未来と過去の行く末は   作:YESマン症候群

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思いつきで始めた作品です。
所々おかしいところあると思いますが、どうぞよろしくお願いします





1.来訪者

季節は夏真っ只中の8月。

 

高校生にとっては夏休みね。

 

そんな高校3年生の私は、次のラブライブの予選に向けて猛特訓中なの。

 

もちろん、他の8人も一緒にね

 

果南「これで、一通り形にはなったね〜」

 

曜「そうだね、後は細かい動きを合わせていかないとだね」

 

千歌「じゃあ、今日も(・・・)あとは自主練ってことでいいかな、ダイヤちゃん」

 

ダイヤ「千歌さん、お気遣いありがとうございます。申し訳ありませんが、今日も早退してもよろしいですか?」

 

千歌「全然気にしないで!」

 

梨子「千歌ちゃんは早く帰りたいだけでしょ」

 

曜「アハハ...、梨子ちゃんは千歌ちゃんに厳しいね」

 

善子「曜が千歌に甘いだけでしょ?」

 

花丸「そう言う善子ちゃんは誰よりもチョロいズラ」

 

善子「誰がチョロいよ!」

 

ルビィ「まあまあ、2人とも...」

 

果南「私は構わないよ。ダイヤも用事とかあるだろうしね」

 

鞠莉「マリーも問題ないわ。気にせず帰っちゃいなさい」

 

ダイヤ「皆さん、ありがとうございます。では、失礼します。」

 

ダイヤは準備を手早く済ませ、帰っていった。

 

 

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千歌「最近のダイヤちゃんどうしたんだろう?」

 

今ここにいる全員がそう思っていた。

 

もちろん私もそう。

 

このところのダイヤは練習を休んだり、早退しがち。

 

彼女のことだから、練習をサボっている訳ではないはず。

 

実際、9人での練習では皆に遅れをとらないパフォーマンスを見せている。

 

曜「ダイヤちゃんのことだから、お家のことで忙しいとかなんじゃない?」

 

花丸「でも、ルビィちゃんはここにいるズラよ?」

 

果南「理由をそれとなく聞いてみたけど、頑なに言わないんだよねー」

 

鞠莉「本当に口が堅いんだから。困ったちゃんねダイヤは」

 

善子「これ程に口外しないのは、ダイヤがおぞましき呪いを受けているからに違いないわ!今こそ、堕天使ヨハ...」

 

梨子「ルビィちゃんはダイヤちゃんから何か聞いてたりしないの?」

 

善子「ちょっと、無視しないでよ!」

 

ルビィ「アハハ...。えっと、お姉ちゃんは特に家で変わった様子はないし、何か言ってたわけでもないかな...」

 

一瞬、ルビィが考えこむ。

 

ルビィ「あっ、そういえばこの前変な夢を見たって言ってたかも。ちょうど休み始めたくらいだったと思う」

 

鞠莉「夢...ねぇ」

 

 

自主練にはなったけど、結局ダイヤが帰ってから1時間後くらいに他のみんなも帰ることになった。

 

現在時刻は午後6時すぎ。

 

辺りは少しずつ暗くなり始めている。

 

今日の練習が終わり、身支度を整えて、幼なじみの果南と一緒に帰路に着く。

 

その日、帰宅途中にて...

 

鞠莉「ほんと、何であそこまで口を割らないのかしらねー」

 

果南「まあ、私達にすら話せない何かがあるんだろうね」

 

鞠莉「言えないことって何よ!少しでもダイヤの力になれるかもしれないのに...」

 

果南「ダイヤだって考えがあっての事だろうし、そもそも私達が考えすぎかもしれないよ。とりあえずは様子を見ようよ。」

 

鞠莉「...果南の言う通りかもね。じゃあ、私こっちだから」

 

この辺りで果南と私の帰り道が別々になる。

 

果南「じゃあね。あんまり考えすぎないようにね!」

 

そう言って、果南は手を振った。

 

もちろん私も振り返す。

 

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果南と別れてから、私はある場所に向かった。

 

そこは内浦の海岸。

 

内浦はとってもいい所よ。

 

自然は豊かだし、町の人はみんな優しいし、食べ物も美味しいし...

 

ほら、耳をすませば夏らしい色んな音が聞こえてくるの。

 

蝉の鳴き声、波のさざめき、船の汽笛。

 

静かに聴いていると、どこか落ち着くのよね。

 

だからいつも練習後には、こうして海岸沿いでぼーっとしてるの。

 

いつもはこうして海を見ながらリラックスしているんだけど、今日はダイヤのことで頭がいっぱい。

 

考えすぎないようにって言っても、やっぱりそうもいかない。

 

親友だから、悩み事がある時は頼ってほしい。

 

私たちが今のAqoursに入る前は、お互いに気持ちのすれ違いがあった。

 

もうあんな思いはしたくない。

 

大切な時間を、思い出を無駄にしたくない。

 

前に、3人で話したことがある。

 

 

 

「隠し事はもうしない、何があっても3人で乗り越えよう」

 

 

 

って。

 

ダイヤもそれは分かってるはず。

 

でも、ダイヤのあの様子から、何かあったのは間違いない。

 

鞠莉「一体どうすればいいのかしらね...」

 

思わずそう呟く。

 

?「どうされましたか?何か困り事ですか?」

 

突然、背後から声がした。

 

?「ようやく鞠莉さんに会えたと思ったのに、これでは感動の再会とはいかないようですわね」

 

私はその声を聞いた瞬間、その場に立ち止まった。

 

?「そのお悩みの解決に私も協力します。だって...」

 

そして振り返る。

 

長い黒髪に透き通った碧眼、そして口元のホクロ。

 

大和撫子を体現したかのような容姿端麗なルックス。

 

その人を見間違えようがなかった。

 

そこにいたのは...

 

?「"隠し事はもうしない、何があっても3人で乗り越えよう"そう決めたのは私達ですから」

 

 

 

 

 

正真正銘、黒澤ダイヤだった。

 

 

 

 

 

...ただ、この人は

 

 

 

 

 

"ダイヤであってダイヤじゃない"

 

 

 

そんな気がした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダイヤ?「鞠莉さん、お久しぶり(・・・・・)です」

 

 

 

 

 

 




ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
皆さんが楽しめるような作品になるよう、これからも頑張ります!

感想・コメント等があると主が喜びます笑
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