紅の騎士。 IS世界での物語。   作:刹那木ヤクモ

2 / 2
第2話

ヒースクリフside

 

昨日の一件から、私の処遇が決まるらしい。まぁ…極刑だな!

 

 

 

という冗談は置いておいて、この学校?はISというロボットの操縦者を育成をする学校のようだ。

 

 

…高校生に兵器を動かさせる社会って腐ってないか?

 

 

「お前、聞いているのか?」

「聞いていますよ。で、何ですか?」

「…なんだその態度は。まあいい。お前の記憶がないというのは本当なのか?」

「ええ。この世界の記憶はありませんよ。」

嘘は言ってない。実際にこの世界の記憶は無いから。

 

「お前は篠ノ之を守ってくれたこともあるが…そのまま独房に入れるのは違うだろう。という結論に至った。とは言え、お前のような輩を町中にうろちょろさせるわけにはいかない。よって、ここ、IS学園で保護することになった。」

「(保護…良く言う。軟禁の間違いだろう。)」

IS学園は人工島の上に建設してあり、学園島とも呼ばれているようだ。その名の通り、学校が建設されているが、その中に売店など、生活用品を取り揃える事が可能=ここで全部済ませれるから外出るんじゃねえぞてめぇ、ということだ。え?何で知ってるのか?

 

…持ってたスマホからIS学園の情報機器にアクセスして情報読み取りました。はい。

そんな事はどうでもいい。

 

「で、何か条件とかはあるんですか?」

「特にはない。だが、あの馬鹿どもの前に立つんじゃ無いぞ。面倒臭いから。お前から何か質問はあるか?」

「解りました。じゃあ遠慮無く質問させて貰いますね。

 

 

 

 

 

 

()()()()()()()()()()()()()()()O()K()()()()()

「は?」

「いや、そこに潜んでる馬鹿を殺してもOKですか?と。これは完全に外部者に洩らさないっていう条件でやりましたよね?盗聴機、小型カメラ等々…全部外して貰えませんか?」

何故わかるかって?フッ…私の作った索敵スキルとミニマップをなめるんじゃない。

 

「更識ィ…」

「す、すみません織斑先生!」

そこから出てきたのは青い髪の少女だった。更識…?さっきの教員用データベースに再アクセスして…と。ふむふむ、日本の()()()()()()と…忍者かよ。

 

「では、交渉は決裂ということで良いですかね?」

私はインセインルーラーを取り出し、更識と呼ばれた少女に向け、織斑先生と呼ばれた女性には何故か持っていたエリュシデータ・ルージュを向けた。

 

「(しかしこいつらを殺した後、どれだけのメリットが有る?学園からは追放され、よく分からない社会に放り出される…メリットは無いな。)なら、仕方がないか。」

「ふぅ…」

「すみません…」

まぁ、メリットデメリットが釣り合わなかったってだけだけど。

 

「というかお前!今拡張領域使わなかったか!?」

「そうよ!何処からともなく取り出して!」

「(ウィンドウの事かな?操作したはずだけど…見えなかったのか?)これ、見えないんですか?」

「何を言っている?そこには何もないぞ?」

私以外の人には見えないのか…!?これは面倒臭いことに…

 

「更識、ミステリアスレイディのロックを解除して渡せ。ちょっとお前。これに触れてみろ。」

「(これがIS…。)触れるだけで良いんですね?」

私がこれに触れると、脳内に情報が流れ込んだ。

 

《you get a new system。 water。》

「(システム…ウォーター?水のシステム?)しかし、これがISか…纏ってみると気持ち悪いというかなんと言うか…」

「嘘だろ!?」

「私は校長先生に伝達してきます!」

ん?私にはISを纏えないと思っていたのか?一夏と呼ばれた少年も纏っていたから、男性には動かせないという事は無いのだろうが…

 

「お前、ちょっと来い。IS適性を測る。」

「私がISに乗れるのがそこまで不思議なのか?」

「普通は、男は乗れないはずだ。しかしお前達は…」

「…達、という事はもう一人の例外は一夏、と呼ばれていた人ですね。」

「あいつは私の弟なのだがな…。やらかしすぎだ…」

ああ…何だろう。ものすごい同情してしまう私がいる。

 

「…後で胃薬持ってきますね。」

「…済まんな。初対面なのに。」

そして、適性を測ることになったのだが…

 

「IS適性 EX-S…もうお前が人じゃないと言われても信じるぞ…」

「…なんかすいません。」

EX-Sって机上の空論らしいじゃあないですか…もうヤバイは…

 

「取り敢えず、この事は上層部には報告しない。ここで匿っておく。」

「何から何まで、すいません。しかし、何故?」

ここで匿っておくと、バレた時の責任を負わされるのは織斑さんだ。

 

「フッ…乗りかかった船だ。最後まで付き合うさ。」

なにこの人イケメン。

 

「取り敢えずは部屋が無いのでな…教員部屋で一人しか使ってないのは…」

すると織斑さんは絶望した表情を見せ

 

「…私の部屋しかないようだ。かなり汚いから…すまん。」

「大丈夫です。私の部屋も基本汚なかった記憶があるので。」

「…それはフォローなのか?」

気にするな!

 

「着いたぞ。覚悟はいいか?」

「OKです。」

「では開くぞ…!」

おう…これはひどい。アサヒィ↓スウパァ↑ドゥゥラァァァァイ↓とかも転がってるじゃん。

 

「…片付けますよ。」

「…申し訳ない。」

そこから一時間の間、部屋の片付けを行った…

 

 

「…住めるようにはなりましたね。」

「今までよく生活してこれたと思っているぞ…」

私達は、一段落終えて、何とか2人で生活出来るようにはなった。

 

「はい、これ。」

「アサヒィ↓スウパァ↑ドゥゥラァァァァイ↓じゃあないか!」

「やけ酒多いみたいなので…肝臓水解物含んだ薬を…調合スペースないな…」

すると、ウィンドウが勝手に開きIS展開のコマンドが現れた。

 

「(なんだろこれ?)ポチッと。」

「ッ!?お前…それは?」

「解りませんね。えっと…"解析"、"分解"、"生成"、"合成"とかですね。取り敢えずは肝臓水解物を生成…はい、どうぞ。」

「ああ…よく分からないがありがとう…」

この後は、特になにもなく1日を終えた。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。