一つ、ルーミアとクリスがフィーネの屋敷に戻ると、悲惨な状況だった
二つ、クリスが弦十郎と口喧嘩し、ルーミアの言葉を聞き家族を思い涙を流す
そして三つ、カ・ディンギルを見つける為、二課が動き出す。
Count the medals! 現在オーズが使えるメダルは・・・
タカ×4 クジャク×3 コンドル×3 クワガタ×3 カマキリ×3 バッタ×4
ライオン×3 トラ×4 チーター×3 サイ×3 ゴリラ×4 ゾウ×3
シャチ×3 ウナギ×3 タコ×4 プテラ×4 トリケラ×3 ティラノ×3
コブラ×1 カメ×1 ワニ×1 サソリ×1 カニ×3 エビ×2
イマジン×1 ショッカー×1 パンダ×1 カンガルー×2
ダンゴムシ×4 グソクムシ×3 アルマジロ×3
サーベルタイガー×2 メガネウラ×1 アンモナイト×1
???×?
サメ×1 クジラ×1 オオカミウオ×1
~三人称視点~
何処かの廃工場・・・のような見た目の建物の中から、
金属がぶつかり合う音や発砲音が聞こえてくる。
中ではメダジャリバーとディーペストハープーンを手にぶつかり合う、
ルーミアとニルの姿があった。
「うっわ!」
少し離れた場所ではセレナが、
グレネードランチャーのような見た目の銃の反動で吹き飛ばされていた。
「何やってるんだよ。」
倒れたセレナにクリスが手を指し伸ばす。
「ありがとうございます。」
「しっかし、【バースバスター】って奴は反動がデカいな。」
セレナが銃・バースバスターを拾うのを見つめながらクリスが呟く。
「ルーミアさんは、片手で撃ってましたけど・・・」
「マスターだし。」
苦笑いを浮かべるセレナに、スポーツドリンクを取りに来たニルが呟く。
そこに、クリスの通信機に連絡がくる。
〈クリス君聞こえるか!〉
「そんなに叫ばなくても、聞こえてるよ!」
〈スカイタワー周辺でノイズが現れた。至急、来てくれ!〉
____________________________________________
スカイタワーの上空で、ヘリが爆発する。
「そんな!」
「っく・・・」
「よくも!」
動揺する響達3人に向かって、ノイズが空から襲い掛かってくる。
何とか対処する3人だが、上空を飛ぶ超巨大ノイズが雨のようにノイズを使いしていく。
「空飛ぶノイズ・・・どうすれば!」
「臆するな立花! 防人が後退ればそれだけ前線が後退するということだ!」
「翼の言うとうりだぜ、響。」
そんな三人に、大量のノイズが襲いにかかる。
だが、ノイズは三人に触れることなく何処からか放たれた弾丸と火球によって消える。
三人が弾丸が放たれた場所に視線を向けると、
両手にガトリングのアームドギアを手に持つシンフォギアを纏うクリスと、
【タカジャバ】となったオーズがいた。
「あぁ!」
響が目を輝かせる。
「こいつがピーチクパーチク喧しいから来てやっただけだ! 勘違いすんじゃねぇ!
お前たちの助っ人になったつもりはねぇ!」
〈助っ人だ。少々到着が遅くなったがな。〉
「んぐ・・・」
クリスが睨め付けながら言うが、通信機から聞こえた声に赤面する。
「助っ人!?」
〈そうだ!第二号聖遺物イチイバルのシンフォギアを纏う戦士、雪音クリスとオーズだ!〉
「どうもなのだ~」
「よっしゃ! ここは協力して一気に」
「知るか! あたしはあたしで勝手にやらせてもらう! 邪魔だけはすんなよな!」
奏の言葉を遮って、アームドギアをボウガンに変えて上空のノイズを蹴散らしていく。
「えぇ!」
「仕方ないな~ 地上の奴らは、僕達でやろうか。」
「あ、はい!」
「あぁ。」
「心得た。」
オーズの言葉に地上のノイズを倒していく響達。
「奏ちゃん!」
「ちゃん付けで呼ぶな!」
背中合わせになったオーズと奏が動く。
《 タカ!クジャク!バッタ!ギン!ギン!ギン! ギガスキャン! 》
穂先を回転させた槍が生み出す竜巻で周囲の空間を吹き飛ばす【LAST∞METEOR】と、
タジャスピナーの盾部分【タジャドルフェイス】を開き、中に入っていたセルメダルの内、
3枚をベルトににセットしているメダルと同じ種類のメダルをセット、ギガスキャン!
【チャージブレイズ】と言う技を放ちノイズを撃破する。
「何しやがる! すっこんでな!」
「貴方こそういい加減にして。 一人で戦っているつもり?」
となりでは、体制を立て直そうとした翼にクリスがぶつかり口喧嘩に。
「確かに、あたしたちが争う理由なんてないのかもな。だからって争わない理由もあるものかよ!
こないだまでやりあっていたんだぞ。そんな簡単に人と人が!」
「出来るよ!」
響が、クリスと翼の手を取る。
「どうして私にはアームドギアがないのか、ずっと考えてた。だけど今は何も思わない。
それはきっと、こんな風に誰かと手を繋ぎ合うためにあるんだって思うから。
だって、何も握っていないからこそ、二人の手を繋ぎ合うことが出来てるから。」
「「立花/響・・・」」
奏と翼は互いに見合わせ、自身の得物を地面に突き刺す。
翼の片手を手に取り、クリスの片手も手に取り握る奏。
「この馬鹿に当てられたのか!?」
「かもな。」
「そして、貴方もきっと・・・」
「冗談だろ・・・」
「二ヒヒ!」
四人の様子をノイズを倒しながら、横目で見るオーズ。
「・・・あたしに考えがある!」
「どうするの?」
「あたしのイチイバルの特性は超射程広域攻撃。派手にぶっ放してやる!」
「まさか、絶唱か!」
「絶唱?」
「馬鹿。あたしの命は安物じゃねぇ!」
響の疑問を無視して、クリスが否定する。
「ならば、どうやって・・・」
「ギアの出力を引き上げつつも、放出を抑える。
行き場のなくなったエネルギーを臨界まで溜め込み、一気に解き放ってやる!
だが、充電中は丸裸も同然。これだけの数を相手にする状況では危険過ぎる。」
「そうですね、だけど私たちがクリスちゃんを守ればいいだけのこと!」
響の言葉に三人が頷き、クリスが驚く。
「時間稼ぎなら、このコンボだ。」
水色のコアメダルを三種類ベルトにセットし、スキャンする。
《 イカ!マグロ!トビウオ! 》
《 イッカッグッウオ! 》
「ハァ~~~ア!」
【イカグウオコンボ】に変わったオーズは、
腕についているマグロを模したジェット噴射機【マグロジェット】で急接近をしノイズを攻撃する。
【トビウオレッグ】のバネを利用し、強力な蹴りでクリスに近づくノイズを撃破していく。
【イカヘッド】から、響達にかからないように煙幕を前方にはる。
墨のような煙幕はノイズに纏わりつき動きを止めた。
その隙に、空中に浮かぶノイズを水の鎖で一か所に集める。
「「「託した!」」」
他の場所で戦っていた響達がクリスに向けて叫ぶ!
ギア全体を固定砲台形式へと変化させたクリスが放つ大技【MEGA DETH QUARTET】が残りのノイズを撃破する!
勝利に喜び、じゃれ合う響達を遠くから眺めながら、オーズは考える。
(う~ん? ゲールが動いてない? だとすると、フィーネの方か・・・
だとすると、ニルたちだけじゃ、対処が出来ないかも・・・でもな~
ノブ君に頼るのもな~・・・)
「っえ・・・」
「どうしたのだ?」
響が零した言葉で思考をやめ、話しかけるオーズ。
「それが・・・」
____________________________________________
「なるほどね。」
「おっと、フィーネの所には、行かせねぇよ!」
「「「っ!?」」」
辺りにゲールの声が響き渡り、大量のノイズと屑ヤミーが現れる。
「こいつらと遊んでいろ!」
じわじわと詰め寄ってくるノイズと屑ヤミー。
「僕が道を切り開くから君達は、リディアンに向かって。」
メダジャリバーにメダルをセットしながら言うオーズ。
「でも、オーズさんが!」
「いいから! 今ここで行かないと君は、君達は一生後悔する。」
「そうかもしれませんけど!」
「誰だって、過去の後悔には勝てないから。」
「オーズさん・・・」
「そちらの提案は、ありがたい。でも、私は理由もなく戦っているお前を信用できない!」
オーズと響の会話に翼が入る。
「だった、僕を利用する気で行けば良いよ。」
「「「!」」」
オーズの言葉に皆が驚く。
「親切じゃないし、信じろって言えないから。
ただ、目の前の事に必死になってるだけだらからね。」
「死ぬほど後悔しないためにか?」
「うん。」
奏の言葉に頷く
「でも、この数じゃいくら、お前でも!」
「人々の平和が脅かされる限り、仮面ライダーは不滅らしいし、大丈夫なのだ。」
「・・・お願いします。オーズさん!」
「あぁ、任せろ!」
《 トリプル・スキャニングチャージ! 》
メダジャリバーを盾に振り、空間ごと敵を切り裂き一本の抜け道を作る。
その道を奏者が走り抜ける!
「気分は、バトライドウォーなのだ~ ・・・なんてね。」
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数時間前・・・
ノイズによって、リディアンが襲われていた。
自衛隊が駆けつけるも、生徒や職員を避難させる事しかできない。
「落ち着いて、シェルターに避難してください!」
未来は二課の協力者として、自衛隊の人と共に避難誘導をしていた。
「ヒナ!」
「みんな・・・」
そこに、安藤達がやって来る。
「どうなってるわけ? 学校が襲われるなんてアニメじゃないんだから・・・」
「みんなも早く避難を・・・」
「小日向さんも一緒に・・・」
「先に行ってて。 私、他に人がいないか見てくる!」
「ヒナ!」
自信をあだ名で呼ぶ板場の声に振り返れずに、走り去る未来。
「君たち! 急いでシェルターに向かってください! 校舎内にもノイズが うわ!」
三人に気づいた自衛隊の一人が三人に近づき、声をかける。
途中まで言いかけたところで、後ろから白い革ジャンを着た男性に、押しされ倒れる。
「君・・・っな!?」
「早くこの子達を連れて、去れ!」
自衛隊員が文句を言おうとしたその時、上空からノイズが窓を割って入って来たノイズを、
男性が受け止めて、殴り飛ばす。
「・・・ノブ君?」
「あぁ。弓美、お前に隠していた事がある。」
「え?」
「見ての通り、俺は人間ではない! グリードと呼ばれる、モノノ怪なんだ。」
そう言うと全身をメダルに変え、鎧武者怪人の姿に変わる。
「「っひ!」」
「早く逃げろ。 お前たちが逃げる時間ぐらい、作ってやる。」
安藤と寺島が小さく悲鳴を上げる中、板場が言葉を紡ぐ。
「なんか、ノブ君・・・アニメのダークヒーローみたい。」
「早くこっちに!」
正気に戻った自衛隊員の連れられて、この場を離れる安藤達。
板場は信長の姿を一目見てから逃げ始めた。
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「学校が・・・ 響の帰ってくる所が!」
悲惨な光景となったリディアンを見て、未来は立ち尽くす。
そんな未来に向かって、ノイズが弾丸のように迫る。
「っえ?」
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人やノイズのいない廊下に、亀のような怪物がいた。
「あの、人に・・・」
「やっと見つけました!ヤミー。」
そこにセレナがやって来る。腰には、ガチャポンやカプセルを模したベルトが巻かれていた。
「変身!」
懐からセルメダルを取り出しメダルをセット。
ハンドルを回してベルト中央のカプセルが展開する。中からカプセルが出てきて、
手足や胸の所にいき、強化スーツを纏う。
ガチャポンベンダーや甲殻類をモチーフにして開発された強化スーツ。
カプセル周りには赤いラインが入っており、U型に緑色に発行している。
「これが、試作品のバース。」
カメヤミーの視線の先には、自身の姿を観察している【仮面ライダーバース・プロトタイプ】が!
「・・・っと! 関してる場合じゃ、ないですね。」
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「きゃあぁぁぁーーーー!!」
何とか緒川の手によって助けられ未来が隠しエレベーターの中で叫び声を上げる。
「ぐぁ・・・」
彼女の目の前では、緒川を壁に押し付け首を絞めるフィーネの姿が。
その身には、ネフシュタンの鎧を纏っていた。
「こうも早く悟られるとは、何がきっかけだ?」
「塔なんて目立つ物を誰にも知られずに建造するには地下へと伸ばすしかありません・・・
そんなことが行われているとすれば、特異災害対策機動部二課本部、
そのエレベーターシャフトこそ、カ・ディンギル。 そして、それを可能とするのは」
「漏洩した情報を逆手に、上手くいなせたと思ったのだが・・・」
その時、緒川の後ろの扉が開く。 その拍子にフィーネから距離を取り
懐から銃を取り出し3発、発砲する。フィーネに直撃するも、無傷だ。
「ネフシュタン・・・」
肩にある刃の鞭を使い、緒川拘束し空中に持ち上げる。
「緒川さん!」
「未来さん・・・逃げて・・・」
緒川が何とか声を絞り出す。 それを聞いた未来は、逃げずにフィーネに体当たりをする。
「っひ!」
しかし、効果なく。肩ごしの視線に怯む。
「なぜ、自分を利用した人間を助けようとする?」
「っ!」
突然、後ろから声をかけられ振り向く。 そこには、人間態のゲールがいた。
「貴方は? それに、利用?」
「何故二課本部がリディアンの地下にあるのか?聖遺物に関する歌や音楽データを、
お前たち被験者から集めていたのだ。
その点、風鳴翼という偶像は、生徒を集めることによく約立ったよ。」
未来の疑問にフィーネが答える。
緒川を投げ飛ばし、未来に後ろを向けて歩き出す。それに続き、ゲールが歩く。
「・・・嘘を吐いても、本当のことを言えなくても、
誰かの命を守るために自分の命を危険に晒している人たちが居ます!
私は、その人を・・・そんな人たちを信じてる!」
未来の言葉気に障ったのか、振り返ったフィーネが未来の頬を平打ちする。
「おい!とっと行くぞ。」
「・・・興が冷める。」
それだけ言うと、デュランダルがある保管庫の扉まで行き、二課の通信機を取り出す。
認証パネルに近づけようとした時、撃ち抜かれる。
「デュランダルの元には行かせません!この命に代えてもです!」
緒川が銃を構えていた。
「そんな体で、言わない。」
「お前は!」
「・・・響?」
その横には、165cmはあると思われる響にそっくりな女性が立っていた。
「使い魔のお嬢ちゃんか。」
ゲールが小さく呟く中、フィーネが緒川と女性・ニルに向かって鞭を振るう。
「待ちな、了子!」
何処からか声が聞こえたかと思ったら、天井が粉砕され瓦礫が落ちてくる。
土煙が晴れるとそこには、弦十郎の姿が!
「私をまだその名で呼ぶか・・・」
「女に手を挙げるのは気が引けるが・・・二人に手を出せば、お前をぶっ倒す!」
弦十郎とフィーネが会話す中、ニルとゲールがぶつかる。
「・・・ここじゃ狭い!地上に出るぞ!」
ゲールは自信をメダルの塊に変えると、そのまま弦十郎があけた穴を通っていく。
「・・・」
一瞬未来達を見てから同じく弦十郎があけた穴を通って地上に向けて飛ぶ。
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崩壊した学校の外に出ると、怪人態(本来の姿)になるゲール。
「変身。」
既にメダルがセットされたベルトを装備する。
《 サメ!クジラ!オオカミウオ! 》
その見た目は今までと違い、正しく仮面ライダーと呼べる姿。
使用したメダルの意匠がある逆三角形の【トライングデルタ】が胸にある。
タトバコンボの補色のアーマー身にまとう【仮面ライダーポセイドン】がゲールに衝撃波を放つ。
「ふん!」
ゲールは火球で向かえ撃つ。
《 クレーンアーム! 》
その横では右肩に【クレーンアーム】を装着し、中距離から攻撃を仕掛けるプロトバースの姿や、
巨大なノイズと戦う、鎧武者怪人の姿もあった。
ーーー戦いは始まったばかりーーー
駆け足気味でお送りしました、火野ミライです。
描かれなかったエピソードは、原作と同じと思ってください。
今回、登場した【イカグウオコンボ】は、「アカリマシン」が考えてくれました。
ありがとうございます!
活動報告にて、オリジナルコンボを募集していますので、良ければお願いします。
次回もお楽しみに!
原作前について
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過去に出会ったキャラとの出会い。(要る)
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取り合えず早よ進めて。(要らない)