シンフォギア習作 振れば風の鳴る翼的な女の子   作:レノボのカナリア

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お久しぶりです。


シークレット、サプライズ、ゲストと学友のお話

久我雅実はよく笑い、よく怒り、よく驚き、よく惚ける………大人であるという本人の自負とは正反対に、自らの感情をそれはもう激しく顔に出す男である。

 

それは前世において孫らに連れ回されるようになった頃、何があっても無表情である男に

 

「お爺……真顔はダメだよ、真顔は」

 

と孫らが指摘し、多少でも感情が動いたときにはそれを少し大袈裟に出すという指導を施した末の産物であった。

これ自体は大変素晴らしい成果であるものの、それが理由で幽霊などの触れられない存在に対する恐怖感を増幅させてしまったことはマイナス事項として語らざるを得ないだろうし、本人が考えている以上に周囲へと愛嬌を振りまいてしまっているのも、穏便に翼と遠ざかろうとしている現状にはあまり宜しくなかった。

 

もうすこし感情を抑えられていれば少なくとも今ほど翼サイドの人間に気に入られてはいないはずなのだが、誰もそれを指摘できるものはいないし、その辺りの理解を雅実自身がしていないのである。

 

 

そもそも論になるが、見合い時に冷静さを保てていたのなら翼が電話を掛けだした瞬間にはスピーカーモードでも聞こえない位置に退けたし、エルフナインにコーヒーを掛けられたこととて――ネムクナイン!などと戯けたことを考えて居なければ――彼女を転ばさずコーヒーを溢させないように庇うことなど造作もなかったのだ。

 

奏を幽霊と勘違いしたこともそう。

目の前にいる存在が死んでいるか生きているかの判別など鼓動や呼吸などで容易にできたはずだ。

 

 

その後もデートの誘いなど受けなければ良いものを、誘われたら受けるものという良く分からない思考から一々律儀に受けてしまっているのも悪い。

さらにはそのデートで大人として振る舞いつつ子供っぽいところを見せるという「ギャップ萌え」をナチュラルにやらかしたり、友に向ける特大の矢印を無意識に見せびらかしては剣ポイントを大いに稼ぐなど、男性経験の無い翼には毒としかいえないことを平然と行うのだ。

 

 

 

そんなこんなしている内に、今ほど以上に関係が上手くいくような男が他に居ようか?と思ってしまうくらいには翼は雅実に対して心を開いてしまったし、それを知っていて密かに妹Sに働きかけているマリアがいて、その上で翼サイドが学友にコンタクトを取ろうとしている、というより既にコンタクトが取れている。

 

 

既に詰みに近しいことに気がつかない雅実が悪いのかどうかは知らないが、とりあえずそういう終わりかけている状況が、今現在のところであった。

 

 

 

 

――――

 

 

 

 

久我雅実はよく笑い、よく怒り、よく驚き、よく惚ける………大人であるという本人の自負とは正反対に、自らの感情をそれはもう激しく顔に出す男である。

 

そんな男だが無意識下では案外一線を引いていたようで、妹Sなどに向けるような極めて優しげな表情は外の女たちには一切として漏らしていなかった。

生涯極推しの翼を周囲に布教するときでさえも鼻息が荒い感じではあってもとりあえずは平静な顔であったし、大学の女性陣に色々な意味で絡まれたとてまったく動揺しない男であった。

 

 

だから特別親しいわけではない人間たちも、親しい人間たちも、久我雅実とは風鳴翼という異性にしか興味がない男なのだろうと思っていた。

学友でさえも「性欲は有るんだろうけどなぁ、うーん?」くらいの認識で…………

 

 

そんな久我雅実が、それはそれはとても優しい顔をして、二人の女の子を守るように歩く姿が発見された。

発見した人々が見たことも想像したこともないほどに優しい顔をしていた久我雅実に、それを見たすべての大学関係者が

 

――あぁ、どちらかが久我雅実の見合い相手なんだなぁ――

 

と早合点し、そしてその中のせっかちな親切屋さんが、その事を親友である学友に持ち込んだのである。

シークレットなサプライズゲストとの打ち合わせをしていた学友に、直接持ち込んだのである。

 

 

 

 

 

 

「は? 雅実の見合い相手がウチに来てるって?」

 

「そうなの!見て見て、この写真!」

 

話を持ち込まれた学友がゲストの前であるにも関わらず、思わずといった感じに聞き返すと、持ち込んだ生徒は大きく大きく頷いた。

この生徒は朗らかかつ大胆な人柄が有名であり、口も堅い――当社比――ことからあちらこちらから相談を持ち掛けられる女だった。

 

今回の学祭で学友が企んでいるサプライズのことを本人から聴いていた数少ない人物でもある。

写真部の一員として日皇大のイベント事ではあちらこちらを歩き回ってその風景を切り取って回っている関係で、彼女は今回迷子になりつつあった切歌とセレナを護衛する雅実を激写できてしまった。

 

 

「うわぁ、なんだろうこの顔。(妹ちゃんたち位にしか)こんな優しそうな顔してるの見たことないよ、僕。えっと、見合い相手は金髪の子の方だよね、高校生かな?」

 

「たぶんね。流石に茶髪の子は無いでしょ、見た感じまだまだ小さいし。でさ、お見合い相手の子と一緒にいるのにシークレットライブなんて見ちゃったら、久我君のことだし色々とヤバくないかな?」

 

「あー、確かにそうだね。ヤバイね、破談になっちゃうかもしれない」

 

学友の頭の中にはライブに来たゲストの姿に発狂する雅実と、その姿を見てドン引きしている見合い相手とおぼしき切歌の図が浮かんでいる。

復帰ライブの埋め合わせのためにと計画していたことが裏目に出そうな状況に焦りが生まれるが、とにかくなんとかせねば!と学友は頭を回す。

 

 

 

雅実は付き合いに乗り気じゃないだのと言っているが、学友の中では相性良さげなお見合い相手とくっつけてしまった方が親友の為になるという結論になっており、性格不一致以外で破談しそうになったら無理やりにでもお見合いを成立させてやろうと密かに画策していた。

そんな学友にとって、今回のブッキングはあまりにも唐突なものとなる。

 

成立させようとしていたのに逆に土壇場で破談させかねない状況は、人間関係という分野においては人類史上類を見ないほどのヤバさを持った学友をしても少々手強い。

 

親友の為にとわざわざ事情を説明して呼んだゲストのライブをキャンセルはあり得ない、学祭を楽しみにしていた雅実のために彼を口八丁で追い出すのもあり得ない、混雑することが分かりきっているライブ時に見合い相手を雅実から遠ざけるのも危険が危ないので論外。

 

 

――今のうちにゲストが風鳴翼さんと歌姫マリアであることを教える方が安牌かな………ここまでシークレットゲストを隠し通せていたのに残念だけど、本番で発狂されるよりはねぇ――

 

などと考えていた学友の肩を件のサプライズゲストの女が叩いた。

 

 

 

「ね、ねぇちょっと? 今変な言葉が聞こえたのだけれど、誰のお見合い相手ですって?」

 

彼女の聞き間違いでなければ、それはあまりにも聞き捨てなら無い言葉であった。

 

 

「僕の親友のですね。この親友、ちょっと前にお見合いをしましたから」

 

本来の学友ならば流石にこの件に関しては言葉を濁していた筈だが、そうならなかったのは混乱していたことと、サプライズゲストの二人を呼ぶ際に最初から親友のためという理由を伝えていたことがあったからである。

その親友に関わることであるため、スルッと答えていた。

 

 

 

「貴方の親友ってことはうちの翼の熱烈なファンって子よね」

 

「そうですね、ツヴァイウイングがデビューしたての時からのファンで………あぁ、雅実はマリアさんの歌も大好きなんですよ?アメリカでデビューした時のCDも持ってますし……………いや、それよりも大丈夫ですか、翼さん。なんだか顔色が優れないようですけれど」

 

「あ、いえ、だ、大丈夫です。何もありませんとも、あはは……………はぁ」

 

自分の歌も大好きと言われ、へぇそうなのね、ふぅん?となっているマリアを横目に翼は頬をひきつらせていた。

 

 

 

――――

 

 

 

 

雅実の学友に会ってみようと思っていると、翼が意思表示をしたのは復帰ライブの数日後のことであった。

無事何事もなく終了した復帰ライブ、その直後から一応翼本人はその気になっていたのだが、マリアも緒川も忙しく動いていたために言う暇がなかったのである。

 

 

「会おうと思っているのだ、学友殿に!」

 

などと翼が宣い、マリアと緒川が大喜びでそれを褒め称えていたところに、なんとまぁ都合の良いことに件の学友からオファーが来たと緒川の携帯へと連絡が入った。

在学中の大学で行われる学祭にシークレットなサプライズゲストとしてライブをしてほしいと、そのままのオファーである。

 

伝えてきたのは翼にいくつも楽曲を提供しているレーベル内の作曲家で、復帰したばかりなのに申し訳ないのですが………といささか恐縮気味であった。

学友君には色々と便宜を図ってもらってましてだとか、付き合い上こちらからは断りづらいものがあるのでだとか、言い訳じみた物言いではあったが、それを翼サイドが断る道理などありはしなくて、なんならマリアも付くぞ?と二つ返事でOKを返す。

 

まさか所属レーベルの人間の中にも学友と繋がっている者が居たとはと、伝え聞いていた学友の交遊関係の広さに改めて驚きが隠せなかったものの、望むところであったわけなので無問題。

 

 

 

ことのほか簡単に、挙げ句の果てには歌姫マリアまでも呼べてしまって学友が困惑したことは内緒。

これは内緒の話なんですけどと打ち明けられた警備担当の心労が例年の数十倍になったことも内緒。

 

 

――――

 

 

 

 

「その写真、見せて貰えないかしら?」

 

「「え?」」

 

マリアの言葉に学友と写真部の女が小首を傾げた。

その二人プラス翼にちょいと不躾では?と思わせる間を与えずに、マリアは言い訳と言い分のどちらともいえない言葉を並べて言い募る。

 

 

「あー、ほら、親友のためにって好きなアーティストを呼ぶなんていう、ものすごい親友を持ったファンとその見合い相手の顔だもの、見てみたいじゃない? ねぇ翼?」

 

「え、いや、その……どうだろう」

 

雅実の本丸の方から寄ってきたので、さぁ城主を陥落せしめん!といった時に湧いて出た偽見合い相手である。

いったい誰だというのか!と誰何したい気持ちも勿論あるのだが、それよりも今の翼が抱いているのは……………戸惑いの感情だった。

 

 

 

雅実とはそれなりに親しくさせてもらっている、とは言える。

 

雅実が翼に向ける顔が、瞳が、優しいものであるとも言える。

 

雅実は風鳴翼(じぶん)というアーティストにゾッコンなのだと言える。

 

それでもその関係は、雅実と一番深い付き合いを持つ学友には到底敵わない。

学友の事を語る雅実の顔が本当に楽しそうで、真剣身を感じさせるものであったからそれだけは断言できる。

 

 

――そこまでの関係である人間が「見たこともない」と言い切るほどの優しい顔を――

 

瞬間、翼はその心を自覚した。

 

 

防人を標榜し刀を握り、戦女として戦う我が身を恥じたことなど1度もないが、【女らしさ】という意味ではいささか不足したところのある己。

そんな己が惹かれつつあった男が他所の女を見ていると言うのだ。

 

自分以外の女にとんでもない笑顔を見せていると言うのだ。

 

 

――私以外にとは? 咎め立てするような間柄でもないというのに、一体何を考えているの……――

 

嫉妬というには困惑の度合いが強い気持ち。

誰かの視線が他人に向いているからなどという理由でモヤモヤするなど、本来竹を割ったような性格の翼からすればおかしなことである。

 

あるいはこの時こそ、風鳴翼が久我雅実を本気で意識した瞬間であったのかもしれない。

 

 

 

「見合い相手の子には肖像権とか色々有りますからねぇ」

 

「まぁそれはそうだけど……って、え? 親友には無いの?」

 

「あぁ、いや、雅実はそういうのまるで気にしないので」

 

「うんうん。むしろカメラに気が付いたらポーズ取ってくるくらいには寛容というか、なんというか」

 

「「えぇ?」」

 

日皇大サイドの言葉におおらかさ、もとい無頓着さを感じるシンフォギアサイド。

無論雅実とて誰彼構わず撮られることを良しとはしないが、写真部だの友人だのにカメラを向けられただけならばなんとも思わないのである。

 

 

「じゃあせめて、特徴とか教えて欲しいわ。ステージの上から見つけられるかもだし!」

 

ファンサするから、ね? ね? と笑顔でせがむアイドル大統領に学友はコイバナが好きなのかなとただただ思う。

それは交友関係のだだっ広い彼が女性というのは他人の色恋に興味を持つものだと偏見じみた定義を抱いているからそう思っているだけで、実のところマリアの内心としてはそんな気楽な物ではない。

 

 

翼に雅実を落とさせるために色々と画策してきたのに、ライバルが突然地面から生えました!など冗談ではない。

見合い前の調査でもそのあとの調べでも、雅実にそこまでの異性は居ないと結論付けられていたのに、ここでまさかまさかの出現だ。

 

速急に緒川に調べさせないと取り返しがつかないことになるかも!!とかなり必死だった。

 

 

「そこまで言うなら……」

 

「まぁ、ねぇ?」

 

せいぜいが外見的特徴だけだし別に構わないかと学友サイドの二人が視線を交わし、じゃあ…………となったその瞬間のこと。

 

 

 

「打ち合わせ中に申し訳ありません。学友さんに来客が」

 

と外から声がかかった。

 

 

「来客?そんな予定はなかったはずだけど」

 

「それが、その」

 

予定外の客を知らせる言葉に学友は室内での話を一度切って尋ねると、外の人間は何やら躊躇うように言葉を濁している。

 

 

「名前は聞いていない?」

 

「あー、それが、えっと、何と言いますか…………神だと」

 

「カミ?」

 

「はい。自分はお前たちが神と呼ぶ存在だ、と」

 

神って何を言ってるんだ?と学友が呆れていると、写真部の女がニヤニヤしながら彼をつつく。

 

 

「うわー、すごいね学友君。神様とも友達なんだ」

 

「いやいやいや、流石に神様と友達になった覚えはないよ??」

 

会えばなれるだろうけど、そう呟く学友は、翼とマリアの表情が強ばっていることに気がついた。

頭がおかしい人間と付き合いがあると思われちゃったかな?などと呑気に考えるが、装者である二人にはそれどころではない。

 

 

「マリア」

 

「えぇ……いえ、待ちなさい、まだ分からないわ」

 

「いやしかしだな」

 

「あのね、自分の事を本気で神かなにかと思ってる人間って結構いるのよ? その類いかもしれないじゃない」

 

まぁそれでも、とマリアは続けた。

 

 

「会ってみないとね、その神様とやらには」

 

頭のネジがバカになっている人間だったのであれば良い。

交友関係の広さが際立った学友なのだから、そういった存在とも繋がっていよう。

 

ただ、万が一その神様がアヌンナキだった場合装者たちは身構えないといけないのだ。

エンキのような存在ならば問題ないが、シェム・ハのように敵対する存在ならば戦って鎮めねばならないのだから。

 

 

「え、いや、いくらなんでも初顔合わせの客とお二人を会わせるようなことは出来ませんよ?危ないですし」

 

マリアの言葉を聞いていやいやと首を振る学友。

他人に知らない人間を紹介できるほど彼は性善説を信じてはいないし、雅実のお気に入りである翼やマリアであれば尚のことだ。

 

 

しかし

 

「いいえ、これに関しては押し通させて貰うわ。なにせSONGとしての案件かもしれないものね」

 

「SONGというと……………あぁ、錬金術士を名乗る人々に関係しているんですか?」

 

学友は一般人だが、付き合いのある人間たちはそうではない連中が多い。

神の存在や公表していないシンフォギア装者の正体までは知らなくとも、マリアがエージェントだったという話が大人の都合であることやノイズを作り出している者たちがいること、シンフォギアという装備を纏った女の子がいること――シンフォギアについてはかつての二課時代から知ってはいたが、ただのプロパガンダだと思っていた――など、そういった連中との付き合いから知識として覚えていた。

 

さすがに翼がシンフォギア装者であることは知らないが、彼女がマリアと共にSONGに所属していることは当然のように知っている。

だから二人の顔が強ばったことも含め、そういう洞察をしてみせたのだ。

 

 

「え、いや、それはまだ分からないけれど………」

 

「困りますって!今打ち合わせ中でして!」

 

「そう時間は取らせぬ。すまないが少しアポイントメントとやらを取り付けたいだけなのだ」

 

何をどう話せば良いのやらとマリアは悩むが、神様はそんな時間もろくに与えてはくれないようであった。

外からは神と人間の押し問答が聞こえるので、あまり放置するのもよろしくないだろう。

 

 

顔を見合わせる室内組だが、マリアと翼が大きく頷くのを確認した学友が外へと仕方がなしに声をかける。

 

 

「…………大丈夫だよ、入ってもらっても」

 

「え?」

 

「下手にこじれて問題を起こされるよりはさっさと会ってしまった方が良いと思うからね」

 

「わ、わかりました」

 

本当に良いのかなぁ?という声色の外の人間を放っておいて、学友は改めて装者に顔を向ける。

 

 

「…………色々と言いたいことはあるんでしょうけど、一応僕への来客ということですので。まぁ、まずはこちら優先でお願いしますね?」

 

「えぇ」

 

「わかりました」

 

学友の言葉に翼もマリアも異論はない。

もとよりアヌンナキである確率のほうが遥かに低いのだから。

 

 

「えっと、じゃあ……ものの見事に無関係な私は、ここらへんでお暇させてもらおうかな?」

 

「あ、ごめんね。雅実のことはこっちでどうにかするから」

 

「はいはーい。あ、お二人とも!ライブ楽しみにしてまーす!」

 

流石にこの状況で出ていこうとする写真部の女を留める必要はなく、この場での偽見合い相手の見極めは諦めようとマリアは思った。

当然のように窓から出ていく女に言葉を失ったわけではない、断じて。

 

 

 

「では入らせて頂くぞ」

 

「はい、どうぞ」

 

「失礼する」

 

意外と礼儀正しい……と変な感心をしてしまう三人だが、入ってきた存在を見て各々異なる理由で驚愕してしまう。

 

 

一人は

 

「何故スーツと同時に法被を纏う!?」

 

であり

 

一人は

 

「なんで粉物のパックを持っているのよ!?」

 

であり

 

一人は

 

「雅実に殴られた人だ!?」

 

である。

 

 

「祭りにはこのハッピーを衣服の上から着こなすことがこの時代の正装と聞いたが故の格好なのだが、何か違うのか? それと、これは粉物?ではなくたこ焼きであるぞ。そしてそうともよ、我こそは語り掛けたら突然ぶっ飛ばされたお主らルル・アメル……否、人間たちの元上位存在であるアヌンナキである!」

三人の言葉にまこと律儀に答えた存在は、やはりその言葉通りアヌンナキの男であった。





――――

アヌンナキがログインしました。

――――

今現在の雅実は、とっとこ走るハムスターの歌を歌いながら走り回る集団に遭遇し、それをセレナがとても愉快な物を見た!という感じではしゃいでいたので、切歌とセレナを肩に乗せながらそれの中に混ざって走り回っています。
切歌は恥ずかしさのあまり死んだ目をしていますが、まぁ、良いか。
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