃん良かったね。」
「はい」
「後はなにかあるかな。」
「あのさぁ、μ'sもPeloiadesも今のまま進むのが一番じゃないのかな?
下手に変えてもボロが出るだけで良くないと思う。」
「おっ、穂乃果がまともな事言ってる。
でも賛成、このままが一番私達らしいと思うのよね。
変に飾るより、ありのままが一番良いと思うよ。」
「どっちのリーダーも同じ意見か、これは決まりかな?」
「反対の人 挙手 居ないか。」
「賛成の人 挙手 ん?にこちゃんと真姫、どっちにも挙手しなかったって事は他に意見が
あるんだな?言ってみて。」
「私は別にどっちでも良いかなって。」
「にこちゃん、それは無責任だよ。
どっちでも良いって言って、決定を他人に委ねて、責任を回避してるだけじゃん。
逃げてるんだよ。
決める事の責任から。
Peloiadesでは許されない事だよ。
意見が有るなら1人でも意見を言おうよ。
お互いが納得できるまで、徹底的に話し合うんだ。
そこで全員が納得できないんなら、絶対最後までやり切れないから最初からしない。
それがPeloiadesの決め方なの。
にこちゃんはどうするの?反対意見があるなら話し合わなきゃだめだよ。
真姫も同じ、意見があるなら出してセッションしなきゃ。」
「ヒデちゃん!そこまで!ごめん、これはPeloiadesのやり方、
どんな事でも徹底的に話し合って、全員賛成でなければやらないの。
話し合って、1人でも反対なら中止するのが私達のやり方、でもこれを押し付けちゃだめだよ。」
「ごめんね。熱くなって、つい、いつもの様にやっちゃった。
止めてくれてありがとフーちゃん。」
「Peloiadesっていつもこんな感じなの?熱く議論してるの?」
「基本は話し合いだけど?
大体ミーが提案して、それを皆んなが補足して、最終形態に持っていって、最終確認で
決取るって流れかな。
だよね、ミサ?」
「だね。ミーが提案、ヒデとナギ問題点指摘、フーとヨーが補足、私が纏めって役割分担
してるかもね。」
「凄い! そこまで判り合ってるんですね。」
「4歳からバンド組んでるからね。
もう12年の腐れ縁だもの。
顔見れば何考えてるか判っちゃう。
だから最近は今みたいな議論は無いかな。」
「練習でお泊り会なんて頻繁にやってたからね。
だから6組の両親に6人の子供って感じで、
どこの親もどこの子って言うのが無いから、どこ行ってもそこの子供の様に叱られる。」
「あ、それ判ります。
うちに来てた時もお母さん、私や翼と全く同じに扱ってた。
お客さんなのになんでって思ってた。」
「そう言えばうちに来た時もそうでしたね。
ねぇ渚ちゃん、あなた自分が叱られるの嫌だからって、穂乃美ちゃんや淑詠ちゃん巻き込んで
一緒に叱られてましたよね。」
「まぁナギの要領の良さは天下一品だからな」
「で?にこちゃんと真姫はどうなの?言いたい事が有るなら言った方が良いよ。」
「「・・・・・・」」
「あのさぁ、期末終わって、夏休み中に合宿するの良いかもよ。
兎に角、個性をぶつけ合って相手を理解する事が大事かな」
「はい、ヒデ先生」
「なんですか?穂乃美さん?」
「私達も合宿したいです!」
「ミーちゃん、今更合宿したって何が変わるのよ?」
「どうせ誰かの家でしょ?」
「合宿か、良いわね。」
「お、絵里ちゃんが食いついた。穂乃果ちゃんどう?」
「ねえ、真姫ちゃん、どこか貸してもらえる別荘なんてないかな?」
「判んない。帰ったらママに聞いてみるわ。」
「なあなあ、別荘借りれたら穂乃美ちゃん達も一緒に行かへん?
μ'sとPeloiadesの親睦会も兼ねてどうやろ?」
「私は行きたいかな、皆んなは?」
「行きたい人 挙手 はい 全員一致で参加です。」
「「「「「「真姫お嬢様、よろしくお願いします。」」」」」」
「早、もう決まってもぉた、5秒位しか掛かってへんで」
「真姫ちゃんが『真姫お嬢様』に変わってるし、しかも6人ピッタリハモってるし」
「これがチームワーク?これがPeloiades?なんだか解らないけど凄い」
「花陽ちゃん、変なところで感動しないようにね。凛ちゃんもあっけに取られないで」
ここで、ヒデねに目配せする穂乃美。
「はい!はい!はい!」
「なんでしょう?淑子さん」
「はい、サポートチームの私達も参加したいです!」
「現在、私達サポートチームとμ's、Peloiadesメンバーとのコミュニケーションが十分とは
思えません。なのでこれを機会に改善したいと思います。」
「えっと、サポートチームは何人ですか?」
「メインで動いているのは9人ですが、スポットで入ってくれる人も居ます。」
「では、真姫ちゃんからOKが出たら参加で良いですか?」
「はい、それでお願いします。」
「真姫ちゃん、総勢24人+αだけど大丈夫かな?」
「ええ、その人数で行ける場所をお願いしてみる。」
「お願いします。」
「それじゃ今日はこれで解散しましょうか。みんな、お疲れ様~」
「「「「「「「「「「「「「おつかれさまでした。」」」」」」」」」」」」」
「穂乃美ちゃん、ちょっと良いかしら、生徒会室まで来てもらえる?」
「私だけで良いですか?」
「出来れば姉組と妹組かな」
「了解、姉組付き合って、ヒデ」
「なになに?」
「ラジャ」
「絵里ちゃんとこ行くから一緒に来て」
「皆入って、今日のあれ、ミーティングのきっかけなんで出したの?」
「感?」「予知能力?」「知ってた?」「たまたま?」「タレコミがあった?」
「打ち合わせ済み?」
「「「「「「さあ、正解はどれでしょう!」」」」」」
「はぁ、あんたら、ほんと仲良いわね。打ち合わせ済みだったんでしょ?多分家で」
「正解です。正解を引き当てた貴方には景品が ありません!
前に、穂乃果から危機感が無いのとチームワークがイマイチって言われてね。
それで一芝居打ってみました。」
「そう、ありがとね。
しかし、あなた達って本当に高校生?
やる事なす事大人なんだけど、後、合宿の件もすかさず乗ってくれて助かったし、
サポートしてくれてる淑子ちゃん達の事もフォローして、普通高校生じゃあそこまで
読めないし動けないわよね?」
「その辺はトップシークレットですので」
「そう、何かあるのは隠さないんだ。そのうち教えてくれるのかしら?」
「善処します。」
「それってやらないって事よね。」
「善処します。」
「そう判りました。なんにせよ今日はありがとね。」
「絵里ちゃん、なんでこんな大人数呼んだの?それだけならミーだけで良かったはずだね。」
「いろいろ、聞こうと思って皆んなに来てもらったんだけど、話してくれそうにないから、
無理強いはね。」
「そっか、んじゃ解散で良いかな?」
「ええ、ごめんなさいね。」
「はい、じゃこれで失礼します。」
「「「「「「「「「「「「失礼します。」」」」」」」」」」」」
4人で下校するμ'sメンバーのにこ、真姫、花陽、凛
「はぁ、いろいろ考えさせられるわね。あいつらには」
「でもにこちゃん、間違った事は言ってないよ?」
「だから考えさせられるのよ。」
「真姫も思う所があったんでしょ?だから何も言えなかったんじゃない?」
「そうね。パパやママに言われてる気がしてた。」
「あ、それ私も感じた。」
「え、凛ちゃんも?私も思ってた」
「花陽ちゃんもなんだ。」
「なんなんだろうね、これって・・・」
「だよね、同じ2年生でも穂乃果ちゃん達からは感じないよね。」
「うん、学校中見てもPeloiadesの人達からしか感じない。」
「「「「なんなんだろうね?」」」」
赤城家淑詠の自室
コンコンコン
「淑詠居る?」
「なに?淑子」
「入って良い?」
「良いよ 何か用?」
「あのさ、あなたって言うかあなた達って何者?」
「はぁ?急に何言ってんの?何者って双子の妹の赤城淑詠だよ。」
「いやそれは判ってるんだけど・・・なんて言えば良いのか・・・その・・・今日、生徒会室で
何か有るってのは認めたんだよね?それがなにか知りたい!
あのね、私達姉組は皆んな、あなた達が普通じゃないって事、小さい時から気付いてたの。
でも、お父さんもお母さんも何にも言わないし・・・
だから他の5人と話して知らない振りしようって。
でも今日あなた達は何かあるって認めた。だから知りたくなちゃったの。」
「はぁ、どうして私達の周りって、こうも鋭い人ばっかりなのかな、これ私一人で決めて良い事
じゃないから相談させて?
確かに秘密があります。それは認めます。今はここまでで勘弁して」
「判った。この秘密ってお父さんお母さんは知ってるの?」
「知ってる。」
「そう、じゃぁおやすみ」
「おやすみ」
{11時か・・皆んな起きてるかな・・明日の方が良いのかな・・早い方が良いか}
淑詠は一斉通話でメンバー全員を呼び出した。
「あのさ、明日にしようかと思ったんだけど・・・」
「何?」
「うん、私達の秘密の件ね、淑子から突っ込まれた。」
「そっちもか、私も穂乃果から聞かれたよ。」
「姉組の皆んな、昔から私達が普通じゃないって思ってたけど、言わないでおこうって話合って
たんだって、それで今日、秘密が有る事は認めたじゃない?その秘密って何?って
なっちゃった。」
「穂乃果も同じで、秘密教えろってそればっかりよ。」
「海未も、聞いては来なかったけど、聞きたそうだった。」
「ことりはそれとなく聞いて来たよ。何があるのって」
「美華もだったよ。」
「文香も聞きたそうにはしてた。」
「これって姉組には話さないとだめかな?」
「姉組、皆んな何かしら感じてるって事だよね。
時間の問題なのかな?ならいっそ?」
「明日、一番で決取るから、それぞれに答え出しとくで良いかな?今は」
「そうしよう。今はゆっくり考えたい。」
「そうだね。考えたいかな。」
「うん」
「賛成」
「朝一、部室で」
「「「「「「おやすみ」」」」」」
翌朝 軽音部室
「まだ、誰も来てないか」
「おはよ~ミーちゃん」
「おはようフーちゃん」
「おはよう~フーミー」
「「おはようミサちゃん」」
「「「(おはよ)(おは~)(おはようございます)」」」
「「「おはよう(ヨヒナちゃん)」」」
「皆んな揃ったね。早速各自で出した答えを発表しよか?まず誰から言う?」
「言い出しっぺの私から、結論だけで良いよね?」
「うん」
「話す。次はだれ?」と淑詠
「私、やっぱり結論だけね。話す。次」と翼
「はい、話す。どうぞ」と渚
「話す。次」と文誉
「同じく話す。」と美彩
「最後は私か、話す。やっぱりこうなったね。皆んな話すのか」と穂乃美
「あとは、親に相談だけど一任する?私達の意見を通す?」
「私は通したい。」
「じゃ決取ろう。
話す前提で親に一任するに賛成は? 無し、
意見を通すは? 全員こっちね。」
「確認です。
我々の事を姉組に話します。
親に反対されてもやります。
反対するなら今しか有りません。
反対の人挙手 無し」
「親に反対されても姉組に打ち明ける事に決まりました。全家族に集合して貰います。」
「第二はどうする?こんなきっつい事、何度もやりたく無いんだけど」
「そうだね。いっそここで、一緒にブッチャケルのも悪くないかな?」
「今回もきっついな~あの時以来のプレッシャーだわ。」
「私とヒデちゃんとヨーちゃんでやったんだよね。
話したあと大泣きして、そのまま寝落ちしたんだよね。」
「私とフーちゃんとミサちゃんはそれ知らないし、うちの親に話した時は援護が凄かったから、
あんまり実感無かったな。今回の方がきついかも」
「今日帰ったら日程調整しなきゃだね。」
「やば泣きそうだ。淑子や淑美に嫌われたら出ていくかな」
「ヒデちゃん、その時は付き合うよ。」
「それ、皆んな同じだから、誰がそうなっても皆んなで付いて行くよ。」
「「「「うん」」」」
「まぁ、今ならバイト出来るし生きてはいけるか、あの時は『死』を覚悟したもんね。」
「だね、気楽に行こうよ。」
放課後アイドル検部室
「今日、妹組皆んな変だったね。」
「なんだろう?誰か知ってる?」
「あのさ」
「なにヒデねちゃん?」
「昨日の」
「あっ、海未ちゃん、ことりちゃん、ヒ・フ・ミちゃん、ちょっと付き合ってくれる?
絵里ちゃん、希ちゃんも相談したい事あるから生徒会室良いかな?
他の皆んなは悪いけど今日は解散ね。」
「じゃ行こうか」
生徒会室
「ヒデねちゃん、何?」
「昨日の夜ね、淑詠に聞いたの、あなたって言うかあなた達って何者?って、私達姉組も普通
じゃないって思ってるって言っちゃたの、そしたら皆んなと相談して答えるって、あの子達、
部室で話合ってたんだと思う。
そして結論出したんだと、それのせいでおかしかったんだよ。」
「私も昨日の夜、穂乃美に秘密教えろってしつこく言っちゃたの」
「私は聞かなかったけど、渚、素振りで察してたみたい。」
「翼に一言、なにがあるのって」
「私も、文誉に言っちゃた。」
「私も、同じ」
「それじゃ、近々集合あるね。
あれだけ変な態度って事は、教えてくれるって決めたのかな。
あの子達の事だから個別に話はしないでしょ。
両親は知ってるって言ってたし。
何言われても受け止められように、気持ちを強く持たないとだね。」
「絵里ちゃん、希ちゃん、家族だけって言われたら話せない。
その時はごめんね。先に謝っとく。」
「ええんよ。家族だけやて言われたらしょうがないやろ、その時は話してくれるまで待つわ。」
「エリチもそれでええやろ?」
「ええ家族だけって言われた待つしか無いわよ。」
「はい、話はここまで、後はあの子等の行動待ちです。」
穂乃果が入浴、雪穂は自室で勉強中に、居間で寛いで居た智穂達の元に穂乃美が現れた。
「おとうさん、おかあさん話があるの。穂乃果や雪穂には聞かれたくない。」
「なに?あの事、あの子達にも話すの?」
「!なんで判っちゃうの?」
「娘の事なんだもの、判るわよ。」と言って微笑んでいる。
「今日、皆んなで決めたの。姉妹には話そうって、反対?」
「いいえ、あなた達が相談して決めたんでしょ?ならそうすれば良い。
どんな事になってもあなたは私達の娘、守りますよ。」
微笑んだままそう言う母と大きくうなずく父、思わず抱きつき、声を殺して泣く穂乃美だった。
翌朝、再び部室に集合した妹組
「昨日、両親に話したよ。反対しないって、どんな事があって守るって言ってくれた。」
と穂乃美
翼、渚、淑詠、文誉、美彩も言葉こそ違え内容は全く同じであった。
「さて、親の同意は取れて、全て任された訳だけど、どこでどう言う風に持っていこうか?」
「広さから言ってナギちゃんちかな?」
「ナギちゃん行ける?」
「うん、手配する。日時が決まったら連絡するから調整よろしく」
「「「「「了解」」」」」
そして、ある日の園田家道場
6家族総勢28人、前に妹組の6人、向かい合った姉組6人と第二妹組4人(雪穂、淑美、文音、美智)
その後ろに各家の両親が見守る様に佇んでいた。
「まず、本日この場所を提供頂き、園田さんには感謝致します。」
「また、お忙しいなか御参集頂いた各家のご両親にもお礼申し上げます。」
「「「「「「ありがとうございます。」」」」」」
「さて、今回は私、高坂穂乃美がメインとしてお話させて頂きます。
これから話す事は、各家の両親は12年前から知っていました。
私達が話したからです。
姉妹達には秘密にしていて申し訳ないと思っていますが、両親を責めないで下さい。
私達が強く望み、話さない様に頼んだのです。
恨むなら私達を恨んで下さい。
これから話す事はおよそありえない、架空の出来事、子供の妄想、おとぎ話などと言われても
仕方ない内容です。
でも、フィクションではありません。
全て本当の事、私達に起こった事実です。
われわれ6人が4歳の誕生日の夜、急な発熱と数日間の昏睡をした事は覚えていますか?
私達は誕生日の夜、熱を出して寝込みました。
それは前世の記憶を思い出していたからです。
膨大な記憶の流入により脳が麻痺して発熱し、3日間寝込みました。
まずこれを前提として下さい。
われわれの記憶は、前世の自分に関してほとんどなにもありません。
ただ、自分達が半世紀以上生きた経験と男で子供を含めた複数人の家族が居た事位です。
メインで入って来た記憶、それはこの世界がアニメで見た世界である事、2つのアニメがコラボ
している事でした。
まず、基本となる世界ですが『ラブライブ』と言うアニメでコラボは『バンドリ』です。
『ラブライブ』は、女子高校生を対象としたスクールアイドルプロジェクトと言うものが発足し、
各高校が部活としてアイドルグループを結成、歌とダンスで人気度を競い合うというものです。
現実にラブライブがスタートしていますし、穂乃果・ことり・海未を中心に9人が集まり、
スクールアイドル「μ's」として活動しています。
しかし、そのストーリーでは穂乃美、翼、淑詠、渚、文誉、美彩は存在しません。
『バンドリ』は女子高校生によるガールズバンドが、ライブを行って人気を博して行くと言う
ストーリーで、ゲーム版、アニメ版共に、ラブライブの様なトーナメントも行います。
私、穂乃美はギターと作曲、翼はキーボードと衣装作成&デザイン、渚はベースギターと作詞、
淑詠はドラムと設備設営&折衝交渉能力、文誉はバイオリンと編曲、美彩はボーカルと振り付けに
長けています。
『ラブライブ』では存在しない『バンドリ』の高校が都内に有り、そこに所属するガールズバンド
が活動しています。
故にコラボではないか?と考えました。
ではなぜ私達が存在するのか?
それは、μ'sが辿る道筋があまりに迂闊で、少しの違いで駄目になってしまうほど脆いストーリー
なので、間違いなく本来の結末に辿り着かせる事では無いかと思っています。
μ'sの道筋は我々の介入により、大きく変化しているので今は話しません。
まず、第一目標である廃校阻止は、達成できるところまで来ています。
次の目標はラブライブですが、これも紆余曲折になりますし、ここまで介入した事により、
予測が付かない所まで来ています。
これ以上の行動は、我々の正体を知ってもらった上でなければ、お互いに協力できないと判断し
お話しました。
前世記憶などと言う物を持つ、化け物とは暮らせない。
と言う事であれば、身を引いて姿を消します。
全てはあなた方姉妹の決断に委ねます。
親達は全て知っています。
相談して下さい。
最後に、私達の意識と言うか心と言うか精神は、体に引かれ見た目と同じに成って来ています。」
ここまで話し、穂乃美達は退室していった。
各家族で集まって話し合いが持たれた。
「穂乃果、雪穂、とうさんとかあさんは12年前に受け入れ居るの。
後はあなた達がどうするのか決めるだけなのよ?
今晩はこのまま帰るから家でゆっくり考えなさい。
穂乃美達は近くの旅館に泊まるから」
どこの家も同じ様な会話を行い帰って行った。
近くの旅館
「あんな感じで良かったのかな?私だけが話したけど?」
「あれで良かったと思うよ。誰が話しても同じだよ。」
「うん、そう思う。」
「そっか・・・」
「賽子は投げられたんだから結果を待ちましょ。」
「だね 寝ようか?」
「「「「「「おやすみ」」」」」」
1時間ほどすると全員のスマホが着信を告げていた。
翌日は、宿から出ず部屋で時間を潰していた。
家族が迎えに来た者から帰って行った。
全ての姉妹が受け入れ、今まで通りに暮らす事を選択し、大泣きしながら家族に
抱きつく穂乃美達であった。
「ミーちゃん、最後に内面が体に引かれてるって言ってたじゃない?
あれって本物の女の子になってるって事?」
「うん、まだ男としての意識は残ってるんだけど、考え方だとか無意識の動きが、女の子になって
来てるんだよね。」
「例えば一緒にお風呂入るじゃない?昔は見るのも見られるのも恥ずかしかったのね。」
「そう言えば一緒に入りたがらなかったし、入っても小さくなって恥ずかしがってたよね。」
「うん、でも内面が変化してるからなのか、平気になって来てるよ。
下着も買いに行ける様になったし」
「そっか、昔は全部おかあさんに買って来て貰ってたもんね。」
「うん」
「後ね、それって私だけじゃないんだ。早い遅いはあるけど皆んな、そうなんだよ。」
そんな会話を交わしながら日常に戻っていった。
遂に、姉達と妹達に打ち明けました。しかし、まだ隠している事も多くありそう。多少は、動きやすく成ったのか?次回は合宿です。
又パクリです。超有名だから説明なくても大丈夫! ですよね?