あのラストライブを目指して   作:惟嗄

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真姫の別荘が借りられた事で、関係者が合宿に出発。穂乃美達は何やら企んでいる。どうなることやら?







1-7 夏合宿そしてチームへ

アイドル研 部室

 

「真姫ちゃん、別荘どうだった?」

いきなり、本題を切り出す穂乃果、

「ええ、海にある大きい方の別荘が借りれたわ。」

「おお、じゃ早く日程決めないとね。」

 

 

軽音 部室

 

「穂乃果から別荘取れたから合宿の日程決めようってさ」

「希望取るか、いつが良いって言うか、いつが駄目?」

「駄目な日ある人だけ発言しよう。」

「「「「「「・・・・・・・」」」」」」

「駄目な日無いのね?いつでも良いって返事しちゃうよ?」

「いいよ~」

「了解」

 

スマホを取り出し、

「穂乃果?私、合宿いつでも良いよ。

希望も不都合な日も無いから任せる。じゃぁ」

「はい、お終い、後は連絡待ちね」

 

「皆んな、この合宿なんだけど今後のために、まずは大きな纏まったチームにして、

その中のアイドル、バンド、サポートにしたい。

メンバー同士だけじゃなく、横の繋がりも強化したいのね。

そうでないと、この先は乗り切らないと思うんだけど、どうかな?」

「ミーちゃん、それって、私達が間に入ってμ'sやサポートを仲良くさせるって事?」

「そう、しかも各グループだけじゃなくて、グループを越えた関係を作りたいの。」

「良いんじゃないかな。

それ賛成。賛成の人 挙手     全員だ。

決まりだね。具体的にはどうするの?」

「出来れば全体を大きなチームとして名前決めて、μ'sの愛称に私達の愛称とサポートの

愛称決めてほしいかな、一応名前の案あるんだけど聞いてくれる?」

「「「「「聞かせて!」」」」」

「あのね、全体を『Team Walküre(チーム ワルキューレ)』各班はμ'sを『ミュウ』

うちらは Peloiadesで『アデス』、最後サポートはどっちにも関わるから『kure』で『キュレ』

キュレはワルキューレのキューレを縮めてみた。

μ'sもPeloiadesも女神だから、それの集合体でWalküreなんだけど、どうかな。」

「良いね。それ凄く良い。名付けの理由も納得出来るし賛成、皆んなは?」

「良いな。賛成。」

「うん、良い。」

「それ良い。」

「決取ろうか?、賛成の人、  全員、はい決定です。

それで、どうやってこれに持って行くかなんだけど、ブレインストーミングやって、うちらが

ファシリテーターで誘導するのが疑われないと思うんだ。」

「それが一番自然だと思うな、出来ればミー、今回の合宿の取りまとめやってくれる?

これだけの人数をコントロールするとなると、私達じゃないと無理でしょう。

一番無難なのがミーだと思うからさ。」

「仕方無いな、やるよ。援護射撃はよろしくね。

これを行うに当たって、姉組と絵里・希を巻き込みたいと思いうけど良いかな?」

「「「うん」」」 「「賛成」」

「ただ、穂乃果には内緒にしないと、あいつ直ぐ顔や態度に出るからバレる。」

「「「「「だね。」」」」」

「じゃぁ、いつもの様に私が纏めるよ。

日程は未定だけど海に合宿に行きます。

今回の目的は、各班のメンバー同士がより親しくなる事、その上で、班を超えた繋がりと親密度の

向上を行います。

これを第一目標に各自行動して下さい。

また、穂乃果ちゃんを除いた姉組と絵里ちゃん・希ちゃんには協力を求めます。

大きなチーム名に各班?の名前決めは ブレインストーミングで、ファシリテーターが

誘導します。

尚、全体の進行等の纏めはミーちゃんが行います。こんなところかな。」

「「「「「問題なし。」」」」」

「各自家で姉組に話してね。ヒデちゃん、絵里と希お願い。」

「えっ、ミー行かないの?それ狡くない?話はするから、せめて一緒に行こうよ。」

「仕方ないな、行ってあげよう。何奢ってくれる?」

「やだ。奢らない。用もないのに私連れて行くじゃん」

「ケチ、じゃ行きますか。」

 

 

 

μ'sもサポート班もPeloiadesも全員参加で駅に集合していた。

 

「本日から実施したい項目があります。

発声や踊りで遠慮があっては、良いパフォーマンスは出来ません。

なのでグループ内で遠慮しない様に、先輩後輩を無くしたいと思います。

今から呼び方は全員名前でお願いします。」

「判った。絵里、良い事言うじゃん、偉いぞ。褒めて遣わす。」

「あんたは関係ない!黙ってなさい穂乃美!」

「凄い、絵里先輩にあんな言い方出来るなんて」

「花陽、先輩じゃ無い」

「あっエ・エ・エ リちゃん

「うむ、諸君、なかなか慣れないではあろうが、困ったら我ら、軽音部を頼り給え!

如何様にも解決して進ぜよう。

後、うちらも先輩なくて良いぞ。先輩呼びもしないがな!」

「ヒデちゃん大げさ」

「軽音の人達って先生でも叱りつけそうだよね。でも気安い感じがする。」

「私この前、顧問の山田先生が美彩先輩に叱られてるとこ見たよ。」

「私、1組の担任の先生が文香先輩に叱られてるとこ見た。」

「わたしは体育の・・・・」

「私も音楽の・・・・・・」

「ニコも・・・・」

「軽音、あんたら何やってるの?先生叱るってどれだけなのよ。」

「え?間違ってたら教師も生徒ないじゃん!後、花陽・凛、先輩はいらんぞ。」

「「「「「だよ(な)(ね)(うん)(よね)」」」」」

「恐るべし、軽音」

それを見ていた姉組は大きくため息を付いていた。

 

「意識が体に引っ張られてるって言ってもあれなんだね。」

「だね。」

「やっぱり、妹組だわ。」

 

「穂乃果、出発しようぜ。絵里、点呼よろしくな。」

「だから、あんたは関係ないって言ってるでしょう!」

「はいはい、判りま~した。早く点呼しましょうね。ポンコツ会長。」

「ポンコツ言うな!の~ぞ~み~、穂乃美がいじめる~」

「よしよし、ナデナデ」(希に頭を撫でられる絵里であった。)

「ねぇ、絵里先輩ってあんなんだったっけ?」

「イメージ違っちゃった。あれならエリちゃんって言えそう。」

「だね。」

 

 

電車内にて

 

「穂乃美、流石ね。ありがとね。あれだけ抵抗あった1年生が、あっという間に絵里ちゃん

希ちゃん呼びになってる。」

「こんな事位簡単だって。でも絵里ちゃんがあそこまでやるとはビックリだよ。頑張ったね。

ナデナデして上げようか?」

「ばか!」

「アハハハ、この合宿、私達はμ'sやサポーターが打ち解ける様に動くからね。

ほら、あいつら見てみ、それぞれにやってるでしょ。

明日には雰囲気、ガラッと変わってるよ。期待してて」

「ミーちゃん、大丈夫?あなた達、これやるために今回の合宿仕組んだの?」

「そうだよ。これから先は、ステージに立つ演者だけじゃ乗り切れない。

サポートしてくれるメンバーは、非常に大事なんだ。

だからしっかりスクラム組まないとね。

まぁ任しといて、穂乃果以外の姉組と絵里ちゃん・希ちゃんは、皆んな知ってるからね。

穂乃果、貴様はダメだ。すぐ顔に出るから内緒にしておったのじゃ。」

「それって酷くない?妹のくせに」

「アハハハハ」

 

 

電車を降りた駅前

「皆んな、各チーム揃ってる?確認して?」

「サポート、揃ってます。」

「軽音、居るよ。」

「うちも大丈夫です。」

「ではバスで移動します。」

 

 

「着いた~」

「でかい」

「大きい」

「すげー、金持すげー」

「はいはい、中に入って部屋割りするわよ~」

 

部屋割ですったもんだ、わちゃわちゃだったがなんと決まり、荷物を置き着替えて集合した。

海未が発表した練習スケジュールを見たμ'sメンバーは唖然としていた。

 

「海未ちゃん、遠泳10Kmにランニング15Kmって、オリンピック選手育成強化合宿?

これはないわ~、こんなの無理だし、もしやったら体壊すよ?却下です!破棄!」

「えぇミーちゃんそんな~」

「これも凄いね。練習メニューで海未ちゃんが押されてる。」

駄目ったら駄目、皆んな~、今から海行くぞ~、水着で浜に集合!!!

穂乃美は渚に目配せしてから走って行った。

 

合図を受けた渚は、

 

「海未、無茶しすぎ。もっと気楽に行こうよ。

今回の目的忘れたの?所属の垣根を越えて仲良くなる事だよ。

それなら一緒に遊ぶのが一番だよ。この合宿は私達に任せて、海未は楽しんで」

「それで良いのでしょうか?折角の合宿なんですからもっと練習した方が」

「良いの。こっちに任せて楽しんで!」

「判りました。お願いしますね。」

「うん、任せられた。」

 

浜で思い思いに遊ぶメンバー達、各所でリードを取る軽音メンバー、

いつしか日も傾き夕日になっていた。

 

「お~い、集合~そろそろ戻って着替えたら夕食作ろうよ~」

音戸はやはり穂乃美。

μ's9人 軽音6人 サポート9人 サポートスポット3人の27人

この内、自称料理の得意な者が調理に回った。

夕食は定番のカレーとサラダだった。

 

「にこちゃんて料理うまいね。以外だわ。」

「あんた達こそびっくりする位出来るじゃない、驚きよ。」

「ポンコツは料理もポンコツだった件」

「ポンコツ言うな!料理なんてした事ないんだもん。」

「まぁ、真姫はお嬢だから出来ないの納得だが、姉組が全滅ってのは女としてどうなんだ?」

「花陽の炊飯に掛ける情熱は驚きだったね。」

「一卵性双子って妹の方が優秀?」

 

 

食後、片付けも終わり寛ぐ一行

 

「真姫、風呂ってどうなってる?何人ぐらい入れる?」

「5人位かしら、でも近くに温泉あるわよ。歩いて行けるし皆んなで入れるわ。」

「何!温泉!!!良いね!!!温泉!!!皆んなで行こう!!!

全員チュウモ~ク!温泉行くから着替え用意して玄関に集合!

拒否は認めない!全員参加!40秒で用意しな!

ハリー!ハリー!ハリー!

「ミーちゃんどこの鬼軍曹?」

「え~面倒くさい、私さっき外のシャワー浴びたしここで寝てる~」

「ほぉのぉかぁ~私のぉ言う事ぉ~聞けないのぉかなぁ~?

温泉行くんだよぉ~?温泉。梅干しぃ~ほしいのかなぁ~?」

などと、拒否する相手に恐ろしいまでのプレッシャーを与えながら纏めていった。

「やばい、ミーまじやばい。あれ本気だよ?本気と書いてマジだよ?皆んな絶対逆らっちゃ駄目

だからね。逆らうと恐ろしモノが降臨するからね。絶対駄目からね。」

やたらビビっている穂乃果であった。

 

 

「ふはぁぁぁぁぁぁ、蕩けるぅぅぅぅぅぅ」

人様にはお見せ出来ないほど蕩け切った、フニャ顔の穂乃美が湯船にいた。

「ミーちゃん、異常なほど、温泉好きなのよね。

ここしばらく温泉行けてなかったから、さっきは舞い上がってたの、ご迷惑をおかけしました。

許しあげてね。」

珍しく穂乃果がフォローする。

「いやぁ、あの完璧超人の穂乃美ちゃんの、意外な一面が見えて安心しました。

クラスメイトなのに、なんだか近づき難くて苦手だったですけど、あの顔見たらね。ふふふ」

同じ様に感じているのか、ほっこりした顔で穂乃美を見ている合宿メンバーだった。

「ミーの奴、狙ったな。」

「だね。」

「流石です。」

「まぁ、あの顔はホントに蕩けてるから仕方ないですね。」

「あれが作った顔なら、主演女優賞総なめできるわ。」

軽音メンバーには通じなかった。

 

 

温泉を満喫した一行は別荘に戻り、リビングでミーテイングを開始した。

 

「今回参加してるのはμ'sと軽音って言うかPeloiadesとサポートなんだけど、

何か呼びにくくない?これからの為にも呼び方考えない?」

「呼び方か、確かにラブライブはこれからが本番だし、纏まるのには良いかも」

「だれか良いのある?何でも良いから出して見ようよ。」

「ちょって待って、このままじゃ意見がまとまらないから、其々を3つに分けて混ぜ合わせて、

班を作ろう。」

などとリードしていく穂乃美達、各チームをバラバラにして、3つの班を作った。

 

「今作った班ごとに、何でも良いから4つの案に纏めて。

全体の呼び方に各チームの呼び方の4つね。

可笑しくても、変でも、なんでも良いからどんどん言ってみよう。

ここに、付箋あるから思い着いたのを書き出して張っていこう。

では開始!」

 

其々に分かれた軽音メンバーに目配せする穂乃美。

 

「やっぱミーの奴、ブレインストーミングで、我々にファシリテーターやれってかよ。」

メンバー全員が思った。

・・・・・

・・・・・

・・・・・

・・・・・

・・・・・

・・・・・

・・・・・

・・・・・

・・・・・

「さて、付箋もなくなってきたから各班、纏めよう。」

「付箋に書いたら誰が出した意見か解らなくなってる。

だから遠慮無く、その案に対して思った事を言ってみてね?」

・・・・・

・・・・・

・・・・・

・・・・・

「そろそろ全員で纏めようか?やっぱり女神系が多いね。

まあμ'sもPeloiadesも女神だから仕方ないのかな」

「ワルキューレが有力だね。女神の軍団って意味もあるしこれかな?」

「後ろ取ってキューレかな縮めてキュレは?」

「μ'sとPeloiadesとそれを補佐する軍団って意味で『キューレ』か『キュレ』どう?」

「反対の人は?     居ないか。じゃ賛成の人は?     ほぼ全員ね。」

「ヒデね、採決の事行ってなかったの?」

「ごめんスポットの3人に言い忘れてた。」

「そっか、じゃ説明してね。

そう言う訳で全員賛成と認めます。

『キューレ』と『キュレ』どっちにするかだけど『キューレ』がいい人? 

7人『キュレ』が良い人?  私入れて17人、

ここは多数決でも良い?どうしても『キューレ』が良いって人は理由を言って?」

口々に賛成と声が出たため『キュレ』に決まった。

「次に個別の呼び方だけどキュレの中のユニットって考えたいのね?

で案だけどμ'sはミュウ、Peloiadesはアデス、サポートは何かちゃんとした名前つけてそれを

短くした略称で呼びたいかなって思うんだけど?」

「つまり、ミュウ班、アデス班って事?」

「そうだね。」

「良いんじゃないかな?反対は?    居ないみたい。

賛成は   全員一致で決定。

あとはサポート班の名前だね?」

「何かある人?」

「話戻しちゃうけど、全体のチーム名をワルキューレでサポートをキュレじゃ駄目かな? 

サポートはどっちのチーム?班?も手伝うんでしょ?だからチーム名の略称でどう?」

「Team Walküre、ミュウ班、アデス班、キュレ班か、悪くないね。皆んなどう?」

「良いかも、決取ろうよ。賛成の人   全員だ。決定しました。」

「今から、我々はTeam Walküreです。それぞれはミュウ・アデス・キュレです。」

「ミュウアデスキュレってなんだかカッコ良くない?」

「良いかも、キュレなんだけど、班長1班員3の3班で、それぞれ得意な部分で別れてもらって、

音響照明メイン、ステージ設備メイン、衣装その他メインに出来ないかな?

ただそれだけやるんじゃなくて、その4人が中心で責任持つって事で」

「これはキュレ内の事だからヒデね、フウね、ミカねで決めてほしいかな?

いくらこっちが言っても作業がやり難くなったら意味ないからね。」

「流石、設備担当のヒデだね、よく分かってる。じゃぁ助言も任せた。」

 

 

「良く遊んだから眠いや、お開きにしよか?」

「アノー」

「なに?芽依ちゃん」

「布団持って来て、ここで皆んなで寝ない?

ここまで来て別々に寝るの、なんだか勿体無くて」

「良いかも、それ乗った!」

「強制は出来ないけど希望者はここで寝よっか」

「では、ここで寝る人は布団持って集合!って事で一旦解散」

 

 

リビングの机や椅子を片隅に追いやり、布団を敷き詰め全員で寝る事になった

ワルキューレ、しかしそこは年頃の子供達、素直に寝る訳も無く、お決まりの

枕投げが始まり、大乱闘のすえ討ち死に状態で寝ていた。

 

 

 

 

 

 




取り敢えず、大きな纏まりと個々の呼び名が決まりました。チームの親睦はどこまで出来たのか?今後に期待。




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