ファーストストライカー   作:孤独ネコ

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第31話 小さくてカワイイ

新暦75年5月

 

機動六課視察二日目

 

ミッドチルダ中央部 古代遺物管理部・機動六課隊舎 訓練シミュレーター

 

セフィリアによる新人フォワード四人への特別訓練は続いていた

 

セフィリア  「さて、次はどう来る?」

 

セフィリアの挑発にも、ティアナは冷静であった

 

以前のティアナであれば、ムキになって攻めていたかもしれない

 

ヴィータ   「ティアナのヤツやっぱり変わったな・・・

 

        ちゃんと冷静に判断してやがる。」

 

フェイト   「みんな成長したね。」

 

ヴィータ   「だけどまだこれからだ・・・。

 

        もっと実力差がはっきりした時にどうなるかだ・・・」

 

そんなヴィータの心配をよそに訓練は続く

 

そんな中、セフィリアの能力を独自に分析していたティアナは、念話で作戦を

指示していた

 

ティアナ   (どうやらあの障壁は一枚しか出せないようね・・・。

 

        私とキャロで後方から攻撃、スバルとエリオで常にその反対から

        攻撃!

 

        常にロムレット三佐を挟む位置をとって!)

 

スバル    (了解!)

 

エリオ    (分かりました!)

 

ティアナ   (まだロムレット三佐は様子見よ!

 

        一度も攻撃してきてないんだから、全員油断しないで!)

 

ティアナが対AMF用の多重弾殻射撃[ヴァリアブルシュート]で牽制する

 

ティアナ   (これであの障壁が抜けるとは思わないけど・・・

 

        少しでも隙が出来ればいい!)

 

セフィリアが障壁で防御すると同時に、スバルが突進してくる

 

セフィリア  「確かに良い作戦だが・・・

 

        そう何度も続けると相手に読まれるぞ!」

 

スバルが拳をセフィリアに「当てた!」と思った瞬間、セフィリアの姿が消える

 

スバル    「えっ!」

 

スバルが攻撃を空振りした瞬間に後ろから声がする

 

セフィリア  「さてこれならどうする?」

 

スバル    「後ろ!?」

 

いつの間にかデバイスを双爪に変えたセフィリアに攻撃をされ、スバルが吹き飛ば

される

 

ティアナ   「スバル!」

 

スバルが地面に叩きつけられる

 

ティアナ   (スバル大丈夫?)

 

スバル    (だ・・・大丈夫!)

 

ティアナ   (デバイスの形状が変わった!スバル攻撃されて何か分かる?)

 

スバル    (いきなり姿が消えたから、フェイト隊長みたいな高速系だと思う。)

 

キャロ    (転移の反応はありませんでした!)

 

セフィリアの未知の能力に、スバル達の攻撃の手が止まる

 

セフィリア  「もう打つ手なしか?じゃこっちからいくぞ!」

 

スバル達が攻撃に備えて身構える・・・が、次の瞬間

 

全員が同時に吹き飛ばされる

 

エリオ    「な・・・何が・・・」

 

ティアナ   「いきなり!」

 

セフィリア  「ほら立ち止まっているからそうなる。」

 

スバル    「もう打つ手がないよ・・・」

 

キャロ    「・・・・」

 

全員の気持ちが折れそうになるが・・・

 

ティアナ   「全員散開!このまま固まってたらまた同じ目にあうわよ!」

 

ティアナの言葉に、全員がとっさに反応し散開する

 

実際は少し離れた程度ではセフィリアには全く関係無いが、それでも何とかしようとする姿勢は褒められたものだ

 

セフィリア  (うん。彼女はいいな・・・、心が強い・・・

 

        何よりどうすれば勝てるかを、諦めず常に考えている。

 

        みんないいものを持っているが、彼女は能力だけではなく、

        本能的に負けないとはどういうことかを分かっている。

 

        諦めたら終わりだということを知っている・・・

 

        無意識みたいだけどね・・・

 

        ま、ただの負けず嫌いと言われればそれまでだけど・・・)

 

ティアナ   (キャロ、次ロムレット三佐がデバイスを構えたら、私の周りに

        フリードの炎を広域に吐かせて。

 

        おそらく高速で移動している、であれば避けられにくい空間攻撃で

        いくしかない!

 

        消えてからじゃ遅い!攻撃に移る直前を狙うのよ!)

 

キャロ    (はい!)

 

念話が終わったと同時にセフィリアが爪を構える

 

キャロ    「フリード!」

 

名前を呼ばれると同時に、フリードがティアナの周囲に炎を吐く

 

セフィリア  「くっ!」

 

フリードが炎を吐くとほぼ同時に高速移動を開始していたセフィリアは、ギリギリで炎を躱し空へと逃げる

 

セフィリア  (今のは危なかった!ホントによく考えてる!

 

        個々の実力も連携の練度も十分に分かった、そろそろ終わりにする

        かな。)

 

そしてセフィリアはデバイスを大剣に変える

 

ティアナ   (またデバイスの形がかわった!?まだあるの!?)

 

デバイスを変えたセフィリアは、そのまま上空を移動し全員を視界に収める位置をとる

 

移動したセフィリアがカートリッジをロードした後大声で叫ぶ

 

セフィリア  「全員障壁を展開し、強度を最大にしろ!これが最後だ!」

 

ティアナ   (全員障壁展開!カートリッジを使ってる!大技が来るわよ!)

 

それを聞いたスバル達もあわてて障壁を展開、全力で防御に徹する

 

ヴィータ   「やるつもりだな・・・」

 

フェイト   「そうだね・・・」

 

全員が障壁を展開したことを確認して、セフィリアが魔法を放つ

 

セフィリア  「スラッシュ・ストライク!」

 

セフィリアが大剣を振ると一直線に斬撃が飛び

 

スバル達の周りにある、シミュレーターで作られたビルが一瞬で倒壊し、土煙を

上げる・・・

 

土煙が収まると、あたり一面が大地震の後のような、見るも無残な姿となっていた

 

セフィリア  「全員無事か?一応直接は当ててないはずだけど・・・」

 

声が聞こえたのかスバル達四人とフリードが、瓦礫を押しのけて立ち上がる

 

そして自分たちの周りの状況を確認し、唖然とする

 

セフィリア  「朝の訓練はこれで終了だ。後はヴィータ副隊長お願いします。」

 

ヴィータ   「ああ。」

 

その後ヴィータの総評を受け、新人フォワードの早朝訓練は終了した

 

 

 

 

訓練の後セフィリアとスバル達は汗を流し、朝食を取っていた

 

はやて    「みんな、おはようさん。」

 

新人FW全員 「おはようございます。」

 

セフィリア  「おはよう、はやてちゃん。」

 

はやて    「そういえばセフィさん。

 

        昨日の出動報告書ありがとうございました。

 

        かなりうまく報告してもろて・・・」

 

セフィリア  「別に特別なことはしてないよ。そのままを報告しただけさ。」

 

はやての言う報告書とは、昨日の少女保護の際の出動に関するものだった

 

セフィリアの報告書には、少女の保護という危険の少ない任務で、視察に適している

と判断し任務に同行、しかし、アンノウンにより[セフィリア本人が]攻撃を受け

た為、やむを得ず防衛の為出撃したとあった

 

これが[機動六課の手に負えない状況になったと判断した為出動した]、

などと書かれていたら近日中に行われるという査察にも影響するし、そもそも部隊の

存続にも関わってくる

 

ものは言いようならぬ書きようである

 

はやて    「助かります。あ、そや。フォワードのみんな今日の訓練はどやった?

 

        いい経験になったか?」

 

新人FW全員 「・・・はい!」

 

元気よく返事はするが、朝を思い出したのだろう微妙に顔は青い・・・

 

はやて    「そかそか。みんなやっぱり思った通りやな。

 

        みんな折れたりせえへんかったみたいやな。

 

        各々それぞれが感じたもんはちゃうやろうけど、みんなが今日の

        訓練をなにがしかの糧にしてほしい思て、セフィさんにお願いした

        んよ。」

 

スバル    「がんばります!」

 

はやて    「それでのうても、セフィさんが訓練相手になるやなんて、

        それこそ同じ部隊にでもならんと、普通はできん経験やからな。

 

        みんな今日の訓練を糧にして、強くなってこな。」

 

新人FW全員 「はい!」

 

セフィリア  「そうだ、はやてちゃん。」

 

はやて    「どないしたん?」

 

セフィリア  「俺が訓練を付けるのもいい経験になるとは思うし、今日の夜の訓練

        から個別で指導もしていくけど、誰かの戦いを観るのも勉強になる

        と思うんだ。」

 

はやて    「はぁ・・・」

 

まだ意図がよく分からないはやてが、ポカンとしている

 

セフィリア  「だから俺と隊長陣との摸擬戦を見せてあげたくて。」

 

はやて    「そないなことやったらええですよ。

 

        隊長陣にもいい勉強になる思いますし。」

 

セフィリア  「そう?よかった。もちろんはやてちゃんも参加だからね。」

 

はやて    「はぇ?」

 

まさか自分も参加させられるとは思ってなかったのか、はやての顔が途端に引き攣る

 

セフィリア  「いろんなパターンの摸擬戦を見せてあげたいでしょ。」

 

はやて    「い・・・いや・・・その・・・うちは・・・・・・」

 

セフィリア  「あとで予定を確認しようね。」

 

ティアナ   「八神部隊長の摸擬戦・・・」

 

スバル    「すごいことになってきたね!」

 

エリオ    「この間は八神部隊長が戦っているところ、見れませんでしたか

        らね!」

 

キャロ    「空間攻撃への対処・・・」

 

新人たちはすでにセフィリアとはやての戦いを、すでに心待ちにしている

 

もはや断れない状況になってしまったことに、はやての目には涙が浮かぶ

 

はやて    (うちが何したんや・・・、なにか悪いことしたんか・・・

 

        一石二鳥や思て、アルさんを六課の食堂のシェフにしたのがいかん

        かったんか・・・

 

        神様・・・助けて下さい!)

 

恋人が欲しいという願いは聞いてくれた神様だったが、残念ながら今回その願いを

叶えてはくれなかった・・・

 

 

 

 

朝食の後フォワードメンバーは、午後の訓練が始まるまで、昼食を挟みながら事務仕事

ということで、セフィリアも同じように書類作成にいそしんでいた

 

セフィリアが遅めの昼食の後、コーヒーを飲みながら一息ついていると、はやてと

フェイトが近づいてくる

 

フェイト   「セフィさん♪」

 

はやて    「セフィさん、休憩か?」

 

セフィリア  「書類に集中してたら、昼食が遅くなってしまってね・・・」

 

フェイト   「そうだ、はやて。セフィさんにも一緒に来てもらったらどうかな?」

 

はやて    「セフィさんに?」

 

フェイト   「うん。セフィさんも子供の扱い上手だし♪」

 

はやて    「そやね、ちょお手伝ってもらおか♪」

 

セフィリア  「?」

 

セフィリアはよく意味が分からないまま、フェイトに手を引かれていった

 

 

 

 

セフィリアとフェイト達が目的の部屋の前に来ると、子供の泣き声が聞こえてくる

 

セフィリア  (子供の泣き声?)

 

ドアを開けてはやてとフェイト、そしてセフィリアが部屋に入る

 

はやて    「エースオブエースでも、お手上げになることはあるもんなんやね♪」

 

フェイト   「ふふっ♪」

 

セフィリア  (昨日の少女・・・?)

 

そこには金髪にオッドアイの少女がいた・・・

 

昨日保護された少女である・・・

 

どうやらなのはに引っ付いて離れないようだ

 

フェイトが少女に近づき、なだめながら説得している

 

どうやらヴィヴィオという名前らしい

 

ヴィヴィオが頷いたところで、セフィリアも少女のもとへ行き、目線を合わせる

 

セフィリア  「ヴィヴィオちゃんは偉いね~、なのはさんの為にちょっとだけ我慢

        しようね。」

 

そう言いながらヴィヴィオの頭を撫でる

 

ヴィヴィオは少しビクッとしたが、そのまま撫でられている

 

ヴィヴィオ  「・・・・・・・」

 

セフィリア  「そうだ、なのはさんが戻ってくるまでの間、寂しくないように一緒

        に遊ぼうか♪」

 

ヴィヴィオ  「あそぶ・・・?」

 

セフィリア  「うん♪きっと楽しいよ♪」

 

まだおどおどしながらだが、ヴィヴィオがセフィリアの言葉に反応する

 

なのは    「ヴィヴィオ。セフィさんはすっごく優しい人だから安心してね♪」

 

フェイト   「ヴィヴィオとたくさん遊んでくれるよ♪」

 

なのはとフェイトの言葉にヴィヴィオがセフィリアを見る

 

ヴィヴィオ  「セフィさん?」

 

セフィリア  「そうだよ♪セフィって呼んでね♪」

 

ヴィヴィオ  「セフィさん。」

 

セフィリア  「は~い♪」

 

こうしてなのははなんとかヴィヴィオから解放され、はやてやフェイトと共に聖王教会

へと向かうのであった

 

 

 

 

セフィリアはあっという間にヴィヴィオになつかれていた

 

ヴィヴィオ  「たか~い♪たか~い♪」

 

セフィリア  「ふふっ♪」

 

スバルとティアナが書類仕事片手に、六課隊舎の隊員室の窓から外を見ると、

セフィリアがヴィヴィオを肩車しながら、走り回っているのが見える

 

ティアナ   「あっという間に仲良くなっちゃったわね~。

 

        私達じゃ全然無理だったのに・・・」

 

エリオ    「そういえば、僕のときもなんだかすぐ仲良くさせて頂いたよ

        うな・・・」

 

キャロ    「そう言われてみると私も・・・」

 

ティアナ   「そっか!

 

        フェイトさんだけじゃなくて、ロムレット三佐もあんた達の小さい

        時を知ってんだったわね。

 

        スバルも小さい頃から知り合いなのよね?」

 

スバル    「そだね♪五歳くらいのときからかなぁ。」

 

エリオ    「僕のところにも、ときどき顔を出して下さって遊んでもらってま

        した。」

 

キャロ    「私もよく遊んでもらいました。

 

        一度なんて前の自然保護隊にも遊びに来て下さって。

 

        その時は隊の他の皆さんの方が驚いていらっしゃって、私はなんで

        驚いているのかよく分からなかったんですけど、最近になって分か

        りました。」

 

その時の自然保護隊の隊員達は、何の連絡もなく突然訪れた[ストライカー]に大層

慌てふためいたそうだ

 

当時のセフィリアは、ベルカの守護龍との闘いもまだ記憶に新しく、まさしく英雄扱いされていたからである

 

ティアナ   「なるほど、やたら子供の扱いが上手なわけだ・・・」

 

スバル    「小さいころは、いつも引っ付いて遊んでもらってたっけなぁ。」

 

ティアナ   「でもそんなしょっちゅう子供と遊んでたら、疲れちゃいそうなもん

        だけど・・・」

 

スバル    「確かにうちにも結構きてたなぁ。

 

        父さんと母さんが呼んでたってのもあるだろうけど・・・」

 

キャロ    「セフィさん優しいんですよ。」

 

そんな話が聞こえたのか、ヴィータが話に入ってくる

 

ヴィータ   「あいつが優しいってのは確かな事実だがな・・・

 

        子守りが上手だとかはまた違う理由だぞ・・・」

 

スバル    「ヴィータ副隊長?」

 

ティアナ   「どういう意味ですか?」

 

ヴィータ   「あんま言いたかねぇが・・・

 

        単純に小さくてカワイイものが好きなんだよ・・・

 

        だから子犬とか子猫とかも、見かけたらすぐ撫でるし・・・

 

        子供も一緒だ、小さくてカワイイから一緒にいると、疲れるどころか

        逆に癒されるんだとよ・・・。」

 

スバル    「そ・・・そういうこと・・・」

 

ヴィータ   「だからって勘違いすんじゃねぇぞ、あいつにへんな趣味はねぇし、

        そいつが大人になったからって別に放り出されるわけじゃねぇ。

 

        現になのはやフェイト、はやては子供んときから知ってるが、

        大きくなった今も大事にされてっしな。

 

        もちろん今はなのは達に抱き着いたりは絶対しねぇけどな。

 

        ただ小さくてカワイイものに抱き着いたり、撫でたりすると

        癒されるってだけだよ。」

 

スバル    「ペットと一緒にいると、癒されるとかみたいなものですか?」

 

ヴィータ   「そういう言い方をすると誤解されそうだが、ニュアンス的には似た

        ようなもんだ。

 

        あ!勘違いすんなよ!

 

        別にお前らをペット扱いしてるわけじゃねぇからな。」

 

エリオ    「はい!分かってます。」

 

キャロ    「優しくしてもらって、大切にしてもらっているのはわかってます

        から♪」

 

ティアナ   「あ~、だからヴィータ副隊長も!」

 

ティアナが地雷を踏む

 

ヴィータ   「あたしがなんだって・・・!」

 

ティアナ   「いや・・・別に・・・大したことじゃ・・・」

 

ヴィータ   「はっきり言っていいんだぞ・・・、

 

        いつまで経っても小さいままだから、子ども扱いされてるとか・・・

 

        いくら言っても、抱き着くの止めてくれねぇとか・・・!」

 

だんだんヴィータの声が怒りに変わっていく

 

ティアナ   「そこまでは思ってませんけど・・・」

 

冷や汗を流しながら後ずさるティアナに、救世主が現れる

 

シャマル   「ふふっ、ヴィータちゃんは怒ったり嫌がったりしている訳じゃ無い

        のよ。

 

        ただ恥ずかしいだけで、内心は嬉しいんだから♪」

 

ヴィータ   「シャマル!嬉しくねぇ!本気で嫌がってんだ!」

 

シャマル   「あら?そんなこと言ったらセフィさん悲しんじゃうわよ・・・」

 

ヴィータ   「ぐっ・・・、そりゃ・・・」

 

ティアナ   「ほっ・・・」

 

話の矛先が自分じゃなくなったと、安心したティアナだが・・・

 

ヴィータ   「とにかくティアナ!次の訓練は覚悟しとけよ!

 

        近接戦魔導師のさばき方、嫌って程教えてやるからよ!!!」

 

残念ながらヴィータの怒りは収まらなかった・・・

 

救世主とはなりえなかったシャマルが、ティアナに眼でごめんなさいと訴えていた

 

ヴィータの言葉にティアナは、立ったまま白目を剥いて気絶していた

 

スバル    「ティ・・・ティア・・・」

 

ティアナ   「・・・・・・・。」

 

しかしスバル達にはどうすることも出来ず、ただ心の中でティアナの無事を祈ること

しか出来なかった

 

 

 

 

夕食前、夜の訓練が終わったティアナが、汗を流して食堂に行こうとした時、

外からセフィリアがヴィヴィオを抱きかかえて入ってきた

 

ティアナ   「ロムレット三佐、今お戻りですか?」

 

セフィリア  「ランスター二等陸士。

 

        ああ、ついこんな時間まで遊んでしまったよ。」

 

ティアナ   「ヴィヴィオは・・・、寝てしまったんですね。」

 

セフィリア  「うん。遊び疲れちゃったんだろうね・・・

 

        抱いてここに戻って来るまでに寝ちゃった。」

 

ティアナ   「可愛いですね。」

 

セフィリア  「そうだね♪でもランスター二等陸士もカワイイと思うよ。」

 

セフィリアの突然の言葉に驚くティアナ

 

ティアナ   「へ!?そ・・・そんなことありませんよ・・・」

 

セフィリア  「ん~・・・

 

        フェイトちゃんとかもそうなんだけど、みんな謙遜するんだよね~。

 

        本当なんだけどなぁ・・・、いまいち信用無いのかな?

 

        ま、いいか♪ランスター二等陸士は、今から夕食かい?」

 

ティアナ   「はい、そのつもりでした。」

 

セフィリア  「そうか、俺はヴィヴィオちゃんが起きてからにするつもりだから、

        先に行くといいよ。」

 

ヴィヴィオ  「ん~・・・」

 

そういった矢先にヴィヴィオが目を覚ます

 

ティアナ   「ふふっ、起きましたね。」

 

セフィリア  「そうみたいだね。ヴィヴィオちゃんおなかすいた?」

 

ヴィヴィオ  「すいた~。」

 

セフィリア  「じゃごはんにしようか♪」

 

こうしてセフィリアとヴィヴィオ、それとティアナは揃って食堂へ向かった




第三十一話でした

オリ主の秘密[小さくてカワイイものが好き]でした

なのは達の幼少期はもちろん、アルフや月村家のネコそして久遠などを可愛がっていた
のもそのせいでした
(ホントに大した秘密じゃ無かったですね・・・)

ではまた次回もよろしくお願いします
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