ファーストストライカー   作:孤独ネコ

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第38話 それぞれの戦場

新暦75年9月19日

 

広域探査を続けていた機動六課が、クラナガンを目指して移動する戦闘機人を発見し、

それと同時刻に、査察官ヴェロッサ・アコースがジェイル・スカリエッティの潜伏先

と思われる、違法研究施設を探し当てたという報告が入った

 

はやて    「部隊を2つに分けて同時に対応するしかあらへんな。」

 

なのは    「分割か・・・、どうしようね。」

 

シャリオ   「待ってください!これ・・・何・・・」

 

フェイト   「シャーリー、どうしたの!?」

 

シャリオ   「モニターに出します!」

 

モニターには、地中から地面を隆起させながらゆっくりと浮上する、巨大な艦が映し

出されていた

 

はやて    「あれが・・・ゆりかご・・・」

 

フェイト   「三つに分けなくちゃいけなくなったね・・・」

 

はやて    「せやな・・・、まったく楽はさせてくれへんな・・・。

 

        おもろいやんか!」

 

ルキノ    「八神部隊長!これは!」

 

ルキノがモニターを操作すると、そこにはジェイルが映っている

 

ルキノ    「ミッド全域への通信です!」

 

ジェイル   「ミッドチルダの地上の全ての人々よ、見えるかい?

 

        アレが旧暦の時代、アルハザードの技術で作り出された

        [聖王のゆりかご]だ!

 

        そして、これがこのゆりかごを動かす・・・鍵だ・・・」

 

そこには玉座のようなものに座らされたヴィヴィオがいた

 

ヴィヴィオ  「ママ・・・、いたい・・・いたいよ・・・。

 

        ママぁ・・・。ママーーーーーーー!!!」

 

ジェイル   「ふふふ・・・

 

        次元の守護者気取りの諸君・・・

 

        [ゆりかご]が、二つの月の魔力を得られる位置に到達すれば、

        我々の勝ち・・・

 

        それまでに[ゆりかご]を止めることが出来れば、君たちの

        勝ちだ・・・

 

        私の計画が成功すれば、私の力は次元世界中に知れ渡る・・・

 

        そうなればもう誰も止められない・・・

 

        この世界も数ある次元世界も・・・崩壊していく・・・

 

        楽しみだねぇ・・・、ふふふははははははははは・・・」

 

ヴィヴィオ  「たすけて・・・、ママーーーーーー・・・」

 

なのは    「・・・・・・!」

 

ヴィヴィオの叫びが続く中・・・

 

通信は途切れた・・・

 

フェイト   「なのは・・・」

 

なのは    「大丈夫、大丈夫だよ・・・フェイトちゃん・・・」

 

なのはは拳を握りしめながら答える

 

はやて    「これで決まりやな!

 

        高町隊長、ヴィータ副隊長、私は航空武装隊と共に[ゆりかご]へ。

 

        フェイト隊長は、現地のアコース査察官と合流して、スカリエッティ

        の逮捕。

 

        フォワードのみんなは、クラナガンに向かってる戦闘機人の阻止

        及び逮捕や!

 

        皆これで終わらせるんや!」

 

全員     「了解!」

 

再始動した機動六課は、全てを終わらせる為、それぞれの戦地へ旅立つのであった

 

 

 

 

ミッドチルダ中央 中央病院

 

クイントは、眠るセフィリアの隣で、自身の決断の遅さを悔いていた・・・

 

クイント   「まったく・・・情けないものね・・・」

 

メガーヌ   「ホントね・・・」

 

クイント   「あれだけ命を助けてもらったのに・・・、私たちは・・・」

 

メガーヌ   「でも、これ以上彼が傷つくことを、止めることは出来るわ。」

 

セフィリア  「クイントさん?」

 

力なく呟きながら、セフィリアがゆっくりと眼を開ける

 

クイント   「セフィちゃん!目が覚めたのね!」

 

メガーヌ   「お医者様を呼んでくるわ!」

 

メガーヌが病室を出ようとしたその時

 

イザーク   「クイント!メガーヌ!出動だ!スカリエッティが動き出した!」

 

クイント   「イザーク・・・」

 

セフィリア  「どうなっているんですか?公開意見陳述会から何日経ったんです?」

 

イザークは、セフィリアに聞かれたことに[しまった]という顔をする

 

イザーク   「セフィ・・・起きてたのか。ちっ、俺としたことが・・・。」

 

メガーヌ   「今は気にしなくていいわ。私達が行く。あなたは休んでなさい。」

 

イザーク   「無駄だメガーヌ。

 

        そいつは人のいい奴だが、良すぎる為に自分を犠牲に人を助ける。

 

        ベルカの事件を忘れたのか・・・

 

        聞いてしまった以上、話さなくても助けに行ってしまうだろうさ。」

 

クイント   「死んでもいいの!?」

 

セフィリア  「そのつもりはありませんけどね・・・

 

        命をかけなければならない時もある。

 

        クイントさんもその覚悟はあるでしょう?」

 

イザーク   「今、スカリエッティのヤロウが言う[聖王のゆりかご]とやらが、

        ミッド上空を浮上中だ。」

 

メガーヌ   「イザーク!」

 

クイント   「ダメッ!」

 

クイントとメガーヌが抗議するが、イザークは眼でそれを制止する

 

イザーク   「その他にも、首都をめがけて戦闘機人が進行中。

 

        また主犯の捜査をしていた査察官からの報告で、スカリエッティの

        アジトと目される場所も判明したらしい。

 

        俺は空であの[ゆりかご]とやらを止めに行く。

 

        クイントとメガーヌは、首都を目指す戦闘機人の逮捕だ。」

 

セフィリア  「じゃ俺はスカリエッティの所に行く。

 

        あの男との因縁にケリをつける!」

 

イザーク   「ふんっ、勝手にしろ。ただし、死ぬんじゃないぞ!

 

        俺がお前を超えるまで、それは許さんからな。」

 

クイント   「セフィちゃん、約束よ。ギンガとスバルを悲しませないでね。」

 

メガーヌ   「元気になったら、ルーとも遊んでもらわなくちゃいけないんだか

        らね。」

 

クイントとメガーヌも、覚悟を決める

 

セフィリア  「約束します!」

 

こうして、セフィリアも消耗した身体を押して、スカリエッティのアジトへ向けて

出撃するのであった

 

 

 

 

ミッドチルダ上空 [聖王のゆりかご]

 

なのは達は大量のガジェットを相手にしつつ、[ゆりかご]内部への突入口を探して

いた

 

はやて    「各員連携を取りながら、探査チームを援護しつつガジェットを迎撃!

 

        突入口の探査チームは、極力戦闘を避けて任務を優先して下さい!」

 

ヴィータ   「単独行動は絶対にするな!孤立しそうな奴を援護しろ!

 

        一人も落とされるんじゃないぞ!」

 

なのは    「敵の密集地点は砲撃で殲滅します!

 

        退避指示が出たら迅速に退避して下さい!」

 

航空武装隊員A「各員戦闘中でもモニターから目を離すなよ!

 

        女王の砲撃に巻き込まれたら、ひとたまりもないぞ!」

 

航空武装隊員B「これだけの乱戦で、モニターにまで注意を向けるなんて出来ね

        えよ・・・

 

        どうか巻き込まれませんように・・・」

 

六課が中心となり局員に指示を飛ばす

 

ほとんどの隊員は必死に戦いながらも、なのはの砲撃に巻き込まれないよう、心の中で

祈るしかなかったが・・・

 

シャリオ   「ゆりかご尚も上昇中!

 

        駆動炉か鍵、もしくはその両方を停止させないと・・・

 

        このまま上昇を続けて、二つの月の魔力を得られる地点に到達させ

        てしまったら、私たちの負けです!」

 

ルキノ    「早く突入できる場所を探し出さないと!」

 

なのは達はゆりかごを停止させる為、そして何よりヴィヴィオ救出の為奔走していた

 

 

 

 

ミッドチルダ中央部 東地区

 

スバル達フォワードメンバーは、向かってくる戦闘機人を迎え撃とうとしていた

 

ティアナ   「みんなガジェットの数に惑わされないで。

 

        私達の第一の目標は、戦闘機人の停止及び逮捕よ。

 

        ガジェットなら、首都を防衛している残った局員で何とかなっても、

        戦闘機人はそうはいかないわ!

 

        一応念のため、シグナム副隊長が後方の最終防衛ラインに配置されて

        いるけど、ガジェットと戦闘機人をどっちも通してしまったら、

        さすがのシグナム隊長でも対応は厳しいわ!」

 

スバル    「練習通りに連携をうまくだね。」

 

ティアナ   「そうね。分散して各個撃破は危険・・・。

 

        でも、一人たりとも後ろに通すわけにはいかない・・・

 

        大変だけど、隊長達の期待に応えるためにも、頑張りましょう!」

 

エリオ    「はい!」

 

キャロ    「頑張ります!」

 

フォワードメンバーと戦闘機人の激突も、すぐそこまで迫っていた

 

 

 

 

ミッドチルダ東部 スカリエッティ研究施設入り口

 

シャッハ   「さがって下さい、ヴェロッサ!ここは私が!」

 

ヴェロッサ  「そうはいかないよ。

 

        さすがのシャッハでも、この数相手に一人は厳しいよ。

 

        戦闘は本業じゃないけど、ガジェット程度なら僕にもやれる。」

 

シャッハ   「フェイト執務官がこちらの救援に向かってくれています。

 

        それまで頑張りましょう。」

 

ヴェロッサ  「それじゃ、久しぶりに本気になりますか。」

 

スカリエッティのアジトを発見したヴェロッサは、シャッハと共に洞窟の中と外、

両方から襲ってくるガジェットに手を焼いていた

 

 

 

 

[ゆりかご攻略部隊]

 

航空武装隊員A「八神部隊長!探査チームから連絡です!

 

        突入口を発見したとのことです!」

 

はやて    「了解!なのはちゃん!ヴィータ!」

 

ヴィータ   「よし、突入する!各員援護を頼む!」

 

なのは    「先行して内部に突入します!」

 

なのはとヴィータはゆりかご内部へ向かう

 

はやて    「ガジェットをゆりかごから引き離します!

 

        魔法に巻き込まれないよう注意して下さい!」

 

はやてが広域魔法でガジェットを殲滅、ゆりかご近くのガジェットを一掃する

 

航空武装隊員B「やべぇぞ!管制からの八神部二佐の魔法効果範囲を聞き逃すな!

 

        範囲内に取り残されたら、一撃で落とされるぞ!」

 

航空武装隊員C「今度は『陸の戦姫』かよ!」

 

航空武装隊員D「こんな乱戦で空間魔法なんて!神様助けてーーー!」

 

航空武装隊員A「無駄口を叩くな!一機でも多く片付けろ!」

 

はやての魔法に航空武装隊員が戦意喪失しかけるが、無事なのはとヴィータの突入は

無事完了した

 

なのは    「やっぱり内部はAMFが濃いね・・・」

 

ヴィータ   「とりあえずなんとか飛べるがな・・・、あたしは駆動炉に行く。

 

        なのははヴィヴィオの所に行け。」

 

なのは    「でもヴィータちゃん。」

 

ヴィータ   「駆動炉とヴィヴィオ、片方止めただけでいけるかもしんねぇし、

        両方止めなきゃダメかもしんねぇ。

 

        その上時間もねぇときた・・・」

 

なのは    「そうだけど・・・」

 

ヴィータ   「呑気に二人で片方ずつ行ってる時間はねぇ。

 

        外じゃ今も局員が危険に晒されてる、こいつもどんどん空に上がっ

        てる。

 

        一刻も早く止めなきゃなんねぇ。

 

        分かるだろ、こうするしかねぇんだ。」

 

なのは    「ヴィータちゃん・・・絶対無事でいてね!」

 

ヴィータ   「あたしが何を得意にしてるか知ってんだろ?

 

        破壊と粉砕・・・

 

        とっとと駆動炉ぶっ壊して、そっちの援護に行ってやるよ。」

 

なのは    「ヴィータちゃん!絶対だよ!」

 

ヴィータ   「おう!」

 

後ろ姿のまま拳を上げるヴィータに別れを告げ、なのははヴィヴィオがいる玉座へと

向かった

 

 

 

 

フォワードメンバー4人は戦闘機人との戦闘に突入していた

 

ティアナ   「確認できた戦闘機人は四人!

 

        同じ人数でもこっちの手の内は知られているのに、あっちの情報は

        少ない・・・」

 

スバル    「ガジェットも結構いるね~・・・。」

 

エリオ    「油断はできませんね・・・」

 

キャロ    「全力で行きましょう!」

 

ティアナ   「エレメントはあたしとスバル、エリオとキャロでいくわよ。

 

        慣れない連携は足元をすくわれかねない。

 

        一番得意なものをぶつけましょう。

 

        エリオとキャロはあたしからあまり離れないこと!

 

        常にフォローが出来る位置にいなさい!」

 

エリオ    「はい!」

 

キャロ    「わかりました!」

 

スバル    「来た!」

 

スバルの声で全員が戦闘モードに突入すると、ノーヴェが先方で突撃してくる

 

スバル    「私が行く!」

 

スバルがウィングロードを展開しノーヴェと衝突を繰り返す

 

ウェンディ  「援護するッスよ~。」

 

ティアナ   「!」

 

ウェンディ  「なに!?」

 

ウェンディがノーヴェに援護射撃を打つ前に、ティアナが射撃で牽制する

 

ティアナ   「そう簡単に連携は取らせないわよ!」

 

ウェンディ  「あいつ!魔法の発動が早いうえに弾速も速い!

 

        厄介ッスね!ディード!」

 

ティアナの背後から、双剣をもった少女が攻撃を仕掛ける

 

ティアナ   「くっ!」

 

間一髪で前転し、ティアナがなんとかディードの攻撃を回避する・・・

 

が、ディードはすぐさま追撃に入る

 

ティアナ   「まだ!」

 

ディード   「遅い!」

 

ティアナが射撃の態勢に入るのを確認したディードだが、魔法の発動は間に合わない

と、勢いを増してティアナに迫る

 

ティアナ   「舐めないでよね!」

 

ディード   「なに!?」

 

しかしティアナの射撃のほうが早く、ディードを吹き飛ばす

 

ティアナ   (やっぱりセフィさんの教えのおかげね。

 

        あの後もちゃんと訓練していてよかった。

 

        単発でのスパイラルショットとクイックムーブの使用は許可出た

        けど、切り札は取っておきたい。

 

        何とか連携だけで処理出来れば・・・)

 

スバル    「うぉぉぉぉぉぉぉ!」

 

ノーヴェ   「はぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

ティアナとディードの攻防の間も、スバルとノーヴェは互角の勝負を繰り広げる

 

スバル    (まずい・・・、このままじゃ分断される・・・)

 

ディード   (こいつ・・・やる!相手するだけで精一杯じゃねーか!)

 

その間エリオとキャロはガジェットの対応に追われていた

 

エリオ    「ダメだ!スバルさんとティアさんから引き離されていく・・・」

 

キャロ    「どこかで指示している敵がいるのかも・・・

 

        さっきから戦闘機人が一人見当たらないし、どうしようエリオ君。」

 

エリオとキャロは、ウェンディとガジェットの上手い連携で、スバル・ティアナと

分断されてしまっていた

 

エリオ    「場所さえ分かれば、ストラーダで距離を詰めて攻撃できるのに!」

 

キャロ    「エリオ君、私とフリードで空から探す!」

 

キャロはフリードを羽ばたかせ上空へ上がる

 

ウェンディ  (オットー、一人上がったッスよ!)

 

オットー   (任せて。ビルが乱立してて、地上に向けて砲撃のチャンスは少ない

        けど、空に上がってくればこっちのモン。)

 

前線で戦う戦闘機人三人とガジェットの連携は、離れた位置にあるビルの屋上から

オットーが指示していた

 

キャロとフリードが上空に上がると、突如緑色の砲撃がキャロを襲う

 

キャロ    「ケリュケイオン!」

 

砲撃に気付いたキャロが、障壁を展開し砲撃を防ぐ

 

エリオ    「キャロ!」

 

キャロ    「大丈夫!フリード!」

 

キャロは砲撃の発射地点へ向けてフリードを飛ばす

 

オットー   「やるね!レイストーム!」

 

キャロ    「フリード!」

 

発射方向のビル上に戦闘機人を確認したキャロは、フリードを低空へ移動させ一時

退避する

 

キャロ    「エリオ君!」

 

エリオ    「任せて!ストラーダ!」

 

エリオがソニックムーブでオットーがいると思われる方向へ移動する

 

エリオ    「キャロ一人で大丈夫?」

 

キャロ    「大丈夫!

 

        フリードもいるし、周りに人がいないなら・・・

 

        ヴォルテーーーーール!」

 

キャロの呼びかけにより魔法陣が現れ、その中から黒き巨龍が姿を現す

 

ヴォルテール 「ぐをぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」

 

ウェンディ  「あれ・・・なんッスか!?」

 

オットー   「あんなの反則でしょ!?」

 

ティアナ   「あれがキャロのもう一つの力・・・

 

        ガジェットはキャロに任せて大丈夫そうね・・・」

 

初めて見るキャロのもう一つの召喚魔法に驚きながらも、心配事が一つ減ったことに

ティアナはほっとする

 

ヴォルテール 「ガァァァァァァァァァ!」

 

ヴォルテールの吐く炎により、大量のガジェットが一瞬で破壊される

 

ウェンディ  (ヤバいッスね・・・、あんなの相手にしてられないッスよ。

 

        これは召喚士を直接叩くしかないッスね!)

 

オットー   (ウェンディとディードはそのつり目のツインテールをやれ!

 

        あいつは僕が!)

 

オットーがキャロに狙いを定める・・・しかしオットーにエリオが迫る

 

エリオ    「見つけた!」

 

オットーはエリオの一撃を障壁で防ぐ

 

オットー   「しまった!油断した!砲撃の射線からこっちの位置を!」

 

自身の居場所を知られたオットーは、エリオから距離を置くためウェンディに

援護を依頼する

 

オットー   (ウェンディ見つかった・・・、一旦こいつから離れるから援護を!)

 

ウェンディ  (了解ッス!)

 

オットーの念話で、ウェンディはエリオに向かって射撃魔法を打つ

 

エリオ    「ぐぁぁぁ!」

 

エリオは突如放たれた砲撃をくらい、吹き飛ばされオットーを見失う

 

エリオ    「しまった!」

 

エリオ    (ティアさんすみません。

 

        後方支援をしていたと思われる戦闘機人を見失いました。)

 

ティアナ   (仕方ないわね、ガジェットはキャロに任せて私と合流して。

 

        とりあえず一体ずつでも片付けないと・・・

 

        このままじゃジリ貧よ!)

 

その時スバルが吹き飛ばされてビルに激突する

 

ティアナ   (スバル!)

 

エリオ    (スバルさん!?)

 

スバル    (大丈夫・・・!でも・・・新手が・・・)

 

ティアナとエリオが敵の姿を確認する

 

ティアナ   (あの時の!)

 

エリオ    (炎を使う小さな魔導師!)

 

ノーヴェ   「助かったよ、アギト。」

 

アギト    「もう安心だぜ、この[烈火の剣精]アギト様来たからなぁ!」

 

ティアナ   (まずい、一人増えた・・・。

 

        しかも連携とってくるようで、私達を引き離すように戦ってる・・・

 

        どうする・・・、いっそこっちも別れて・・・いやでも・・・。)

 

ティアナが考えを巡らせていると、緑の砲撃がティアナとエリオを襲う

 

ティアナ   「ちっ!エリオ!」

 

エリオ    「はい!」

 

ティアナとエリオが砲撃を回避すると同時に、エリオにはウェンディ、ティアナにはディードが攻撃を仕掛ける

 

ティアナ   「ったく!しつこいわね!」

 

エリオ    「遠距離タイプ・・・、キャロの援護も期待できない・・・。」

 

ウェンディ  「個別でやれば、あんた達なんて怖くないッスよ。」

 

ディード   「近距離の攻撃は、そのナイフしか無いみたいだな!

 

        射撃にだけ気を付けていれば、私の敵ではないな。」

 

首都の防衛に回っていたフォワードメンバーは、戦闘機人達に分断され各個戦闘を

余儀なくされていた




第三十八話でした

戦闘回が続きます・・・

もっと笑いがほしい・・・

ではまた次回もよろしくお願いします
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