ファーストストライカー   作:孤独ネコ

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第19話 英雄VS英雄

新暦69年4月

 

リンディ   「セフィさん、おめでとうございます。」

 

セフィリア  「ありがとうございます。リンディ提督。」

 

この度セフィは2月に魔導師ランク[S+]の取得と4月に昇進して[一等空尉]

になっていた

 

クロノ    「これで名実ともにエースだ。」

 

セフィリア  「そんなこと無いですよ。

 

        フェイトちゃん達の方がすごい人気じゃないですか。」

 

最近のなのは達の人気は凄まじい

 

特に三人そろった場合はフェイトが近中距離で、なのはが遠距離、はやてが広域殲滅

と手が付けられない

 

相手側からすればまさに地獄絵図である・・・

 

クロノ    「確かに彼女達もすごいがな、君の人気も相当のものだぞ。」

 

リンディ   「最近は私の所にまで移動申請が来るものね。」

 

クロノ    「僕の所には紹介してくれってのが多いよ・・・。

 

        セフィが最近アースラ以外で休憩したりするのをやめて、

        前のように気軽に声をかけられなくなったからだろうけど・・・」

 

クロノの言う通りセフィリアはここ最近、囲まれるのを避けるために、

本局にいる時はわざわざアースラに戻って、地上本部にいる時は外に出て休憩する

など、一人になるのを徹底的に避けていた

 

セフィリア  「ご迷惑おかけします。」

 

クロノ    「君のせいじゃないから大丈夫さ。

 

        ま、僕も『そういうことに彼は興味無い』って言って逃げてる

        からな。」

 

リンディ   「それはそれで変な噂が立ちそうだけど・・・」

 

一部女性局員の間でセフィリアとクロノのデキてる説が流れているのは別の話である

 

リンディ   「とにかく、これからも宜しくお願いしますね。」

 

セフィリア  「もちろんです。」

 

この後一年間、次元航行部隊で数々の任務をこなし、セフィリアの名声は更に

ゆるぎないものとなっていくのである

 

 

 

 

新暦70年3月

 

管理局本局

 

次元航行部隊に所属して2年、セフィリアは数多の戦場で多くの人を救ってきたが、

それもついに終わりを告げる時が来た

 

リンディ   「この二年間本当に助かりました。

 

        セフィさんのおかげで、状況に応じた救援にいち早く対応できる

        遊撃部隊の有用性が立証されましたわ。

 

        これで上層部も説得できると思います。」

 

リンディとレティの構想は、危険な任務の多い次元航行部隊で友軍の救援を主とした

部隊の設立をすることにあったのである

 

セフィリア  「なるほどそういう意図があったんですか。」

 

リンディ   「機密事項だったから・・・

 

        説明も無いままあなたを利用するような形になっちゃって・・・

 

        本当にごめんなさい・・・。」

 

セフィリア  「気にしないでください。

 

        これで任務の成功率と局員の生還率が、少しでも上昇するのなら

        本望ですよ。」

 

リンディ   「そういって頂けると助かります。

 

        少なくとも本局でのあなたの功績は決して小さい物ではありま

        せんよ。

 

        どうです?上級キャリア試験受けてみません?

 

        あなたがキャリアになるのであれば、私もレティも助言を惜しみま

        せんよ。」

 

セフィリア  「せっかくですが私は現場で十分です。

 

        父の遺志と友人の夢を追わなければいけませんから。」

 

[己の持てる力全てを使って沢山の人を助ける]それがセフィリアにとって何より

大切な誓いと約束

 

リンディ   「そうですか・・・。

 

        それもまたあなたのいいところなのでしょうね。」

 

セフィリア  「それに上からの改革はクロノとはやてがやってくれますよ。

 

        俺は現場で頑張ります。」

 

はやても昨年上級キャリア試験に合格し、佐官になる資格を有している

 

リンディ   「そう・・・少し残念ではあるけど、あなたの意思が大事だものね。

 

        次の場所でも頑張って下さいね。

 

        応援していますから。」

 

セフィリア  「はい、二年間お世話になりました。

 

        何か困った時はいつでも呼んでください。

 

        すぐ飛んできます!」

 

リンディ   「ふふっ、その時は頼りにさせてもらいますね。」

 

そう、なぜこんな話をしているかというと、セフィリアの人事移動が決定したのだ

 

こうしてセフィリアは次元航行部隊を離れ、首都防衛隊に移動となった

 

 

 

 

新暦70年4月

 

首都防衛隊・隊舎 隊長室

 

移動が決まって着任初日、セフィリアはとりあえず部隊の隊長であるゼストの隊長室

を訪れる

 

ゼスト    「来たか、セフィリア・ロムレット一等空尉。」

 

セフィリア  「お久ぶりです。グランガイツ三等空佐。」

 

ゼスト    「早速だが貴様の配属は、前線部隊三分隊をまとめる

        前線部隊・総分隊長ということになる。」

 

首都防衛隊には戦闘を主とする前線部隊が三分隊存在している

 

その三部隊を纏める立場になれというのだ

 

今まで存在しなかった役職に加え、新参者にはなかなかに難しい立場だ

 

これまたややこしい立場になったと困惑するが、抗議したところで配属が変わるわけ

でも無い

 

セフィリア  「了解しました。」

 

ゼスト    「総分隊長室は後でナカジマに案内させる。

 

        まずは各分隊と顔合わせに行け。」

 

セフィリア  「了解しました。失礼します。」

 

ゼストの指示で挨拶の為とりあえず各分隊に向かう

 

まずは第一分隊の分隊室に入る、入室すると共に室内がざわざわと沸き立つ

 

セフィリア  「失礼します。

 

        この度配属になったセフィリア・ロムレット一等空尉です。」

 

イザーク   「久しぶりだな、二等陸士。」

 

昔会った時と同じように皮肉を言うイザークだが、もちろん冗談である

 

闇の書事件でセフィリアの実力は十分理解しているイザークは、

すでにセフィリアを見下したりなどしていない

 

セフィリア  「アマルフィ二等空尉。お久しぶりです。」

 

イザーク   「もう貴様の方が上官なんだ、イザークでいい。」

 

セフィリア  「では俺もセフィで構いませんよ。」

 

イザーク   「ふんっ。しょうがない、そう呼んでやるよ。」

 

また室内がざわざわと沸き立つ

 

第一分隊員A 「イザーク分隊長、あのストライクと知り合いかよ!」

 

第一分隊員B 「始めて生で見た・・・」

 

第一分隊員C 「本物・・・、カッコイイ・・・」

 

当然のように部隊員同士でざわつく

 

イザーク   「お前ら全員席につけ!静かにしろ!

 

        今回の人事でこの首都防衛隊・前線部隊の総分隊長になった、

        セフィリア・ロムレット一等空尉だ。

 

        お前たちも当然知っているだろうが、実力は折り紙付きだ。

 

        これからともに戦場に立つこともあるだろう、しっかり勉強させて

        もらえ!」

 

全員     「はい!」

 

セフィリア  「今回前線部隊・総分隊長という大役を任されました。

 

        皆さんの命を預かるものとして、誠心誠意頑張りますので、

        このミッドチルダの人々を守る為に、皆さんの力をかして下さい。」

 

全員     「宜しくお願いします!」

 

部隊の全員が敬礼で答える

 

イザーク   「俺はこれからロムレット総分隊長に他の分隊室を案内したあと、

        分隊長会議の予定になっている。

 

        各隊員は報告書等の作成を済ませろ。

 

        それと明日からの一週間は、出動が無い限り総分隊長を含めた

        実戦訓練を想定している。

 

        自身の訓練プランと対総分隊長対策などもしっかり考えておけよ!」

 

全員     「了解しました。」

 

こうして第一分隊に挨拶を終えたセフィリアとイザークは第二分隊室へ向かう

 

次の第二分隊室に入るやいなや・・・

 

クイント   「セフィちゃ~~~ん♪」

 

久しぶりの再会にクイントが飛びついてくる

 

セフィリア  「相変わらずですね、クイントさん・・・」

 

第二分隊員A 「なになに分隊長の愛人?」

 

第二分隊員B 「マジ!ストライクが愛人って最強かよ!」

 

第二分隊員C 「私も立候補する!」

 

第二分隊員D 「あのストライクが万年彼氏のいないお前を相手にするわけない

        だろう・・・」

 

イザーク   「貴様ら!上官相手の口の利き方に気を付けろ!」

 

自分のことは棚に上げて喝を入れるイザーク

 

イザーク   「クイント!貴様がしっかりしないから!」

 

クイント   「い~じゃない、セフィちゃんは息子みたいなものなんだから!」

 

イザーク   「プライベートはともかく、公式の場や仕事中では自重しろ!」

 

クイント   「まったく、堅いんだから。そんなんだから彼女できないのよ。」

 

クイントとイザークも夫婦漫才のようなやり取りをする

 

イザーク   「余計なお世話だ!」

 

クイント   「ま、いいわ。じゃみんな座って。」

 

第一分隊の時と同じように挨拶を終えると、今度は第三分隊へ向かう

 

メガーヌ   「いらっしゃい、セフィちゃん。」

 

セフィリア  「ご無沙汰しています、メガーヌさん。ルーちゃんは元気ですか?」

 

生まれたときに数回しか会っていないメガーヌの娘ルーテシアのことをセフィリアが

気にかける

 

メガーヌ   「とっても元気よ。もう可愛くって仕方ないわ♪」

 

第三分隊員A 「は~、憧れのストライク様。」

 

第三分隊員B 「あれが最強のストライク。」

 

第三分隊員C 「くぅ~、憧れるぜ!」

 

メガーヌ   「はいはい、皆座って!」

 

手を叩きながらメガーヌが部隊員を黙らせる

 

ここでも挨拶をすませ、その後分隊長三人とセフィリアで今後の部隊活動や訓練に

ついて話し合い、セフィリアの着任初日は終了となった

 

 

 

 

翌日

 

移動二日目は朝から第一分隊の訓練を行っていた

 

イザーク   「今日は総分隊長殿が貴様らの力を知りたいということで、

        摸擬戦を行う。

 

        内容は俺を除いた全分隊員対総分隊長殿だ。

 

        お前らが力を見せるか、総隊長の力を見せつけられるか、

        貴様ら次第だ!

 

        精鋭である貴様らの力を見せてやれ!」

 

全員     「はい!」

 

第一分隊の分隊員は全部で10名、イザークを除いた9名がこの日の訓練を受けていた

 

イザークが開始の合図をするやいなや、9名が一斉に攻撃をしかけてくる・・・

 

が・・・

 

10秒持たず勝敗は決した

 

イザーク   (ま、今日は本気で力の差をみせるのが目的だからな・・・

 

        しかし・・・10秒持たんとは・・・

 

        相変わらずのバケモノぶりだな・・・)

 

イザークは闇の書事件を思い出す

 

自分を助けた時の防御力もさることながら、それ以上に驚異のスピードと攻撃力・・・

 

もし自分が戦うことになった時のことを考えると正直寒気がする

 

第一分隊員A 「な・・・何が起きた・・・」

 

第一分隊員B 「バケモノか・・・」

 

第一分隊員C 「こ・・・こえぇよ、もう・・・」

 

第一分隊員D 「もっと・・・」

 

非殺傷設定なのはもちろん、怪我をしないように注意しているので、

負傷者はいないが、全員が驚愕の表情をしている

 

中にはよく分からないことを言いながら、恍惚とした表情をしている者もいるが・・・

 

イザーク   「よし!一旦集合しろ!念のため言っておく!

 

        貴様らは首都防衛隊の精鋭だ!それは間違いない!俺が保証する!

 

        しかし上には上がいることを肝に銘じろ!

 

        今回は相手が総分隊長で訓練だからよかったものの、

        違法犯罪者の中にも、総分隊長に負けず劣らずのものがいるかも

        しれん。

 

        もしそうだったとしたら貴様らは10秒持たず全滅したことになる。

 

        己の力を慢心せずにより一層精進するように!」

 

過去の自分がそうだったように・・・という言葉は敢えて飲み込んだイザーク

 

部下だけなら言った可能性はあるが、当のセフィリアの前で言うのはプライドが

許さなかった

 

セフィリアの力を認めているが、いつか超えてやるという気持ちがあるのも事実

なのである

 

イザーク   「今日から一週間は第一分隊優先で総分隊長が訓練に付き合って

        くれる。

 

        この機会を逃さず、教えを乞いたいものは遠慮なく鍛えてもらえ!」

 

セフィリア  (まったく・・・持ち上げすぎだな・・・

 

        今回の一番の目的は、

        [新参者の俺の力を部隊員に見せつけて、命令系統をはっきり

         させること]

        ってイザークが言い出したのに・・・

 

        どんなに有名でも、いやだからこそ反抗する奴は出てくる、

        だから遠慮はするなって言ってたくせに・・・

 

        ま、雨と鞭ってやつかな・・・

 

        イザークも分隊長として成長してるってことか。)

 

そして着任から2週間目、3週間目とそれぞれ第二分隊、第三分隊と順番に

セフィリアは全力で叩きのめした

 

その後前線部隊でセフィリアに反抗はもとより、陰口を叩く者すら出なかった・・・

 

しかし・・・

 

セフィリア  (俺がいると部隊の皆がビクビクしている気がする・・・

 

        ちょっとやりすぎだったかな・・・)

 

尊敬されているのは違いないだろうが、それよりも恐れが感じられるようになって

しまったことに、少し後悔しているセフィリアだった

 

 

 

 

首都防衛隊に移動してから数週間、クイントからお呼びがかかる

 

クイント   「今日あたりうち来なさい、セフィちゃん明日休みでしょ。

 

        久しぶりにギンガとスバルにも会ってやってよ。」

 

セフィリア  「今日は特に予定も無いですから、構いませんよ。」

 

第二分隊員A (分隊長ずるい!)

 

第二分隊員B (私の家にも来て欲しい!)

 

etc.

 

女性分隊員達の心の声は残念ながらセフィリアに届くことは無かった・・・

 

その日の仕事も終わり、クイントと共にセフィリアはナカジマ家を訪れた

 

クイント   「ただいま~♪」

 

ギンガ    「おかえりなさい、母さん。」

 

スバル    「母さん、おかえり。」

 

セフィリア  「お邪魔します。二人とも久しぶり、大きくなったね。」

 

ギンガ    「セフィお兄さん、お久しぶりです♪」

 

スバル    「セフィ兄!久しぶり。」

 

およそ2年ぶりの再会で少し成長した二人にセフィリアは驚く

 

クイント   「今日ゲンヤさんは遅くなるらしいから、先にご飯食べちゃい

        ましょ。」

 

ギンガ    「今日は私が作ったんです。お口に合うといいんですけど・・・」

 

セフィリア  「そうなの?ギンガちゃんが料理するようになったかぁ~。

 

        前もお手伝いはしてたけど・・・、えらいえらい。」

 

そう言ってギンガの頭を撫でる

 

スバル    「あたしも手伝ったよ。」

 

セフィリア  「そっか♪スバルちゃんもえらい。」

 

次はスバルの頭を撫でる

 

クイント   「じゃ、さっそくいただきましょうか。」

 

食事を終えギンガやスバルと、遊んだりテレビを見たりしてながら過ごし

久しぶりの再会を喜んだセフィリアであった

 

 

 

 

新暦70年8月

 

この日は一大イベントが行われるということで、首都防衛隊は朝から大騒ぎであった

 

いや・・・首都防衛隊だけではない・・・

 

近隣の陸上警備隊からも見学という名の野次馬が大勢来ている

 

何が行われるのかというと・・・

 

[首都防衛隊最強はどっちだ!総隊長VS総分隊長!]

 

早い話が、ゼストVSセフィリアということである

 

この話題は、セフィリアが首都防衛隊に来る前から当然のようにされてきた

 

地上の英雄と次元の英雄はどちらが強いのか

 

引いては永遠のテーマである管理局最強は誰だということである

 

それが今日決まるかもしれないのである

 

管理局員A  「俺有給使ってきちゃったよ。」

 

管理局員B  「絶対ゼスト・グランガイツの勝ちに決まってるよ!」

 

管理局員C  「何言ってんだよストライクが最強だぜ!」

 

管理局員D  「ゼスト様頑張って~!」

 

管理局員E  「ロムレット様信じていますわ!」

 

etc.

 

各局員がそれぞれのお気に入りを応援する

 

イザーク   「ちっ!やかましい!ただの訓練になんでこんなに人が集まるんだ!」

 

クイント   「仕方ないわよ。私たちですら興味あるからね。」

 

メガーヌ   「地方の陸士部隊なんか、最低人数だけ残して部隊総動員で来てる

        ところもあるみたいよ。」

 

もちろんこんなメンバーも見学に来ていた

 

シグナム   「お前はどう見る、ヴィータ?」

 

ヴィータ   「セフィの勝ちに決まってんだろ。

 

        あいつが負けるところなんて想像できねぇ。」

 

ザフィーラ  「ゼスト殿もやり手だ。だてに局員として長くは勤めておらん。」

 

シグナム   「ああ、一度戦闘を見たことがあるが、なかなかの御仁だった。」

 

リインフォース「私はそれでもセフィ殿の勝ちは揺るがんと思うがな。」

 

リインⅡ   「セフィ様は最強なんです♪」

 

クロノ    「まるでお祭り騒ぎだな・・・」

 

なのは    「私たちも人のこと言えないけど・・・」

 

はやて    「ようさん集まっとるな~」

 

フェイト   「セフィさん・・・」

 

そんな中ついに雌雄を決する時がきた

 

特に遺恨などがある二人では無いのだが・・・

 

 

 

 

広い訓練場ではすでに二人が向かい合っている

 

ゼスト    「手加減は無しだ!全力で来い!」

 

セフィリア  「もちろんですよ。ゼスト隊長こそ覚悟してください!」

 

そうして開始のブザーが鳴り、摸擬戦が開始された

 

ゼスト    「はぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

ゼストは開始早々セフィリアに向かって槍を高速で突き出してくる

 

セフィリアは高速移動でゼストの背後に回り剣を振りかぶるが・・・

 

セフィリア  「くっ!」

 

それを読んでいたゼストに後ろ回し蹴りを繰り出され、セフィリアはしゃがんで

回避する

 

しゃがむと同時にセフィリアはゼストの軸足めがけて剣を横に振る

 

セフィリアが剣を振る前に、ゼストが空に飛翔し剣を回避する

 

ゼストが回避すると同時に、セフィリアはアマテラスを槍に変化させゼストに突撃する

 

セフィリア  「アサルト・ストライク!」

 

ゼスト    「ぐっ!」

 

ゼストは障壁で防ぐが、障壁があっという間に破られる

 

ゼスト    「なに!」

 

ゼストの左肩にセフィリアの槍が食い込む

 

ゼスト    「ぐぁっ!」

 

しかしゼストも攻撃を受けながらセフィリアの技の硬直をねらって槍を振る

 

セフィリア  「おふっ!」

 

腹部にゼストの槍が食い込み、セフィリアを吹き飛ばす

 

セフィリア  (まさかあの硬直の隙を突かれるなんて・・・)

 

ゼスト    (なんという威力だ・・・、障壁が役にたたん・・・)

 

その後20分以上攻撃の応酬が繰り返され

 

シグナム   「次が最後だろうな。」

 

ヴィータ   「ああ、お互いちまちました攻撃は決め手にならねぇことは分かった

        だろ。」

 

ザフィーラ  「お互い大技で決めるだろうな。」

 

その言葉の通り

 

ゼスト    「フルドライブ!」

 

ゼストがデバイスにカートリッジをロードする

 

セフィリア  「アマテラス!」

 

セフィリアも同様にカートリッジをロードする

 

上空で数瞬睨みあった後同時にお互いに向けて突撃する

 

爆発と共に煙が舞う

 

煙が晴れるとそこには・・・

 

槍を手にしていたはずのセフィリアが、両腕に双爪をつけ、片手でゼストの槍を

捌きながら、もう片方の爪でゼストの首筋に爪を立てていた

 

 

 

 

ゼスト    (やはり敵わんか・・・

 

        しかも真の全力は出していないように感じる・・・

 

        底のしれん奴だ・・・)

 

セフィリア  「お疲れ様です。グランガイツ三佐、いい勉強になりました。」

 

ゼスト    「嫌味か、勝った人間の言葉ではないな。」

 

ゼストが笑いながら言う

 

セフィリア  「いえ、ギリギリでしたよ。」

 

ゼスト    「ふんっ、まあいい。俺もいい経験になった。」

 

こうして世紀の決戦はセフィリアに軍配が上がり、セフィリアの人気は更に上がる

こととなった




第十九話でした

オリ主VSゼストがメインの回でした

どうでしょう?戦闘描写・・・

上手く伝えられたでしょうか?

毎度毎度言いますがホントに難しいです・・・

作中のオリ主の人気ですが、まだ局員の間で話されているだけで、一般人にまで浸透
している訳ではありません

次回で大きな事件があります

私お気に入りのイザークさんも再登場させることができました♪
(元ネタの少し丸くなった彼になってきたでしょうか?)

ではまた次回もよろしくお願いします
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