ヒースクリフside
昨日の一件から、私の処遇が決まるらしい。まぁ…極刑だな!
という冗談は置いておいて、この学校?はISというロボットの操縦者を育成をする学校のようだ。
…高校生に兵器を動かさせる社会って腐ってないか?
「お前、聞いているのか?」
「聞いていますよ。で、何ですか?」
「…なんだその態度は。まあいい。お前の記憶がないというのは本当なのか?」
「ええ。この世界の記憶はありませんよ。」
嘘は言ってない。実際にこの世界の記憶は無いから。
「お前は篠ノ之を守ってくれたこともあるが…そのまま独房に入れるのは違うだろう。という結論に至った。とは言え、お前のような輩を町中にうろちょろさせるわけにはいかない。よって、ここ、IS学園で保護することになった。」
「(保護…良く言う。軟禁の間違いだろう。)」
IS学園は人工島の上に建設してあり、学園島とも呼ばれているようだ。その名の通り、学校が建設されているが、その中に売店など、生活用品を取り揃える事が可能=ここで全部済ませれるから外出るんじゃねえぞてめぇ、ということだ。え?何で知ってるのか?
…持ってたスマホからIS学園の情報機器にアクセスして情報読み取りました。はい。
そんな事はどうでもいい。
「で、何か条件とかはあるんですか?」
「特にはない。だが、あの馬鹿どもの前に立つんじゃ無いぞ。面倒臭いから。お前から何か質問はあるか?」
「解りました。じゃあ遠慮無く質問させて貰いますね。
「は?」
「いや、そこに潜んでる馬鹿を殺してもOKですか?と。これは完全に外部者に洩らさないっていう条件でやりましたよね?盗聴機、小型カメラ等々…全部外して貰えませんか?」
何故わかるかって?フッ…私の作った索敵スキルとミニマップをなめるんじゃない。
「更識ィ…」
「す、すみません織斑先生!」
そこから出てきたのは青い髪の少女だった。更識…?さっきの教員用データベースに再アクセスして…と。ふむふむ、日本の
「では、交渉は決裂ということで良いですかね?」
私はインセインルーラーを取り出し、更識と呼ばれた少女に向け、織斑先生と呼ばれた女性には何故か持っていたエリュシデータ・ルージュを向けた。
「(しかしこいつらを殺した後、どれだけのメリットが有る?学園からは追放され、よく分からない社会に放り出される…メリットは無いな。)なら、仕方がないか。」
「ふぅ…」
「すみません…」
まぁ、メリットデメリットが釣り合わなかったってだけだけど。
「というかお前!今拡張領域使わなかったか!?」
「そうよ!何処からともなく取り出して!」
「(ウィンドウの事かな?操作したはずだけど…見えなかったのか?)これ、見えないんですか?」
「何を言っている?そこには何もないぞ?」
私以外の人には見えないのか…!?これは面倒臭いことに…
「更識、ミステリアスレイディのロックを解除して渡せ。ちょっとお前。これに触れてみろ。」
「(これがIS…。)触れるだけで良いんですね?」
私がこれに触れると、脳内に情報が流れ込んだ。
《you get a new system。 water。》
「(システム…ウォーター?水のシステム?)しかし、これがISか…纏ってみると気持ち悪いというかなんと言うか…」
「嘘だろ!?」
「私は校長先生に伝達してきます!」
ん?私にはISを纏えないと思っていたのか?一夏と呼ばれた少年も纏っていたから、男性には動かせないという事は無いのだろうが…
「お前、ちょっと来い。IS適性を測る。」
「私がISに乗れるのがそこまで不思議なのか?」
「普通は、男は乗れないはずだ。しかしお前達は…」
「…達、という事はもう一人の例外は一夏、と呼ばれていた人ですね。」
「あいつは私の弟なのだがな…。やらかしすぎだ…」
ああ…何だろう。ものすごい同情してしまう私がいる。
「…後で胃薬持ってきますね。」
「…済まんな。初対面なのに。」
そして、適性を測ることになったのだが…
「IS適性 EX-S…もうお前が人じゃないと言われても信じるぞ…」
「…なんかすいません。」
EX-Sって机上の空論らしいじゃあないですか…もうヤバイは…
「取り敢えず、この事は上層部には報告しない。ここで匿っておく。」
「何から何まで、すいません。しかし、何故?」
ここで匿っておくと、バレた時の責任を負わされるのは織斑さんだ。
「フッ…乗りかかった船だ。最後まで付き合うさ。」
なにこの人イケメン。
「取り敢えずは部屋が無いのでな…教員部屋で一人しか使ってないのは…」
すると織斑さんは絶望した表情を見せ
「…私の部屋しかないようだ。かなり汚いから…すまん。」
「大丈夫です。私の部屋も基本汚なかった記憶があるので。」
「…それはフォローなのか?」
気にするな!
「着いたぞ。覚悟はいいか?」
「OKです。」
「では開くぞ…!」
おう…これはひどい。アサヒィ↓スウパァ↑ドゥゥラァァァァイ↓とかも転がってるじゃん。
「…片付けますよ。」
「…申し訳ない。」
そこから一時間の間、部屋の片付けを行った…
「…住めるようにはなりましたね。」
「今までよく生活してこれたと思っているぞ…」
私達は、一段落終えて、何とか2人で生活出来るようにはなった。
「はい、これ。」
「アサヒィ↓スウパァ↑ドゥゥラァァァァイ↓じゃあないか!」
「やけ酒多いみたいなので…肝臓水解物含んだ薬を…調合スペースないな…」
すると、ウィンドウが勝手に開きIS展開のコマンドが現れた。
「(なんだろこれ?)ポチッと。」
「ッ!?お前…それは?」
「解りませんね。えっと…"解析"、"分解"、"生成"、"合成"とかですね。取り敢えずは肝臓水解物を生成…はい、どうぞ。」
「ああ…よく分からないがありがとう…」
この後は、特になにもなく1日を終えた。