モードレッドが円卓の魔術師(訳あり)としてキャスターになったら(連載停止中)   作:FGO廃課金民(大嘘)

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 皆様、意外と日常回を望んでいるとのことなので。





 感想を書いてくれた方、本当にありがとうございます。皆様の感想が執筆の励みになります。

 あ、評価コメントで若干茶番が多く読みにくいとのことでしたので、出来るだけほのぼの茶番とシリアス系は分けるように致します。


 最近自分でもなんか読みにくいなぁと感じる今日この頃・・・そういう改善点を言っていただけると、幸いです。




アヴァロン始発、カルデア行き

 色々あった第5特異点が修復され、カルデアのマスター、藤丸立香は英霊召喚をしていた。

 

 第5特異点を修復出来たとはいえ、これからもっと難易度が上がると思われる特異点での戦い。

 即ち、カルデアの戦いは続く。故に戦力の増強は無駄では無い。

 

 

 ダヴィンチちゃんからたまたま、気まぐれで貰った呼符。敵を倒すと何故か落ちている星晶石。

 

 それらを手に、カルデア唯一の女マスター、人類唯一の希望が人理を救うための戦いに協力してくれる英霊を呼び出す。

 

 第4特異点後にはガレスが召喚に応え、青いセイバー即ちアルトリアと交友(主従とも言う)を深めていた。

 

 そして、第4特異点後にくると思われた"彼女"は来なかった。

 

 その代わりと言うのは何だが、蒸気王、"彼女"に好きにぶん殴られたパラP、そして亡霊が集まった切り裂き少女やよくわからない本も召喚された。

 

 特に本と切り裂きジャックはカルデアで仲良く話していたり、彼女等のマスターである立香にくっついているのだ。

 

「先輩、ドクター。英霊召喚の準備完了です。」

 

「今回は誰がきてくれるかな~?」

 

「分からないなぁ。立香ちゃんの縁次第としか言えないかな?」

 

「そうだねドクター。」

 

 話している間に英霊召喚が始まった。回る召還サークル。相当な魔力量を示して現れたのは・・・

 

「影の国よりまかり越した。スカサハだ。マスター、と呼べばいいのかな。お主を?」

 

「あ。」

 

「ふむ。セタンタは居るだろうな。」

 

「います、槍と術のどちらも。」

 

 その様な事を話していれば、次の英霊が召喚された。

 

「サーヴァント、キャスター。……ジェロニモと言った方が分かりやすいかね?」

 

「ジェロニモさん!アメリカではお世話になりました。」

 

「ふむ・・・マスター・・・でよいか?少し中を見て回って良いか?」

 

「あっはい。召喚が終われば中を案内します。」

 

「ふむ、では後々セタンタに腕が衰えてないか試しに行くとするか。」

 

 そう言って、腕を組んで待つスカサハ。召喚サークルが再び回り始める。

 

 回る召喚サークルの色は虹色。そして現れたクラスカードは魔術師を表していた。

 

 そして、現れたのは―――

 

 

「あなたがカルデアのマスターだね?私は魔術師モードレッド。最後の円卓魔術師とも言われてる。呼び方?自由に呼んでくれてかまわないよ。」

 

 そこに現れたのは白いフードをかぶった少女だった。第4特異点で逢った彼女とは若干見た目が違う。フードをかぶっているだけだけど。

 

 因みに、キャスターモーさんの服はマーリンのズボン的なのをスカートみたいな感じにしてモードレッドに合うようにサイズダウンさせたイメージです。

 

 

 

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「マスター、どうしました?ロンドンとかフランスで会ったモーさんですよ?」

 

 

 

「アルトリアさーん!モードレッドさんが・・・!」

 

 そう言って立香が召喚の部屋を飛び出して行った。

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・・私はどうすれば良いのだろうか?

 

「・・・モードレッドでいいかい?」

 

「ええ。」

 

「君は確か第4特異点ですぐ此処に来るって事を匂わせていたけど、第4特異点後の召喚では来なかった・・・立香ちゃんも若干落ち込んでいたよ。」

 

「・・・仕方ないじゃないですか。一応こんな私でもやることは有ったんですよ。」

 

 顔をぷくーっと膨らませて若干拗ねたような雰囲気を醸し出すモーさん(術)。

 

「今回ようやっと来れたのはアヴァロンで私の人理焼却の対応作業で私のやることが終わったんだ。これでもアヴァロンから走って来たんだよ?」

 

 

 意外と可愛い反応をするグランドロクデナシの弟子にロマンは若干の罪悪感を感じた。

 

 

 

 

 

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 文字通りアヴァロンから走ってきて召還された私は、これからは私のマスターとなるぐだ子が連れてきたガレスに担がれている。

 

「おーい、ガレスちゃん、ちょっと下ろして・・・」

 

「ダメです、我が王が食堂で待っているのです。」

 

「え、そうなの?」

 

「ワイバーンの叩きをご所望のようです。」

 

 

「何でも出来る弓兵が作るんじゃなくて?」

 

「どうしてもって。」

 

 ・・・さて。私の目の前には食堂入り口。そして。

 

 

「ふむ、君が新人かね?あぁ、第1特異点で会っただろうとかいうつまらない事はなしだ。

 

 さぁ、円卓の厨房を預かっていた魔術師の腕を見せてもらおうじゃないか。」

 

 ・・・なんだこいつ。

 

「ふっ・・・望むところです。」

 

 白いエプロンを身に付けて、金色の長い髪を一気にまとめ上げ、そして前髪は花柄のピンで留める。袖を上げ、手を洗う。

 

 そして厨房に立てば、目の前に目をきらきらさせながら料理を待つマイロードとガレスが。

 

 

 

 

 

 

 

 

「モードレッドさんの料理は変わらず美味しいですね。」

 

 あの・・・叩きが出来上がる時間が遅いっていって、結局ワイバーンのステーキ(ミディアムレア)を焼かせて10枚食べた人が言うセリフですかね?

 

「あの・・・ガレスちゃん、そんなに食べなくても・・・」

 

「大丈夫です、まだまだ入ります!」

 

「モードレッド、デザートを。」

 

「あ、はい分かっています。どうぞ。」

 

 マイロードにだしたのはカスタードプティング。冷蔵庫に入れて冷やしてある。

 

 そして。その我が王の隣で赤い弓兵が私が出したデザートを食べている。

 

「ふむ。・・・成程。」

 

「どうしたんだい、さっきから。私の料理は精々家庭料理とか軍の食事に近い物だからね。本業よりかは腕が劣る。」

 

「魔術師がどれほど料理をできたのかと思っていただけだ。それに他意はないさ。」

 

 因みに、この赤い弓兵に少しでも気を許したらやばいことになる。何せ、無自覚で女性を落としていき、そして極めつけはそのおかん属性!

 絶対女性をだめにする(意味深)な業の深い男なのです。

 

「そうですか。それで、マイロード。何か飲み物は?」

 

「ステーキもう一枚!」

 

「ガレス、いつまで食べるんですか?私の手持ちのワイバーンの肉無くなりそうなんですけど。」

 

「これで最後!」

 

「あっ、そうですか。」

 

「モードレッド、ダージリンのセカンドフラッシュを。」

 

「かしこまりました・・・!?紅茶の茶葉を指定するとは。マイロード、紅茶の良さに気づかれたのですか!?」

 

「あ、その・・・エミヤに・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「あの、モードレッド?」

 

「ストレートで?」

 

「え、ええ。」

 

「モードレッドさん、デザートを!」

 

「はい。えーと・・・どうぞ。」

 

 ガレスにも我が王にだしたカスタードプティングを出す。因みにガレスはコーヒーが好きらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 食事が終わった。マイロードは相変わらず美味しい物好きで、ガレスは異常に食べてた。

 

 少々、エミヤとは一悶着あったが、我が王を甘やかしてるのは私も同じ。結局意気投合した。

 

 そして、プーディカとも同じブリテン出身の誼でよく話すようになっていた。

 

 

 

 

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 召喚されて次の日。エミヤと共に厨房に立っていた。

 

 

 赤い弓兵はどうやら和食が得意らしい(洋、中も出来るらしいが)。私はどちらかというと、イギリス料理が中心。洋食ではなく、英国料理固定。一応和食もできなくはないけど、和食はエミヤ。

 

 取りあえず、3人の食堂担当が出来たから交代制にするらしい。話し合いでエミヤは毎日固定にして・・・

 

 

「ひどくないかね?」

 

「いや、私は召喚されてすぐ第4再臨までして種火突っ込まれて、無数のキャスパリーグを突っ込まれたのは良いんだけど、スキル素材が無いらしいから周回しなきゃならないし・・・」

 

「む・・・なら仕方ないだろうな。」

 

 そんなことを目の前にあるラムチョップを皿に盛り付けながら話していた。

 

「イギリスってそこまでご飯がおいしくないイメージあったし、実際そうだったけど・・・意外と・・・?」

 

 カルデア職員がラムチョップを盛りつけられたお皿に、パン、その外スープが乗っかってるトレーを見ながら独白していた。

 

「事実、そうだか何ともいえないね。」

 

「うおっ!びっくりした~・・・」

 

「あぁ、ごめん驚かせて。だけど、事実だよ。私がブリテンで活動していたときもろくな食材無かったから、其処まで良いものを円卓の皆に食べさせてやれなかったし、今・・・でいいのかな?その食糧事情も若干は改善してるとはいえ、文化の影響でメシマズには変わらないし・・・

 

 アヴァロンで千里眼を使ってこれでもかと料理をしたおかげだよ。」

 

「そ・・・そうなのかぁ。じゃ・・・アストルフォきゅんじゃないか!はぁ、見るだけで幸せだぁ・・・!」

 

 

「・・・ダメだこいつ。」

 

 

 

「モードレッド。」

 

「どうかしましたか、マイロード?」

 

「アヴァロンで料理を作ってたって言ってましたが、マーリンもモードレッドが作った物を食べていたのですか?」

 

「ええ、味見をしてもらいましたよ。殆ど美味しい、旨いしか言ってなかったので参考にもなりませんでしたが。」

 

「・・・よし、マーリンが此処にきたら殴りましょう。」

 

 うん?今私の同居人が理不尽な扱いに抗議の声をあげた気がするけど・・・うん。気のせいだね(確信)

 

 

 アルトリアがトレーを持ち、癖っ毛をぴょこぴょこと動かしながらガレスが待っている机に向かっていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 もうそろそろ、食堂に入ってくる人も少なくなってきた。だけどまだきてない人がいる。

 

 そう、他ならない、マシュとマスター2人組。マシュはキャスパリーグを肩に乗っけてカウンターに相対した。

 

「あ、モードレッドさん、今日は和食でお願いします。」

 

「じゃ、私も!」

 

 

「あい。マスター・・・ふぇっ!?」

 

 マシュの肩に止まって大人しくしているので、マシュのご飯の盛りつけはエミヤがやっていたのでマスターのご飯の椀にご飯を盛っていると。

 

「フォウ、フォーウ!」

(意訳:飯食わせろ)

 

 何と、フォウと呼ばれている不思議生物が私の顔目掛けて飛んできたのだ。

 

 因みにフォウが顔に激突した後は私の肩にちょこんっと座った。

 

「あぁっ!フォウさん、モードレッドさんは食事の準備中です。」

 

「キャスパリーグ、ちょっと待っててね?」

 

「フォーウ!」

 

 そんなことをやっている間にエミヤがどんどん和食を盛りつけて、トレーの上に乗せていく。

 

 マシュのつぎに並んでたマスターのトレーにも、エミヤが作った和食の数々が並ぶ。

 

 

「ありがと!じゃ、マシュ空いてるとこで食べよっか。」

 

「はい、先輩!」

 

 彼女達は、比較的遅めの時間帯にきたこともあって空いていた机もちらほらあった為に、とある机へと向かっていく。

 

 

 

 

 

 

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 食堂が開いている時間も過ぎ、これから色々な物の片付けをしていく。

 

 真水はこのカルデアでも貴重といった物ではないが、余り無駄遣いはしたくない。と言うことで。

 

 ブリテンで食堂を仕切っていたときに開発した、全自動処理魔術を使って

 

 

「・・・君はマシュという少女に力を貸している英霊を知っているんじゃないのか?」

 

「いつからそれを?」

 

「君は冠位の資格を持っていると公言している。なら、知っていても不思議じゃない。」

 

「・・・確かに、私は千里眼を持っているからこそ、マシュに力を貸している英霊も知っている。けど、今は真名を私が話す訳にはいかない。まだ、その時じゃないからね。」

 

「ふむ。君がそういうならそういう物なのだろう。」

 

「そう言うものだよ。それは本人たちが見つけるものだ。」

 

「・・・そうか。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 私は…マシュに力を貸している英霊の名は自身で知ってもらいたい。私がキャメロットの筆頭魔術師となったことを知らずに天に召された、私の親しい友人であり、初恋の相手。‥‥‥‥別れの最後のセリフが盛大なフラグをおったてて。召されて、もう会うことができなくなったと思った。できれば、私が生きている、人類が絶滅し滅ぶまでには。この胸の内に深くしまい込んだ感情を告白したい。そう思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・・静寂が厨房を包む。厨房には、食器の音だけが響き、より静かであることを指し示す。

 

 片や現代人の英霊。片や、別世界の現代人が転生し、今も生きる5世紀の人間。似てはいるもののどこか違うおかん同士の会話。その会話の言端には、自分たちのマスター敷いてはパートナーともいえるマシュの行く末を案じる者同士の会話である。

 

 あるものは。とあるデミサーヴァントの力を貸す英霊に淡い恋をしていた。同居人とは違う、本当の人間として。それは、同居人にはあまりない感性でもあった。グランド適正持ちとしては、その人物は珍しい部類に入るだろう。

 

 

 

 

 

 

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 おや…どうかしました?私に何か用ですか?

 

 

『アルトリアさんはモードレッドをどう思っているか…?』

 

 

 

 

 そうですね…少々長くなりますが、よろしいでしょうか?良い…と。じゃあ語りましょうか。

 

 と言っても、私とモードレッドとの関係はそこまで深くありませんでした。どちらかというのなら、今このカルデアにいるガレスのほうが深い付き合いをしていたようですので。

 

 

 

 

 そうですね…私が王としてキャメロット、ブリテンを収めていた時。とある女性の文官がキャメロットで働くようになりました。その女性は女性であるからという理由で侮られていたようです。

 

 え?その女性の文官って誰なの?…ですか。もちろんモードレッドですよ。

 

 これはアグラヴェインから聞いた話ですが、モードレッドは、侮られ、妨害を受け、不躾な目で見られ、時には襲われる寸前まで行ったようです。実際、ランスロット卿からしつこく言い寄られていたようですが。

 

 おっと、マシュ。どこに行くのです?え、ランスロット卿を盾でぶったたきに行きます…ですか。いいんじゃないですかね(思考放棄)

 

 話を戻して。いろいろと大変だったようですが、能力のみで短い時間に文官の長にまで昇進したのです。未だ、文官の仕事というのは男のやるものだという意識があったようで、しばらくは部下をまとめるにも苦労したようです。

 

 その後。そう、その後なのです。キャメロット中の女官達がモードレッドを女性陣の憧れの的にした時期でした。その時期に、モードレッドが魔術を修めているとの噂が立ったのです。その時、モードレッドの後ろには必ず女官が、廊下の角から自身の憧れと目標である彼女を盗み見していたと言われていた時期でもあります。

 

 え?それも誰から聞いたって?アグラヴェインからです。なんでも、相談をその時受けていたそうで。噂にもなっていたようですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 …まぁそのあとは何もありませんでしたが。そのあと、政治的理由もあって、聖杯探索へと騎士を行かせましたが。そのちょうどそのころ。私の姉であるモルガンとモードレッドが会って争ったという噂が立ちましたが。すぐ消えました。そして。そのおよそ1か月後、マーリンが生き埋めにされたのです。

 

 すぐさま会議を開きました。マーリンは生き埋めにされる前。私にこう伝えたのです。

 

『僕はもうじき生き埋めにされるだろう。それで、最後に僕からの忠告を言おうと思う。いいかい、アルトリア。その剣のさやは絶対に手放してはいけない。‥‥‥・』

 

 

 そのほかにも様々な予言を私に言い、キャメロットを去りました。あぁ、マーリンは私に最後にこう言ったのが、モードレッドが私に直接仕えたきっかけです。

 

『何、僕の後はモードレッドが継ぐさ。彼女に頼ると良い。』

 

 そんなセリフは、マーリンが言うと思ってはいないものでした。モードレッドが…?私はその時、モードレッドとの印象はごく薄いものでした。それもそうです。あったことも、話したことも、会議に出ていたわけでもない。噂で、ガレスを通じて聞いたことがあるくらいでしょうか。

 

 

 その後の円卓会議で、マーリンの言伝もありモードレッドがキャメロットの筆頭魔術師となりました。そして、私が会議に入ってきた彼女を見て、驚愕したことを覚えています。ランスロットはあれな理由とはいえ彼女の顔を見ていたのですが。改めて、こうつぶやいてました。

 

『やはり…我が王に似ている……』

 

 と。彼女の説明によると、ある一定の確率で同じ顔の人が生まれるらしく、もしかしたらそうではないかと言っていました。若干名納得してなかったようですが、それでしか説明がつかなかったので。それで納得してました。

 

 

 

 ああ。それで本題に入りましょうか。彼女は、モードレッドは。私の中で最も信頼できる魔術師です。マーリンがいなくなってから、私に助言をくれ、それのどれもかれもが納得できて且つ的確なものでした。水面下では、政治工作もしていたそうです。文官時代に出来た縁で私の立場をできるだけ上げてくれるよう努力していたそうです。そして、決しておいしいとは言えないような食事をおいしくしてくれたのも。

 

 そうだ、モードレッドに膝枕をしてもらって頭をなでてもらうとすごい気持ちいんですよ。マスターなら頼めばしてくれると思いますよ。あの時は私の唯一の至福の時でした。

 

 

 結末は…物語に書かれていると思うので。私としてはあまり話したくは無いものです。ですが。モードレッドがいなくなって。少しは彼女を恨みましたとも。あんなに助言をしてくれた人が、目の前で自身を魔術材料にして消えてった光景を。

 

 そして、円卓が崩壊状態になり、政治的調整をしてくれた筆頭魔術師もいない。その時に、反乱分子がまとまり離反して反乱がおきたのは必然だったかもしれません。だから、私はほんの少しだけ・・・少しだけ恨みました。なぜ、こんな時にいてくれないのか…と。ですけど、それ以上に世界を憎み、そしてこの結末を覆そうと契約をしたその直前に。

 

 どこか聞きなれた声がしたのです。世界を契約しようとする私を制止する、聞きなれた私が頼りにしていた彼女の声が。ですがモードレッドはもうこの世界にいない。だから空耳だと聞き逃していたのです。

 

 

 

 モードレッドは、王としての私を支えてくれて、信じてくれた。そして、私にとってモードレッドは文字通り自分を犠牲にする覚悟で私に仕えてくれた。私は、モードレッドが好き(もちろんlikeの方)で、大切な私を信じてくれた人です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 え?我が王が私のことをそのように?‥‥‥そうですか。私は…我が王に救われた。そんな気がします。

 

 

 

 




 多分この小説の円卓の良心ってペディ君とガレスちゃんとキャスターモーさんだと思う。
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