新暦76年1月
セフィリアとイザークの出向も終わり、それと同時にフェイトの休暇が始まる
フェイト 「ヴィヴィオ、もう少しで着くからね♪」
ヴィヴィオ 「うん♪」
この休暇中はセフィリアの家に泊まるつもりのフェイトだったが、はじめの二日は
ヴィヴィオも宿泊することになっていた
フェイトが休暇中、セフィリアの家に泊まることを聞いたヴィヴィオが、
一度セフィリアの家に行きたいと言い出した為である
セフィリアもフェイトの休暇四日目から連休を取っていたので、最初の三日は日中
フェイトが暇を持て余すため、丁度いいとヴィヴィオの世話をすることになったのだ
フェイト 「さ、着いたよ。ヴィヴィオ♪」
ヴィヴィオ 「は~、ここがセフィパパのお家なの?」
フェイト 「そうだよ♪」
ヴィヴィオ 「きれいなお家だね~♪」
セフィリアの家は、両親が残した普通の一軒家で年数は経っているものの、しっかりと
手入れは行き届いている
フェイト 「じゃ美味しい料理つくって、パパが帰ってくるの待っていようか♪」
ヴィヴィオ 「つくる~♪」
以前からすでにセフィリアがカギを預けている為、フェイトは慣れた我が家ように
家の中に入り、買ってきた材料で料理の下ごしらえをしながら、ヴィヴィオと
セフィリアの帰りを待った
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外が暗くなってきた頃、玄関から音がして
セフィリア 「ただいま~♪」
フェイト 「パパが帰ってきたね。」
ヴィヴィオ 「セフィパパ~、おかえりなさい♪」
ヴィヴィオが玄関まで走っていき、セフィリアを出迎える
セフィリア 「ヴィヴィオちゃん、ただいま♪」
フェイト 「お帰りなさい、セフィさん♪」
セフィリア 「ただいま、フェイトちゃん♪」
フェイト 「もうごはん出来てますからね♪」
セフィリア 「ありがとう♪」
ヴィヴィオ 「ヴィヴィオもおてつだいした~♪」
セフィリア 「ホント?それは楽しみだな~。いい子いい子。」
セフィリアはヴィヴィオの頭を撫でる
ヴィヴィオ 「へへへ~♪」
セフィリア 「じゃ先に夕食を頂こうかな♪」
フェイト 「はい。すぐ準備しますから、少し待っててくださいね♪」
その後セフィリア達はリビングに移動し、早速食事となった
フェイト 「ヴィヴィオは、このカレーを作るのを手伝ってくれたんだよね♪」
セフィリア 「そうなの?」
ヴィヴィオ 「うん♪おみずはかったり、まぜまぜしたりした~♪」
セフィリア 「そっか~♪ヴィヴィオは偉いね~♪」
ヴィヴィオ 「フェイトママ、セフィパパにほめられた~♪」
フェイト 「ヴィヴィオ頑張ったもんね♪」
ヴィヴィオ 「うん♪」
フェイト (ああ~、幸せだなぁ~。
もしセフィさんと結婚して、子供ができたらこんな感じなの
かなぁ~。)
セフィリア 「フェイトちゃんどうしたの?」
ヴィヴィオ 「フェイトママおかおへんだよ?」
いつもの妄想に囚われて、つい顔が緩んでしまっていたフェイトであった・・・
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食事も終わって、セフィリアはリビングでくつろいでいたが
セフィリア 「そろそろお風呂に入ってこようかな?」
フェイト 「じゃお湯入れてきますね。」
セフィリア 「大丈夫、大丈夫。お風呂くらい自分で準備するよ♪」
フェイト 「そうですか?」
ヴィヴィオ 「セフィパパおふろはいるの?」
セフィリア 「うん、そうだよ。」
ヴィヴィオ 「ヴィヴィオもいっしょにはいる~♪」
セフィリア 「じゃ、一緒に入ろっかヴィヴィオ。」
ヴィヴィオ 「うん♪フェイトママもいっしょにはいろ~?」
ヴィヴィオのまさかの提案に、フェイトは頭が真っ白になってしまう
フェイト 「へにゅ?」
セフィリア 「あら・・・。」
ヴィヴィオ 「フェイトママどうしたの?」
フェイト 「フェ・・・フェイトママは少しお仕事が残ってるから・・・
あ・・・あとで入るね・・・。」
フェイトが狼狽えながら、何とか回避しようとする・・・
いくらヴィヴィオが一緒とはいえ、流石にセフィリアと一緒に入浴するというのは、
まだ勇気が出ない
もちろん嫌なのではない・・・、いつかは一緒にという気持ちは十分ある・・・
しかし、今はまだ恥ずかしさの方が大いに勝る・・・
ヴィヴィオ 「え~・・・。」
セフィリア 「フェイトママとはまた六課で一緒に入ろうね。」
ヴィヴィオ 「うん♪」
セフィリアはヴィヴィオを連れて浴室へと向かう
フェイト 「ほっ。何とかなったぁ・・・。
はっ!でもでも、セフィさん気を悪くしてないかな~・・・。
嫌じゃないんだけど・・・、裸恥ずかしいし・・・
自信ないし・・・」
セフィリア 「フェイトちゃん気にしないでね。ゆっくりいこうね♪」
フェイト 「はひっ!」
フェイトの気持ちを察したのか、上半身裸のセフィリアが現れる
セフィリア 「俺は気にしてないからね。フェイトちゃんのペースでいいんだから♪」
フェイト 「はい♪」
セフィリアの暖かい言葉に、フェイトは笑顔で答えるのだった
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セフィリアの連休初日、ヴィヴィオも前日に六課へと戻り、昨夜から二人でゆっくり
過ごしていた
フェイト 「今日は、午後からお買い物に付き合ってもらえるんですよね?」
セフィリア 「うん。フェイトちゃんの行きたい所に行こうね。」
昼食は外で食べようと、昼前に家を出ることになった
昼食後、セフィリアとフェイトは、デパートで買い物を楽しむ
セフィリア 「今日は何を買う予定なの?」
フェイト 「今日は・・・
セフィさんにアクセサリーをプレゼントしようと思って♪」
セフィリア 「俺に?悪いよ。せっかくなんだから自分の買い物しなよ?」
フェイト 「私がプレゼントしたいんです。
私はいつもセフィさんにもらったペンダントしてますから、
セフィさんにも、いつも何か私の贈り物持ってて欲しいなって♪」
セフィリア 「そう?そういうことなら、お言葉に甘えようかな♪」
フェイト 「はい♪」
そうして色々見て回った結果、フェイトはバルデュッシュと同じ色の、金の懐中時計
を贈ることにしたのだった
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その日の夕食時
セフィリア 「今日はありがとね。時計大事にするよ。」
フェイト 「はい♪これでいつも一緒ですね♪」
セフィリア 「そうだね♪
でもプレゼントがなくても、ずっと一緒だって言ったでしょ。
何があってももう離さないからね、フェイトちゃん♪」
フェイト 「はにょ・・・!」
セフィリアの言葉に、いつまで経っても慣れないフェイトは、相変わらず変な返事を
してしまう・・・
セフィリア 「フェイトちゃんと一緒に居られるだけでこんなに幸せなんだ。
ありがとね、フェイトちゃん。俺と一緒に居てくれて・・・。」
フェイト 「セフィさん・・・。私の方こそ私なんかを好きになってもらえて!
私、セフィさんと出会えて本当に幸せです!」
セフィリア 「ふふっ。そんなに大きな声出さなくても♪これからも宜しくね♪
フェイトちゃん、大好きだよ。」
フェイト 「はい♪」
セフィリア 「じゃ、冷めちゃう前に食べようか?」
フェイト 「あ、そうですね♪頂きましょう。」
セフィリアとフェイトは夕食を食べた後も、二人は幸せを噛みしめるように、寄り添い
ながら過ごした
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翌日もセフィリアとフェイトは、幸せな時間を一緒に過ごしていた
フェイト 「今日はお弁当を作りましたから、ピクニックにでも行きませんか?」
セフィリア 「いいねぇ♪ピクニックなんて子供の頃以来だなぁ。」
フェイト 「子供の頃ですか?」
セフィリア 「うん。まだ両親が生きていた頃にね。
母さんがお弁当作ってくれて、父さんの運転で河原にピクニック
に行ってね♪
楽しかったなぁ。」
フェイト 「そうだったんですか?
あの・・・聞いてもよかったりしますか?
お父様とお母様のこと・・・。」
セフィリア 「もちろん♪
父さんは・・・、とても明るくてまっすぐな人だったよ。
大きくてあったかくて、最近思うけど俺はやっぱり、父さんの背中
を追いかけてると思うよ。
母さんは・・・そうだなぁ・・・
普段はほわっとした人だったけど、怒ったときは怖くて・・・、
でもそれ以上におおらかで優しくて、すべて包み込んでくれる
ような・・・
考えてみれば、どことなくフェイトちゃんに似てるかな?
おおらかで優しくて、あたたかい気持ちになるもん。
あ、でもフェイトちゃんの方が美人だね♪」
フェイト 「私なんてお母様の足元にも及びませんよ!」
もちろんフェイトも、写真でセフィリアの母であるマリューの顔は知っている
ふわっとした感じではあったが、かなりの美人であった
例えるなら、リンディとシャマルを足して割ったような趣の、ふんわり系美人である
セフィリア 「そんなことないよ。
フェイトちゃんは、今まで俺が出会った女性の中で、一番素敵な
女性だよ♪
外見もだけど性格もね♪
それにこれから先も、俺にとってフェイトちゃん以上の女性は
いないよ、絶対。」
フェイト 「セフィ・・・さん・・・。」
フェイトの眼から涙が零れる
フェイト 「私も・・・私にとってもセフィさん以上の男性はいませんよ。
これから先も・・・ずっと・・・。」
セフィリア 「ありがとう、フェイトちゃん。」
フェイト 「セフィさん・・・、私幸せです♪」
お互いの想いを再確認して・・・、柔らかい風に包まれながら・・・静かに口づけを
交わした・・・
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お昼前に家を出たセフィリアとフェイトは、近くの自然公園にピクニックに来ていた
フェイト 「いいお天気ですね♪」
セフィリア 「ホントだね~。」
フェイト 「少し歩きませんか?」
セフィリア 「いいね♪」
二人は公園に作られた遊歩道を並んで歩く
どちらからともなく手をつなぎ歩くさまは、まるで熟年夫婦のようでもある
フェイト 「なんだか不思議です・・・。」
セフィリア 「どうしたの?」
フェイト 「ただこうして手を繋いで歩いているだけなのに・・・
私とても幸せです。」
セフィリア 「俺も・・・そう思ってた・・・。」
フェイト 「セフィさん、私幸せです。
何も話していなくても・・・、何もしていなくても・・・。
だたセフィさんと一緒にいられるだけで・・・
それだけでとっても幸せです♪」
フェイトのその言葉に、セフィリアは笑顔で答えるのだった
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新暦76年5月
一年の試験運用を終え、ついに機動六課は解散となり、六課のメンバーはそれぞれの
道を歩み始めていた
スバル 「あれ?セフィ兄?」
セフィリア 「こんにちは、スバルちゃん。」
災害救助隊上官「ん?スバルのお兄さん?」
スバル 「あ、いえ。兄みたいな人というか、愛称というか・・・。」
災害救助隊上官「って!セフィリア・ロムレット三等空佐!」
セフィリア 「今、少し時間よろしいですか?」
災害救助隊上官「もちろんであります!」
訪ねてきた人物がセフィリアだと分かったとたん、急にがちがちになった上官に、
少し笑いをこらえながら、スバルはセフィリアと隊舎にある庭で話す
スバル 「で、今日はどうしたの?」
セフィリア 「スバルが新しい部隊で頑張ってるかなって、見に来たんだよ。」
スバル 「頑張ってるよ~。
助けを求めている人達を、安全な場所まで一直線に!」
セフィリア 「そっか。いい職場ならよかったよ。
あ、これ職場のみんなと食べてね♪」
スバル 「わ~、ありがとうセフィ兄♪みんな喜ぶよ~♪」
セフィリア 「スバルちゃんが楽しそうでよかった。
六課が解散になって、しかもティアナちゃんとも離れちゃって、
落ち込んでるんじゃないかなぁ~って、少し心配してたんだけど。」
スバル 「解散はやっぱり少し悲しかったし、ティアと離れたのも寂しい
けど・・・。
でも最初から分かっていたことだし、災害救助はもともとあたしが
希望してたところだから。」
セフィリア 「そっか。しっかりやっているみたいで、余計な心配だったかな。
じゃあんまり邪魔しても悪いからもう行くね。」
スバル 「うん。ありがとね、セフィ兄♪」
セフィリアの手土産を受け取って、スバルは部隊に帰っていった
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後日
自然保護隊隊舎
セフィリア 「エリオ君!キャロちゃん!」
エリオ 「セフィさん!?」
キャロ 「どうされたんですか♪」
セフィリア 「二人がどうしてるかと思ってね♪」
エリオ 「僕たちの為にわざわざ?」
キャロ 「うれしいです♪」
自然保護隊員 「エリオ~、キャロ~。どうしたの~?」
エリオとキャロの同僚である女性隊員が、隊舎から顔を出す
セフィリア 「どうも。」
自然保護隊員 「ろ・・・ロムレット三佐!どうしてこんなところに!?」
エリオ 「わざわざ会いに来てくださったんです♪」
自然保護隊員 「そんなところにいないで、隊舎の応接室にいらして下さい!
エリオ、キャロ、早く案内して差し上げて!」
キャロ 「は・・・はい。」
ベルカ出身である女性隊員にとって、憧れの存在であるセフィリアは、もはや雲の上
の存在であった
キャロと交代で転属してきた彼女にとって、自身の転属前に、一度セフィリアが訪れた
ことがあるのを聞いたときは、大いに落胆したものである
自然保護隊員 「さ、どうぞどうぞ。」
自然保護隊員 (きゃ~、私あのセフィリア・ロムレット様に触ってる~♪
帰ったらお母さんに自慢しちゃお~♪)
セフィリア 「ど・・・どうも。」
セフィリアは女性隊員に押されながら、隊舎に入っていく
案内された応接室で椅子に座り、エリオとキャロが向かい側に座る
自然保護隊員 「お茶です♪」
セフィリア 「すみません。あ、これお土産です。皆さんでどうぞ。」
自然保護隊員 「わ~、ありがとうございます♪では、ごゆっくりどうぞ。」
エリオ達の同僚である隊員は、セフィリアの手土産を受け取り、応接室から出ていく
自然保護隊員 (あとで写真お願いしちゃおうっと♪)
セフィリア 「で、エリオ君、キャロちゃん。どう?仕事の方は?」
エリオ 「楽しいです♪」
キャロ 「毎日動物達に囲まれてます♪」
セフィリア 「そっか。楽しそうでよかったよ♪
エリオ君とキャロちゃんは二人一緒だから、あんまり心配はして
なかったけど。」
エリオ 「六課でなのはさん達やスバルさん達と、毎日過ごすのも楽しかった
ですから、やっぱり少し寂しい気持ちはありますけど・・・。」
キャロ 「でも、いつかはみんな違う道に行かなくちゃいけないことは、覚悟
してましたから。
ここでの仕事もとっても楽しいですし、エリオ君もいてくれますから♪
ただ・・・
エリオ君が最近ルーちゃんと仲がいいんですよね・・・。」
セフィリア 「キャロ・・・ちゃん・・・。」
キャロの最後の言葉に、変な迫力を覚えたセフィリアの言葉が詰まる・・・
エリオ 「キャ・・・キャロ!何言ってるの!?」
キャロ 「あれ?違った?
今度アルピーノ准陸尉のお家に、遊びに行く約束もしてるみたいだ
しね・・・。」
セフィリアの気のせいでは無かった・・・間違いなく声に迫力がある・・・
正直怖かった・・・声だけでは無い・・・はっきり顔も怖い・・・
セフィリア (エリオ君これは大変だな・・・。
ルーちゃんがどう思っているかはよく知らないけど・・・
そういえば最近、メガーヌさんがよくエリオ君のこと聞いて来て
たなぁ~・・・。
さて、どうなるかなぁ・・・。)
エリオ 「キャロ誤解だってば~。」
キャロ 「ホントかなぁ~・・・。
ルーちゃんから連絡があると、うきうきしているように見えたけ
どぉ~・・・。」
エリオ 「だから違うんだってば~・・・。」
セフィリア 「ははは♪ホントに楽しそうでよかったよ♪」
エリオ 「セフィさん!笑い事じゃないですよ~!」
セフィリア 「そうだね♪
キャロちゃん、エリオ君がメガーヌさんのところに行くときは、
俺のところに来るといい。
一緒に遊ぼうか。」
キャロ 「いいんですか?やった~♪」
エリオ 「え~!それじゃフォローになってないですよ!
僕もセフィさんの家に行きたいです!」
セフィリア 「じゃその次に予定が合う時に、二人でくるといい♪」
エリオ 「はい!」
キャロ 「ルーちゃんは呼んじゃダメだよ・・・。」
エリオ 「へっ!・・・も・・・もちろんだよ・・・。」
最後までキャロに頭の上がらないエリオを、少し面白く感じながら、この日の
セフィリアによるエリオとキャロの職場参観は終了した
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時空管理局 本局 廊下
セフィリア 「フェイトちゃん、ティアナちゃん!」
フェイト 「セフィさん?」
ティアナ 「今日は本局にご用事ですか?」
首都防衛隊所属のセフィリアが本局にいるのは珍しいため、二人は驚きながら挨拶を
交わす
セフィリア 「今日はティアナちゃんの様子を見にね♪」
ティアナ 「私の・・・ですか?」
セフィリア 「うん。六課が解散して気落ちしてたりしないかなって。」
フェイト 「そうですか。よかったねティアナ。
だったら今から休憩に入っていいよ。
せっかくセフィさんが来てくれたんだから♪」
ティアナ 「では、そうさせて頂きます。」
フェイト 「私は報告があるから、執務室に行ってるからね。
じゃ、セフィさん、ティアナをお願いします。」
セフィリア 「うん。ありがとう。また、夜にね♪」
六課が解散してからフェイトは、ほぼ毎日セフィリアの家で一緒に夕食を取っていた
フェイト 「はい、じゃ失礼します。」
セフィリア 「じゃ、休憩室にでも行こうか。」
ティアナ 「はい。」
とりあえず、それぞれ飲み物を注文し席に着く
セフィリア 「どう、元気でやれてる?」
ティアナ 「はい。私はフェイトさんと一緒ですから。
いつも教えて頂いてますし、夢をかなえるためですから♪」
セフィリア 「スバルちゃんと別れちゃったからね。
心配してたんだけど、大丈夫みたいだね。」
ティアナ 「なっ!子供じゃないんですよ!」
ティアナが真っ赤な顔で否定する
セフィリア 「歳は関係ないよ。環境が変われば、誰にでも心境の変化はあるんだ。
特に、いつも一緒だった人と、離れたりするとね・・・」
セフィリアの真剣な表情に、本当に心配されているのが分かったティアナが答える
ティアナ 「本当に大丈夫ですよ。スバルも私も夢を追いかけてるんです。
離れていても、気持ちは一緒ですから・・・」
セフィリア 「そっか、安心したよ。」
ティアナ 「それより、セフィさんの技を訓練する時間作る方が大変ですよ。
身体に疲れを残さないようにしなくちゃいけないし・・・」
セフィリア 「そっちはゆっくりでいいんだよ。
ティアナちゃんが出来ないことは、周りがちゃんとフォローしてく
れるんだ。
だから焦らずに、しっかり実力を付けて行こうね。
技の使用許可が出せる日を、楽しみにしてるよ。」
ティアナ 「はい!」
セフィリア 「じゃ、あんまりお邪魔しても悪いから、俺はこれで。
頑張ってね、ティアナちゃん。」
ティアナ 「今日はわざわざありがとうございました。」
こうして、セフィリアの義妹や義息子・義娘の、様子見職場訪問も無事終了したので
あった
第四十四話でした
残すところあと一話です
ではまた次回もよろしくお願いします