モードレッドが円卓の魔術師(訳あり)としてキャスターになったら(連載停止中) 作:FGO廃課金民(大嘘)
唐突に思い浮かんだネタの供養兼忘れ防止。
キャラ崩壊注意
これはあり得たのかもしれない、けどあり得ない物語の続き(第5次前)
★★★★★
そう言えば。桜の通っている学校って授業参観有るのかな?あやふやになりかけてる前世でも確か授業参観は有った気がする。まぁ、親には来て貰いたく無くて、お知らせのプリントは学校のゴミになった物だが。
桜の好きなものは、以外にもハンバーグだ(因みに和風)。意外とお子様舌である。とまぁ、急にそんな事を言い出したのも、今ハンバーグのタネを冷やしながら絶賛こねこねしているから。
しかし・・・もし隠しているなら、早めの反抗期が来たの・・・!?いや、桜はまだ中学校1年生、まだ中学校1年年・・・よし、自己暗示完了。
良くないけどね。
その日の夜、桜の義兄、間桐慎二が殊勝にも案内のプリントを私に渡してきた。
「どうも桜は義母さんに遠慮しているみたいだな。」
「あら、そう。遠慮しなくてもいいのに・・・」
そういや、Fate/StayNightの慎二と違ってこの慎二は比較的綺麗に育ってくれた。
綺麗なワカメとか私が言うのも何だけどパワーワードな・・・気にしては負けか。
さて、桜達の学校が授業参観をやるとなると連絡すべき人が出てくる。
電話をとり、もうすでになれた手付きで受話器をとり、ダイヤルを回してとある人物へと電話をかける。
「やぁ、久し振りだね。少々話がある。なに、君が嫌ってる関係の話じゃない。」
「え?じゃあ何だって?それはもちろん、桜のことだよ。
間桐雁夜君」
「桜の学校で授業参観が有るらしいんだが、君は来ないのかい?」
「・・・来ない?ふむ・・・まぁいいか。気が向いたら着てくれ。宿泊先位にはなれるさ。では。」
珍しく桜の事でも雁夜は行かないと決めたらしいが。雁夜おじさんのことだ、我慢出来なくて来るだろ。
電話の別れのことばを口にして電話を切る。
「雁夜君も変わらないね」
そう、無意識にことばが口から出てきた。不思議なことも有るもんだ。
★★★★★
今日は桜と慎二の通っている中学校の参観日である(集中線)
何時もはシャツにパンツ(男性用で言うズボン)を履いて家の中をうろうろしては、下着透けてると桜にいつも言われているけど、家の中だけだからね!
ちゃんと服着てるから!
と言うことでZeroセイバーっぽくしてみました。日本の様式美であるスーツ。いつぞや買っては放置していたそれを洗濯にぶち込んでは当て布してアイロン掛けてパリッと決めてやりましたとも。ブラウスは若干ピンクかかってはいるけどね。
・・・何?慎二と桜、どっちの方が好きだって?それはもう桜だよ。何たって我がマスターなんだからね!
・・・え?そうではない?ふむ・・・・・・どちらも義理とはいえ大切な人だよ。何時も私は大切な人って言う重いものを背負う性分なようだ。
かつてのマイロード然り、ガレス然り、ガラハッド然り、アグラヴェイン然り。
誰も彼もが私の手が届かない場所でそれぞれ逝ってしまった。そして私は逝きそびれ、アヴァロンで未だに生きている。
私は・・・・・・・・・今度こそ、彼女らを守らねばならない。
これは、私の義務であり覚悟だ。
授業参観に行くのは、いかにも親と言うことでをしている気分となれるイベントだけども。桜達は私を『母』として慕ってくれてはいるものの。私は親としてやれているだろうか。
其処だけは心配なんだ。
はい。目の前には桜の通う中学校。どこかでみたことのある(保護者会で見た)人と会ったので軽く挨拶しておき、桜の教室に入る。
こういう時、後ろのドアが開いているものなのだ。だから後ろから入った。これまたどこかで見たことある顔だったので会釈をしておく。
そして。教室に入ったとたんに、授業中の生徒が一斉に振り向いた。
あぁ、確かこんな感じだったね。そして、誰かが言うんだよ。
「え・・・誰のお母さん・・・?」
って。
「間桐のお母さんじゃね?」
うん、思い出してきた。こんな感じだったね。
「うっわースッゴい美人・・・子が良いならその母さんも良いんだな-・・・」
「ほら、授業中ですよ!」
そう、まさしく。この光景だった。
そして、休み時間になった。休み時間になった途端に私の方へ突撃して来た。
「義母さん!どうして・・・」
「慎二にね・・・」
「・・・兄さんったら・・・後で絞めますよ」
哀しいことに、慎二のヒエラルキーは我が家では最下位らしい。まぁ、慎二だからね、仕方ないね。
「・・・ありがと、母さん。」
「・・・・・・桜。」
・・・私は、この為にこの日本という地にいる。
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これは、あり得たのかもしれない、けどあり得ない物語(第5次聖杯戦争中)
我々間桐家は今回は傍観を決め込んだものの、桜の思い人が巻き込まれ、それに伴い間桐家も聖杯戦争へと巻き込まれた。
まぁ一応は受肉したサーヴァントも居ることだし。と言うことで衛宮家と同盟を組むことに。そして、はたまた色々あって遠坂家とも。
そんなこともあって今現在、衛宮家の食卓には大量の人が溢れて居る。
間桐家の桜にこの私。衛宮家は、イリヤと士郎。関係者としては第4次聖杯戦争にて何かが起きて生き残った久宇舞弥と士郎のサーヴァントなアルトリア。
遠坂家からは遠坂凛とそのサーヴァントのアーチャーだった。
なぜかアーチャーと士郎がいがみ合っている用だが、いつものこと(Fate/Stay Nightを見ながら)
「モードレッド・・・悩みがあります。」
「・・・何でしょうか?」
「貴女は私と瓜二つと言えるほど似ています。」
「そうですね。」
「なのに何故・・・何故・・・」
「何故・・・?」
「私にこんなにも胸がないんですか・・・!ただの脂肪の癖に!このっ!このっ!これ見よがしに私の前でそんなに見せびらかして・・・!!
もぎますよ?」
それを言ったとたん、サーヴァントの力をフル活用して私の目の前に移動し、私の胸を・・・
「ひぃぃぃ・・・!!痛い痛い痛い!もがないでください、我が王よ!わざとじゃないんですぅぅぅ!!」
「そんなことは分かっています!」
「じゃあ止めてくださいぃぃ!」
「・・・仕方ないですね。で、何故私の胸が成長しなかった理由は何ですか?」
「・・・アヴァロンって分かりますか?」
なぜかその場にいる全員が聞き耳をたてていた。
「マーリンと貴女が居るって言う?」
「うーん、あっているけどあってませんね。エクスカリバーの鞘です。」
「「あ」」
「エクスカリバーの鞘はアヴァロンに通ずると言われて居ますし、その鞘を身に付けている者への恩恵も知られています。それは・・・」
「持ち主に不老不死と治癒能力をもたらす。」
「そう。それで、不老と言うことは・・・物理的に成長しないんです!」
「な、何だってー!」
「ちくわ大明神」
「だれだ今の」
「って言うことですね・・・我が王、どうされたのです?」
「・・・その事はモードレッドは知っていたのですか?」
「マーリンが言ってました。」
「マーリン後でしばく。」
残念ながらマーリンはアルトリアにしばかれる運命なのだろう。
「セイバーもキャスターもさっきから胸の事ばっかりじゃない。さっきも桜の胸の事話していたじゃないの」
「何ですか、凛。自分も私の仲間だからってそんな言い草は無いでしょう。」
「誰が貧○ですって!!!!!」
「落ち着け凛!」
「うるさいわよアーチャー!」
「……これはどうすれば…?」
久宇舞弥は困惑しっぱなしだった。
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これは、あり得たのかもしれない、けどあり得ない物語(第5次聖杯戦争中)
「なぁ、衛宮。お前桜と一線超えたのか?」
「桜とか?いや、何もないけど…」
「嘘だ!毎日お前んちに行ってご飯作りに行ってたり時たま泊まっていたりするのに超えてない訳ないじゃないか!お前それでも男か!?」
「兄 さ ん ?」
「ひっ…」
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これは、あり得たのかもしれない、けどあり得ない物語(第5次聖杯戦争後)
私は、自分で入れたお茶をすする。間桐桜も今は魔術師として歩むことを決め、間桐の当主を私から桜に委譲した。
あぁ…隠居気分っていいなぁ。あ、衛宮士郎君は凛と結婚して、桜と遠坂凛の間でキャットファイトが起きたっけか。桜も20そこそこだし、だれか結婚相手連れてきてもいいんじゃないかな?
そういえば、あのわかめ…じゃなかった。慎二は、さっさと一般人と結婚して科学の世界へと旅立っていきました、はい。
「まったく、モードレッドも隠居気分でのんびりしてるんですか?」
「うん?いいじゃない、こういうのも悪く無いかな、アルトリア。」
アルトリアがなぜいるんだって?それは、私が用意した魔術礼装で受肉いたしております。ついでに紅いコートの弓兵君も受肉(矯正)させた。
そういえば、事あるごとにその弓兵君に桜が突撃していたな。
「義母さん!媚薬下さい!」
「いいよー、居間の物置の鍵ついてる段にあるよ。サーヴァントにも効く上質な奴だから。」
「ありがとー!」
「モードレッド…」
「桜が幸せならそれでいいんだよ。」
「えぇ…」
「アルトリアも幸せな道を選んだらどうでしょう?王ではなく、一人の女性として。」
「…士郎は凛を選びましたし。アーチャーは桜ですし…」
「…共有夫…とか…?」
「その手がありましたか!桜と交渉してきます!」
「えぇ…(困惑)」
我が王がものすごい速さで今から出ていった。悲しいことにあの朱い弓兵は二人の女性に媚薬片手に迫られることだろう。
最後に彼に掛ける言葉は容易に想像がつく…
『天井のシミを数えていれば終わります。なので黙って押し倒されてください。』
うん。まぁ、楽しみだ。
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Fate/Grand Order(原作)において
「あなたがカルデアのマスターだね?私は魔術師モードレッド。最後の円卓魔術師とも言われてる。呼び方?自由に読んでくれてかまわな…どうしたんだい、その顔は。」
…ん?もしかしてくる場所を間違えた?まさかそんなわけがない…とおもっていたら千里眼が全然違う世界であるという事を教えてくれた。
…来る世界自体を間違えたのか…って、私は別の平行世界に来たというのか?
「私は正真正銘のモードレッドだよ。ただ、平行世界のね。ま、私が別の世界で成し遂げた偉業はいつぞや君に話すことだろうし。」
「そっか。じゃあ、モードレッドさん…でいいかな?」
「何でも」
「よろしく。」
んで。食堂でのんびり食べていたらモードレッド(剣)が私の顔を見るなり血を吐いて倒れて、ナイチンゲールに連れてかれた。
「なんだ、今の…」
マスターに食堂で私の生前の話を聞きたいと言われたので話していたら、隅で聞いていたモーさん(剣)が血を吐かなかったものの気絶しかけていた。あとランスロットは衝撃を受けていたね。それもそうだろう、王を裏切らなかった、極めて王に優しく忠実な部下となっていた魔術師モードレッドが居た世界でも性懲りもなく王妃を寝取った自分という事実に。
カルデアの廊下を歩いていたら謎のヒロインXが襲いかかってきたので、クラス適性を利用してまんまと拘束。我が王の話をしよう(R-18)版を食堂で開きました。なお、このときいたのは謎のヒロインX(強制)とマーリン、ギルガメッシュ、その他です。
なお、私が語り終わった時には我が王(アサシン)は精神攻撃の頂点に達して失神していましたとさ。
ちなみに。
モーさん(術)とギルガメッシュ王(弓)が聖杯戦争で真正面から戦うと基本的に決着がつきません。双方油断せず千里眼やエアを抜き戦ったりするのですが、双方とも決定打と言える決定打が取れず泥沼と化します。(キャスモーさんの結界はギルガメッシュが聖杯戦争で使うエアの出力を難なく耐えきる性能を持ちます)
なお、エアの最大出力で薙ぎ払えばギルガメッシュが勿論勝ちますが、もれなく抑止力に目を付けられる結果となります。
その勝敗を決めるのは、どちらかのマスターがマスターを殺すのみであります。