初の試みでグダグダになるかもしれませんが、どうぞよろしくお願いします!
読む時はいつも通り本文を読んで頂いた後にちょこっと後書きを読んでもらうだけで大丈夫です!
ダイヤ?「驚かれているようですわね。まあ、無理もありません」
今、久しぶりって言った...?
ダイヤとは練習の時に会ってるから、久しぶりって言葉に違和感を感じる。
それに、よく見ると普段のダイヤよりどこか大人びている様な...
鞠莉「あなた、本当にダイヤなの?」
ダイヤ「ええ、ここにいるのは正真正銘、黒澤ダイヤですわ。ただし、"未来の"ですが」
その質問を待ってましたと言わんばかりに、彼女は答えた。
鞠莉「あぁ、それで見た目が大人っぽいのね。理解したわ。じゃあ、あなたのことは"ダイヤさん"って呼ぶわね。2人もダイヤがいたら紛らわしいし。...で、私に何か用?」
ダイヤ「あら、すんなりと受け入れてくださるのですね。こちらとしてはありがたい限りですが。呼び方に関しては鞠莉さんにお任せしますわ。」
鞠莉「どうせ私がなんと言おうと関係ないんでしょ。見た目と声がこうも似てるからとりあえずってことよ、ダ・イ・ヤさん」
ダイヤ「なるほど、鞠莉さんらしいですわね。鞠莉さんは、今も昔も変わらないということですか。」
ダイヤさんはそう言うとクスッと笑みをこぼした。
でも、そのすぐ後に
ダイヤ「おっと、悠長に立ち話をしている場合ではありませんでした。早く"私"を探しましょう!手遅れになる前に!」
鞠莉「ちょっとちょっと、そんなに急がなくていいわ。少しの間様子を見ようって果南と話したのよ。というか、さっきも聞いたけど、あなたは私に何の用なわけ?」
ダイヤ「用事というのは他でもありません。私と一緒にダイヤを探していただききたいのです。」
鞠莉「探すのは構わないんだけど、あなたさっき私に"お手伝いしましょうか?"とかどうとか言ってたけど、それはどうなったのよ」
ダイヤ「ダイヤを見つけさえすれば解決するはずです」
鞠莉「ほんとかしら...。そもそも、ダイヤに用事があるなら、ダイヤの家に行けば会えるんじゃない?あと、あなたがダイヤに会って大丈夫なの?」
ダイヤ「恐らくダイヤは自宅にはいないでしょう。今、私が会ってしまった場合のことを考えている余裕はありません。今すぐにダイヤを止めなければ!」
鞠莉「どうしたのよ、さっきからそんなに焦って。それに止めるって何のことよ」
ダイヤ「これが焦らずにはいられますか!」
さっきからダイヤさんが慌ただしい。
ダイヤ「突然で申し訳ありませんが、今から二手に別れて探しましょう。できれば...」
ダイヤさんが言葉につまる。
鞠莉「"できれば"何かしら?」
ダイヤ「いえ、何でもありません。今はダイヤを探すことを急ぎましょう。ダイヤを見つければ色々分かるはずです。詳しい説明は後ほどします、では。」
ダイヤさんはそう言い残し、颯爽と走っていった。
鞠莉「あら、もう行っちゃった。びっくりするくらいに速いわね。」
あまりの速さに驚きを隠せないけど、私もダイヤを探すことにした。
とはいえ、どこを探せばいいのか見当もつかない。
その時、果南から着信がきた。
鞠莉「もしもし、果南?どうしたの?」
果南「急いでるから手短に言うね。さっきルビィから電話があったんだけど、ダイヤの部屋から"遺書"が見つかったらしい。家にはいないらしいから、多分外のそれっぽいところに向かってると思う。私も探すから鞠莉も探してほしい。じゃあ、切るね。」
通話越しに果南の息遣いが乱れているのがわかった。
多分走って探し回っているんだろう。
どうして立て続けにダイヤが...
鞠莉「まさか、"ダイヤを探せ"ってそういうこと...?」
こうしてはいられない、私は駆け出した。
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どこを探しても、ダイヤは全然見つからない。
木々のある所、路地裏、海沿い...色んなところを探した。
これだけ探して見つからない焦りとあの遺書の存在が徐々に不安を募らせていく。
鞠莉「一体どこにいるのよ...、このままじゃ...」
弱音を吐きかけ、ふと海の方を見たその時、視界の先に浦の星女学院の制服を着た1人の女性がいた。
その女性は海に膝まで浸かるほど入り、じっと海の向こうを眺めている。
その人が目に入った瞬間、私は走り出していた。
鞠莉「ダイヤ!何してるの!」
ダイヤは私の声に気づき、海に向かって進み出した。
その歩みは躊躇がなく、どんどんダイヤが見えなくなっていく。
鞠莉「...させないっ!」
あと5m
既にダイヤの腰辺りまで海に浸かっている。
海に入って、全力でダイヤの元へ向かう。
あと2m
とうとう水位はダイヤの胸の高さに迫っていた。
歩きで追いかけるよりも泳ぐ方が速いと判断し、泳いで後を追う。
あと1m
もう少しでっ...!
必死に腕を伸ばしてようやく...
鞠莉「ダイヤ!大丈夫!?どうしたの!?」
ダイヤ「やめてください!私は皆さんが傷つくのを見たくはありません!」
ダイヤは私を振りほどこうとする。
そのダイヤを抑えるだけで精一杯。
でも、ここでダイヤを離せば、間違いなく今よりも深い所へ行ってしまう。
絶対に離すもんか。
鞠莉「ダイヤ、落ち着いて!」
ダイヤ「私はもうこんな日々を生きたくありません!皆さんがいなくなってしまうのはもう嫌です!」
私はダイヤを抱き寄せて言った。
鞠莉「大丈夫、私はここにいるよ。何があっても離さない。私達はずっと一緒、そうでしょ?」
ダイヤ「...私を1人にしないでいてくださいますか?」
鞠莉「何を今更、そんなの当たり前じゃない。いつだって辛いこと、悲しいこと、嬉しいこと、楽しいこと...時間はかかっても私達で一緒に分け合ってきたじゃない?ダイヤは違うの?」
ダイヤ「いえ、私達はいつも一緒でした。私は...」
ダイヤは一呼吸置いて言葉を紡ぐ。
ダイヤ「皆さんと一緒にいたいです...」
私にはダイヤの表情が見えないけど、ダイヤが泣いているのがわかった。
相当辛いことを1人で抱え込んでいたんだろう。
私はダイヤが落ち着くまでずっと抱きしめていた。
幕間Ⅰ
あら、いらっしゃい。
この世界にそっちの世界の人が干渉できるなんてね
こっちの世界はあなたで言うところの"作品の未来の世界"よ。
つまり、あなたは作品の"未来と過去両方の世界の観測者"ってことだったんだけど...
こうして観測者が私達に干渉できるとなれば話は別ね...
そんなことよりも今は...
...って、あなたも少しは反応したらどうなの
あなたよ、あーなーた!
こうして私の言葉を文字で認識している...えーっと、そっちの世界で言うと"スマホ"?で私の言葉を読んでるあなたよ!
これじゃ私が独り言を言ってる変な人になるじゃない。
こんなことしてる間にそろそろ通信が途切れる時間ね...
次、いつ交信できるか分からないけど、その時はまたこうして後書きから連絡するわ。
もしかしたらあなたの力を借りることになるかもしれないけど、その時はよろしく頼むわね!